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●公文書改竄では財務省関係者38人全員を不起訴処分にしといて、「法秩序を守りたい」ねぇ? 《安倍政権また忖度に“ご褒美”》人事だった山本真千子氏

2025年08月16日 00時00分35秒 | Weblog

森友学園を巡る経緯 (東京新聞 2019年4月24日)↑]


(2025年07月27日[日])    [Hatena Blog『日々読学』]
たまげたニュース。
 あらぁ、《安倍政権また忖度に“ご褒美” 森友不起訴の特捜部長が栄転》したアノ山本真千子氏ではないですか。(NHK)《「検察の役割は適正な捜査・公判活動を行い、事案の真相を解明するなど法秩序を維持することだ検察の職責を果たすべく全力を尽くし、皆様が安心して生活できる、安全な地域社会の構築に貢献したい」と抱負を述べました》とさ。

   『●アベ様政権は大阪地検特捜部長を函館地検検事正に昇進させ、
                  「森友問題の幕引きを一気に図る魂胆」
    「日刊ゲンダイの記事【安倍政権また忖度に“ご褒美” 森友不起訴の
     特捜部長が栄転】…。《露骨な論功行賞だ――。法務省は25日、
     大阪地検の山本真千子特捜部長(54)の函館地検「検事正」への異動を
     発表した。山本氏は、森友問題で刑事告発されていた
     佐川宣寿前理財局長ら38人を全員不起訴にした責任者。地検トップの
     検事正への異動は栄転だ。森友問題の渦中にあっても国税庁長官に
     昇格させた佐川氏同様、安倍首相を守り抜いたご褒美である》」

   『●スゲエなぁアベ様、露骨…忖度な太田充理財局長に
      《論功行賞で、財務省きっての花形ポストがプレゼント》
   『●近畿財務局元職員のご遺族が提訴…《刑事罰どころか出世していた
     財務省の“改ざん指示”幹部官僚たち》や行政府の長、財務相の冷酷非道
   『●パワハラにより森友公文書改ざんという犯罪を強要…真の犯罪者
     《なんとも無責任な態度》な行政府の長や財務相、財務省幹部官僚達
   『●森友公文書改ざんという犯罪を強要…《誰のために何をまげて何を守ったか》?
               《自分たちはこの件の犠牲者だ…》気取りの犯罪者たち
    「なぜアベ様らは、黒川弘務・東京高検検事長の定年延長(再延長・
     再々延長可)に拘っているのか? 非常に期待されていた大阪地検
     の山本真千子元特捜部長がアノザマ…。(リテラ)《にも
     かかわらず、大阪地検特捜部がこの改ざんを立件できなかった
     のは、もちろん、官邸から圧力がかっていたためだ。いま、
     “官邸の番犬”と呼ばれる黒川弘務・東京高検検事長の違法な
     定年延長が問題になっているが、当時法務省事務次官だったこの
     黒川氏が官邸の意を受けて捜査ストップに動き山本真千子
     大阪地検特捜部長(当時)と裏取引をおこなったという情報も
     流れていた》」

   『●大阪地裁・中尾彰裁判長は、赤木雅子さんが申請していた「…証人尋問は
          すべて必要ないと判断します」と…どうしたらそんな判断に?

 NHKの記事【福岡高検 山本新検事長「安全な地域社会の構築に貢献したい」】(https://www3.nhk.or.jp/fukuoka-news/20250724/5010029077.html)によると、《福岡高等検察庁の検事長に着任した山本真千子氏が24日記者会見し、「検察の職責を果たし、安全な地域社会の構築に貢献したい」と抱負を語りました。…福岡高検の管内では、飯塚事件熊本県の菊池事件など弁護団などが、再審=裁判のやり直しを求め、注目を集める事件があります。これについて山本氏は、「個別の事件についてはコメントを差し控えるが、重要な事件については統一的かつ一貫した方針のもとで最高検察庁と連携しながら、適時、適切に指導や助言を行いたい」と述べました》。

 「法秩序を守りたい」ねぇ?
 西日本新聞の記事【福岡高検の山本真千子・新検事長が着任会見 「人にも事件にも誠実に向き合う」】(https://www.nishinippon.co.jp/item/1380078/)によると、《福岡高検の山本真千子検事長(61)が24日、着任の記者会見を開き「科学技術の進歩で社会が複雑化する中、職員や関係機関と連携しながら適正な手続きで法秩序を守りたい」と抱負を語った。再審事件などを巡って、検察の体制に…》。

 《安倍政権また忖度に“ご褒美” 森友不起訴の特捜部長が栄転》したアノ山本真千子氏…籠池泰典諄子夫妻を逮捕する一方、公文書改ざんでは財務省関係者38人全員を不起訴処分。

 Wikipediaによると、《福岡高等検察庁検事長。大阪地方検察庁特別捜査部長として森友学園問題の捜査を指揮し、籠池泰典・諄子夫妻を逮捕[1]。公文書改ざんをめぐっては、告発のあった財務省関係者38人全員を不起訴処分とした[2]》、《同年4月から7月にかけて、特捜部は大阪航空局や国交省本省の航空局の幹部職員に対する事情聴取を中心に捜査を行った。犯行の意思の立証には安倍晋三昭恵夫妻と土地取引との関わりを追う必要があり、背任容疑による逮捕は困難を極めた。山本は近畿財務局のコンピュータから押収したデータをもとに、先に公文書の変造容疑を固めることにした。同年夏以降、DF(デジタルフォレンジック)センター準備室がデータの復元および解析を行い、決済文書改ざんの痕跡を突き止めた[10]。山本は2018年3月には不起訴処分とし、捜査を終結させようとしていた[10]、同年3月2日に朝日新聞が一面トップで、国有地取引をめぐる決裁文書が書き換えられている疑いを報じた[11]ため、捜査は仕切り直された。2018年5月31日、特捜部は告発のあった財務省関係者38人全員を不起訴処分とした[2][12]。山本は不起訴処分にしたことに関し報道陣へ説明する異例の対応を行い「特殊性に鑑みた」と話した[13]》。

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https://www3.nhk.or.jp/fukuoka-news/20250724/5010029077.html

福岡高検 山本新検事長「安全な地域社会の構築に貢献したい」
07月24日 21時18分

 福岡高等検察庁の検事長に着任した山本真千子氏が24日記者会見し、「検察の職責を果たし、安全な地域社会の構築に貢献したい」と抱負を語りました。

 山本氏は兵庫県出身の61歳。

 大阪地検の特捜部長や検事正、それに札幌高検の検事長などを経て24日付けで、九州・沖縄を管轄する福岡高等検察庁のトップの検事長に着任しました。

 福岡高検の検事長に女性が就任するのは初めてだということです。

 山本氏は24日の会見で、「検察の役割は適正な捜査・公判活動を行い、事案の真相を解明するなど法秩序を維持することだ検察の職責を果たすべく全力を尽くし、皆様が安心して生活できる、安全な地域社会の構築に貢献したい」と抱負を述べました。

 福岡高検の管内では、飯塚事件熊本県の菊池事件など弁護団などが、再審=裁判のやり直しを求め、注目を集める事件があります。

 これについて山本氏は、「個別の事件についてはコメントを差し控えるが、重要な事件については統一的かつ一貫した方針のもとで最高検察庁と連携しながら、適時、適切に指導や助言を行いたい」と述べました。
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●ウソを強要され、追い詰められていった赤木俊夫さん…決裁文書改竄を強要、さらに《検査院に対して、うその説明を重ねるよう強いられ、追い詰め…》

2025年07月11日 00時00分32秒 | Weblog

[↑ 『森友文書 9000ページ分開示/改ざん連鎖 取り繕う財務省/「検察からは外部に出ない」「全て廃棄 言い切れぬ実情」/AKAGI NOTE返還』(朝日新聞、2025年6月12日[木])]


 (20250626[])
夫が苦悩する姿》が書き記された「AKAGI NOTE」。《刑事事件になりかねない取引であることに悩む心情…》。安倍昭恵氏や《財務省幹部や安倍元首相を守るため、赤木さんらが理不尽な使われ方をしていたことは明白だ》(HUNTER)。《当時の会計検査院への対応について、財務省は「不適切で問題のある対応だった」》(NHK)と言うのならば、当時の麻生太郎財務相や佐川宣寿理財局長、安倍昭恵氏やスガッチ最低の官房長官を証人喚問すべきだ。
 赤木俊夫さんの「赤木ノート AKAGI NOTE」が赤木雅子さんに戻った。《「AKAGI NOTE」という文字が「2017.4.14」という日付けとともに書かれていて、雅子さんは1枚1枚めくりながら、「国としての責任とかいろいろなことを書いていて、もうちょっと読み解かないとわからないですが、まずは返してもらえたことがすごくうれしくて、胸がいっぱいです」と話していました。また、弁護団の生越照幸弁護士は「文書を精査し、俊夫さんがどういう指示に基づいて改ざんをさせられていたのか、事実経過を明らかにしたい」》(NHK)。膨大な資料、分析が待たれる。

 NHKの記事【森友文書 改ざん後も うそを重ねるよう強いられた経緯明らかに】(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250625/k10014843971000.html)によると、《近畿財務局の職員が決裁文書の改ざんの後も、会計検査院の検査に対してうその説明を重ねるよう強いられ追い詰められていった詳しい経緯が初めて明らかになりました。森友学園に関する財務省の決裁文書の改ざんに関与させられ自殺した職員の妻に、今月、開示された9000ページ近くの文書を分析しました》。

   『●赤木雅子さん《「ショック。大事なところが抜けている」声を震わす妻『森友
     問題』開示資料に“改ざん経緯”文書含まれず》(FNN)…まだ隠蔽する気か?
   『●生越照幸弁護士「森友学園の土地取引をめぐる騒ぎがあった時に、こうやって
     調べられるべきだった…開示されていたら赤木俊夫さんは死ななくて済んだ」
   『●まだ隠蔽する気か、まだ改ざんする気か…【森友学園開示文書 欠落部分は
     “政治と接点あった時期”】(NHK)、アベ様の妻・昭恵氏らが関与した時期
   『●政治家関係者との応接録などの森友文書の《廃棄の理由は「国会で…さらなる
      質問につながりうる材料を極力少なくすることが、主たる目的だった…」》
   『●アベ様夫人昭恵氏付きの秘書だった経産省・谷査恵子氏《「…本省業務課に森友
     学園への貸付料減額の可能性等について照会がなされる」》との文書等が欠落!?
   『●辰巳孝太郎議員《「抜いた文書は処分したのか?」という問い》に財務省理財局
      石田清次長は《スルーして答えない…答えられなかった》(相澤冬樹さん)
   『●(東京新聞)《財務省の決裁文書改ざんで…関連文書に欠落があったことに
     ついて、財務省は…「少なくとも17件は同省で保有している」と明らかにした》
   『●《「AKAGI NOTE」…生越照幸弁護士は「文書を精査し、俊夫さんがどういう
     指示に基づいて改ざんをさせられていたのか、事実経過を明らかにしたい」》
   『●《「AKAGI NOTE」…生越照幸弁護士は「文書を精査し、俊夫さんがどういう
     指示に基づいて改ざんをさせられていたのか、事実経過を明らかにしたい」》
   『●《夫が苦悩する姿》が書き記された「AKAGI NOTE」が雅子さんに返る…
     赤木俊夫さんの「私物」を、何故に国は後生大事に今まで隠し持っていたのか?
   『●赤木俊夫さん「AKAGI NOTE」…《「8億は引き過ぎ」「刑訴法239条 何人も告発できる」
    と刑事事件になりかねない取引であることに悩む心情が綴られていた》
   『●森友文書欠落…《4月4日に情報が開示された森友学園関連の文書から、
     なぜ安倍首相夫人の関与に関連した部分がごっそり抜け落ちていたのか》?

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https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250625/k10014843971000.html

森友文書 改ざん後も うそを重ねるよう強いられた経緯明らかに
2025年6月25日 18時37分

近畿財務局の職員が決裁文書の改ざんの後も、会計検査院の検査に対してうその説明を重ねるよう強いられ追い詰められていった詳しい経緯が初めて明らかになりました。

森友学園に関する財務省の決裁文書の改ざんに関与させられ自殺した職員の妻に、今月、開示された9000ページ近くの文書を分析しましたた。


目次
 ・財務省本省からのメールには「不要なものを抜いております」
 ・赤木さんが記録したノートには追及されていたとみられる内容が
 ・財務省「不適切で問題のある対応だった」
 ・会計検査院 2回にわたり検査も値引きの妥当性 結論出せず



    クローズアップ現代 徹底検証 森友文書開示(2)浮かび上がる新たな闇
    
森友文書 財務省が2回目の開示 改ざんの詳しい経緯が焦点


森友学園に関する財務省の決裁文書の改ざんに関与させられ自殺した近畿財務局の職員、赤木俊夫さん(当時54)の妻の雅子さんは、財務省が検察に任意で提出した関連文書の開示を求め、今月11日、赤木さんが手元でとりまとめていたとみられる文書など、あわせて9000ページ近くが開示されました。

大阪豊中市の国有地が8億円余り値引きされて学園側に売却されていた問題は2017年2月に発覚し、財務省内で決裁文書の改ざんや、学園との交渉記録の廃棄が進められましたが、その後、国会の要請を受けて値引きが適正だったかどうかを調べる会計検査院の検査が行われました。


財務省本省からのメールには「不要なものを抜いております」

近畿財務局に対する検査院の実地検査は2017年4月から始まり、赤木さんらが対応していましたがその前の3月25日、財務省本省から近畿財務局側に送られたメールには「今後、会計検査など外部に提出する可能性のある文書セットの案を送ります。不要なものを抜いております」などと書かれていて、検査院に極力、資料を提出しないよう求めています

これに対し、近畿財務局側が2日後に財務省本省に送ったメールには「この資料で会計検査院への説明は到底できない状況まで書類が削られています」「現場としてご指示通りの処理はできません」などと記されていて、財務局側が本省の指示に抵抗感を示し、検査院から求められる資料は提出するべきだと訴えていたことが分かります。

しかし、実地検査初日の4月11日のメールでは、財務省理財局の幹部の見解として「1年を超えて保有する面会記録は『存在しない』」という対応方針が財務局内で改めて共有されていて、前後のメールのやりとりからは、記録が残っていてもないものとして対応するよう財務省本省が念押ししていたことがうかがえます。


赤木さんが記録したノートには追及されていたとみられる内容が

今回の開示文書には、赤木さんが検査院の実地検査に対応した際のやりとりなどについて、自筆で記録したノートも含まれていましたが、ノートには実地検査の際に検査院から「答えられないものがあるのか? 裏があるのか?などと追及されていたとみられる内容が記されていました。

そして実地検査が終わったあとの4月20日には
▽公用文書毀棄罪を定めた「刑法258条」や
▽刑事告発について定めた「刑訴法239条何人も告発できる」という記載もありました。

今回、開示された文書からは赤木さんが決裁文書を改ざんさせられたあとも検査院に対して、うその説明を重ねるよう強いられ、追い詰められていった実態が浮き彫りになっています。


―――――――――――――――――――――
一連のメールやノートの内容を確認した妻の雅子さん

「夫は自宅で、『自分は犯罪者だ、犯罪行為に手を染めてしまった』と言っていました。本当に悩んでいたのは、こういうことだったんだとわかりました改ざん以外にもうそをつかないといけないことがあったと知って、つらい思いをしていたんだと思います」
―――――――――――――――――――――


財務省「不適切で問題のある対応だった」

―――――――――――――――――――――
当時の会計検査院への対応について、財務省は「不適切で問題のある対応だった」としたうえで「赤木俊夫さんという、高い志と倫理観を持ち、真面目に職務に精励していた方が、公務に起因して自死するという結果に至ったことについて、心よりお詫びを申し上げるとともに、謹んでお悔やみを申し上げます」としています。
―――――――――――――――――――――


会計検査院 2回にわたり検査も値引きの妥当性 結論出せず

森友学園に国有地が8億円余り値引きされて売却された問題で、会計検査院は2017年と2018年の2回にわたって検査しましたが、値引きの妥当性について結論を出せませんでした

大阪豊中市の国有地が地中のごみの撤去費用などとして8億円余り値引きされて売却された問題が2017年2月に発覚したあと、会計検査院は国会の要請を受けて値引きの妥当性について検査しました。

しかし、財務省は検査院から求められた学園側との交渉記録は存在しないなどとして意図的に提出しませんでした

この年の11月、検査院は検査結果をまとめた報告書で「値引き額の算定方法には十分な根拠が確認できない」と指摘した一方、適正と考えられる値引き額については、資料が保存されていないため「検証が十分に行えない」として盛り込みませんでした。

その後、2018年3月に財務省の決裁文書が改ざんされていた問題が発覚します。

財務省はこの年の6月に公表した内部調査の報告書で、検査院への対応について「廃棄されずに残された応接録の存在を明かさず、改ざん後の決裁文書を提出したことは、不適切な対応だ。国権の最高機関である国会との関係でも、問題のある対応だったと言わざるをえない」と総括しました。

これを受けて検査院は、財務省が公表した学園側との交渉記録などをもとに再び検査を行いましたが、値引きの妥当性については結論を出せず、報告に盛り込みませんでした

一方で、決裁文書の改ざんについては「実際に行われた会計経理の意思決定の経緯などを正しく把握できなくなったことは検査に支障を生じさせた」と批判しました。
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 《森友学園問題…五年かかろうと十年かかろうと真実は明るみに出さなければならない。僕は最後まで雅子さんに味方する》(前川喜平さん)。

   『●《森友学園問題…五年かかろうと十年かかろうと真実は明るみに出さ
      なければならない。僕は最後まで雅子さんに味方する》(前川喜平さん)
   『●またしても、《公文書改ざんを苦に自殺した夫の死の真相を明らかにして
      ほしい――。(赤木)雅子さんの切なる願いは裁判所に届かなかった》
   ●大阪地裁は《検察の捜査手法などが推測されると「同種事件で罪証隠滅が
      容易になる可能性がある」などと指摘し、不開示決定は妥当と結論…》
   『●赤木雅子さんが大阪高裁に控訴: デタラメの連鎖…《権力による事実の
        隠蔽》「認諾」、公文書「不開示」、《佐川元理財局長の尋問認めず》
    (東京新聞)【<社説>森友文書判決 「不開示」で真相隠すな】
     《学校法人森友学園を巡る文書不開示決定の取り消しを求めた
     裁判で、大阪地裁は国の対応を適法とした。公文書改ざんの
     真相を闇に埋もれさせる判決だ文書「不開示」は決して
     許されない国有地の約8億円の値引きから始まった森友問題。
     財務省の報告書には改ざんの指揮系統などに関する記載はなく、
     開示された「赤木ファイル」には黒塗り部分が約400カ所も
     
あった。肝心な部分は隠されて不明のままだ

   『●誠実さのかけらもない財務省《存否を明らかにせずに不開示決定》、それを
      支持する裁判所…法的拘束力のない答申ではあるが総務省の審査会が正論
   『●デタラメにも2023年9月、大阪地裁は《不開示決定は妥当と結論づけた》が…
     赤木雅子さん逆転完全勝訴! 大阪高裁牧賢二裁判長は森友文書開示を命じる判決
   『●森友文書、《上告せず、直ちに開示すべきだ》!! 大阪地裁・徳地淳
     裁判長《不開示決定は妥当と結論づけた》一審判決のデタラメぶりが顕在化
   『●《上告せず判決を真摯に受け入れ》…森友文書、直ちに開示すべき!! 怖れる
      ことは、アベ様政権下で起こったような、「すでに廃棄した」という回答…
   『●元首相アベ様やアソウ元財務相、スガッチ元官房長官は如何に関与? 長期に
     わたって《丁寧に検討》した結果、黒塗りだらけで真相を闇に葬るつもりか?
   『●デタラメにも2023年9月、大阪地裁は《不開示決定は妥当と結論づけた》が…
     赤木雅子さん逆転完全勝訴! 大阪高裁牧賢二裁判長は森友文書開示を命じる判決
   『●《最高裁が上告棄却、佐川宣寿氏の賠償認めず》…国の責任は「認諾」して
      逃げておいて、一方、元理財局長が法廷で証言すると、何か拙いことでも?
   『●赤木雅子さん《「ショック。大事なところが抜けている」声を震わす妻『森友
     問題』開示資料に“改ざん経緯”文書含まれず》(FNN)…まだ隠蔽する気か?
   『●生越照幸弁護士「森友学園の土地取引をめぐる騒ぎがあった時に、こうやって
     調べられるべきだった…開示されていたら赤木俊夫さんは死ななくて済んだ」
   『●まだ隠蔽する気か、まだ改ざんする気か…【森友学園開示文書 欠落部分は
     “政治と接点あった時期”】(NHK)、アベ様の妻・昭恵氏らが関与した時期
   『●政治家関係者との応接録などの森友文書の《廃棄の理由は「国会で…さらなる
      質問につながりうる材料を極力少なくすることが、主たる目的だった…」》
   『●アベ様夫人昭恵氏付きの秘書だった経産省・谷査恵子氏《「…本省業務課に森友
     学園への貸付料減額の可能性等について照会がなされる」》との文書等が欠落!?
   『●辰巳孝太郎議員《「抜いた文書は処分したのか?」という問い》に財務省理財局
      石田清次長は《スルーして答えない…答えられなかった》(相澤冬樹さん)
   『●(東京新聞)《財務省の決裁文書改ざんで…関連文書に欠落があったことに
     ついて、財務省は…「少なくとも17件は同省で保有している」と明らかにした》
   『●《「AKAGI NOTE」…生越照幸弁護士は「文書を精査し、俊夫さんがどういう
     指示に基づいて改ざんをさせられていたのか、事実経過を明らかにしたい」》
   『●《夫が苦悩する姿》が書き記された「AKAGI NOTE」が雅子さんに返る…
     赤木俊夫さんの「私物」を、何故に国は後生大事に今まで隠し持っていたのか?
   『●赤木俊夫さん「AKAGI NOTE」…《「8億は引き過ぎ」「刑訴法239条 何人も告発できる」
    と刑事事件になりかねない取引であることに悩む心情が綴られていた》
   『●森友文書欠落…《4月4日に情報が開示された森友学園関連の文書から、
     なぜ安倍首相夫人の関与に関連した部分がごっそり抜け落ちていたのか》?

