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●行政府の長の滅茶苦茶話法が取巻き連中や官僚に波及…《言葉がまともに通用しない政治が、国民に…》

2018年06月21日 00時00分10秒 | Weblog

青木理さん『情報隠蔽国家』…「客観的な事実すら隠蔽し…ねじ曲げて恥じない為政者たちの姿」を報じも… ↑】



マガジン9の鈴木耕さんのコラム【言葉の海へ/第35回:「安倍話法」は「安倍内閣共通話法」になった】(http://maga9.jp/180606-4/)。

 《安倍内閣になってからとくに、政治での言葉の使い方がメチャクチャになってしまった。「総理大臣はウソなどつかない。私は総理大臣である。したがって、私はウソをつかない」。見事なほど「デタラメ三段論法」。…「記録否定話法」…「すり替え話法」…「無根拠断定話法」…「虚言話法」…「支離滅裂話法」》。


 この行政府の長の滅茶苦茶話法。

   『●《愛僕者》らの暴走と無責任さを放置して平気?
      野党の批判の前に、《愛僕者》や与党・癒党の批判を

   『●タンカ記念日と15年「「獣医学部いいね」と安倍さんが言ったから、
                        2月25日は加計記念日」で滅公奉僕

   『●《もはやカルトだ》…《もはやこの国の総理は
       カルト教団の教祖のような絶対的存在となっているらしい》
   『●「今の政治家は、戦後アメリカが利用するために
        地位を残した人間の子孫で、アメリカにへつらうのが家業」
   『●斎藤美奈子さん「最低限の了解事項や整合性を放棄
          …液状化…国ごと底なし沼に沈んでいくような気分。」

   『●《もはやカルト》な教祖様や取り巻き連中が取りまとめる
             「働かせ方壊悪」法案という「残業代ゼロ法案」

   『●実は「パンを食べた」もウソで、ご飯粒が口の周りについている…
                      「れっきとした国民様」は御見通しかな?

    「アベ様のご飯論法が取巻き連中にまで波及していることや、
     ウルトラ差別主義者による暴言…《改ざんではなく書き換えだという論法
     それなら飲食の領収書の金額を書き換えたが飲食した事実、つまり趣旨は
     変わっていないから金額の書き換えぐらいは悪質ではないという》暴論。
     また、アベ様の大見得・啖呵《議員辞職》の後退…(室井佑月さん)《あの方、
     「関わっていたら」から「土地の取引に関わっていたら」に変えて、最近では
     「贈収賄に関わっていたら」ですって? なにげにハードルを下げてやんの
     ズルだよな》。あまりの酷さに、目も当てられない」

   『●「どうして、ご飯食べたなんてウソつくの?」
       「これからしっかり食べます」と切り返す様な醜悪な「討論」

   『●《愛僕者》アベ様のオトモダチの取巻きが滅私奉「僕」の《詐欺》を公言
                           …県・今治市は返金を要望すべきだ

   『●内閣から独立した機関と憲法で定められている
        会計検査院の報告書に介入…「総額を消してもらおう」!
   『●「超セレブ」財務相「閣僚給与12カ月分の170万円の返納など
                      はした金…飲み代「2回分」でしかない」

    《森友学園問題での「私や妻が関係していたら総理大臣も国会議員もやめる」が
     代表的だが、安倍首相の答弁は間違いなく」「必ず」「一度もなど
     過度の強調や断定が多い。「逃げ道」がなくなった側近や官僚たちは、
     結果的にウソの答弁を強いられ、どんどん袋小路に追い込まれていく
     元凶は安倍首相の発言だが、本人がそれに気づいている節はない》。

   『●「何十年と付き合っていますけど、
      総理は嘘をつくような人じゃない…」(山本一太氏)…《もはやカルト》
   『●高度プロフェッショナル制度導入の
      社会的事実「立法事実」を支えるのは…たった1人の調査対象者の声!?