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●森友文書欠落…《4月4日に情報が開示された森友学園関連の文書から、なぜ安倍首相夫人の関与に関連した部分がごっそり抜け落ちていたのか》?

2025年07月10日 00時00分12秒 | Weblog

[↑ 『森友文書 9000ページ分開示/改ざん連鎖 取り繕う財務省/「検察からは外部に出ない」「全て廃棄 言い切れぬ実情」/AKAGI NOTE返還』(朝日新聞、2025年6月12日[木])]


(20250621[])
欠落した森友文書…情報公開クリアリングハウス ➙ 田中真紀子氏 ➙ 辰巳孝太郎議員。第1回公開時、欠落した森友文書はどうなっていたのか? なぜ、財務省などから〝その部分がごっそりと検察に任意提出されなかったのか? 《土地取得の交渉の過程で森友学園の籠池泰典理事長が安倍首相夫人の安倍昭恵さんと籠池夫妻の3ショットの写真を見せた2018428日前後の文書が丸ごと抜け落ちていた》(ビデオニュースドットコム)。「2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日」…「私や妻が関与していれば総理大臣も国会議員も辞める」と言い放ったが故に、何を彼ら、彼女らはやったのか? 当時の麻生太郎財務相や佐川宣寿理財局長、アベ様やスガッチ最低の官房長官はどう関与? やはり、昭恵氏、佐川宣寿元理財局長、スガッチ元最低の官房長官、谷査恵子氏ら、国会にご招待すべきなのでは?
 腐敗国家へのトリガー。《財務省が一番隠したかったのは、やっぱり昭恵さんを巡る文書だった》《抜き取られた文書はどこにあるのか誰がどういう判断で抜き取ったのか、財務省が説明すべき新たな問題が浮上した》(相澤冬樹さん)。

   『●赤木雅子さん《「ショック。大事なところが抜けている」声を震わす妻『森友
     問題』開示資料に“改ざん経緯”文書含まれず》(FNN)…まだ隠蔽する気か?
   『●生越照幸弁護士「森友学園の土地取引をめぐる騒ぎがあった時に、こうやって
     調べられるべきだった…開示されていたら赤木俊夫さんは死ななくて済んだ」
   『●まだ隠蔽する気か、まだ改ざんする気か…【森友学園開示文書 欠落部分は
     “政治と接点あった時期”】(NHK)、アベ様の妻・昭恵氏らが関与した時期
   『●政治家関係者との応接録などの森友文書の《廃棄の理由は「国会で…さらなる
      質問につながりうる材料を極力少なくすることが、主たる目的だった…」》
   『●アベ様夫人昭恵氏付きの秘書だった経産省・谷査恵子氏《「…本省業務課に森友
     学園への貸付料減額の可能性等について照会がなされる」》との文書等が欠落!?
   『●辰巳孝太郎議員《「抜いた文書は処分したのか?」という問い》に財務省理財局
      石田清次長は《スルーして答えない…答えられなかった》(相澤冬樹さん)
   『●(東京新聞)《財務省の決裁文書改ざんで…関連文書に欠落があったことに
     ついて、財務省は…「少なくとも17件は同省で保有している」と明らかにした》
   『●《「AKAGI NOTE」…生越照幸弁護士は「文書を精査し、俊夫さんがどういう
     指示に基づいて改ざんをさせられていたのか、事実経過を明らかにしたい」》
   『●《「AKAGI NOTE」…生越照幸弁護士は「文書を精査し、俊夫さんがどういう
     指示に基づいて改ざんをさせられていたのか、事実経過を明らかにしたい」》
   『●《夫が苦悩する姿》が書き記された「AKAGI NOTE」が雅子さんに返る…
     赤木俊夫さんの「私物」を、何故に国は後生大事に今まで隠し持っていたのか?
   『●赤木俊夫さん「AKAGI NOTE」…《「8億は引き過ぎ」「刑訴法239条 何人も告発できる」
    と刑事事件になりかねない取引であることに悩む心情が綴られていた》

 (共同通信、2025年5月23日)《学校法人「森友学園」に関する財務省決裁文書改ざん問題で、元職員の遺族側が受け取った関連文書に欠落があったことに関し、欠落部分とみられる資料が別の公開請求で過去に開示された文書に含まれていたことが23日、分かった。請求したNPO法人「情報公開クリアリングハウス」が明らかにした》。
 神保哲生さんのビデオニュースドットコムの記事【赤木雅子さんに開示された文書から安倍昭恵さんに関する部分が抜け落ちていた理由/ディスクロージャー (第31回) 三木由希子神保哲生】(https://www.videonews.com/disclosure_discovery/31)によると、《日本ではなかなか動いてくれない役所を動かすために政治家に陳情すること自体は珍しいことではないが、そうしたことによって行政が歪められないためには、政官の接触があった時はその記録をしっかり残し、請求があればその過程を開示することで、政官の癒着を国民の不断の監視の下に置くことが重要だと三木氏は指摘する。森友学園問題では政官の接触とその後の行政内部の対応がしっかり記録に残されていなかったことが、事態を不必要に複雑化させ自殺者まで出すこととなった》。

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https://www.videonews.com/disclosure_discovery/31


https://youtu.be/nEgS7BjZqLo


2025年04月22日公開
赤木雅子さんに開示された文書から安倍昭恵さんに関する部分が抜け落ちていた理由
ディスクロージャー ディスクロージャー (第31回)
司会 三木由希子 神保哲生


概要

 第31回のディスクロージャーは、4月4日に情報が開示された森友学園関連の文書から、なぜ安倍首相夫人の関与に関連した部分がごっそり抜け落ちていたのかについて考えた。

 公文書の改ざんを強要された末に自殺に追い込まれた近畿財務局元職員の赤木俊夫さんの妻、赤木雅子さんが夫の死の真相を知りたいとの思いから、財務省などが検察に任意提出した文書の開示を求めて争っている裁判で、石破政権が情報公開法第7条に基づき公益上の理由から情報を開示する決定を下したのを受けて、この4月から森友関連文書の開示が始まった。17万ページに及ぶ文書は、3回に分けて開示される予定で、その第1弾となる約2,000ページの文書が4月4日に赤木さんに開示された。

 しかし、NPO情報公開クリアリングハウスの理事長で、自身も別の裁判で森友学園と近畿財務局との交渉記録の開示を求めて係争中三木由希子氏によると、今回赤木さんに開示された文書の中には情報公開クリアリングハウスが既に自身の裁判の中で入手していた交渉関連の重要な文書が含まれていないことが明らかになったという。

 特に、今回赤木さんに公開された2,000ページに及ぶ文書には、土地取得の交渉の過程で森友学園の籠池泰典理事長が安倍首相夫人の安倍昭恵さんと籠池夫妻の3ショットの写真を見せた2018428日前後の文書が丸ごと抜け落ちていたという。

 三木氏は今回赤木さんが公開を求めている文書が「財務省が検察に任意提出した文書」となっているため、財務省が忖度してその部分を検察に任意提出する文書の中に含めなかった可能性が高いと語る。しかし、3ショット写真を見せられて籠池氏が現職の首相夫人と昵懇の関係にあることがわかった後、役所の中でどのような対応が検討され、また写真が特例的な土地取得や学校の認可にどのような影響を及ぼしたのかは、今回公開された文書からは一切確認できなかった

 森友学園問題は、土地が籠池氏側に格安で払い下げられた経緯や、土地を所有していない籠池氏に特例的に学校の認可が下りた背景どのような政治家の関与があったかが大きな争点となっている。特に現職の首相だった安倍氏が国会で、自分や妻が関わっていることが明らかになれば首相も議員も辞めると答弁したことで、財務省は交渉過程を記録した文書を改ざんしてまで、政治家の関与を隠蔽しようとしていた

 また、今回の公開された文書から肝心の箇所が抜けていたことは、財務省側が検察に文書を提出する際に、その段階で既に刑事告発されていた近畿財務局局長や本省審理室長の立場を危うくする恐れのある文書を意図的に隠した可能性もうかがえる。

 日本ではなかなか動いてくれない役所を動かすために政治家に陳情すること自体は珍しいことではないが、そうしたことによって行政が歪められないためには、政官の接触があった時はその記録をしっかり残し、請求があればその過程を開示することで、政官の癒着を国民の不断の監視の下に置くことが重要だと三木氏は指摘する。森友学園問題では政官の接触とその後の行政内部の対応がしっかり記録に残されていなかったことが、事態を不必要に複雑化させ自殺者まで出すこととなった。

 森友学園問題に関して今回開示された文書から何が見えてくるのか。今後開示される予定の文書のどこに注目点があるのかなどについて、情報クリアリングハウス理事長の三木由希子氏とジャーナリストの神保哲生が議論した。
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 《森友学園問題…五年かかろうと十年かかろうと真実は明るみに出さなければならない。僕は最後まで雅子さんに味方する》(前川喜平さん)。

   『●《森友学園問題…五年かかろうと十年かかろうと真実は明るみに出さ
      なければならない。僕は最後まで雅子さんに味方する》(前川喜平さん)
   『●またしても、《公文書改ざんを苦に自殺した夫の死の真相を明らかにして
      ほしい――。(赤木)雅子さんの切なる願いは裁判所に届かなかった》
   ●大阪地裁は《検察の捜査手法などが推測されると「同種事件で罪証隠滅が
      容易になる可能性がある」などと指摘し、不開示決定は妥当と結論…》
   『●赤木雅子さんが大阪高裁に控訴: デタラメの連鎖…《権力による事実の
        隠蔽》「認諾」、公文書「不開示」、《佐川元理財局長の尋問認めず》
    (東京新聞)【<社説>森友文書判決 「不開示」で真相隠すな】
     《学校法人森友学園を巡る文書不開示決定の取り消しを求めた
     裁判で、大阪地裁は国の対応を適法とした。公文書改ざんの
     真相を闇に埋もれさせる判決だ文書「不開示」は決して
     許されない国有地の約8億円の値引きから始まった森友問題。
     財務省の報告書には改ざんの指揮系統などに関する記載はなく、
     開示された「赤木ファイル」には黒塗り部分が約400カ所も
     
あった。肝心な部分は隠されて不明のままだ

   『●誠実さのかけらもない財務省《存否を明らかにせずに不開示決定》、それを
      支持する裁判所…法的拘束力のない答申ではあるが総務省の審査会が正論
   『●デタラメにも2023年9月、大阪地裁は《不開示決定は妥当と結論づけた》が…
     赤木雅子さん逆転完全勝訴! 大阪高裁牧賢二裁判長は森友文書開示を命じる判決
   『●森友文書、《上告せず、直ちに開示すべきだ》!! 大阪地裁・徳地淳
     裁判長《不開示決定は妥当と結論づけた》一審判決のデタラメぶりが顕在化
   『●《上告せず判決を真摯に受け入れ》…森友文書、直ちに開示すべき!! 怖れる
      ことは、アベ様政権下で起こったような、「すでに廃棄した」という回答…
   『●元首相アベ様やアソウ元財務相、スガッチ元官房長官は如何に関与? 長期に
     わたって《丁寧に検討》した結果、黒塗りだらけで真相を闇に葬るつもりか?
   『●デタラメにも2023年9月、大阪地裁は《不開示決定は妥当と結論づけた》が…
     赤木雅子さん逆転完全勝訴! 大阪高裁牧賢二裁判長は森友文書開示を命じる判決
   『●《最高裁が上告棄却、佐川宣寿氏の賠償認めず》…国の責任は「認諾」して
      逃げておいて、一方、元理財局長が法廷で証言すると、何か拙いことでも?
   『●赤木雅子さん《「ショック。大事なところが抜けている」声を震わす妻『森友
     問題』開示資料に“改ざん経緯”文書含まれず》(FNN)…まだ隠蔽する気か?
   『●生越照幸弁護士「森友学園の土地取引をめぐる騒ぎがあった時に、こうやって
     調べられるべきだった…開示されていたら赤木俊夫さんは死ななくて済んだ」
   『●まだ隠蔽する気か、まだ改ざんする気か…【森友学園開示文書 欠落部分は
     “政治と接点あった時期”】(NHK)、アベ様の妻・昭恵氏らが関与した時期
   『●政治家関係者との応接録などの森友文書の《廃棄の理由は「国会で…さらなる
      質問につながりうる材料を極力少なくすることが、主たる目的だった…」》
   『●アベ様夫人昭恵氏付きの秘書だった経産省・谷査恵子氏《「…本省業務課に森友
     学園への貸付料減額の可能性等について照会がなされる」》との文書等が欠落!?
   『●辰巳孝太郎議員《「抜いた文書は処分したのか?」という問い》に財務省理財局
      石田清次長は《スルーして答えない…答えられなかった》(相澤冬樹さん)
   『●(東京新聞)《財務省の決裁文書改ざんで…関連文書に欠落があったことに
     ついて、財務省は…「少なくとも17件は同省で保有している」と明らかにした》
   『●《「AKAGI NOTE」…生越照幸弁護士は「文書を精査し、俊夫さんがどういう
     指示に基づいて改ざんをさせられていたのか、事実経過を明らかにしたい」》
   『●《夫が苦悩する姿》が書き記された「AKAGI NOTE」が雅子さんに返る…
     赤木俊夫さんの「私物」を、何故に国は後生大事に今まで隠し持っていたのか?
   『●赤木俊夫さん「AKAGI NOTE」…《「8億は引き過ぎ」「刑訴法239条 何人も告発できる」
    と刑事事件になりかねない取引であることに悩む心情が綴られていた》

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●赤木俊夫さん「AKAGI NOTE」…《「8億は引き過ぎ」「刑訴法239条 何人も告発できる」と刑事事件になりかねない取引であることに悩む心情が綴られていた》

2025年07月09日 00時00分53秒 | Weblog

[↑ 『森友文書 9000ページ分開示/改ざん連鎖 取り繕う財務省/「検察からは外部に出ない」「全て廃棄 言い切れぬ実情」/AKAGI NOTE返還』(朝日新聞、2025年6月12日[木])]


(20250619[])
刑事事件になりかねない取引であることに悩む心情…》。安倍昭恵氏や《財務省幹部や安倍元首相を守るため、赤木さんらが理不尽な使われ方をしていたことは明白だ》(HUNTER)。
 赤木俊夫さんの「赤木ノート AKAGI NOTE」が赤木雅子さんに戻った。《「AKAGI NOTE」という文字が「2017.4.14」という日付けとともに書かれていて、雅子さんは1枚1枚めくりながら、「国としての責任とかいろいろなことを書いていて、もうちょっと読み解かないとわからないですが、まずは返してもらえたことがすごくうれしくて、胸がいっぱいです」と話していました。また、弁護団の生越照幸弁護士は「文書を精査し、俊夫さんがどういう指示に基づいて改ざんをさせられていたのか、事実経過を明らかにしたい」》(NHK)。膨大な資料、分析が待たれる。

   『●《「AKAGI NOTE」…生越照幸弁護士は「文書を精査し、俊夫さんがどういう
     指示に基づいて改ざんをさせられていたのか、事実経過を明らかにしたい」》
   『●《夫が苦悩する姿》が書き記された「AKAGI NOTE」が雅子さんに返る…
     赤木俊夫さんの「私物」を、何故に国は後生大事に今まで隠し持っていたのか?

 《夫が苦悩する姿》が書き記された「AKAGI NOTE」が雅子さんに返る。赤木俊夫さんの「私物」を、国は、何故に後生大事に今まで隠し持っていたのか? その存在も明かすことなく。《財務省文書が示す隠ぺいの実態》の一端が公開されることを怖れたか?
 HUNTERの記事【【森友学園事件】「AKAGI NOTE」他9,000ページの財務省文書が示す隠ぺいの実態】(https://news-hunter.org/?p=27216)によると、《今月11日、安倍晋三元首相の関与も疑われた森友学園の問題で、公文書改ざんを余儀なくされ自ら命を絶った赤木俊夫さんの妻・雅子さんが開示を求めていた財務省の内部文書約9,000ページが開示された。文書の中に含まれていた「AKAGI NOTE 2017.4.17 Fri」という赤木さん直筆のノートには、当初9億円以上の価値だった国有地が8億円に減額になったことを「8億は引き過ぎ」「刑訴法239 何人も告発できる刑事事件になりかねない取引であることに悩む心情が綴られていた》


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https://news-hunter.org/?p=27216

【森友学園事件】「AKAGI NOTE」他9,000ページの財務省文書が示す隠ぺいの実態
2025/6/18 AKAGI NOTE, 安倍晋三, 森友学園問題, 籠池泰典, 財務省, 赤木俊夫さん, 近畿財務局, 隠ぺい

今月11日、安倍晋三元首相の関与も疑われた森友学園の問題で、公文書改ざんを余儀なくされ自ら命を絶った赤木俊夫さんの妻・雅子さんが開示を求めていた財務省の内部文書約9,000ページが開示された。文書の中に含まれていた「AKAGI NOTE 2017.4.17 Fri」という赤木さん直筆のノートには、当初9億円以上の価値だった国有地が8億円に減額になったことを「8億は引き過ぎ」「刑訴法239 何人も告発できる刑事事件になりかねない取引であることに悩む心情が綴られていた。


◆   ◆   ◆


開示された文書には、財務省が「ウソ」を公表するよう命じていたことが分かる記述もある。

2017年3月2日に赤木さんが送信したとみられるメールには、《週刊SS一般向け対応案》という件名が打たれている。森友学園への国有地売買について取材していたある週刊誌が財務省に対し、鳩山邦夫元総務相(故人)の事務所スタッフと財務省職員が面談した際、“口利きがあったのではないか”と質問していることについての対応を記したものだ。

メールには《一般国民からの苦情照会に対する回答案》という文書(*下の画像参照)が添付され、《答 記録がないので、わかりません》《答 森友学園の国有地取得に要望にあたり、政治家や政治家の秘書から口利きを受けたことはありません》と「想定問答」がある。だが、開示された他の資料には、2010年8月に《【来訪】鳩山邦夫衆院議員〇〇秘書、籠池泰典氏 (当方) 近畿財務局第一統括松本統括官》と面談した時の記録が残っている。取材や国民に対して、平然と「ウソ」をつこうとしている財務省の悪辣な姿勢がうかがえる。


画像https://news-hunter.org/wp-content/uploads/2025/06/%E8%B5%A4%E6%9C%A8%E3%81%95%E3%82%93%EF%BC%93.jpg


2017年3月17日に作成された《応接メモ》には、近藤昭一衆議院議員と財務省とのレクでのやり取りが記されている。近藤氏は《資料要求している売買契約に至るまでの一連の文書の中に、取得要望書があると思うが、森友学園が提出した設立計画書などに「安倍晋三」「安倍昭恵」「〇〇記念学園」などの記載があるのではないか》と問い、籠池氏が安倍元首相らの名前を使って「圧力」をかけた可能性があるのではと聞いている。その後、安倍元首相、昭恵夫人と籠池氏との深い関係が明らかになったのは周知の通りだ。

メモの最後には《(注)(近藤氏の)秘書より地元事務所を通じて近畿財務局に「売買契約に至るまでの一連の文書」の開示請求を既に行っているとの発言あり。その際、議員事務所名を使用していない模様》と注意書きがある。財務省国有財産企画課の担当者は《近藤議員は愛知選挙区ですので、名古屋市または愛知県の住所にて開示請求している者がおりましたら、開示請求書の写しの提供をお願いいたします》と赤木さんや近畿財務局の担当者にメールを送信していた(*下の画像参照)。


画像: https://news-hunter.org/wp-content/uploads/2025/06/%E8%B5%A4%E6%9C%A8%E3%81%95%E3%82%93%EF%BC%92.jpg


国、地方自治体を問わず、同じ役所内であっても他の関係者に情報公開請求者の個人情報を漏らすことはご法度。だが財務省の上層部は、出先の近畿財務局などに、請求者の情報を漏えいするよう求めているのである。開いた口が塞がらない。

「AKAGI NOTE」や漏えいを促すメールを見ると、財務省が国民のためではなく、自分たちの保身のために動いていたことが明白だ赤木さんが「圧力」によって身動きがとれなくなった結果、心神に支障をきたして自ら命を絶つに至った苦境が十分にうかがえる。

その赤木さんや他の担当者の様子を知っていた近畿財務局の幹部は、田村嘉啓国有財産審理室長(当時)に、本省の理不尽な要求によって《統括ラインが倒れかけている》《本日は7時退社、土日の出社はなしということにしたいと考えております》と休暇を懇願している。過酷な勤務状況だったことは、本省から「2017年3月24日午前1時20分」に近畿財務局の赤木さんらにメールが送信され、赤木さんの上司が「午前1時49分と1時52分」に返信したメールの記録からも分かる。異常な時間帯に、仕事をさせていたということだ。

財務省幹部や安倍元首相を守るため、赤木さんらが理不尽な使われ方をしていたことは明白だ。財務省は、今回開示された文書を出すことをずっと拒んできた。裁判所の命令に従うしかなかったのだが、開示が決まって出てきたのは9,000ページという膨大な資料。内容は、隠してきたものの枚数以上に重いものだった
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 《森友学園問題…五年かかろうと十年かかろうと真実は明るみに出さなければならない。僕は最後まで雅子さんに味方する》(前川喜平さん)。

   『●《森友学園問題…五年かかろうと十年かかろうと真実は明るみに出さ
      なければならない。僕は最後まで雅子さんに味方する》(前川喜平さん)
   『●またしても、《公文書改ざんを苦に自殺した夫の死の真相を明らかにして
      ほしい――。(赤木)雅子さんの切なる願いは裁判所に届かなかった》
   ●大阪地裁は《検察の捜査手法などが推測されると「同種事件で罪証隠滅が
      容易になる可能性がある」などと指摘し、不開示決定は妥当と結論…》
   『●赤木雅子さんが大阪高裁に控訴: デタラメの連鎖…《権力による事実の
        隠蔽》「認諾」、公文書「不開示」、《佐川元理財局長の尋問認めず》
    (東京新聞)【<社説>森友文書判決 「不開示」で真相隠すな】
     《学校法人森友学園を巡る文書不開示決定の取り消しを求めた
     裁判で、大阪地裁は国の対応を適法とした。公文書改ざんの
     真相を闇に埋もれさせる判決だ文書不開示は決して
     許されない国有地の約8億円の値引きから始まった森友問題。
     財務省の報告書には改ざんの指揮系統などに関する記載はなく、
     開示された「赤木ファイル」には黒塗り部分が約400カ所も
     
あった。肝心な部分は隠されて不明のままだ

   『●誠実さのかけらもない財務省《存否を明らかにせずに不開示決定》、それを
      支持する裁判所…法的拘束力のない答申ではあるが総務省の審査会が正論
   『●デタラメにも2023年9月、大阪地裁は《不開示決定は妥当と結論づけた》が…
     赤木雅子さん逆転完全勝訴! 大阪高裁牧賢二裁判長は森友文書開示を命じる判決
   『●森友文書、《上告せず、直ちに開示すべきだ》!! 大阪地裁・徳地淳
     裁判長《不開示決定は妥当と結論づけた》一審判決のデタラメぶりが顕在化
   『●《上告せず判決を真摯に受け入れ》…森友文書、直ちに開示すべき!! 怖れる
      ことは、アベ様政権下で起こったような、「すでに廃棄した」という回答…
   『●元首相アベ様やアソウ元財務相、スガッチ元官房長官は如何に関与? 長期に
     わたって《丁寧に検討》した結果、黒塗りだらけで真相を闇に葬るつもりか?
   『●デタラメにも2023年9月、大阪地裁は《不開示決定は妥当と結論づけた》が…
     赤木雅子さん逆転完全勝訴! 大阪高裁牧賢二裁判長は森友文書開示を命じる判決
   『●《最高裁が上告棄却、佐川宣寿氏の賠償認めず》…国の責任は「認諾」して
      逃げておいて、一方、元理財局長が法廷で証言すると、何か拙いことでも?
   『●赤木雅子さん《「ショック。大事なところが抜けている」声を震わす妻『森友
     問題』開示資料に“改ざん経緯”文書含まれず》(FNN)…まだ隠蔽する気か?
   『●生越照幸弁護士「森友学園の土地取引をめぐる騒ぎがあった時に、こうやって
     調べられるべきだった…開示されていたら赤木俊夫さんは死ななくて済んだ」
   『●まだ隠蔽する気か、まだ改ざんする気か…【森友学園開示文書 欠落部分は
     “政治と接点あった時期”】(NHK)、アベ様の妻・昭恵氏らが関与した時期
   『●政治家関係者との応接録などの森友文書の《廃棄の理由は「国会で…さらなる
      質問につながりうる材料を極力少なくすることが、主たる目的だった…」》
   『●アベ様夫人昭恵氏付きの秘書だった経産省・谷査恵子氏《「…本省業務課に森友
     学園への貸付料減額の可能性等について照会がなされる」》との文書等が欠落!?
   『●辰巳孝太郎議員《「抜いた文書は処分したのか?」という問い》に財務省理財局
      石田清次長は《スルーして答えない…答えられなかった》(相澤冬樹さん)
   『●(東京新聞)《財務省の決裁文書改ざんで…関連文書に欠落があったことに
     ついて、財務省は…「少なくとも17件は同省で保有している」と明らかにした》
   『●《「AKAGI NOTE」…生越照幸弁護士は「文書を精査し、俊夫さんがどういう
     指示に基づいて改ざんをさせられていたのか、事実経過を明らかにしたい」》
   『●《夫が苦悩する姿》が書き記された「AKAGI NOTE」が雅子さんに返る…
     赤木俊夫さんの「私物」を、何故に国は後生大事に今まで隠し持っていたのか?

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●《夫が苦悩する姿》が書き記された「AKAGI NOTE」が雅子さんに返る…赤木俊夫さんの「私物」を、何故に国は後生大事に今まで隠し持っていたのか?

2025年06月18日 00時00分52秒 | Weblog

[↑ 『森友文書 9000ページ分開示/改ざん連鎖 取り繕う財務省/「検察からは外部に出ない」「全て廃棄 言い切れぬ実情」/AKAGI NOTE返還』(朝日新聞、2025年6月12日[木])]


(2025年6月15日[日])
夫が苦悩する姿》が書き記された「AKAGI NOTE」が雅子さんに返る。赤木俊夫さんの「私物」を、国は、何故に後生大事に今まで隠し持っていたのか? その存在も明かすことなく。

   『●《「AKAGI NOTE」…生越照幸弁護士は「文書を精査し、俊夫さんがどういう
     指示に基づいて改ざんをさせられていたのか、事実経過を明らかにしたい」》

 赤木俊夫さんの「赤木ノート AKAGI NOTE」が赤木雅子さんに戻った。《「AKAGI NOTE」という文字が「2017.4.14」という日付けとともに書かれていて、雅子さんは1枚1枚めくりながら、「国としての責任とかいろいろなことを書いていて、もうちょっと読み解かないとわからないですが、まずは返してもらえたことがすごくうれしくて、胸がいっぱいです」と話していました。また、弁護団の生越照幸弁護士は「文書を精査し、俊夫さんがどういう指示に基づいて改ざんをさせられていたのか、事実経過を明らかにしたい」》(NHK)。膨大な資料、分析が待たれる。
 日刊ゲンダイのコラム【相澤冬樹 森友遺族・夫の死を巡る法廷闘争記/財務省が森友文書2回目の開示…俊夫さん手書きの「AKAGI NOTE」には夫が苦悩する姿が】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/373175)によると、《俊夫さんの手書き文字を見るのは、4年前に改ざんの経緯を記した通称「赤木ファイル」が公表されて以来だ。懐かしさでいっぱいになりながらノートを開いた。そこには森友学園への国有地8億円値引きの発覚後、俊夫さんが会計検査院の立ち入り検査で問題をたびたび指摘され苦悩する姿が浮き彫りになっている
「8億円の減額は損害賠償に近い」
「なぜ価格に反映させなければならないのか」
「国が全体まで(地下のゴミを)撤去しなければならないのか」》

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https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/373175

相澤冬樹 ジャーナリスト・元NHK記者
1962年宮崎県生まれ。東京大学法学部卒業。1987年NHKに記者職で入局。東京社会部、大阪府警キャップ・ニュースデスクなどを歴任。著書『安倍官邸vs.NHK 森友事件をスクープした私が辞めた理由』(文藝春秋)がベストセラーとなった。


森友遺族・夫の死を巡る法廷闘争記
財務省が森友文書2回目の開示…俊夫さん手書きの「AKAGI NOTE」には夫が苦悩する姿が
公開日:2025/06/12 10:30 更新日:2025/06/12 10:31

     (赤木雅子さんは段ボールを手に(提供)筆者)

 財務省にガサ入れだ! ガサ入れといえば段ボール箱が欠かせない。

 11日、空の段ボールを抱えて赤木雅子さんが代理人の生越照幸弁護士とともに財務省へ乗り込んだ。夫の俊夫さんは森友学園との土地取引を巡る公文書の改ざんを苦に命を絶った。雅子さんは真実を知りたいと、財務省が検察に任意提出した文書の開示を求めてきた。2回目の開示で出された文書は9000枚近く、重さは20キロにもなる。箱いっぱいに詰め込み台車に載せて外に出てきた。俊夫さんは検察への任意提出について予定帳に「任ガサ(任意のガサ)」と記していた。この日は雅子さんにとって、まさに「任ガサ」そのものだ。

 9000枚もの文書の中で雅子さんが真っ先に内容を知りたいと考えていたものがある。財務省の担当者が開示2日前、突然明らかにしたのだ。

「今回の開示のトピックスは赤木俊夫さんの手書きのノートです」

 そんなものがあるとは知らなかった。一体何が書かれているのだろう?

 当日、雅子さんはノートの表紙に書かれた癖のある「AKAGI NOTE」という文字を見て確信した。

「夫の字だ。間違いない」


■「8億は引き過ぎ」

     (「夫の字だ。間違いない」/(提供)筆者)

 俊夫さんの手書き文字を見るのは、4年前に改ざんの経緯を記した通称「赤木ファイル」が公表されて以来だ。懐かしさでいっぱいになりながらノートを開いた。そこには森友学園への国有地8億円値引きの発覚後、俊夫さんが会計検査院の立ち入り検査で問題をたびたび指摘され苦悩する姿が浮き彫りになっている

「8億円の減額は損害賠償に近い」

「なぜ価格に反映させなければならないのか」

「国が全体まで(地下のゴミを)撤去しなければならないのか」

8億は引き過ぎ

 雅子さんは夫の文字が普段以上にゆがんで読みにくくなっていることに気付いた。検査が進むにつれて文字のゆがみは大きくなっていく俊夫さんが苦しんでいた様子が如実に伝わって切なくなった

心が乱れていくのがすごくわかるような気がします

 俊夫さんが当時、苦しんでいた姿が蘇った

「もうすっごいつらい顔をして『会計検査院が』って毎日のように言ってたのを覚えているので、相当つらい中のメモなんだろうなとわかります」

 雅子さんは、周りの人たちの力も借りながらじっくり時間をかけて、今回開示された9000枚の文書を読み解くことにしている。
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 《森友学園問題…五年かかろうと十年かかろうと真実は明るみに出さなければならない。僕は最後まで雅子さんに味方する》(前川喜平さん)。

   『●《森友学園問題…五年かかろうと十年かかろうと真実は明るみに出さ
      なければならない。僕は最後まで雅子さんに味方する》(前川喜平さん)
   『●またしても、《公文書改ざんを苦に自殺した夫の死の真相を明らかにして
      ほしい――。(赤木)雅子さんの切なる願いは裁判所に届かなかった》
   ●大阪地裁は《検察の捜査手法などが推測されると「同種事件で罪証隠滅が
      容易になる可能性がある」などと指摘し、不開示決定は妥当と結論…》
   『●赤木雅子さんが大阪高裁に控訴: デタラメの連鎖…《権力による事実の
        隠蔽》「認諾」、公文書「不開示」、《佐川元理財局長の尋問認めず》
    (東京新聞)【<社説>森友文書判決 「不開示」で真相隠すな】
     《学校法人森友学園を巡る文書不開示決定の取り消しを求めた
     裁判で、大阪地裁は国の対応を適法とした。公文書改ざんの
     真相を闇に埋もれさせる判決だ文書「不開示」は決して
     許されない国有地の約8億円の値引きから始まった森友問題。
     財務省の報告書には改ざんの指揮系統などに関する記載はなく、
     開示された「赤木ファイル」には黒塗り部分が約400カ所も
     
あった。肝心な部分は隠されて不明のままだ

   『●誠実さのかけらもない財務省《存否を明らかにせずに不開示決定》、それを
      支持する裁判所…法的拘束力のない答申ではあるが総務省の審査会が正論
   『●デタラメにも2023年9月、大阪地裁は《不開示決定は妥当と結論づけた》が…
     赤木雅子さん逆転完全勝訴! 大阪高裁牧賢二裁判長は森友文書開示を命じる判決
   『●森友文書、《上告せず、直ちに開示すべきだ》!! 大阪地裁・徳地淳
     裁判長《不開示決定は妥当と結論づけた》一審判決のデタラメぶりが顕在化
   『●《上告せず判決を真摯に受け入れ》…森友文書、直ちに開示すべき!! 怖れる
      ことは、アベ様政権下で起こったような、「すでに廃棄した」という回答…
   『●元首相アベ様やアソウ元財務相、スガッチ元官房長官は如何に関与? 長期に
     わたって《丁寧に検討》した結果、黒塗りだらけで真相を闇に葬るつもりか?
   『●デタラメにも2023年9月、大阪地裁は《不開示決定は妥当と結論づけた》が…
     赤木雅子さん逆転完全勝訴! 大阪高裁牧賢二裁判長は森友文書開示を命じる判決
   『●《最高裁が上告棄却、佐川宣寿氏の賠償認めず》…国の責任は「認諾」して
      逃げておいて、一方、元理財局長が法廷で証言すると、何か拙いことでも?
   『●赤木雅子さん《「ショック。大事なところが抜けている」声を震わす妻『森友
     問題』開示資料に“改ざん経緯”文書含まれず》(FNN)…まだ隠蔽する気か?
   『●生越照幸弁護士「森友学園の土地取引をめぐる騒ぎがあった時に、こうやって
     調べられるべきだった…開示されていたら赤木俊夫さんは死ななくて済んだ」
   『●まだ隠蔽する気か、まだ改ざんする気か…【森友学園開示文書 欠落部分は
     “政治と接点あった時期”】(NHK)、アベ様の妻・昭恵氏らが関与した時期
   『●政治家関係者との応接録などの森友文書の《廃棄の理由は「国会で…さらなる
      質問につながりうる材料を極力少なくすることが、主たる目的だった…」》
   『●アベ様夫人昭恵氏付きの秘書だった経産省・谷査恵子氏《「…本省業務課に森友
     学園への貸付料減額の可能性等について照会がなされる」》との文書等が欠落!?
   『●辰巳孝太郎議員《「抜いた文書は処分したのか?」という問い》に財務省理財局
      石田清次長は《スルーして答えない…答えられなかった》(相澤冬樹さん)
   『●(東京新聞)《財務省の決裁文書改ざんで…関連文書に欠落があったことに
     ついて、財務省は…「少なくとも17件は同省で保有している」と明らかにした》
   『●《「AKAGI NOTE」…生越照幸弁護士は「文書を精査し、俊夫さんがどういう
     指示に基づいて改ざんをさせられていたのか、事実経過を明らかにしたい」》

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●《「AKAGI NOTE」…生越照幸弁護士は「文書を精査し、俊夫さんがどういう指示に基づいて改ざんをさせられていたのか、事実経過を明らかにしたい」》

2025年06月16日 00時00分28秒 | Weblog

[↑ 『森友文書 9000ページ分開示/改ざん連鎖 取り繕う財務省/「検察からは外部に出ない」「全て廃棄 言い切れぬ実情」/AKAGI NOTE返還』(朝日新聞、2025年6月12日[木])]


(20250613[])
《佐川氏…証人喚問》を。そして、やはり関連文書はあった!

   『●まだ隠蔽する気か、まだ改ざんする気か…【森友学園開示文書 欠落部分は
     “政治と接点あった時期”】(NHK)、アベ様の妻・昭恵氏らが関与した時期
   『●政治家関係者との応接録などの森友文書の《廃棄の理由は「国会で…さらなる
      質問につながりうる材料を極力少なくすることが、主たる目的だった…」》
   『●アベ様夫人昭恵氏付きの秘書だった経産省・谷査恵子氏《「…本省業務課に森友

     学園への貸付料減額の可能性等について照会がなされる」》との文書等が欠落!?
   『●辰巳孝太郎議員《「抜いた文書は処分したのか?」という問い》に財務省理財局
      石田清次長は《スルーして答えない…答えられなかった》(相澤冬樹さん)
   『●(東京新聞)《財務省の決裁文書改ざんで…関連文書に欠落があったことに
     ついて、財務省は…「少なくとも17件は同省で保有している」と明らかにした》

 日刊ゲンダイのコラム【相澤冬樹 森友遺族・夫の死を巡る法廷闘争記/真相から逃げる伊藤豊元秘書課長に「佐川局長の指示はあったんですね?」と直撃すると…】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/372786#goog_rewarded)によると、《佐川氏については前回のこの委員会で立憲民主党の川内博史議員が証人喚問を行うよう求めている。その扱いについて協議が行われたが、自民党側はすでに退職して民間人になっているなどとして同意せず、結論は見送られた》。

 そして、赤木俊夫さんの「赤木ノート AKAGI NOTE」が赤木雅子さんに戻った。《「AKAGI NOTE」という文字が「2017.4.14」という日付けとともに書かれていて、雅子さんは1枚1枚めくりながら、「国としての責任とかいろいろなことを書いていて、もうちょっと読み解かないとわからないですが、まずは返してもらえたことがすごくうれしくて、胸がいっぱいです」と話していました。また、弁護団の生越照幸弁護士は「文書を精査し、俊夫さんがどういう指示に基づいて改ざんをさせられていたのか、事実経過を明らかにしたい」》(NHK)。膨大な資料、分析が待たれる。
 NHKの記事【森友文書 財務省が2回目の開示 改ざんの詳しい経緯が焦点】(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250611/k10014831751000.html)によると、《森友学園に関する財務省の決裁文書の改ざんに関与させられ自殺した近畿財務局の職員の妻に11日、関連文書の2回目の開示が行われました。職員が自筆で記録を残していたとみられるノートなど、あわせて9000ページ近くが開示されました》。

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https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/372786#goog_rewarded

相澤冬樹 ジャーナリスト・元NHK記者
1962年宮崎県生まれ。東京大学法学部卒業。1987年NHKに記者職で入局。東京社会部、大阪府警キャップ・ニュースデスクなどを歴任。著書『安倍官邸vs.NHK 森友事件をスクープした私が辞めた理由』(文藝春秋)がベストセラーとなった。


森友遺族・夫の死を巡る法廷闘争記
真相から逃げる伊藤豊元秘書課長に「佐川局長の指示はあったんですね?」と直撃すると…
公開日:2025/06/04 15:30 更新日:2025/06/04 15:30

     (真相から逃げる(財務省の伊藤豊元秘書課長)/(C)日刊ゲンダイ)

 総額247億円もの不正融資が明らかになったいわき信用組合。加藤勝信財務・金融大臣は3日の会見で「いまだに真相をつまびらかにしようという姿勢がないのは大変遺憾で、猛省を求めたい」と述べた。だがそもそも財務省自身が、森友事件で“真相をつまびらかにする姿勢がない”ではないか。それを象徴する場面が、会見後の衆議院財務金融委員会であった。

 不正融資問題で答弁に立つ金融庁の伊藤豊監督局長は、森友事件の公文書改ざんを巡り、財務省秘書課長として調査報告書の取りまとめにあたった。報告書では佐川宣寿理財局長(当時)が政治家関係者について記載のある文書を外に出すべきではなく、最低限の記載とすべきであると反応した」とされている。

 共産党のたつみコータロー議員は「反応というのは指示したということですね」と伊藤氏に繰り返し確認を求めた。しかし伊藤氏は自席で微動だにせず答えるそぶりを見せない。代わりに窪田修理財局長が「あくまで報告書に記載の通り」と繰り返し、加藤大臣も同じ見解を示す。

 そこでたつみ議員は、事件で命を絶った赤木俊夫さんの妻、雅子さんの自宅を伊藤氏が訪ねて説明した際の音声データから、伊藤氏が「佐川局長の指示とはっきり述べている事実を示し、「指示があったんですね?」と念押しした。だが伊藤氏は相変わらず答弁に立たず、自分に関係ないかのごとく振る舞った。


財務省は「おまいう」

     (8年前(2017年)に赤木さん宅を訪れた際の香典(提供)筆者)

 委員会後、伊藤氏が外に出たところで私は声をかけた。

「伊藤さん、相澤です、お久しぶりです」

 私は5年前に2度、伊藤氏を自宅近くで取材したことがある。伊藤氏はこちらを見て表情を硬くすると、そばにいた衛視の人たちに「お願いします」と私を排除するよう求めた。「佐川さんの指示はあったんですね?」という問いには答えず、足早に立ち去った。

 佐川氏については前回のこの委員会で立憲民主党の川内博史議員が証人喚問を行うよう求めている。その扱いについて協議が行われたが、自民党側は「すでに退職して民間人になっているなどとして同意せず、結論は見送られた。

 このように真相解明に向き合おうとしない自民党や財務省が、不正融資の金融機関のことを「真相をつまびらかにしようとしない」などと批判する資格があるだろうか?