 しかもそれが、取巻き連中や官僚にまで波及、伝染。「Zuru属gomakasi種bacteriaの猛威。Z. gomakasiによりニッポンは激しく地盤沈下」。

   『●《愛僕者》アベ様のオトモダチの取巻きが
       滅私奉「僕」の《詐欺》を公言…県・今治市は返金を要望すべきだ
    「《…ずるとかごまかしなどの不正行為は細菌のようなもので、
     人から人へと感染するものだそうだ▼行動経済学者でイグ・ノーベル賞
     受賞者のダン・アリエリー教授の『ずる』(早川書房)の中にこんな実験が
     あった》…
      「Zurugomakasibacteriaの猛威。Z. gomakasiによりニッポンは
     激しく地盤沈下し、《国ごと底なし沼に沈んでいくような気分
     (斎藤美奈子さん)にさせられる」

 アタマがクラクラする…「れっきとした国民様」は見過ごしていいのか? 《これが、いまの日本における国会審議の実態である》。是非、厚生労働委員会でも、農林水産委員会でもなんでもいいので、与党や癒党の質疑を見ても仕方ありませんので、後半の野党の質疑を見てみて下さい。《このままでは、日本は民主主義国という旗を降ろさなければならなくなる言葉がまともに通用しない政治が、国民にとって誠実な政治であるわけがない牛の涎のようにダラダラと安倍政治を続けさせてはいけない

   『●実は「パンを食べた」もウソで、ご飯粒が口の周りについている
                  …「れっきとした国民様」は御見通しかな?
    《★29日にテレビで加計学園問題の国会審議をめぐり
     「安倍さん自体がうみなんだろ」と発言した俳優・中尾彬に賛否がある
     という。その中には「中尾彬って何様なの」という声もあるという。
     答えは簡単だ。れっきとした国民様だが問題か。国民からの信用、
     信頼は内閣支持率ではない。国民の目だ。お忘れなく》

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http://maga9.jp/180606-4/

言葉の海へ
第35回:「安倍話法」は「安倍内閣共通話法」になった鈴木耕
By 鈴木耕  2018年6月6日

 ご飯論法というのが話題になっている。こういうこと。

 「朝ご飯は食べたでしょ?」と聞かれると「いいえ、ご飯は食べていません」と答える。つまり「“ご飯”は食べていませんパンは食べたのですが」と、平然と言う官僚たちの論法のことだ。この「ご飯論法」は、上西充子法政大学教授が、厚労省の労働調査のデタラメデータを批判して使ったことで、一躍有名になった。

 歴史上にも似たような逸話がある。フランス革命時の王妃マリー・アントワネットが「国民は飢えている。食べるパンがないのだ」と言われた時「パンがないのなら、ケーキを食べたらどうなの?」と言ったという話だ。まったく、日本官僚たちはマリー・アントワネットかよっ!

 官僚たちは、この論法を多用して「〇〇に関する書類はあったのですが、それについては聞かれなかったので、書類はないと答えました」。しかしこれだと、ほとんど言葉を信用できない問答になってしまう。

 安倍内閣になってからとくに、政治での言葉の使い方がメチャクチャになってしまった。

 「総理大臣はウソなどつかない。私は総理大臣である。したがって、私はウソをつかない」。見事なほどデタラメ三段論法」。

 なにか、自分に都合の悪い書類が出てくると、すぐに「記録が間違っていることもある」と記録の信憑性を疑問視する。しかも、その中でも自分に都合の悪い部分だけ、否定しようとするわけだ。

 どこがどう間違っているのかを、きちんと証明することもなく否定するのは、歴史改竄と同じことだ。証明なくして否定するのでは、古文書を基にした歴史解釈などは、間違いだらけになるだろう。なるほど、そういえば安倍首相は「歴史改竄=歴史修正主義者たちを重用するので有名な政治家だった。

 「記録否定話法」というしかない。

 「私や妻が、もし国有地払い下げに関係していたら、私は、総理大臣はもとより議員も辞職する」と大見得を切ったはずの安倍首相、いつの間にか「私の妻は贈収賄というようなことにまったく関係していない」と、完全に論点をずらしてしまっている。最初は単に「関係」と言っていたはずだ。それが、あれっと気づいたら「金銭授受という関係」にすり替えられていた

 典型的な「すり替え話法」である。

 しかも、この答弁でも分かるように、安倍首相は「…ということは、まったく明らかであると、こう思うわけでございます」と、何の根拠も証拠も示さず、ある事柄を断定してしまうという性癖がある。「無根拠断定話法」である。

 これをやられるから、官僚たちはアタフタすることになる。安倍首相の口走ったことに何とか辻褄を合わせようとするから、今回のような「改竄・隠蔽・消去」などを行わざるを得なくなる。官僚たちだけではなく、加計学園事務局長までが、とてつもないウソをつかなければならない羽目に陥るのだ。むろん、それを事務局長に命令したのは加計孝太郎氏であることは、絶対の事実だろう。