 古くから「まず隗より始めよ」と言う。まず自らの問題をつまびらかにすべきだ。加藤大臣は自分の発言が「おまいう」だと気付かないのだろうか?
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https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250611/k10014831751000.html

森友文書 財務省が2回目の開示 改ざんの詳しい経緯が焦点
2025年6月11日 21時21分

森友学園に関する財務省の決裁文書の改ざんに関与させられ自殺した近畿財務局の職員の妻に11日、関連文書の2回目の開示が行われました。

職員が自筆で記録を残していたとみられるノートなど、あわせて9000ページ近くが開示されました。


目次
 ・“赤木ノート” 記されていたのは
 ・改ざんの経緯は

森友学園に関する財務省の決裁文書の改ざんに関与させられ自殺した近畿財務局の職員、赤木俊夫さん(当時54)の妻の雅子さんは、財務省が検察に任意で提出した関連文書の開示を求め、ことし4月、国有地の売却をめぐる学園側との交渉記録など、2200ページ余りの文書が開示されました。

これに続いて11日、関連文書の2回目の開示が行われ、雅子さんが弁護士とともに財務省を訪れて文書を受け取りました。

開示されたのは、国有地が8億円余り値引きされて学園に売却されていたことが明らかになってから決裁文書の改ざんに至るまでに、赤木さんが携わっていた業務に関するメールや応接録、手元でとりまとめていたとみられる文書など、あわせて9000ページ近い文書です。

この中には赤木さんが会計検査院とのやりとりなどの業務について、自筆で記録を残していたとみられるノートも含まれています。

ノートには、「8億の減額は損害賠償に近い」、「8億は引きすぎ」などと巨額の値引きを疑問視するような内容も記されていました。

また財務省は、4月に開示した際に欠落していた74件の文書のうち10件が今回、開示された文書に含まれていることを明らかにしました。

財務省は今後、ことし8月をめどに、赤木さん以外の担当者の手元の記録の一部を開示することにしていて、来年3月をめどに主要な文書の開示を終えたいとしています。


赤木雅子さん「返してもらえて胸がいっぱい」

財務省で開示された文書を受け取ったあと、赤木雅子さんは「“赤木ノート”をいま、受け取ってきました。ノートを丁寧に包んでくれていて、夫が初めて財務省に大事にしてもらえていると思いました」と話しました。

ノートの表紙には「AKAGI NOTE」という文字が「2017.4.14」という日付けとともに書かれていて、雅子さんは1枚1枚めくりながら、「国としての責任とかいろいろなことを書いていて、もうちょっと読み解かないとわからないですが、まずは返してもらえたことがすごくうれしくて、胸がいっぱいです」と話していました。

また、弁護団の生越照幸弁護士は「文書を精査し、俊夫さんがどういう指示に基づいて改ざんをさせられていたのか、事実経過を明らかにしたい」と話していました。


―――――――――――――――――――――――――――
“赤木ノート” 記されていたのは

新たに開示された文書の中には近畿財務局の職員、赤木俊夫さんが会計検査院とのやりとりなどの業務について、自筆で記録を残していたとみられるノートも含まれています。

森友学園に国有地がごみの撤去費用などとして8億円余り値引きされ売却された問題をめぐっては、2017年3月以降、会計検査院が検査を行いました。

B5版のノートの表紙には「AKAGI NOTE」という文字が「2017.4.14」という日付とともに書かれていて、50ページ余りにわたって赤木さんの自筆とみられる文字が記されています。

中には
ほんとうに9.9Mまで埋まっていたか不明確
「8億の減額は損害賠償に近い」
「国が全体まで賠償しなければならないのか」
8億は引きすぎ
「損害賠償される可能性(おそれ)→エビデンス=ない」などと、8億円余りの巨額の値引きを疑問視するような内容も記されています。

このノートは、決裁文書の改ざんや記録の廃棄が行われたあとに使っていたとみられ、中には公用文書毀棄罪を定めた「刑法258条」という記載や、刑事告発について定めた刑事訴訟法239条について記したとみられる「刑訴法239条何人も告発できる」という記載もありました。
―――――――――――――――――――――――――――


赤木さん「心が乱れているのがわかるような気がする」

赤木雅子さんは、「AKAGI NOTE」と書かれたノートや開示された文書に目を通したあと、取材に応じました。

雅子さんは「夫のメモがたくさん出てきて、夫が残したものなんだなと最初に感じました。改ざんしたあとのもので、字がすごく乱れていて見にくいですが、後半にかけてもっともっとひどい字になっています。心が乱れているのが、すごくわかるような気がします」と話しました。

そのうえで「夫は『自分は犯罪者だ』と何度も言っていました。夫が残した文書やノートをやっと手に入れたので、読み解いて、夫に何が起きたのか、なんでこんなことをしなければならなかったのか、そして、どんな気持ちになっていたのか知りたいです」とノートを手にしながら話していました。


弁護団「どのように俊夫さんが追い込まれたかわかる可能性ある」

文書を受け取ったあと、赤木雅子さんの弁護団が大阪市内で会見を開きました。

生越照幸 弁護士は、「まだ文書を精査できていませんが、近畿財務局にいた俊夫さん側から見た改ざんなどの問題が読み取れるもので、財務省本省側のことはわからないのではないかと思っています。ただ、近畿財務局側の緊迫した様子は非常に伝わってくるので、そこで何か新しい事実が出てくるのか、そして、どのようにして俊夫さんが苦しい状況に追い込まれたのかがわかる可能性はあると思っています」と話していました。


加藤財務相“欠落していた74件の文書のうち10件が含まれている”

加藤財務大臣は記者団に対し、「きょう9000ページ弱の文書をご遺族にお渡しした。文書の中には赤木さんが自筆で記録を残していたと思われるノートもあり、その写しも開示した。引き続き、少しでもご遺族のお気持ちに寄り添えるよう、誠意をもって丁寧な説明に努め、鋭意作業に取り組む」と述べました。

また、加藤大臣は、4月に開示した際に欠落していた74件の文書のうち10件が今回、開示された文書に含まれていることを明らかにしました。

その上で今後、8月をめどに、赤木さん以外の担当者の手元の記録の一部を開示するなどして、来年3月をめどに主要な文書の開示を終わらせるよう作業を行う考えを示しました。


財務省 決裁後に資料差し替え“不適切な行為が新たに確認“

財務省は、森友学園の関連文書の開示作業を進める中で、8年前に学園に関する別の情報公開請求に対応した際、不開示決定の決裁文書の参考資料を決裁後に差し替える不適切な行為が新たに確認されたと明らかにしました。

平成29年に行われた森友学園関連の文書の情報公開請求で、財務省は、その年の3月に文書不存在を理由として不開示の決定を行いました。

財務省によりますとこの不開示決定の決裁文書には参考資料が添付されていましたが、決裁後に別の資料に差し替えられたことが今回の開示作業の過程で新たに確認されたということです。

参考資料には、情報公開の対象範囲などに関する記載があったということですが、財務省は差し替えの前後でどう変わったのか、具体的な内容は明らかにしていません。当時、財務省では、国会審議で質問につながる材料を少なくする目的で、交渉記録の廃棄を進めていたことや、情報公開請求に対して廃棄されていない記録を「文書不存在などと回答していたことが財務省の調査報告書で認定されています。

財務省は、今回、確認された決裁文書の参考資料の差し替えも一連の問題行為の中で行われたもので不適切な行為だったと説明しています。


―――――――――――――――――――――――――――
改ざんの経緯は

2018年3月、森友学園との国有地の取り引きに関する決裁文書を財務省が改ざんしていたことが明らかになりました。

改ざんは、「貸付決議書」や「売払決議書」など14の決裁文書で行われ
▽当時の安倍総理大臣の妻の昭恵氏や政治家の名前が記された部分
▽「本件の特殊性などと書かれた部分
学園側との事前の価格交渉を伺わせる記述などが300か所以上
 削除されていました

改ざん発覚の5日後、近畿財務局の職員の赤木俊夫さん(当時54)は、改ざんに関与させられたことを苦にみずから命を絶ちました。

3月27日、国会では財務省の佐川宣寿 元理財局長の証人喚問が行われましたが、

佐川氏は▽改ざんへの自身の関与や▽改ざんをいつ、どのように認識したのかは「刑事訴追のおそれがある」などとして証言を拒みました

一方で佐川氏は、安倍氏や妻の昭恵氏、当時、副総理兼財務大臣だった麻生氏、それに総理大臣官邸の関係者から改ざんの指示はなかったと説明したほか、2017年2月に安倍氏が、「私や妻が関係していたら、総理大臣も国会議員も辞める」と答弁したことについては、自らの答弁などに影響は与えていないと説明しました。

2018年6月、財務省は内部調査の報告書を発表。

国有地の取り引きをめぐる学園との交渉記録を意図的に廃棄していたことを明らかにしたうえで、佐川氏が決裁文書の改ざんや記録の廃棄の方向性を決定づけたと認定しました。

改ざんや廃棄をめぐっては、大阪地検特捜部が虚偽公文書作成や公用文書毀棄などの疑いでの告発を受理し捜査を進めましたが、佐川氏を含む全員を不起訴としました。

2020年3月、赤木俊夫さんの妻の雅子さんは、何のために改ざんが行われ、なぜ夫が死ななければならなかったのか明らかにしたいと、国などに賠償を求める訴えを起こしました。

この裁判の過程で、2021年6月には赤木さんが職場に残したいわゆる「赤木ファイル」が、一部を黒塗りにされたうえで開示されました。

ファイルには、財務省職員が改ざんを指示するメールなどが含まれていましたが、改ざんの理由などを具体的に示す内容はありませんでした

雅子さんは改ざんの経緯を明らかにするため、財務省が一連の捜査の過程で検察に任意で提出した文書の開示を求める新たな訴えを起こし、国側が敗訴したことを受け、財務省は現在、段階的に開示を進めています。
―――――――――――――――――――――――――――


―――――――――――――――――――――――――――
「赤木ファイル」とは

2021年6月に開示された「赤木ファイル」は518ページあり、財務省本省の理財局と出先機関の近畿財務局の職員の間でやり取りされたおよそ40通のメールや、改ざんする部分に印をつけた元の決裁文書などが時系列で整理されています。

備忘記録」と書かれた最初のページに、赤木さんは「現場の問題意識として決裁済の文書の修正は行うべきでないと本省に強く抗議した本省理財局が全責任を負うとの説明には納得できず佐川理財局長からの指示の詳細が説明されず不明確なまま、本省からその都度、メールが投げ込まれてくるのが実態本件の備忘として修正などの作業過程を記録しておく」とファイルをまとめた理由を記しています。

ファイルにとじられていた本省からのメールのうち改ざんを最初に指示するものは2017年2月26日に送信されています。

この文面には「削除した方がよいと思われる箇所がある」とした上で、メールには安倍元総理大臣の妻の昭恵氏や政治家の名前などに印がつけられた元の文書が添付されていました。

メールは、何度もやりとりされていて、本省が繰り返し細かな指示をしていたことがみてとれます。

一方、改ざん作業が始まって10日後の3月8日に赤木さんが本省宛てに送ったメールには、「すでに意思決定した文書を修正することに疑問が残る」と書かれていて、改ざんへの抗議の意志が示されています。

3月20日に本省から赤木さんらに送られてきたメールには「局長から現在の国会答弁を踏まえた上で、作成するよう直接指示があったので改めて文書を修正後、局長への説明を行う」と書かれていて、改ざんが佐川元理財局長の指示であることが読み取れます。

ファイルの文書からは、改ざんに抵抗していた赤木さんら現場の職員が本省から一方的に改ざんに関与させられていた状況がうかがえます。

一方で、なせ改ざんを行わなければならなかったのかや、本省と近畿財務局の幹部の間でどのような議論が行われたのかを具体的に示すものはありませんでした。
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 《森友学園問題…五年かかろうと十年かかろうと真実は明るみに出さなければならない。僕は最後まで雅子さんに味方する》(前川喜平さん)。

   『●《森友学園問題…五年かかろうと十年かかろうと真実は明るみに出さ
      なければならない。僕は最後まで雅子さんに味方する》(前川喜平さん)
   『●またしても、《公文書改ざんを苦に自殺した夫の死の真相を明らかにして
      ほしい――。(赤木)雅子さんの切なる願いは裁判所に届かなかった》
   ●大阪地裁は《検察の捜査手法などが推測されると「同種事件で罪証隠滅が
      容易になる可能性がある」などと指摘し、不開示決定は妥当と結論…》
   『●赤木雅子さんが大阪高裁に控訴: デタラメの連鎖…《権力による事実の
        隠蔽》「認諾」、公文書「不開示」、《佐川元理財局長の尋問認めず》
    (東京新聞)【<社説>森友文書判決 「不開示」で真相隠すな】
     《学校法人森友学園を巡る文書不開示決定の取り消しを求めた
     裁判で、大阪地裁は国の対応を適法とした。公文書改ざんの
     真相を闇に埋もれさせる判決だ文書「不開示」は決して
     許されない国有地の約8億円の値引きから始まった森友問題。
     財務省の報告書には改ざんの指揮系統などに関する記載はなく、
     開示された「赤木ファイル」には黒塗り部分が約400カ所も
     
あった。肝心な部分は隠されて不明のままだ

   『●誠実さのかけらもない財務省《存否を明らかにせずに不開示決定》、それを
      支持する裁判所…法的拘束力のない答申ではあるが総務省の審査会が正論
   『●デタラメにも2023年9月、大阪地裁は《不開示決定は妥当と結論づけた》が…
     赤木雅子さん逆転完全勝訴! 大阪高裁牧賢二裁判長は森友文書開示を命じる判決
   『●森友文書、《上告せず、直ちに開示すべきだ》!! 大阪地裁・徳地淳
     裁判長《不開示決定は妥当と結論づけた》一審判決のデタラメぶりが顕在化
   『●《上告せず判決を真摯に受け入れ》…森友文書、直ちに開示すべき!! 怖れる
      ことは、アベ様政権下で起こったような、「すでに廃棄した」という回答…
   『●元首相アベ様やアソウ元財務相、スガッチ元官房長官は如何に関与? 長期に
     わたって《丁寧に検討》した結果、黒塗りだらけで真相を闇に葬るつもりか?
   『●デタラメにも2023年9月、大阪地裁は《不開示決定は妥当と結論づけた》が…
     赤木雅子さん逆転完全勝訴! 大阪高裁牧賢二裁判長は森友文書開示を命じる判決
   『●《最高裁が上告棄却、佐川宣寿氏の賠償認めず》…国の責任は「認諾」して
      逃げておいて、一方、元理財局長が法廷で証言すると、何か拙いことでも?
   『●赤木雅子さん《「ショック。大事なところが抜けている」声を震わす妻『森友
     問題』開示資料に“改ざん経緯”文書含まれず》(FNN)…まだ隠蔽する気か?
   『●生越照幸弁護士「森友学園の土地取引をめぐる騒ぎがあった時に、こうやって
     調べられるべきだった…開示されていたら赤木俊夫さんは死ななくて済んだ」
   『●まだ隠蔽する気か、まだ改ざんする気か…【森友学園開示文書 欠落部分は
     “政治と接点あった時期”】(NHK)、アベ様の妻・昭恵氏らが関与した時期
   『●政治家関係者との応接録などの森友文書の《廃棄の理由は「国会で…さらなる
      質問につながりうる材料を極力少なくすることが、主たる目的だった…」》
   『●アベ様夫人昭恵氏付きの秘書だった経産省・谷査恵子氏《「…本省業務課に森友
     学園への貸付料減額の可能性等について照会がなされる」》との文書等が欠落!?
   『●辰巳孝太郎議員《「抜いた文書は処分したのか?」という問い》に財務省理財局
      石田清次長は《スルーして答えない…答えられなかった》(相澤冬樹さん)
   『●(東京新聞)《財務省の決裁文書改ざんで…関連文書に欠落があったことに
     ついて、財務省は…「少なくとも17件は同省で保有している」と明らかにした》

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●(東京新聞)《財務省の決裁文書改ざんで…関連文書に欠落があったことについて、財務省は…「少なくとも17件は同省で保有している」と明らかにした》

2025年06月04日 00時00分39秒 | Weblog

[↑ 『森友開示文書に欠番/財務省「廃棄過程で欠番」』(朝日新聞、2025年05月10日[土])]


(2025年06月01日[日])
欠落した森友文書…情報公開クリアリングハウス ➙ 田中真紀子氏 ➙ 辰巳孝太郎議員。
 財務省の《誰がどういう判断で抜き取ったのか》(相澤冬樹さん)? 「廃棄したことを確認したんだよね?」 当時の麻生太郎財務相や佐川宣寿理財局長、アベ様やスガッチ最低の官房長官はどう関与?

   『●アベ様夫人昭恵氏付きの秘書だった経産省・谷査恵子氏《「…本省業務課に森友
     学園への貸付料減額の可能性等について照会がなされる」》との文書等が欠落!?
   『●辰巳孝太郎議員《「抜いた文書は処分したのか?」という問い》に財務省理財局
      石田清次長は《スルーして答えない…答えられなかった》(相澤冬樹さん)

 (共同通信)《学校法人「森友学園」に関する財務省決裁文書改ざん問題で、元職員の遺族側が受け取った関連文書に欠落があったことに関し、欠落部分とみられる資料が別の公開請求で過去に開示された文書に含まれていたことが23日、分かった。請求したNPO法人「情報公開クリアリングハウス」が明らかにした》。
 また、再度引用、【相澤冬樹 森友遺族・夫の死を巡る法廷闘争記/文書を処分したか?の問いを完全スルー…財務省の答弁で透けて見えた「やはり文書はある」】によると、《共産党のたつみコータロー辰巳孝太郎)議員…「これは誰の指示で誰が抜いたのか? そしてそのものは処分廃棄されたのかを確認したい」 すると答弁に立った財務省理財局の石田清次長は、当時の佐川宣寿理財局長が方向性を決定付け、その下で総務課長が中核的な役割を担ったと説明した上で、実際の廃棄は近畿財務局の職員が行ったと述べた。ここまでは質問の前半への答えだ。だが質問の後半、「抜いた文書は処分したのか?」という問いにはまったく答えなかった》。

 石井紀代美高田みのり両記者による、東京新聞の記事【2パターンの「森友文書」の不自然…財務省の言い分は 赤木俊夫さん遺族とNPO法人に「異なる開示内容」】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/407627)によると、《森友学園との国有地取引に関する財務省の決裁文書改ざん問題で、元職員の遺族側が受け取った関連文書から欠落していた文書が、NPO法人からの情報公開請求には開示されていたとの指摘について、財務省は27日、東京新聞の取材に「(遺族側とNPO法人にそれぞれ開示した文書が)同一となるものではない」と回答した。今後も新たな文書が開示される見通しだが、「何が含まれているか現時点で確定的なことは申し上げられない」とした》。
 また、同紙の記事【遺族側、森友文書で再度申し入れ 欠番巡り財務省に】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/408088)によると、《遺族の弁護団は今回、廃棄した際の決裁文書の開示を要望。また別のNPO法人が過去に請求した開示では、欠落部分とみられる資料が含まれていたことについても説明を求めた》。

 やはり在ったのか!
 さらに、同紙の記事【財務省が「少なくとも17件は保有」認める 森友文書の情報開示「欠落」問題 別の開示請求で開示済みと説明】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/408417)によると、《森友学園に関する財務省の決裁文書改ざんで、元職員が開示請求した関連文書に欠落があったことについて、財務省は30日の衆院財務金融委員会で「少なくとも17件は同省で保有している」と明らかにした。森友文書を巡っては、改ざんを苦に自殺した元近畿財務局職員・赤木俊夫さんの妻雅子さんが、国に関連文書の開示を要求。初回の4月に2000ページ超が開示されたが、本来382件あったとされる資料のうち、74件は欠落していた。同省は「政治家関係者に…」………………》。

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https://www.tokyo-np.co.jp/article/407627

2パターンの「森友文書」の不自然…財務省の言い分は 赤木俊夫さん遺族とNPO法人に「異なる開示内容」
2025年5月27日 20時29分

 森友学園との国有地取引に関する財務省の決裁文書改ざん問題で、元職員の遺族側が受け取った関連文書から欠落していた文書が、NPO法人からの情報公開請求には開示されていたとの指摘について、財務省は27日、東京新聞の取材に「(遺族側とNPO法人にそれぞれ開示した文書が)同一となるものではない」と回答した。今後も新たな文書が開示される見通しだが、「何が含まれているか現時点で確定的なことは申し上げられない」とした。


◆来年3月までに定期的に遺族側へ開示する方針

 NPO法人が開示内容を発表した23日夜、東京新聞は事実関係を質問し、同省は「確認の上、26日以降に回答する」としていた。

     (財務省(資料写真))

 文書改ざんを巡っては、自殺した元財務省近畿財務局職員の赤木俊夫さんの妻雅子さんが、同省が検察に提出した資料の開示を要求。今年4月に2000枚超が開示されたが、資料の通し番号(1~382)のうち74点が欠落していた。一方、2017年から開示請求をしていたNPO法人「情報公開クリアリングハウス」は、受け取った資料には欠落文書とされるものが複数含まれていると指摘していた。

 同省は今後、検察から返還された17万ページ以上の資料のうち主要な文書について、来年3月までに定期的に遺族側へ開示していく方針。(石井紀代美高田みのり


【関連記事】財務省が「欠落」としていた森友文書74点、一部見つかった 赤木雅子さんの開示請求への説明と食い違い
【関連記事】「森友文書」欠落しているのは「政治家関係者との記録を廃棄したから」 遺族「誰の指示だったのか再調査を」
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https://www.tokyo-np.co.jp/article/408088

遺族側、森友文書で再度申し入れ 欠番巡り財務省に
2025年5月29日 17時14分 (共同通信)

 学校法人「森友学園」に関する財務省決裁文書改ざん問題で、開示された関連文書に一部欠番があったことに関し、自殺した元職員の遺族側は29日、財務省に対し経緯について再度説明を求める申し入れをした。

 欠番について財務省は、過去に公表した調査報告書に基づき、2017年当時に理財局の指示で政治家関係者との応接録を廃棄しており、その過程で文書が欠落したとみられると今月9日、回答していた。

 遺族の弁護団は今回、廃棄した際の決裁文書の開示を要望。また別のNPO法人が過去に請求した開示では、欠落部分とみられる資料が含まれていたことについても説明を求めた。

 関連文書は、今年4月に第1弾として近畿財務局と森友側との交渉記録など13年6月~16年6月の約2千ページが開示された。

 弁護団によると、開示文書には古い順から番号が振られ約70件の欠番があった。14年4月に森友学園の籠池泰典元理事長が財務局職員に安倍晋三元首相の妻昭恵氏との写真を示し交渉をした記録など抜けていた
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●辰巳孝太郎議員《「抜いた文書は処分したのか?」という問い》に財務省理財局石田清次長は《スルーして答えない…答えられなかった》(相澤冬樹さん)

2025年06月03日 00時00分46秒 | Weblog

[↑ 『森友開示文書に欠番/財務省「廃棄過程で欠番」』(朝日新聞、2025年05月10日[土])]


(20250526[])
欠落した森友文書…情報公開クリアリングハウス田中真紀子氏 ➙ 辰巳孝太郎議員。
 財務省の《誰がどういう判断で抜き取ったのか》(相澤冬樹さん)? 「廃棄したことを確認したんだよね?」 当時の麻生太郎財務相や佐川宣寿理財局長、アベ様やスガッチ最低の官房長官はどう関与?

   『●アベ様夫人昭恵氏付きの秘書だった経産省・谷査恵子氏《「…本省業務課に森友
     学園への貸付料減額の可能性等について照会がなされる」》との文書等が欠落!?

 共同通信の記事【森友文書、「欠落」部分存在か 財務省、別の情報公開で開示済み】(https://nordot.app/1298566721329267484?c=39550187727945729)によると、《学校法人「森友学園」に関する財務省決裁文書改ざん問題で、元職員の遺族側が受け取った関連文書に欠落があったことに関し、欠落部分とみられる資料が別の公開請求で過去に開示された文書に含まれていたことが23日、分かった。請求したNPO法人「情報公開クリアリングハウス」が明らかにした》。
 東京新聞の記事【財務省が「欠落」としていた森友文書74点、一部見つかった 赤木雅子さんの開示請求への説明と食い違い】https://www.tokyo-np.co.jp/article/406894)によると、《森友学園との国有地取引に関する財務省の決裁文書改ざん問題で、元職員の遺族側が受け取った関連文書に欠落があったことについて、抜け落ちていたとみられる文書の一部が、別の情報公開請求で示された資料の中にあったことが分かった。公開請求をしたNPO法人「情報公開クリアリングハウス」が23日、明らかにした》、《◆「応接録の廃棄過程で欠落したと考えられる」  森友文書の改ざんを巡っては、改ざんを苦に自殺した元財務省近畿財務局職員・赤木俊夫さんの妻雅子さんが、財務省が検察に提出した資料の開示を要求。今年4月、2000枚超が開示されたが、資料ごとに振られていた通し番号(1~382)のうち、74点の欠落が判明した。森友問題が発覚した2017年に財務省理財局主導で政治家関係者の応接録が廃棄されており、同…》。

 「廃棄したという人を呼んで、なぜやったのか、誰の命令だったのか?」を明らかにすべき。
 日刊ゲンダイのコラム【相澤冬樹 森友遺族・夫の死を巡る法廷闘争記/田中真紀子氏が佐川宣寿元理財局長の証人喚問を各党に要請「文書は絶対にある!」】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/372098)によると、《「文書は絶対にありますよ捨てるわけがない!」 田中真紀子元外相が断言したのは、財務省が「捨てた」と説明している森友学園との土地取引に関する文書だ。文書の改ざんを命じられ命を絶った赤木俊夫さんの妻、雅子さんが情報開示を求め、ようやく4月に開示が始まったが、文書が74通も欠落していることが判明。財務省は8年前の事件発覚当初に政治家関係者に関わる文書を廃棄したと説明している》。

 《「抜いた文書は処分したのか?」という問い》に財務省理財局石田清次長は《答えられなかった》。
 もう一つの同コラム【相澤冬樹 森友遺族・夫の死を巡る法廷闘争記/文書を処分したか?の問いを完全スルー…財務省の答弁で透けて見えた「やはり文書はある」】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/372280)によると、《だが質問の後半、「抜いた文書は処分したのか?」という問いにはまったく答えなかった》《■「廃棄しました」と答えれば済むこと この問いへの答えは「捨てた」か「捨ててない」かどちらかしかない。これまでの説明通り本当に捨てたのだとすれば「廃棄しましたと答えれば済むことだ。なのに質問をスルーして答えないのはなぜか? 「捨てた」と答えればウソになるし、「捨ててない」と答えれば文書を出さねばならなくなる。それを避けるために答えられなかったとしか考えられない》。

 #赤木俊夫さんを忘れない。そして、絶対に忘れない。ブログ主は、とてもしつこい。《森友学園問題…五年かかろうと十年かかろうと真実は明るみに出さなければならない。僕は最後まで雅子さんに味方する》(前川喜平さん)。

   『●《森友学園問題…五年かかろうと十年かかろうと真実は明るみに出さ
      なければならない。僕は最後まで雅子さんに味方する》(前川喜平さん)
   『●またしても、《公文書改ざんを苦に自殺した夫の死の真相を明らかにして
      ほしい――。(赤木)雅子さんの切なる願いは裁判所に届かなかった》
   ●大阪地裁は《検察の捜査手法などが推測されると「同種事件で罪証隠滅が
      容易になる可能性がある」などと指摘し、不開示決定は妥当と結論…》
   『●赤木雅子さんが大阪高裁に控訴: デタラメの連鎖…《権力による事実の
        隠蔽》「認諾」、公文書「不開示」、《佐川元理財局長の尋問認めず》
    (東京新聞)【<社説>森友文書判決 「不開示」で真相隠すな】
     《学校法人森友学園を巡る文書不開示決定の取り消しを求めた
     裁判で、大阪地裁は国の対応を適法とした。公文書改ざんの
     真相を闇に埋もれさせる判決だ文書「不開示」は決して
     許されない国有地の約8億円の値引きから始まった森友問題。
     財務省の報告書には改ざんの指揮系統などに関する記載はなく、
     開示された「赤木ファイル」には黒塗り部分が約400カ所も
     あった。肝心な部分は隠されて不明のままだ

   『●誠実さのかけらもない財務省《存否を明らかにせずに不開示決定》、それを
      支持する裁判所…法的拘束力のない答申ではあるが総務省の審査会が正論
   『●デタラメにも2023年9月、大阪地裁は《不開示決定は妥当と結論づけた》が…
     赤木雅子さん逆転完全勝訴! 大阪高裁牧賢二裁判長は森友文書開示を命じる判決
   『●森友文書、《上告せず、直ちに開示すべきだ》!! 大阪地裁・徳地淳
     裁判長《不開示決定は妥当と結論づけた》一審判決のデタラメぶりが顕在化
   『●《上告せず判決を真摯に受け入れ》…森友文書、直ちに開示すべき!! 怖れる
      ことは、アベ様政権下で起こったような、「すでに廃棄した」という回答…
   『●元首相アベ様やアソウ元財務相、スガッチ元官房長官は如何に関与? 長期に
     わたって《丁寧に検討》した結果、黒塗りだらけで真相を闇に葬るつもりか?
   『●デタラメにも2023年9月、大阪地裁は《不開示決定は妥当と結論づけた》が…
     赤木雅子さん逆転完全勝訴! 大阪高裁牧賢二裁判長は森友文書開示を命じる判決
   『●《最高裁が上告棄却、佐川宣寿氏の賠償認めず》…国の責任は「認諾」して
      逃げておいて、一方、元理財局長が法廷で証言すると、何か拙いことでも?
   『●赤木雅子さん《「ショック。大事なところが抜けている」声を震わす妻『森友
     問題』開示資料に“改ざん経緯”文書含まれず》(FNN)…まだ隠蔽する気か?
   『●生越照幸弁護士「森友学園の土地取引をめぐる騒ぎがあった時に、こうやって
     調べられるべきだった…開示されていたら赤木俊夫さんは死ななくて済んだ」
   『●まだ隠蔽する気か、まだ改ざんする気か…【森友学園開示文書 欠落部分は
     “政治と接点あった時期”】(NHK)、アベ様の妻・昭恵氏らが関与した時期
   『●政治家関係者との応接録などの森友文書の《廃棄の理由は「国会で…さらなる
      質問につながりうる材料を極力少なくすることが、主たる目的だった…」》
   『●アベ様夫人昭恵氏付きの秘書だった経産省・谷査恵子氏《「…本省業務課に森友
     学園への貸付料減額の可能性等について照会がなされる」》との文書等が欠落!?

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https://nordot.app/1298566721329267484?c=39550187727945729

森友文書、「欠落」部分存在か 財務省、別の情報公開で開示済み
2025/05/23

     (4月、財務省が開示した森友学園問題を巡る関連文書の一部)

 学校法人「森友学園」に関する財務省決裁文書改ざん問題で、元職員の遺族側が受け取った関連文書に欠落があったことに関し、欠落部分とみられる資料が別の公開請求で過去に開示された文書に含まれていたことが23日、分かった。請求したNPO法人「情報公開クリアリングハウス」が明らかにした。

 欠落に関し財務省は今月9日、17年当時に理財局の指示で政治家関係者との応接録を廃棄その過程で文書が欠落したとみられると遺族側に説明した。

 改ざんを苦に自殺した元近畿財務局職員赤木俊夫さん=当時(54)=の妻雅子さん(54)は21年、検察庁に任意提出された文書の情報公開を請求。一方のNPOは17年森友学園に関する交渉記録を包括的に開示請求し、財務省は23年11月までに開示した。遺族側には今年4月に約2千ページが開示されたが、70件が欠落していた。

 NPOによると、NPOへの開示文書には遺族側が受け取った物にはなかった資料約40件が含まれ、日付や内容から、そのうち複数が欠落部分だった可能性があるという。
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https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/372098

相澤冬樹 ジャーナリスト・元NHK記者
1962年宮崎県生まれ。東京大学法学部卒業。1987年NHKに記者職で入局。東京社会部、大阪府警キャップ・ニュースデスクなどを歴任。著書『安倍官邸vs.NHK 森友事件をスクープした私が辞めた理由』(文藝春秋)がベストセラーとなった。


森友遺族・夫の死を巡る法廷闘争記
田中真紀子氏が佐川宣寿元理財局長の証人喚問を各党に要請「文書は絶対にある!」
公開日:2025/05/21 10:05 更新日:2025/05/21 10:05

     (雅子さんと話す田中真紀子氏(撮影)相澤冬樹)

文書は絶対にありますよ捨てるわけがない!」

 田中真紀子元外相が断言したのは、財務省が「捨てた」と説明している森友学園との土地取引に関する文書だ。文書の改ざんを命じられ命を絶った赤木俊夫さんの妻、雅子さんが情報開示を求め、ようやく4月に開示が始まったが、文書が74通も欠落していることが判明。財務省は8年前の事件発覚当初に政治家関係者に関わる文書を廃棄したと説明している

 これについて田中真紀子元外相が20日参議院議員会館で会見し、廃棄に責任のある佐川宣寿元財務省理財局長を国会で証人喚問するよう各党に要請したことを明らかにした。

廃棄したという人を呼んで、なぜやったのか、誰の命令だったのか、やった結果どう思ってるんですかと問いただして、これを国民の前につまびらかに示す。これが日本が文化国家、民主主義国家であるということの証左になる」

 佐川氏については2018年にも証人喚問が行われたが、刑事訴追の恐れを理由にほとんどの証言を拒否。すべての捜査が終わった今なら拒否する理由がなくなるとした。

 その上で、父・田中角栄元首相が旧大蔵省の大臣だった頃から財務官僚を知っているとして、彼らが重要な文書を捨てるわけがないと指摘した。

「大蔵官僚、財務官僚は、私は個人的にご家族も知っているので、財務官僚は文書を捨てたりしません絶対にない。それがトップのエリート官僚なんです。どこかにある。絶対ありますよ。メディアがもっと燃えて、国民目線でやって追及してくれるかどうかだと私は思います」


■「メディアはもっと燃えて」

 会場には赤木雅子さんも訪れていた。顔は公表していないが発言を求められ思いを訴えた。

これを機に佐川さんも本当のことを話した方がきっと楽になるんじゃないかなと勝手に思っています。(国会での証人喚問が)ぜひ実現するようによろしくお願いします」

 田中真紀子元外相とは支援の手紙をもらってから交流が始まり、毎年、夫・俊夫さんの命日に花を贈られている。会見後にはこんな一言も。

「あなたは顔は出さないけど口は出すからね」

 相変わらずの真紀子節にお互い笑いあった。

 “捨てたという文書はどこにあるのか、財務省に説明を迫るためにも佐川氏の喚問は欠かせない。国会は、各党はどう向き合うのか、マスコミはどう報じるのか、責任が問われている。
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https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/372280

相澤冬樹 ジャーナリスト・元NHK記者
1962年宮崎県生まれ。東京大学法学部卒業。1987年NHKに記者職で入局。東京社会部、大阪府警キャップ・ニュースデスクなどを歴任。著書『安倍官邸vs.NHK 森友事件をスクープした私が辞めた理由』(文藝春秋)がベストセラーとなった。


森友遺族・夫の死を巡る法廷闘争記
文書を処分したか?の問いを完全スルー…財務省の答弁で透けて見えた「やはり文書はある」
公開日:2025/05/24 11:25 更新日:2025/05/24 11:25

     (辰巳孝太郎議員の質問(衆議院インターネット中継から))

財務官僚は文書を捨てたりしません絶対あります

 田中真紀子元外相の発言を先日、本紙で報じた。その言葉通り文書は残っていると感じさせる質疑が国会で行われた

 問題になっているのは、森友事件で命を絶った赤木俊夫さんの妻、赤木雅子さんが財務省に開示を求めた関連文書。4月にその一部が開示されたが、文書が74通も欠落していることが判明。財務省は8年前の事件発覚当初に政治家関係者に関わる文書を廃棄したと説明している。

 これについて22日の衆議院総務委員会で共産党のたつみコータロー辰巳孝太郎)議員が質問に立った。

これは誰の指示で誰が抜いたのか? そしてそのものは処分廃棄されたのかを確認したい

 すると答弁に立った財務省理財局の石田清次長は、当時の佐川宣寿理財局長が方向性を決定付け、その下で総務課長が中核的な役割を担ったと説明した上で、実際の廃棄は近畿財務局の職員が行ったと述べた。ここまでは質問の前半への答えだ。だが質問の後半、「抜いた文書は処分したのか?」という問いにはまったく答えなかった


■「廃棄しました」と答えれば済むこと

 この問いへの答えは「捨てた」か「捨ててない」かどちらかしかない。これまでの説明通り本当に捨てたのだとすれば「廃棄しましたと答えれば済むことだ。なのに質問をスルーして答えないのはなぜか? 「捨てた」と答えればウソになるし、「捨ててない」と答えれば文書を出さねばならなくなる。それを避けるために答えられなかったとしか考えられない。

 その後の質疑で、安倍昭恵さんと森友学園理事長夫妻のスリーショット写真を提示された際の応接録が欠落していることについて、「現在、開示に向けて速やかに作業をして進めているところですが、ご指摘の文書は発見されておりません」と答えている。発見も何も捨ててしまったなら見つかるはずはない。やはり捨ててはいないのだろう。

 最後に辰巳議員は独自に入手したという財務省の7年前の内部文書を示した。そこには「近畿財務局と理財局のやりとりについては、最高裁まで争う覚悟で非公表とする」と記されている。これらの文書を出すつもりがあるのか問われて財務省は答えた。

「相当量の文書について(開示)作業を進めているところです。その中に近畿財務局と本省とのやりとりも含めて開示作業自体はさせていただいています」

 いずれ開示すると約束した形だ。もちろん欠落文書もすべて開示すべきだろう。捨ててはいないはずだ
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●アベ様夫人昭恵氏付きの秘書だった経産省・谷査恵子氏《「…本省業務課に森友学園への貸付料減額の可能性等について照会がなされる」》との文書等が欠落!?

2025年05月14日 00時00分28秒 | Weblog

[↑ 『森友開示文書に欠番/財務省「廃棄過程で欠番」』(朝日新聞、2025年05月10日[土])]


(2025年05月10日[土])
2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日」…「私や妻が関与していれば総理大臣も国会議員も辞める」と言い放った。それが、腐敗国家へのトリガー。《財務省が一番隠したかったのは、やっぱり昭恵さんを巡る文書だった》《抜き取られた文書はどこにあるのか誰がどういう判断で抜き取ったのか、財務省が説明すべき新たな問題が浮上した》(相澤冬樹さん)。
 アサヒコムの記事【「国会で質問されないよう廃棄」 森友文書の欠落、財務省が説明】を再度…《学校法人森友学園への国有地売却をめぐる文書改ざん近畿財務局職員が自殺した問題で、財務省は9日、4月に一部開示した関連文書について「一部欠落している」と指摘した遺族に対し、大半は廃棄されたと考えられる」と回答した。…財務省は9日、2018年の内部調査の報告書と同様に「同省理財局の指示で、政治家関係者との応接録として存在が確認されたものを紙媒体、電子ファイルともに廃棄した」「廃棄の過程で欠落したと考えられる」と文書で回答した。廃棄の理由は「国会で森友学園案件が大きく取り上げられる中で、さらなる質問につながりうる材料を極力少なくすることが、主たる目的だったと認められる」とした》。

   『●まだ隠蔽する気か、まだ改ざんする気か…【森友学園開示文書 欠落部分は
     “政治と接点あった時期”】(NHK)、アベ様の妻・昭恵氏らが関与した時期
   『●政治家関係者との応接録などの森友文書の《廃棄の理由は「国会で…さらなる
      質問につながりうる材料を極力少なくすることが、主たる目的だった…」》

 すっげぇなぁ、財務省(当時の財務相は麻生太郎氏、スガッチが最低の官房長官)…国会で《さらなる質問につながりうる材料を極力少なくすることが、主たる目的で廃棄。腐敗した国・ニッポンの国家的犯罪。当時の首相・アベ様やアホウ財務相、スガッチ官房長官は如何に関与か? 
 【森友学園開示文書 欠落部分は“政治と接点あった時期”】(NHK)、つまり、アベ様の妻・昭恵氏らが関与した時期…公文書廃棄・隠蔽や改ざんによって、逆に、何が起きていたのかが浮き彫りに。2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日というトリガーから見えてくるもの…「私や妻が関与していれば総理大臣も国会議員も辞める」と言い放ったわけで、やはり、少なくとも「妻が関与」しており、もっと早くにアベ様は辞職すべきだった。そうすれば、少しはましな…。

 日刊ゲンダイのコラム【相澤冬樹 森友遺族・夫の死を巡る法廷闘争記/森友文書の一部欠落で財務省が回答…公表された概要リストに「安倍昭恵」の名前】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/371612)によると、《やはり政治家との関係を隠すために文書が抜き取られていたのだ。しかも、欠落している文書の概要がわかる新たな文書のリストも公表された。そこには、やはり“あの人”の名前が記されていた。時の安倍首相の妻、安倍昭恵さんだ》《■誰がどういう判断で抜き取ったのか 例えば15年11月の文書。「安倍総理夫人付氏(女性)から本省業務課に森友学園への貸付料減額の可能性等について照会がなされる」と記されているが、この文書は今回の開示から欠落していた。これについて土地を管理する大阪航空局へ情報提供した文書も欠けている》。

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https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/371612

相澤冬樹 ジャーナリスト・元NHK記者
1962年宮崎県生まれ。東京大学法学部卒業。1987年NHKに記者職で入局。東京社会部、大阪府警キャップ・ニュースデスクなどを歴任。著書『安倍官邸vs.NHK 森友事件をスクープした私が辞めた理由』(文藝春秋)がベストセラーとなった。


森友遺族・夫の死を巡る法廷闘争記
森友文書の一部欠落で財務省が回答…公表された概要リストに「安倍昭恵」の名前
公開日:2025/05/10 11:10 更新日:2025/05/10 11:10

     (関連案件多数(安倍昭恵氏)/(C)日刊ゲンダイ)

 財務省が一番隠したかったのは、やっぱり昭恵さんを巡る文書だった

 森友学園への国有地巨額値引きに端を発した財務省の公文書改ざん事件で命を絶った赤木俊夫さん。その妻、雅子さんが財務省に求めた情報開示が裁判の末、4月に始まった。開示されるのは財務省が事件発覚時、検察に任意提出したすべての文書だ。そのうち土地取引に関する2255枚の文書がまず開示された。ところが文書の右上に手書きで記された通し番号が70個以上も欠落していることが判明。なぜ文書が抜けているのか? 雅子さんの弁護団は財務省に説明を求めていた。

 その回答が9日、文書で示された。それによると、欠落している文書は政治家関係者に言及しているものが多くを占めているとみられるという。その上で、欠落は2017年、森友事件の発覚時に本省理財局の指示で近畿財務局が廃棄したことによると説明している。

 やはり政治家との関係を隠すために文書が抜き取られていたのだ。しかも、欠落している文書の概要がわかる新たな文書のリストも公表された。そこには、やはり“あの人”の名前が記されていた。時の安倍首相の妻、安倍昭恵さんだ。


■誰がどういう判断で抜き取ったのか

 例えば15年11月の文書。「安倍総理夫人付氏(女性)から本省業務課に森友学園への貸付料減額の可能性等について照会がなされる」と記されているが、この文書は今回の開示から欠落していた。これについて土地を管理する大阪航空局へ情報提供した文書も欠けている

 また14年4月28日、昭恵さんが森友学園の籠池理事長夫妻と国有地前で一緒に撮ったスリーショット写真を近畿財務局の担当者に示した日。担当者は「上司に見せますと言ってコピーを取ったはずだが、その文書はない。さらにその日から1カ月近くにわたり対応方針について本省と打ち合わせを重ねた記録もない。対応方針について本省が財務局に再検討を指示した際の記録もない。このように昭恵さん案件が多数欠落していることが、財務省の資料で初めて明らかにされた。

 このような詳細なリストの存在を、欠落を指摘されるまで財務省が明らかにしなかったのはなぜなのか? そしてリストが存在するのに、そこに載っている文書が存在しないということがあるだろうか? 抜き取られた文書はどこにあるのか誰がどういう判断で抜き取ったのか、財務省が説明すべき新たな問題が浮上した。
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 #赤木俊夫さんを忘れない。そして、絶対に忘れない。ブログ主は、とてもしつこい。《森友学園問題…五年かかろうと十年かかろうと真実は明るみに出さなければならない。僕は最後まで雅子さんに味方する》(前川喜平さん)。

   『●《森友学園問題…五年かかろうと十年かかろうと真実は明るみに出さ
      なければならない。僕は最後まで雅子さんに味方する》(前川喜平さん)
   『●またしても、《公文書改ざんを苦に自殺した夫の死の真相を明らかにして
      ほしい――。(赤木)雅子さんの切なる願いは裁判所に届かなかった》
   ●大阪地裁は《検察の捜査手法などが推測されると「同種事件で罪証隠滅が
      容易になる可能性がある」などと指摘し、不開示決定は妥当と結論…》
   『●赤木雅子さんが大阪高裁に控訴: デタラメの連鎖…《権力による事実の
        隠蔽》「認諾」、公文書「不開示」、《佐川元理財局長の尋問認めず》
    (東京新聞)【<社説>森友文書判決 「不開示」で真相隠すな】
     《学校法人森友学園を巡る文書不開示決定の取り消しを求めた
     裁判で、大阪地裁は国の対応を適法とした。公文書改ざんの
     真相を闇に埋もれさせる判決だ文書「不開示」は決して
     許されない国有地の約8億円の値引きから始まった森友問題。
     財務省の報告書には改ざんの指揮系統などに関する記載はなく、
     開示された「赤木ファイル」には黒塗り部分が約400カ所も
     