 つまりこれらは「虚言話法」ともいえる。

 「……という中においてですね、そういう中においては、まったく明らかだと、こう思うわけでございます」。これは、安倍首相の口癖みたいなもの。

 前述の昭恵夫人についても「私の妻は、贈収賄などという中においてはですね、そういう中においては、全く関与していないのは明らかだと、こう思うわけであります」

 どういう脈絡でこういうことになるのかよく分からないが、それに「どういう中」なのかもまったく不明だが、突然「明らかだ」と断定する。明らかである根拠も何もなしに、明らかだと断定する

 こういう「安倍話法」はいたるところで発揮される。

 しかし多くの場合、「という中において」という前提がよく分からないから、断定の根拠も明らかではない。しかも、たいていは「こう思うわけでございます」という留保がついている。「思うのだから、思わなくなってもいいだろう」ということか? とにかく、国会答弁を聞いていると、こちらの頭まで混乱状態に陥る。

 まさに「支離滅裂話法」である。

 この「安倍話法」は、いまや「安倍内閣共通話法」に進化して、閣僚たちがやたらと使いまくる。中でもすさまじいのは麻生太郎財務相である。

 麻生氏はつい最近まで、財務省が行ったのは「文書の“改竄”ではなく“書き直し”であって、そんなに悪質なものじゃない」と強弁していたはずだ。ところが6月4日、財務省が文書改竄問題の調査報告書を出した後の記者会見では、最初から最後まで「改竄」という言葉を使っていた。いつの間にか、自分の言葉を否定していたわけだ。

 自分の言葉そのものをも、いつの間にか改竄する。それも何の理由も示さず言い換えてしまう。サイテーの「改竄話法」ないしは「言い換え話法」である。

 さらに麻生氏、この会見では記者に「なぜ改竄したと思いますか」と問われて、例の人を小馬鹿にしたような口調で「それが分かれば苦労せんのですよ」と答えたのだ。財務省の最高責任者として、この問いには最悪でも「それを明らかにすべく、これからも調査を続けます」とでも答えるべきだったろう。

 麻生氏の暴言妄言失言の数は、とても両手の指では足りないけれど、そのどれをとっても、まさに安倍内閣の共通話法となった感のある「無責任話法」そのものだ。

 この安倍内閣共通話法のもっとも頻繁な使い手は、やはり菅官房長官だろう。記者からのどんな厳しい質問にも「それはまったく当たらないと思いますよ」で切り抜ける。「当たらない」という中身の根拠はまったく説明しない

 これで切り抜けられる記者たちにも問題があるけれど、会見を見ていると、厳しい質問の記者には、お付きの官僚が「質問は簡潔に」とか「同じ質問ではなく、別の方どうぞ」など遮ってしまう。典型的なのは、東京新聞の望月衣塑子記者への冷淡な扱いだ。

 これは菅官房長官の「回答拒否話法」と名付けるしかない。

 さらに、悪質さにかけては加藤勝信厚労相も負けてはいない。

 安倍内閣の目玉法案と位置付けた稀代の悪法「高度プロフェッショナル制度」を含む働き方改革関連法案の策定の基になった、厚労省による労働実態に関するアンケート調査の内容がまったくデタラメであったことが、何度も繰り返して野党議員に指摘された。

 だが、加藤厚労相は質問の内容とは無関係な答弁を延々と繰り返し、あげく「それによって内容が左右されるものではない」と突っぱねて、ついにこの過労死推進法案とも言われる悪法を強行採決してしまったのだ。

 質問にまったく関係ない答弁を延々続けて、結局、野党側の質問時間を浪費してしまうのは、安倍首相の得意な話法でもある。先日の党首討論の実りのなさは、時間の短さもさることながら、この無関係答弁を延々続ける、まるで牛の涎(よだれ)のような答弁にも、その原因があったのだ。

 「牛の涎話法」は、安倍内閣閣僚の共通話法のひとつである。

 これが、いまの日本における国会審議の実態である。安倍晋三首相が推し進めている政治の実態でもある。

 このままでは、日本は民主主義国という旗を降ろさなければならなくなる言葉がまともに通用しない政治が、国民にとって誠実な政治であるわけがない

 牛の涎のようにダラダラと安倍政治を続けさせてはいけない
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