あった。肝心な部分は隠されて不明のままだ

   『●誠実さのかけらもない財務省《存否を明らかにせずに不開示決定》、それを
      支持する裁判所…法的拘束力のない答申ではあるが総務省の審査会が正論
   『●デタラメにも2023年9月、大阪地裁は《不開示決定は妥当と結論づけた》が…
     赤木雅子さん逆転完全勝訴! 大阪高裁牧賢二裁判長は森友文書開示を命じる判決
   『●森友文書、《上告せず、直ちに開示すべきだ》!! 大阪地裁・徳地淳
     裁判長《不開示決定は妥当と結論づけた》一審判決のデタラメぶりが顕在化
   『●《上告せず判決を真摯に受け入れ》…森友文書、直ちに開示すべき!! 怖れる
      ことは、アベ様政権下で起こったような、「すでに廃棄した」という回答…
   『●元首相アベ様やアソウ元財務相、スガッチ元官房長官は如何に関与? 長期に
     わたって《丁寧に検討》した結果、黒塗りだらけで真相を闇に葬るつもりか?
   『●デタラメにも2023年9月、大阪地裁は《不開示決定は妥当と結論づけた》が…
     赤木雅子さん逆転完全勝訴! 大阪高裁牧賢二裁判長は森友文書開示を命じる判決
   『●《最高裁が上告棄却、佐川宣寿氏の賠償認めず》…国の責任は「認諾」して
      逃げておいて、一方、元理財局長が法廷で証言すると、何か拙いことでも?
   『●赤木雅子さん《「ショック。大事なところが抜けている」声を震わす妻『森友
     問題』開示資料に“改ざん経緯”文書含まれず》(FNN)…まだ隠蔽する気か?
   『●生越照幸弁護士「森友学園の土地取引をめぐる騒ぎがあった時に、こうやって
     調べられるべきだった…開示されていたら赤木俊夫さんは死ななくて済んだ」
   『●まだ隠蔽する気か、まだ改ざんする気か…【森友学園開示文書 欠落部分は
     “政治と接点あった時期”】(NHK)、アベ様の妻・昭恵氏らが関与した時期
   『●政治家関係者との応接録などの森友文書の《廃棄の理由は「国会で…さらなる
      質問につながりうる材料を極力少なくすることが、主たる目的だった…」》

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●政治家関係者との応接録などの森友文書の《廃棄の理由は「国会で…さらなる質問につながりうる材料を極力少なくすることが、主たる目的だった…」》

2025年05月11日 00時00分04秒 | Weblog

[↑ 『森友開示文書に欠番/財務省「廃棄過程で欠番」』(朝日新聞、2025年05月10日[土])]


(2025年05月10日[土])
すっげぇなぁ、財務省(当時の財務相は麻生太郎氏、スガッチが最低の官房長官)…国会で《さらなる質問につながりうる材料を極力少なくすることが、主たる目的》で廃棄。腐敗した国・ニッポンの国家的犯罪。当時の首相・アベ様やアホウ財務相、スガッチ官房長官は如何に関与か? 
 【森友学園開示文書 欠落部分は“政治と接点あった時期”】(NHK)、つまり、アベ様の妻・昭恵氏らが関与した時期…公文書廃棄・隠蔽や改ざんによって、逆に、何が起きていたのかが浮き彫りに。2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日というトリガーから見えてくるもの…「私や妻が関与していれば総理大臣も国会議員も辞める」と言い放ったわけで、やはり、少なくとも「妻が関与」しており、もっと早くにアベ様は辞職すべきだった。

   『●まだ隠蔽する気か、まだ改ざんする気か…【森友学園開示文書 欠落部分は
     “政治と接点あった時期”】(NHK)、アベ様の妻・昭恵氏らが関与した時期

 堀之内健史記者による、アサヒコムの記事【「国会で質問されないよう廃棄」 森友文書の欠落、財務省が説明】(https://www.asahi.com/articles/AST5934J6T59PTIL00JM.html?iref=pc_ss_date_article)によると、《学校法人森友学園への国有地売却をめぐる文書改ざん近畿財務局職員が自殺した問題で、財務省は9日、4月に一部開示した関連文書について「一部欠落している」と指摘した遺族に対し、大半は廃棄されたと考えられる」と回答した。…財務省は9日、2018年の内部調査の報告書と同様に「同省理財局の指示で、政治家関係者との応接録として存在が確認されたものを紙媒体、電子ファイルともに廃棄した」「廃棄の過程で欠落したと考えられる」と文書で回答した。廃棄の理由は「国会で森友学園案件が大きく取り上げられる中で、さらなる質問につながりうる材料を極力少なくすることが、主たる目的だったと認められる」とした》。

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https://www.asahi.com/articles/AST5934J6T59PTIL00JM.html?iref=pc_ss_date_article

「国会で質問されないよう廃棄」 森友文書の欠落、財務省が説明
堀之内健史 2025年5月9日 19時22分

     (赤木俊夫さんの遺族の代理人は記者会見で
      「闇に葬るのはあり得ない。廃棄したのなら、
      残っているはずの廃棄記録を求めていく」と話した
      =2025年5月9日、大阪市北区、遠藤美波撮影)

 学校法人森友学園への国有地売却をめぐる文書改ざん近畿財務局職員が自殺した問題で、財務省は9日、4月に一部開示した関連文書について「一部欠落している」と指摘した遺族に対し、大半は廃棄されたと考えられる」と回答した。遺族側は「どのように廃棄されたのか、第三者委員会を作って調査すべきだ」と訴えた。

 文書は改ざんの経緯を捜査していた検察庁に財務省が提出したもので、改ざんを強いられた赤木俊夫さんの遺族が開示を求めていた。不開示決定を違法とする司法判断を受けて財務省は4月、まず学園との交渉記録など約2千ページを開示した。

 文書の一部には1から382の番号が振られていたが、74の欠番があり、遺族側が理由を質問。財務省は9日、2018年の内部調査の報告書と同様に「同省理財局の指示で、政治家関係者との応接録として存在が確認されたものを紙媒体、電子ファイルともに廃棄した」「廃棄の過程で欠落したと考えられる」と文書で回答した。

 廃棄の理由は「国会で森友学園案件が大きく取り上げられる中で、さらなる質問につながりうる材料を極力少なくすることが、主たる目的だったと認められる」とした。

 遺族側代理人の生越照幸弁護士はこの日に記者会見し、「第三者委員会を立ち上げ、廃棄した当人にも調査すべきだ」と訴えた。来年3月まで計17万ページ余りの文書が順次開示されることを踏まえ、欠落部分の内容が今後開示される文書の中に含まれる可能性もあると指摘。「残りの16万8千枚の中から見つけていただきたい」と話した。
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 #赤木俊夫さんを忘れない。そして、絶対に忘れない。ブログ主は、とてもしつこい。《森友学園問題…五年かかろうと十年かかろうと真実は明るみに出さなければならない。僕は最後まで雅子さんに味方する》(前川喜平さん)。

   『●《森友学園問題…五年かかろうと十年かかろうと真実は明るみに出さ
      なければならない。僕は最後まで雅子さんに味方する》(前川喜平さん)
   『●またしても、《公文書改ざんを苦に自殺した夫の死の真相を明らかにして
      ほしい――。(赤木)雅子さんの切なる願いは裁判所に届かなかった》
   ●大阪地裁は《検察の捜査手法などが推測されると「同種事件で罪証隠滅が
      容易になる可能性がある」などと指摘し、不開示決定は妥当と結論…》
   『●赤木雅子さんが大阪高裁に控訴: デタラメの連鎖…《権力による事実の
        隠蔽》「認諾」、公文書「不開示」、《佐川元理財局長の尋問認めず》
    (東京新聞)【<社説>森友文書判決 「不開示」で真相隠すな】
     《学校法人森友学園を巡る文書不開示決定の取り消しを求めた
     裁判で、大阪地裁は国の対応を適法とした。公文書改ざんの
     真相を闇に埋もれさせる判決だ文書「不開示」は決して
     許されない国有地の約8億円の値引きから始まった森友問題。
     財務省の報告書には改ざんの指揮系統などに関する記載はなく、
     開示された「赤木ファイル」には黒塗り部分が約400カ所も
     
あった。肝心な部分は隠されて不明のままだ

   『●誠実さのかけらもない財務省《存否を明らかにせずに不開示決定》、それを
      支持する裁判所…法的拘束力のない答申ではあるが総務省の審査会が正論
   『●デタラメにも2023年9月、大阪地裁は《不開示決定は妥当と結論づけた》が…
     赤木雅子さん逆転完全勝訴! 大阪高裁牧賢二裁判長は森友文書開示を命じる判決
   『●森友文書、《上告せず、直ちに開示すべきだ》!! 大阪地裁・徳地淳
     裁判長《不開示決定は妥当と結論づけた》一審判決のデタラメぶりが顕在化
   『●《上告せず判決を真摯に受け入れ》…森友文書、直ちに開示すべき!! 怖れる
      ことは、アベ様政権下で起こったような、「すでに廃棄した」という回答…
   『●元首相アベ様やアソウ元財務相、スガッチ元官房長官は如何に関与? 長期に
     わたって《丁寧に検討》した結果、黒塗りだらけで真相を闇に葬るつもりか?
   『●デタラメにも2023年9月、大阪地裁は《不開示決定は妥当と結論づけた》が…
     赤木雅子さん逆転完全勝訴! 大阪高裁牧賢二裁判長は森友文書開示を命じる判決
   『●《最高裁が上告棄却、佐川宣寿氏の賠償認めず》…国の責任は「認諾」して
      逃げておいて、一方、元理財局長が法廷で証言すると、何か拙いことでも?
   『●赤木雅子さん《「ショック。大事なところが抜けている」声を震わす妻『森友
     問題』開示資料に“改ざん経緯”文書含まれず》(FNN)…まだ隠蔽する気か?
   『●生越照幸弁護士「森友学園の土地取引をめぐる騒ぎがあった時に、こうやって
     調べられるべきだった…開示されていたら赤木俊夫さんは死ななくて済んだ」
   『●まだ隠蔽する気か、まだ改ざんする気か…【森友学園開示文書 欠落部分は
     “政治と接点あった時期”】(NHK)、アベ様の妻・昭恵氏らが関与した時期

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●まだ隠蔽する気か、まだ改ざんする気か…【森友学園開示文書 欠落部分は“政治と接点あった時期”】(NHK)、アベ様の妻・昭恵氏らが関与した時期

2025年04月27日 00時00分59秒 | Weblog

[↑ 『森友文書 存在認める/「不開示」取り消し 政府、上告せず/開示是非 検討へ』 『改ざん発案や指示、誰が」/赤木さん妻 経緯の解明願う』 (朝日新聞、2025年02月07日)]


(2025年04月24日[木])
まだ隠蔽する気か、まだ改ざんする気か…。《森友学園開示文書 欠落部分は“政治と接点あった時期”》(NHK)とは、《安倍元総理大臣の妻・昭恵氏や国会議員の秘書など、政治と接点があった時期》。《財務省が検察に任意で提出した関連文書》…欠落を検察が気付かぬはずもなく、提出されていたはずで、ならば、検察はなぜ何の動きも見せず、知らぬふりをしたのか? 任意提出なので、財務省から意図的に提出されていなかったのならば、検察はなにやってんの?
 隠蔽や改ざんによって、逆に、何が起きていたのかが浮き彫りに。2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日というトリガーから見えてくるもの…「私や妻が関与していれば総理大臣も国会議員も辞める」と言い放ったわけで、やはり、少なくとも「妻が関与」しており、もっと早くにアベ様は辞職すべきだった。

 かつて「アベ様の〇HK」(N [エヌ] でなく「〇ヌ」)と呼ばれていましたが…【森友学園開示文書 欠落部分は“政治と接点あった時期”】(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250422/k10014786041000.html)によると、《今月、財務省が新たに開示した森友学園に関する文書には、ほぼ時系列で通し番号が振られていますが、この番号が連続して欠落している部分が複数あることがわかりました。NHKが分析したところ、こうした番号の文書が作成されたとみられる時期は、安倍元総理大臣の妻・昭恵氏や国会議員の秘書など、政治と接点があった時期と重なっていました》。

 #赤木俊夫さんを忘れない。そして、絶対に忘れない。ブログ主は、とてもしつこい。《森友学園問題…五年かかろうと十年かかろうと真実は明るみに出さなければならない。僕は最後まで雅子さんに味方する》(前川喜平さん)。

   『●《森友学園問題…五年かかろうと十年かかろうと真実は明るみに出さ
      なければならない。僕は最後まで雅子さんに味方する》(前川喜平さん)
   『●またしても、《公文書改ざんを苦に自殺した夫の死の真相を明らかにして
      ほしい――。(赤木)雅子さんの切なる願いは裁判所に届かなかった》
   ●大阪地裁は《検察の捜査手法などが推測されると「同種事件で罪証隠滅が
      容易になる可能性がある」などと指摘し、不開示決定は妥当と結論…》
   『●赤木雅子さんが大阪高裁に控訴: デタラメの連鎖…《権力による事実の
        隠蔽》「認諾」、公文書「不開示」、《佐川元理財局長の尋問認めず》
    (東京新聞)【<社説>森友文書判決 「不開示」で真相隠すな】
     《学校法人森友学園を巡る文書不開示決定の取り消しを求めた
     裁判で、大阪地裁は国の対応を適法とした。公文書改ざんの
     真相を闇に埋もれさせる判決だ文書「不開示」は決して
     許されない国有地の約8億円の値引きから始まった森友問題。
     財務省の報告書には改ざんの指揮系統などに関する記載はなく、
     開示された「赤木ファイル」には黒塗り部分が約400カ所も
     
あった。肝心な部分は隠されて不明のままだ

   『●誠実さのかけらもない財務省《存否を明らかにせずに不開示決定》、それを
      支持する裁判所…法的拘束力のない答申ではあるが総務省の審査会が正論
   『●デタラメにも2023年9月、大阪地裁は《不開示決定は妥当と結論づけた》が…
     赤木雅子さん逆転完全勝訴! 大阪高裁牧賢二裁判長は森友文書開示を命じる判決
   『●森友文書、《上告せず、直ちに開示すべきだ》!! 大阪地裁・徳地淳
     裁判長《不開示決定は妥当と結論づけた》一審判決のデタラメぶりが顕在化
   『●《上告せず判決を真摯に受け入れ》…森友文書、直ちに開示すべき!! 怖れる
      ことは、アベ様政権下で起こったような、「すでに廃棄した」という回答…
   『●元首相アベ様やアソウ元財務相、スガッチ元官房長官は如何に関与? 長期に
     わたって《丁寧に検討》した結果、黒塗りだらけで真相を闇に葬るつもりか?
   『●デタラメにも2023年9月、大阪地裁は《不開示決定は妥当と結論づけた》が…
     赤木雅子さん逆転完全勝訴! 大阪高裁牧賢二裁判長は森友文書開示を命じる判決
   『●《最高裁が上告棄却、佐川宣寿氏の賠償認めず》…国の責任は「認諾」して
      逃げておいて、一方、元理財局長が法廷で証言すると、何か拙いことでも?
   『●赤木雅子さん《「ショック。大事なところが抜けている」声を震わす妻『森友
     問題』開示資料に“改ざん経緯”文書含まれず》(FNN)…まだ隠蔽する気か?
   『●生越照幸弁護士「森友学園の土地取引をめぐる騒ぎがあった時に、こうやって
     調べられるべきだった…開示されていたら赤木俊夫さんは死ななくて済んだ」

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https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250422/k10014786041000.html

森友学園開示文書 欠落部分は“政治と接点あった時期”
2025年4月22日 19時28分

 今月、財務省が新たに開示した森友学園に関する文書には、ほぼ時系列で通し番号が振られていますが、この番号が連続して欠落している部分が複数あることがわかりました。NHKが分析したところ、こうした番号の文書が作成されたとみられる時期は、安倍元総理大臣の妻・昭恵氏や国会議員の秘書など、政治と接点があった時期と重なっていました。

 情報公開制度に詳しい専門家は「財務省はなぜ欠落している部分があるのか、きちんと説明すべきだ」と指摘しています。


 森友学園に関する財務省の決裁文書の改ざんに関与させられ自殺した近畿財務局の職員、赤木俊夫さん(当時54)の妻の雅子さんは、財務省が検察に任意で提出した関連文書の開示を求め、今月4日、国有地の売却をめぐる学園側との交渉記録など、2200ページ余りの文書が開示されました。

 開示された文書には、右上の部分に1番から380番までの通し番号がほぼ時系列で振られていましたが、NHKが調べたところ、このうち75個の番号が欠落していました。

 そして、番号が3つ以上連続して欠落している部分が複数あり、こうした番号の文書が作成されたとみられる時期を、前後の文書などをもとに分析したところ、政治と接点があった時期と重なっていることが新たにわかりました。

 2014年4月28日には、森友学園の籠池泰典前理事長が安倍元総理大臣の妻・昭恵氏とともに撮影した写真近畿財務局の職員に提示していたことが明らかになっていますが、この時期の前後に作成されたとみられる46番から49番までの4つの番号が抜け落ちています。

 また、学園側の陳情を受けて鳩山邦夫元総務大臣の秘書が近畿財務局に相談した2015年2月17日ごろや、昭恵氏付きだった職員が財務省理財局に問い合わせを行った2015年11月10日ごろに作成されたとみられる文書の番号も、連続して抜け落ちていました。


欠落部分の詳細は

 今回の開示文書のうち、番号が連続で欠落している部分の詳しい内容です。

【46番~49番】
 
欠落している46番から49番までの文書が作成されたのは前後の文書から、2014年4月18日から5月12日ごろとみられます。この時期は、森友学園の籠池前理事長が安倍元総理大臣の妻・昭恵氏とともに撮影した写真近畿財務局の職員に提示夫人からはいい土地ですから前に進めてくださいとのお言葉をいただいた」と伝えた2014年4月28日の前後と重なっています。

【168番~171番】
 168番から171番までの文書が作成されたのは2015年2月17日から3月3日ごろとみられます。この時期は、鳩山邦夫 元総務大臣の秘書が近畿財務局を訪れ、森友学園に示された国有地の貸付料について「できることがあれば検討してほしい」と相談した2015年2月17日ごろと重なっています。

【292番~295番・297番~299番】
 292番から295番、297番から299番までの文書が作成されたのは2015年9月4日から10月20日ごろとみられます。この時期は、当時、国土交通副大臣だった北川イッセイ元参議院議員の秘書に対し、学園側が「国有地の整備のために国に代わって立て替えた費用を早く支払ってほしい」と申し出たことが近畿財務局内で共有された、2015年10月8日の前後と重なっています。

【303番~305番】
 303番から305番までの文書が作成されたのは2015年11月2日から16日ごろとみられます。この時期は、昭恵氏付きの職員だった女性が、国有地の貸付料について「優遇を受けられないかと総理夫人に照会があり、当方からお問い合わせさせていただいた」などと財務省理財局に問い合わせた2015年11月10日、財務省側が折り返しの連絡をした11月12日の前後と重なっています。


財務省「検察に提出した資料から意図的に隠していることはない」

 財務省はNHKの取材に対し「今回開示した文書は、情報公開法に基づき、そのままの形式で開示したものであり、検察に提出した資料から意図的に隠していることはない。国会では、廃棄をしたために欠落が生じている部分もあると考えられると答弁している。開示文書で欠落していると指摘を受けているものについては、現在、確認を行っているところで、引き続き真摯(しんし)に対応していく」とコメントしています。


専門家はどう見る?【Q&A】

 新たに開示された文書に番号が欠落している部分があることについて情報公開制度に詳しいNPO法人「情報公開クリアリングハウス」の三木由希子理事長に話を聞きました。

Q.開示された文書には、通し番号が1番から380番までほぼ時系列で振られていたが、このうち75個の番号が欠落していた。これをどう見るか。

 今回、開示の対象になっている文書は、森友学園への国有地の売却をめぐるすべての交渉記録ではなく、あくまでも一連の捜査の過程で財務省が検察に任意で提出したものです。検察が強制的に捜査をしたわけではないため、財務省の選択によって提出する文書が選ばれている可能性があり、その場合は、開示文書に欠番が生じることになります。


Q.番号が3つ以上連続して欠落している部分の文書が作成されたとみられる時期は、政治との接点があった時期と重なっていた。

 
仮に番号が連続して欠落している文書が検察に任意提出したものの中に含まれていないということになると、政治との接点があった時期の財務省内の対応について、十分な検証に足りる資料を検察に提出していなかったのではないかという疑問が出てきます。財務省はなぜ欠落している部分があるのかをきちんと説明すべきです。


Q.財務省は開示文書の欠番について「廃棄したために欠落が生じている部分もあると考えられ、現在確認を行っている」などとしている。この説明をどう見るか。

 
財務省はこの問題で学園側などとの交渉記録を廃棄していたことを認めています。2018年5月に交渉記録の一部を公表した際には、職員の手控えとして残していたものや、サーバー上に残されていたものを集めたという説明をしていて、全体像としてどのような記録を作成していたのかわからないという立場をとっています。結局、どの範囲まで交渉記録を集められたのか、集めたものをすべて明らかにしているのかを、まずは説明すべきです。


Q.今回の開示は、近畿財務局の職員だった赤木俊夫さんの妻の雅子さんが夫の死の真相を知りたいと4年前に訴えを起こし、ようやく実現した。

 財務省が情報公開をしっかりしてこなかったことがこれだけ問題を長引かせみずからの信頼を落としていることをよく考えるべきです。もしみずからに問題がないという立場なら、情報公開を徹底することがそれを証明することになるし、問題を長引かせることにもならない。そのことを考えて対応すべきだと思います。


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「森友」財務省 文書 改ざん問題
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●生越照幸弁護士「森友学園の土地取引をめぐる騒ぎがあった時に、こうやって調べられるべきだった…開示されていたら赤木俊夫さんは死ななくて済んだ」

2025年04月11日 00時00分41秒 | Weblog

[↑ 『森友文書 存在認める/「不開示」取り消し 政府、上告せず/開示是非 検討へ』 『改ざん発案や指示、誰が」/赤木さん妻 経緯の解明願う』 (朝日新聞、2025年02月07日)]










(2025年04月08日[火])
籠池泰典元理事長が…安倍晋三元首相の妻・昭恵氏と並ぶ写真…その際の応接録はこの日の資料に含まれておらず》。社会を破壊した数多のアベ様案件の一つ。赤木雅子さんの涙ぐましい努力が無ければ、ここまで来ることはできなかった。(日刊ゲンダイ)《森友学園問題は安倍政権時代の負の遺産だ改ざんの経緯は必ず、明らかにならなきゃいけない》。生越照幸弁護士「森友学園の土地取引をめぐる騒ぎがあった時に、こうやって調べられるべきだったそれが情報公開制度の本来の趣旨です初期の頃に開示されていたら俊夫さんは死ななくて済んだ。これを踏まえて情報公開制度の立法措置をしないと第二の俊夫さんが出てしまう」(日刊ゲンダイ)。
 #赤木俊夫さんを忘れない。そして、絶対に忘れない。ブログ主は、とてもしつこい。《森友学園問題…五年かかろうと十年かかろうと真実は明るみに出さなければならない。僕は最後まで雅子さんに味方する》(前川喜平さん)。

   『●《森友学園問題…五年かかろうと十年かかろうと真実は明るみに出さ
      なければならない。僕は最後まで雅子さんに味方する》(前川喜平さん)
   『●またしても、《公文書改ざんを苦に自殺した夫の死の真相を明らかにして
      ほしい――。(赤木)雅子さんの切なる願いは裁判所に届かなかった》
   ●大阪地裁は《検察の捜査手法などが推測されると「同種事件で罪証隠滅が
      容易になる可能性がある」などと指摘し、不開示決定は妥当と結論…》
   『●赤木雅子さんが大阪高裁に控訴: デタラメの連鎖…《権力による事実の
      隠蔽》「認諾」、公文書「不開示」、《佐川元理財局長の尋問認めず》
    (東京新聞)【<社説>森友文書判決 「不開示」で真相隠すな】
     《学校法人森友学園を巡る文書不開示決定の取り消しを求めた
     裁判で、大阪地裁は国の対応を適法とした。公文書改ざんの
     真相を闇に埋もれさせる判決だ文書「不開示」は決して
     許されない国有地の約8億円の値引きから始まった森友問題。
     財務省の報告書には改ざんの指揮系統などに関する記載はなく、
     開示された「赤木ファイル」には黒塗り部分が約400カ所も
     
あった。肝心な部分は隠されて不明のままだ

   『●誠実さのかけらもない財務省《存否を明らかにせずに不開示決定》、それを
      支持する裁判所…法的拘束力のない答申ではあるが総務省の審査会が正論
   『●デタラメにも2023年9月、大阪地裁は《不開示決定は妥当と結論づけた》が…
     赤木雅子さん逆転完全勝訴! 大阪高裁牧賢二裁判長は森友文書開示を命じる判決
   『●森友文書、《上告せず、直ちに開示すべきだ》!! 大阪地裁・徳地淳
     裁判長《不開示決定は妥当と結論づけた》一審判決のデタラメぶりが顕在化
   『●《上告せず判決を真摯に受け入れ》…森友文書、直ちに開示すべき!! 怖れる
      ことは、アベ様政権下で起こったような、「すでに廃棄した」という回答…
   『●元首相アベ様やアソウ元財務相、スガッチ元官房長官は如何に関与? 長期に
     わたって《丁寧に検討》した結果、黒塗りだらけで真相を闇に葬るつもりか?
   『●デタラメにも2023年9月、大阪地裁は《不開示決定は妥当と結論づけた》が…
     赤木雅子さん逆転完全勝訴! 大阪高裁牧賢二裁判長は森友文書開示を命じる判決
   『●《最高裁が上告棄却、佐川宣寿氏の賠償認めず》…国の責任は「認諾」して
      逃げておいて、一方、元理財局長が法廷で証言すると、何か拙いことでも?
   『●赤木雅子さん《「ショック。大事なところが抜けている」声を震わす妻『森友
     問題』開示資料に“改ざん経緯”文書含まれず》(FNN)…まだ隠蔽する気か?

 高田みのり記者による、東京新聞の記事【森友文書の遅すぎた開示に赤木雅子さんは…涙「死なんでもよかったのにね」 俊夫さんのかばんに紙束を収めた】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/396417)によると、《森友学園への国有地売却を巡り決裁文書の改ざん強いられ、自殺した財務省近畿財務局職員だった赤木俊夫さん=当時(54)=の妻・雅子さん(54)は4日、代理人弁護士らとともに財務省を訪れ、2000枚超の文書を直接受け取った。俊夫さんの苦しみに思いをはせ夫がどんな思いだったかと思うと、裁判もやめられなかった。(資料の一部が)今日やっと出てきて、ほっとした」と語った。(高田みのり)》。

 日刊ゲンダイの記事【森友文書の一部開示に代理人弁護士「初期に開示されていたら赤木俊夫さんは死ななくて済んだ」】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/370083?utm_source=x&utm_medium=sns)によると、《核心の文書は6月上旬をめどに開示される見通しで、「夫がなぜ死ななきゃいけなかったのか、改ざんしなければいけなかったのか分かれば、私が裁判で明らかにしたかったことが分かると思うので、資料が出てくるのを楽しみにしている」と雅子さん。…森友学園問題は安倍政権時代の負の遺産だ改ざんの経緯は必ず、明らかにならなきゃいけない》。

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https://www.tokyo-np.co.jp/article/396417

森友文書の遅すぎた開示に赤木雅子さんは…涙「死なんでもよかったのにね」 俊夫さんのかばんに紙束を収めた
2025年4月4日 21時39分

 森友学園への国有地売却を巡り決裁文書の改ざん強いられ、自殺した財務省近畿財務局職員だった赤木俊夫さん=当時(54)=の妻・雅子さん(54)は4日、代理人弁護士らとともに財務省を訪れ、2000枚超の文書を直接受け取った。俊夫さんの苦しみに思いをはせ夫がどんな思いだったかと思うと、裁判もやめられなかった。(資料の一部が)今日やっと出てきて、ほっとした」と語った。(高田みのり)


◆「きっと、夫も知りたかったのでは」

 朝、俊夫さんの写真に「今から取りに行こうね」と声をかけて家を出たという雅子さん。

     (赤木俊夫さんの愛用したかばんに入れて持ち帰って
      きた財務省の開示資料を取り出す妻の雅子さん=都内で)

 受け取った資料は、俊夫さんが生前使ったかばんに入れた。「知りたかった真実はここ(文書)に入っていると思う。きっと、夫も知りたかったのでは」と感じたからだ。かばんから取り出した資料を並べると、紙上の文字を指でなぞり、時折小さくうなずくようにしながら目を通した。

 森友学園への国有地売却は、2014年4月、同学園の籠池泰典元理事長が近畿財務局職員に、安倍晋三元首相の妻・昭恵氏と並ぶ写真を示した直後から、動き出した。ただ、その際の応接録はこの日の資料に含まれておらず、雅子さんは「すごく残念」とこぼす。


◆俊夫さんが経緯をまとめた資料は6月に開示される

     (赤木俊夫さんの写真を置いた机で、財務省の開示した
      資料を読み込む妻の雅子さん=都内で)

 文書改ざんは2018年3月に発覚。その直後に俊夫さんが………………。
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https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/370083?utm_source=x&utm_medium=sns

森友文書の一部開示に代理人弁護士「初期に開示されていたら赤木俊夫さんは死ななくて済んだ」
公開日:2025/04/05 10:50 更新日:2025/04/05 10:50

     (開示文書を見る赤城雅子さん(C)日刊ゲンダイ)

やっとこの日が来たなあ、という感じです」

 夫が亡くなって7年、裁判から5年。ようやく財務省の開示文書を手にした赤木雅子さん(54)は、日刊ゲンダイの記者の問いかけにこう言って安堵の表情を見せた。

 森友学園への国有地売却に関する公文書改ざん問題で、財務省は4日、改ざんを指示されて自殺した同省近畿財務局職員、赤木俊夫さん(当時54)の妻・雅子さんに関連文書の一部を開示した。

 財務省で受け取った分厚い文書を、雅子さんは俊夫さんが生前愛用していたカバンに収め、その後、都内の会議室で代理人弁護士らとともに文書に目を通した。

 今回開示されたのは、2013年6月~16年6月の土地取引の経緯に関する約2200枚。関連文書は全17万枚超あるとされ、改ざんを指示された俊夫さんが生前にまとめた文書は、今回はまだ開示されていない

 核心の文書は6月上旬をめどに開示される見通しで、「夫がなぜ死ななきゃいけなかったのか、改ざんしなければいけなかったのか分かれば、私が裁判で明らかにしたかったことが分かると思うので、資料が出てくるのを楽しみにしている」と雅子さん。

     (開示文書を見る赤城雅子さん(C)日刊ゲンダイ)

 開示文書を見ながら、代理人弁護士の生越照幸氏はこう言った。

「森友学園の土地取引をめぐる騒ぎがあった時に、こうやって調べられるべきだったそれが情報公開制度の本来の趣旨です初期の頃に開示されていたら俊夫さんは死ななくて済んだ。これを踏まえて情報公開制度の立法措置をしないと第二の俊夫さんが出てしまう

 森友学園問題は安倍政権時代の負の遺産だ改ざんの経緯は必ず、明らかにならなきゃいけない
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●赤木雅子さん《「ショック。大事なところが抜けている」声を震わす妻『森友問題』開示資料に“改ざん経緯”文書含まれず》(FNN)…まだ隠蔽する気か?

2025年03月27日 00時00分35秒 | Weblog

[↑ 『森友文書 存在認める/「不開示」取り消し 政府、上告せず/開示是非 検討へ』 『改ざん発案や指示、誰が」/赤木さん妻 経緯の解明願う』 (朝日新聞、2025年02月07日)]






(2025年03月23日[日])
#赤木俊夫さんを忘れない。そして、絶対に忘れない。ブログ主は、とてもしつこい。《森友学園問題…五年かかろうと十年かかろうと真実は明るみに出さなければならない。僕は最後まで雅子さんに味方する》(前川喜平さん)。
 赤木雅子さん《「ショック。大事なところが抜けている」声を震わす妻『森友問題』開示資料に改ざん経緯文書含まれず》(FNN)…どういうこと? まだ隠蔽する気か⁇

 FNNの記事【「ショック。大事なところが抜けている」声を震わす妻『森友問題』開示資料に“改ざん経緯”文書含まれず 石破首相の政治決断で“開示”の道は開かれるか】(https://www.fnn.jp/articles/-/845402?display=full)によると、《3月19日、いわゆる「森友問題」をめぐって、4月をめどに開示される資料の概要が明らかになりましたが、改ざんの経緯に関わる文書は含まれていないことが分かった》。

   『●《森友学園問題…五年かかろうと十年かかろうと真実は明るみに出さ
      なければならない。僕は最後まで雅子さんに味方する》(前川喜平さん)
   『●またしても、《公文書改ざんを苦に自殺した夫の死の真相を明らかにして
      ほしい――。(赤木)雅子さんの切なる願いは裁判所に届かなかった》
   ●大阪地裁は《検察の捜査手法などが推測されると「同種事件で罪証隠滅が
      容易になる可能性がある」などと指摘し、不開示決定は妥当と結論…》
   『●赤木雅子さんが大阪高裁に控訴: デタラメの連鎖…《権力による事実の
      隠蔽》「認諾」、公文書「不開示」、《佐川元理財局長の尋問認めず》
    (東京新聞)【<社説>森友文書判決 「不開示」で真相隠すな】
     《学校法人森友学園を巡る文書不開示決定の取り消しを求めた
     裁判で、大阪地裁は国の対応を適法とした。公文書改ざんの
     真相を闇に埋もれさせる判決だ文書「不開示」は決して
     許されない国有地の約8億円の値引きから始まった森友問題。
     財務省の報告書には改ざんの指揮系統などに関する記載はなく、
     開示された「赤木ファイル」には黒塗り部分が約400カ所も
     
あった。肝心な部分は隠されて不明のままだ

   『●誠実さのかけらもない財務省《存否を明らかにせずに不開示決定》、それを
      支持する裁判所…法的拘束力のない答申ではあるが総務省の審査会が正論
   『●デタラメにも2023年9月、大阪地裁は《不開示決定は妥当と結論づけた》が…
     赤木雅子さん逆転完全勝訴! 大阪高裁牧賢二裁判長は森友文書開示を命じる判決
   『●森友文書、《上告せず、直ちに開示すべきだ》!! 大阪地裁・徳地淳
     裁判長《不開示決定は妥当と結論づけた》一審判決のデタラメぶりが顕在化
   『●《上告せず判決を真摯に受け入れ》…森友文書、直ちに開示すべき!! 怖れる
      ことは、アベ様政権下で起こったような、「すでに廃棄した」という回答…
   『●元首相アベ様やアソウ元財務相、スガッチ元官房長官は如何に関与? 長期に
     わたって《丁寧に検討》した結果、黒塗りだらけで真相を闇に葬るつもりか?
   『●デタラメにも2023年9月、大阪地裁は《不開示決定は妥当と結論づけた》が…
     赤木雅子さん逆転完全勝訴! 大阪高裁牧賢二裁判長は森友文書開示を命じる判決
   『●《最高裁が上告棄却、佐川宣寿氏の賠償認めず》…国の責任は「認諾」して
      逃げておいて、一方、元理財局長が法廷で証言すると、何か拙いことでも?

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https://www.fnn.jp/articles/-/845402?display=full

「ショック。大事なところが抜けている」声を震わす妻『森友問題』開示資料に“改ざん経緯”文書含まれず 石破首相の政治決断で“開示”の道は開かれるか
関西テレビ 2025年3月19日 水曜 午後9:00

 3月19日、いわゆる「森友問題」をめぐって、4月をめどに開示される資料の概要が明らかになりましたが、改ざんの経緯に関わる文書は含まれていないことが分かった。

     (『森友』開示文書に改ざんの経緯に関わる文書含まれず


■国は資料開示のスケジュールや来月開示される資料の概要を明らかに

 19日、財務省の職員と面会したのは、赤木俊夫さん(当時54)の妻・雅子さんだ。

赤木雅子さん:改ざんのところだけ出してくれたらいいと思う。そういうわけにはいかないんですか。

     (財務省職員と面会した赤木雅子さん)

 「森友問題」をめぐっては、土地取引に関する公文書の改ざんを強いられ自殺した近畿財務局の赤木俊夫さん(当時54)の妻・雅子さんが、財務省が検察に提出した文書の開示を求めて、国を提訴。

 大阪高裁は、ことし1月の判決で不開示決定の取り消しを命じ、国は上告を断念した。

 国は、合計17万ページに及ぶ資料などを1年かけて開示する方針で、19日、そのスケジュールや、まず4月上旬をめどに開示される資料の概要について明らかにした。

     (国は17万ページに及ぶ資料など開示の方針)


■「来月をめどに公開される資料は)大事なところが抜けている。ショックだったな」

 また大阪市内では、財務省の職員が雅子さんに直接説明した。しかし…。

雅子さんの代理人弁護士一番赤木さんが知りたいのは、やはり文書の改ざん指示に関わる文書。これはまだ後日という形になるわけですか?

     (「一番知りたいのは文書の改ざん指示に関わる文書」
      と雅子さん代理人)

 これまで求め続けてきた、「公文書の改ざんに関する文書は含まれておらず、雅子さんが職員に対して、思いをぶつける場面もあった。


財務省の職員:お気持ちとしては、我々は一生懸命やりたいというのは、ぜひ申し上げたい。

     (「我々は一生懸命やりたい」と財務省職員)


赤木雅子さん:それだったら亡くなったときにその気持ちを表してくださればこんなことにならなくて済んだんですよ。(来月をめどに公開される資料は)大事なところが抜けているショックだったな

 雅子さんが求め続けた真相の解明は、本当に実現するのか

(関西テレビ「newsランナー」2025年3月19日放送)
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●《最高裁が上告棄却、佐川宣寿氏の賠償認めず》…国の責任は「認諾」して逃げておいて、一方、元理財局長が法廷で証言すると、何か拙いことでも?

2025年03月21日 00時00分50秒 | Weblog

[↑ 『森友文書 存在認める/「不開示」取り消し 政府、上告せず/開示是非 検討へ』 『改ざん発案や指示、誰が」/赤木さん妻 経緯の解明願う』 (朝日新聞、2025年02月07日)]


(2025年03月17日[月])
《最高裁が上告棄却、佐川宣寿氏の賠償認めず》…国の責任は「認諾」して逃げておいて、一方、元理財局長・佐川宣寿氏が法廷で証言すると、何か拙いことでもあるのかね? これまた最「低」裁赤木雅子さんの本当にシンプルな思い、《「真実を知りたい」という思いを嘲笑うような判決》ばかり。(相澤冬樹さん)《…悔しさは計り知れない佐川氏が主導した改ざんさえなければ、夫の俊夫さんが命を絶つことはなかった。裁判を通してお詫びと説明をと願ってきたが、佐川氏は法廷に姿を見せず何も語らなかった》。

   『●《森友学園問題…五年かかろうと十年かかろうと真実は明るみに出さ
      なければならない。僕は最後まで雅子さんに味方する》(前川喜平さん)
   『●またしても、《公文書改ざんを苦に自殺した夫の死の真相を明らかにして
      ほしい――。(赤木)雅子さんの切なる願いは裁判所に届かなかった》
   ●大阪地裁は《検察の捜査手法などが推測されると「同種事件で罪証隠滅が
      容易になる可能性がある」などと指摘し、不開示決定は妥当と結論…》
   『●赤木雅子さんが大阪高裁に控訴: デタラメの連鎖…《権力による事実の
      隠蔽》「認諾」、公文書「不開示」、《佐川元理財局長の尋問認めず》
    (東京新聞)【<社説>森友文書判決 「不開示」で真相隠すな】
     《学校法人森友学園を巡る文書不開示決定の取り消しを求めた
     裁判で、大阪地裁は国の対応を適法とした。公文書改ざんの
     真相を闇に埋もれさせる判決だ文書「不開示」は決して
     許されない国有地の約8億円の値引きから始まった森友問題。
     財務省の報告書には改ざんの指揮系統などに関する記載はなく、
     開示された「赤木ファイル」には黒塗り部分が約400カ所も
     
あった。肝心な部分は隠されて不明のままだ

   『●誠実さのかけらもない財務省《存否を明らかにせずに不開示決定》、それを
      支持する裁判所…法的拘束力のない答申ではあるが総務省の審査会が正論
   『●デタラメにも2023年9月、大阪地裁は《不開示決定は妥当と結論づけた》が…
     赤木雅子さん逆転完全勝訴! 大阪高裁牧賢二裁判長は森友文書開示を命じる判決
   『●森友文書、《上告せず、直ちに開示すべきだ》!! 大阪地裁・徳地淳
     裁判長《不開示決定は妥当と結論づけた》一審判決のデタラメぶりが顕在化
   『●《上告せず判決を真摯に受け入れ》…森友文書、直ちに開示すべき!! 怖れる
      ことは、アベ様政権下で起こったような、「すでに廃棄した」という回答…
   『●元首相アベ様やアソウ元財務相、スガッチ元官房長官は如何に関与? 長期に
     わたって《丁寧に検討》した結果、黒塗りだらけで真相を闇に葬るつもりか?

 TBS NEWS DIGの記事【【速報】自殺した近畿財務局職員の妻・赤木雅子さん側の敗訴が確定 佐川元理財局長に賠償を求めた裁判 最高裁が上告棄却】(https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1790716)によると、《学校法人「森友学園」の公文書改ざんをめぐり、自殺した近畿財務局の職員の妻が当時の財務省理財局長に賠償を求めた裁判で、最高裁は妻側の上告を退ける決定をしました。賠償を認めなかった1、2審の判決が確定しました》。

 日刊ゲンダイのコラム【相澤冬樹 森友遺族・夫の死を巡る法廷闘争記/最高裁が上告棄却、佐川宣寿氏の賠償認めず…雅子さんの裁判は終わっても、真実解明は終わらない】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/369092)によると、《森友事件の公文書改ざんで夫を亡くした雅子さん。真相を知りたいと起こした情報開示訴訟は国の上告断念で勝訴が確定。もう一つ、佐川宣寿元財務省理財局長相手の裁判は1審、2審と連敗し、最高裁で審理が続いていた。…代理人の生越照幸弁護士から電話が入った。「最高裁から上告棄却の決定が届きました」…悔しさは計り知れない佐川氏が主導した改ざんさえなければ、夫の俊夫さんが命を絶つことはなかった。裁判を通してお詫びと説明をと願ってきたが、佐川氏は法廷に姿を見せず何も語らなかった》。

 遠藤隆史記者による、アサヒコムの記事【財務省の公文書改ざん、「佐川氏に賠償責任なし」確定 最高裁】(https://www.asahi.com/articles/AST3G2RC4T3GUTIL01ZM.html)によると、《最高裁第三小法廷(平木正洋裁判長)は12日付の決定で雅子さんの上告を退けた。…雅子さん側は「賠償責任を免除する特権を与えるべきではない」などとして上告。しかし第三小法廷は、裁判官5人のうち4人の多数意見で、上告理由にあたる憲法違反などがないとだけ判断した。宇賀克也判事は「上告を受理して審理すべきだとの反対意見をつけた。 最高裁では、上告を受理しない場合の決定文には、反対意見の詳細な理由は記さないのが慣例になっている。今回も、宇賀判事が上告を受理すべきだと考えた理由は示されていない》。

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https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1790716

【速報】自殺した近畿財務局職員の妻・赤木雅子さん側の敗訴が確定 佐川元理財局長に賠償を求めた裁判 最高裁が上告棄却|TBS NEWS DIG
TBSテレビ 2025年3月14日(金) 18:39

 学校法人「森友学園」の公文書改ざんをめぐり、自殺した近畿財務局の職員の妻が当時の財務省理財局長に賠償を求めた裁判で、最高裁は妻側の上告を退ける決定をしました。賠償を認めなかった1、2審の判決が確定しました。

 この裁判は、近畿財務所局の職員・赤木俊夫さん(当時54)が学校法人「森友学園」への国有地売却をめぐって公文書の改ざんを強いられて自殺したとして、赤木さんの妻・雅子さんが改ざんを主導した当時の財務省・佐川宣寿理財局長に1650万円の損害賠償を求めたものです。

 1審の大阪地裁は、国家賠償法の規定に基づいて「公務員個人は賠償責任を負わない」として赤木さん側の訴えを退けました。

 2審の大阪高裁も、「佐川氏が1人の人間として誠意を尽くした説明・謝罪はあってしかるべきだが、法的義務を課すことまでは困難」として訴えを退けていて、赤木さん側が判決を不服として上告していました。

 最高裁は12日付で上告を退ける決定をしました。これにより、赤木さん側の敗訴が確定しました。
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https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/369092

相澤冬樹 ジャーナリスト・元NHK記者
1962年宮崎県生まれ。東京大学法学部卒業。1987年NHKに記者職で入局。東京社会部、大阪府警キャップ・ニュースデスクなどを歴任。著書『安倍官邸vs.NHK 森友事件をスクープした私が辞めた理由』(文藝春秋)がベストセラーとなった。


森友遺族・夫の死を巡る法廷闘争記
最高裁が上告棄却、佐川宣寿氏の賠償認めず…雅子さんの裁判は終わっても、真実解明は終わらない
公開日:2025/03/15 10:52 更新日:2025/03/15 10:53

     (大谷選手を見に行った(C)日刊ゲンダイ)

 3月14日、寒さが和らぎよく晴れた金曜日。赤木雅子さん(53)は東京ドームにいた。お目当てはロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手。メジャーリーグの開幕戦となる東京シリーズを前に公式練習が行われた。

 森友事件の公文書改ざんで夫を亡くした雅子さん。真相を知りたいと起こした情報開示訴訟は国の上告断念で勝訴が確定。もう一つ、佐川宣寿元財務省理財局長相手の裁判は1審、2審と連敗し、最高裁で審理が続いていた。つかの間の休みに友人から誘われ、大谷選手を一目見ようと訪れた。

 球場内でクレープ店の行列に並んでいる時、代理人の生越照幸弁護士から電話が入った。

最高裁から上告棄却の決定が届きました

 佐川氏との裁判に負けたという知らせだ。ちょうどクレープを受け取るところだった。

「そうじゃなかったらその場で倒れていましたよ」

 冗談交じりに語っていたが、悔しさは計り知れない佐川氏が主導した改ざんさえなければ、夫の俊夫さんが命を絶つことはなかった。裁判を通してお詫びと説明をと願ってきたが、佐川氏は法廷に姿を見せず何も語らなかった

 裁判所は「公務員個人は賠償責任を負わない」という判例に基づき佐川氏の責任を認めなかった改ざんをさせた責任を問えないなら、もう公務員がどんなことをしても責任を問えないことになる。

 佐川氏は再就職のため早く裁判を終わらせたいと代理人が裁判所で述べたことがある。この日はホワイトデーだから、上告棄却を最高裁のプレゼントだと感じているのかもしれない。

 これで雅子さんが起こした裁判はすべて終わった。でも真相解明の道がすべて閉ざされたわけではない。情報開示訴訟に勝ったことで、財務省から大量の公文書が開示される見通しになった。そこから新事実がわかるかもしれない。

 グラウンドに目を移すと、大谷選手がはつらつと体を動かしている。雅子さんもあきらめず真相解明に動き続けようと思った。いつか佐川氏が真実を語る日が来ることを願って。

 そしてふと気付いた。佐川氏勝訴の決定を出した最高裁判事の一人は大谷選手のファンだとネットに出ている。そこは同じだけど、あなたの決定にはとても賛同できないよ。
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https://www.asahi.com/articles/AST3G2RC4T3GUTIL01ZM.html

財務省の公文書改ざん、「佐川氏に賠償責任なし」確定 最高裁
遠藤隆史 2025年3月14日 17時51分

     (赤木俊夫さんの遺影を机に置き、2月に記者会見をした
      妻の雅子さん=2025年2月6日午後4時39分、
      大阪市北区、有元愛美子撮影)

 学校法人森友学園への国有地売却をめぐる財務省の公文書改ざん問題で、近畿財務局職員の赤木俊夫さん(当時54)が自死したのは改ざんを強いられたためだとして、妻の雅子さん(53)が同省理財局長だった佐川宣寿(のぶひさ)氏に1650万円の損害賠償を求めた訴訟の上告審で、最高裁第三小法廷(平木正洋裁判長)は12日付の決定で雅子さんの上告を退けた。佐川氏の賠償責任を認めない判断が確定した。


「訴訟の目的」を加え徹夜で書いた訴状 夫が自死した赤木さんのため


 財務省近畿財務局は2016年、大阪府豊中市にあった国有地について、鑑定価格から8億円余りを値引きした1億3400万円で森友学園に売却した。

 国有地売買の担当部署にいた俊夫さんは値引き売買が明らかになった翌年2月、上司に呼び出され、売却経緯を記した公文書から、学園側を優遇した記載を削除するなどの改ざんに関わった。

 俊夫さんは18年3月、公文書改ざんが朝日新聞の報道で発覚した直後に自死した。改ざんについて「元は、すべて、佐川局長の指示」とする手記を残していた。雅子さんは20年3月、国と佐川氏を訴えたが、国は裁判の途中で、賠償責任を認めて請求全額の1億円超を払う認諾をする異例の対応で裁判を終わらせた

 残った佐川氏に対する裁判で、大阪地裁と大阪高裁は「国家公務員の職務上の行為の賠償責任は国にあり、個人は責任を負わない」との判例に基づき、請求を退けた。


最高裁判事1人が反対意見

 雅子さん側は「賠償責任を免除する特権を与えるべきではない」などとして上告。しかし第三小法廷は、裁判官5人のうち4人の多数意見で、上告理由にあたる憲法違反などがないとだけ判断した。宇賀克也判事は「上告を受理して審理すべきだとの反対意見をつけた。

 最高裁では、上告を受理しない場合の決定文には、反対意見の詳細な理由は記さないのが慣例になっている。今回も、宇賀判事が上告を受理すべきだと考えた理由は示されていない
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●元首相アベ様やアソウ元財務相、スガッチ元官房長官は如何に関与? 長期にわたって《丁寧に検討》した結果、黒塗りだらけで真相を闇に葬るつもりか?

2025年02月16日 00時00分42秒 | Weblog

[↑ 『森友文書 存在認める/「不開示」取り消し 政府、上告せず/開示是非 検討へ』 『改ざん発案や指示、誰が」/赤木さん妻 経緯の解明願う』 (朝日新聞、2025年02月07日)]





/ (2025年02月12日[水])
当時の首相・アベ様やアホウ財務相、スガッチ官房長官は如何に関与か? 長期にわたって《丁寧に検討》した結果、黒塗りだらけか? 何もかも直ちに開示を!

   『●《「人間として扱って欲しい」…ウィシュマさんの遺品である番号が
       振られた青いシャツの写真を示し、人間は数字ではない、と》…



[※【ウィシュマさん死亡問題の入管開示資料 1万5113枚全て黒塗り 遺族「ごまかさないで」】 (東京新聞 2021年08月17日[火]、https://www.tokyo-np.co.jp/article/125024)↑]


   『●国葬強行とのり弁…川内博史さん「総額12.4億円以上の費用がかかって
      しまっているから、今すぐに正確な情報を開示したくないのではないか」
    「《岸田首相は「丁寧に説明する」と繰り返すが、本気で説明する
     気があるのか》? 《総真っ黒の“のり弁”状態》が普通、
     とでも思っているのでは。」

 古賀茂明さんによる、dot.の記事【「森友文書開示問題」の上告を断念させた石破首相の“覚悟” 赤木雅子さんが私に明かした「石破さんからの言葉」 古賀茂明】(https://dot.asahi.com/articles/-/249814)によると、《この話は今から約8年前に遡る。2017年2月10日に朝日新聞が、大阪の森友学園に9億5600万円相当の国有地が1億3400万円という破格の値段で売却されたことや同学園が建設を予定している小学校の名誉校長に安倍晋三首相(当時)の夫人昭恵氏が就いていることなどを報じたことから、国会などで大きく取り上げられた。その際、安倍氏は、国会で「私や妻が関係していたということになれば、それはもう間違いなく総理大臣も国会議員もやめると大見得を切った。財務省で本件を担当していた佐川宣寿理財局長(同)は、安倍氏の発言との整合性を取るため、近畿財務局に、土地売買の決裁文書などから昭恵氏の名前を消去するなどの改ざんを命じたとされる》。

   『●《森友学園問題…五年かかろうと十年かかろうと真実は明るみに出さ
      なければならない。僕は最後まで雅子さんに味方する》(前川喜平さん)
   ●大阪地裁は《検察の捜査手法などが推測されると「同種事件で罪証隠滅が
      容易になる可能性がある」などと指摘し、不開示決定は妥当と結論…》
   『●赤木雅子さんが大阪高裁に控訴: デタラメの連鎖…《権力による事実の
      隠蔽》「認諾」、公文書「不開示」、《佐川元理財局長の尋問認めず》
    (東京新聞)【<社説>森友文書判決 「不開示」で真相隠すな】
     《学校法人森友学園を巡る文書不開示決定の取り消しを求めた
     裁判で、大阪地裁は国の対応を適法とした。公文書改ざんの
     真相を闇に埋もれさせる判決だ文書「不開示」は決して
     許されない国有地の約8億円の値引きから始まった森友問題。
     財務省の報告書には改ざんの指揮系統などに関する記載はなく、
     開示された「赤木ファイル」には黒塗り部分が約400カ所も
     
あった。肝心な部分は隠されて不明のままだ

   『●誠実さのかけらもない財務省《存否を明らかにせずに不開示決定》、それを
      支持する裁判所…法的拘束力のない答申ではあるが総務省の審査会が正論
   『●デタラメにも2023年9月、大阪地裁は《不開示決定は妥当と結論づけた》が…
     赤木雅子さん逆転完全勝訴! 大阪高裁牧賢二裁判長は森友文書開示を命じる判決
   『●森友文書、《上告せず、直ちに開示すべきだ》!! 大阪地裁・徳地淳
     裁判長《不開示決定は妥当と結論づけた》一審判決のデタラメぶりが顕在化
   『●《上告せず判決を真摯に受け入れ》…森友文書、直ちに開示すべき!! 怖れる
      ことは、アベ様政権下で起こったような、「すでに廃棄した」という回答…

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https://dot.asahi.com/articles/-/249814

「森友文書開示問題」の上告を断念させた石破首相の“覚悟” 赤木雅子さんが私に明かした「石破さんからの言葉」 
古賀茂明
2025/02/11/ 06:00

「上告断念のニュース ありがとうございます♪石破さんの言葉に感謝です」

     (【写真】記者会見で文書公開を求めた赤木雅子さん)

 ニューヨークに滞在中の私のスマホに入った赤木雅子さんからのショートメッセージだ。雅子さんにとって、最高のニュースであると同時に、これは、石破茂首相自身にとっても分岐点となる出来事だ。

 この話は今から約8年前に遡る。

 2017年2月10日に朝日新聞が、大阪の森友学園に9億5600万円相当の国有地が1億3400万円という破格の値段で売却されたことや同学園が建設を予定している小学校の名誉校長に安倍晋三首相(当時)の夫人昭恵氏が就いていることなどを報じたことから、国会などで大きく取り上げられた。

 その際、安倍氏は、国会で「私や妻が関係していたということになれば、それはもう間違いなく総理大臣も国会議員もやめる大見得を切った

 財務省で本件を担当していた佐川宣寿理財局長(同)は、安倍氏の発言との整合性を取るため、近畿財務局に、土地売買の決裁文書などから昭恵氏の名前を消去するなどの改ざんを命じたとされる。

 その作業を命じられた、雅子さんの夫で同局の職員だった赤木俊夫さんは、上司に涙ながらに直訴し、財務本省に直接メールまで送って改ざんの不当性を訴えたものの聞き入れられず改ざんを強要された。その作業は、安倍氏の発言の直後、17年2月下旬に始まった

 その後18年3月に、朝日新聞が、財務省が森友学園への土地売却に関する決裁文書を改ざんした疑惑を初めて報道し、新たな大問題となった。

 公文書改ざんを職務命令によって強要された被害者の赤木さんは鬱状態に陥った。

 一方、赤木さんは非常に強靱な精神も併せ持っていた。赤木さんは、後に告発するために改ざんの経緯を克明に記録し、文書として残していたのだ。これが世に言う「赤木ファイル」だ。

 その赤木さんを死に追いやった最後の一撃は、検察からの取り調べのための電話だったというのが私の見方だ。電話の内容から、自分が生贄にされるのではと考えた赤木さんは、死をもって抗議し、赤木ファイルを世に問うことを決断した。

 赤木さんが遺した「最後は下部がしっぽを切られる」という言葉には、そうした意味が込められている。

 赤木さんは、正義を実現するためには、死をもって告発するしかないという強い気持ちで命を絶ったと考えることができるのだ。


■雅子さんが始めた「情報公開請求」の闘争

 しかし、事件の真相が全く不明のままでは、赤木さんがどうして死に追い込まれたのかは証明できない。

 雅子さんは、「とにかく真実を知りたい」という思いで、財務省に真相究明を要求し、その時々の首相にまで手紙を書いて「お願い」したが、事実上無視され続けた。

 やむを得ず、雅子さんは、20年3月に国(財務省)と佐川氏を相手取って、損害賠償請求の訴訟を起こした。雅子さんの長くて辛い訴訟の歴史の始まりだ。

 その後の詳しい経緯は他の報道などを見ていただくとして、これまでの訴訟ではすべて、雅子さんの「真実を知りたいという思いを嘲笑うような判決しか出なかった

 国に対する損害賠償訴訟では、佐川氏本人への尋問が近づくと突然財務省側が雅子さんの請求を丸呑みして、尋問などを行わせずに裁判を終わらせるという暴挙に出た。

 佐川氏の責任については、これほどの悪事を働いたとされるのに、公務員個人の責任は問えないという形式論理で雅子さん全面敗訴で終わった。現在上告中だが、勝ち目は薄いと言われる。

 雅子さんはさらに情報公開請求の闘争を始めた。

 本件に関しては、検察庁が公文書改ざんなどの疑いで捜査を行った結果、誰一人刑事責任を問えないというとんでもない結末になったのだが、雅子さんは、検察から財務省に返却された文書をすべて開示せよと財務省に情報公開請求したのだ。だが、財務省は、どういう文書があるのかも全く明らかにしないまま、開示しないと決定した。

 そこで、雅子さんは、裁判を起こした。

 1審の大阪地裁では、財務省側が、検察が持っていった資料を開示すると、捜査の手の内を公開することになり、今後の同種事件の捜査に障害が生じるという驚くほど杜撰な理由で公開を拒否した。大阪地裁は、財務省の主張を丸呑みして文書の存否さえ答えないまま不開示にしても良いという判決を出した。

 雅子さんは控訴した。

 そして迎えた1月30日の裁判で、大阪高裁は、非常に明快に、財務省の不開示決定を是とした1審判決を取り消すという判決を出したのだ。

 その時も雅子さんから私のスマホにショートメッセージが入った。

やっと裁判で勝つことができました

 雅子さんにとって、初めての本物の勝訴」だ。

 しかし、まだ安心はできない。

 財務省が上告すれば、また同じ戦いが続くからだ。最高裁がどんな判断を下すのかも見えない。


■石破首相は雅子さんと2度面談した

 後日、雅子さんに電話をすると、雅子さんは「石破さんには、上告を止めて文書を全部開示するように財務省に命令してほしい」と語った。さらに、「最近、石破さんは変わってしまったようで不安になる時がある」と言うので、「石破さんが雅子さんのことを真剣に考えてくれているのは確かですよ、それを信じるしかないですね」と言うと、雅子さんも、「私も信じます」と力強く返事をしてくれた。

 それからわずか1日。

 石破首相が加藤勝信財務相などに上告断念を指示したというニュースが流れた。

 それを喜ぶ雅子さんから冒頭のメッセージが送られてきたのだ。

 石破首相がこの決定を下すことを予想していたものの、それは2月6日~8日の日程の訪米からの帰国後だと勝手に思い込んでいた私にとっては、嬉しい驚きだったが、雅子さんにとってはさらに飛び上がらんばかりのサプライズになったはずだ。

 私が石破氏の今回の決定を予測したのには訳がある。石破氏は、雅子さんと赤木さんに対して特別な思いを抱いているからだ。

 それを示す二つのエピソードを紹介しよう。

 雅子さんは石破首相と2度面談したことがあるが、最初に会ったのは、21年9月23日だった。自民党総裁選の最中だ。

 私は、石破氏が総裁選に立候補する可能性があるという段階で、総裁選に出るなら、安倍政治に終止符を打つという覚悟を再確認するために雅子さんに会ってもらいたいと考えてそれを提案した。総裁選直前で難しいのは承知のうえだったが、思いがけず「是非お会いしましょう」という返事が来た。推薦人が集まらず、大変な時期だったのでとても驚いたのを覚えている。

 その後、石破氏は9月15日に総裁選出馬を断念したが、雅子さんと面談したのは総裁選のオンライン政策討論会があった日だった。

 雅子さんは、「短時間会ってもらえるだけで十分です」と話していたが、面談は小一時間続いた。石破氏は、雅子さんの言葉を一度も遮ることなく真摯に耳を傾けた後、この問題は、日本の政治にとってとても大事なことだ、決して有耶無耶にして良い問題ではない、必ず真相を究明するための検証を行い、何が悪かったのかを明らかにしないと、同じ過ちを犯すことになるというような話をしていた。同席した私は、そこまで踏み込むのかと驚いた。

 雅子さんは、その時の感激を今も忘れないとよく話している。

 9月の面談の後、10月8日にも雅子さんは石破氏と面談している。私は同席していなかったが、同じような話をあらためてじっくりと話したということだ。


■命日には石破首相から電報

 もう一つ印象深い話がある。私が24年の2月8日に議員会館で石破氏と会った際、石破氏に赤木さんの命日が3月7日だという話をしたところ、その場で「大事な日だ」と言ってメモを取っていたことだ。その後、雅子さんに尋ねると、「命日に石破さんから電報が届いたんですよ」と嬉しそうに話していた。

 これほどまでに親身に雅子さんを気遣い、応援する姿勢を示していた石破氏が、昨年9月に自民党総裁選で勝利した時、雅子さんがどれだけ喜んだのか、想像してみてほしい。

 その時を振り返って、雅子さんは「小躍りして喜びました」と話している。

 ただ、首相になった石破氏は、雅子さんからみると雲の上の人だ。直接話すのは無理だと考え、24年10月2日に石破氏に手紙を書いて議員会館に届けた。

 しかし、石破首相変節などというニュースを見て不安が募った。思い切ってメールで石破氏に直接、第三者による再調査を求めたが、石破氏からは明確な回答ではなく、「お気持ちを理解している」という返事が来たそうだ。

 どんな意味だかはっきりしない。雅子さんは、「石破さんは変わってしまったのだろうかと不安な気持ちになってしまう」と悲しげに話していた。その気持ちが痛いほどわかって私も辛い気持ちになったのを覚えている。

 先の私との電話の最後に、それでも雅子さんは石破氏を信じたいと語った。直接会って真摯に自分に向き合ってくれたこと、真相究明のために検証が必要だと力強く語ってくれたこと、「全て心の底からそう思っていらっしゃったと感じました」と雅子さんは言う。

 その面談に同席した私も石破氏の言葉に嘘はないと確信していた。

 今回、雅子さんの石破首相への信頼が間違いでないことが証明された。

 石破首相の、「赤木さんが強い使命感と責任感を持って仕事にあたってこられたと聞いており、そういう方がみずから命を絶たれたことは重く受け止めなければいけない

赤木さんやご遺族のお気持ちを考えた時に、この判決は真摯に受け止めるべきだと考えて、上告しないことを決断した

 という発言は、これまで培った雅子さんと石破氏の絆の強さを物語っている。


■今後のポイントはどこまで「開示」をするか

 ただし、まだこれで十分だというわけではない。

 なぜなら、文書を開示すると言っても、いろいろなやり方が考えられるからだ。

 可能性としては、

1)どんな文書があるのかは明らかにするが、その全てがなんらかの理由(例えば、個人のプライバシーを侵害する)により開示できないとして全面的に開示を拒否する
2)どんな文書があるかを明らかにした上で、大多数の文書について、1と同様に不開示とし、ほとんど意味のない文書だけ開示する
3)一定の範囲で文書を開示するが、開示した文書のほとんどが黒塗りにされる
4)かなり多くの文書を開示し、黒塗り部分も必要最小限とするが、最も機微に触れる情報が入った文書(例えば、政治家からの改ざんの指示財務相の関与の態様などがわかるもの)については、不開示とする
5)真に必要な黒塗りはするが、基本的に全ての文書を公開する

  などがある。

 首相の指示があったのだから、1はなさそうだが、2、3は十分にありうる。それとともに怖いのは、石破政権が夏の参院選後まで続くのかどうかを見極めるまで、最終決定を遅らせて、万一石破政権が倒れれば、1の対応で済ませようと財務省が考えることだ。夏まで動かないということになる財務省ならやりかねない

 石破首相には、上告断念に加え、早期の開示を指示するとともに、第三者委員会を作って、文書開示の適切性も含めて真相究明を行ってもらいたい

 私は、石破氏にはその考えがあると見ている。

 今回の決定は、雅子さんにとって大きな出来事だが、実は、石破首相にとっても、一つの分岐点である。

 なぜなら、森友学園問題にメスを入れ、真相究明を行うということは、安倍政治の闇を暴き、それに終止符を打つことを意味する。

 当然のことながら、旧安倍派や高市早苗自民党元政調会長らの右翼層の反発はかなりのものになるだろう。

 矢継ぎ早に中国との関係改善を進める石破外交や選択的夫婦別姓導入への結論を急ぐ姿勢などで、右翼層の反発は高まっている中での今回の決断だ。

 私には、そこに石破首相の人間性が表れているように思える。

 弱者に寄り添い、言葉を重んじる。雅子さんと交わした約束は、なんとしても守らなければならない。右翼層を恐れ、保身に走ってこれを違えば、右翼に負けるだけでなく、己との戦いに負けることだと石破氏は考えているはずだ。

 今回の決断は、石破氏が本来の姿を取り戻して党内の守旧派勢力を恐れず、信念を持って正しいことにチャレンジするという宣言になるのではないか。

 それを見れば、国民は、自民党守旧派ではなく、石破首相を支持するはずだ。

 そこから、石破首相の反転攻勢が始まる。

 それを期待したい。


古賀茂明(こが・しげあき)/古賀茂明政策ラボ代表、「改革はするが戦争はしない」フォーラム4提唱者。1955年、長崎県生まれ。東大法学部卒。元経済産業省の改革派官僚。産業再生機構執行役員、内閣審議官などを経て2011年退官。近著は『分断と凋落の日本』(日刊現代)など
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