海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

辺野古ゲート前抗議行動/護岸の嵩上げ工事と台風対策

2020-08-28 14:58:11 | 米軍・自衛隊・基地問題

 28日(金)は午前8時56分頃、辺野古のキャンプ・シュワブゲート前に行き、1回目の資材搬入に対する抗議行動に参加した。市民有志による座り込みとプラカードによる抗議が、今日も粘り強く続けられている。

 この日は1回目に生コンのミキサー車が20台以上入った。ほかに生コンの圧送ポンプ車も入り、K2護岸の嵩上げ工事が行われていた。

 細切れに工事車両がやってくるので、その間はゲート前を往復して抗議の声を上げた。

 安倍首相が辞任するようだが、沖縄の「負担軽減」という白々しい嘘をくり返し、辺野古や高江、与那国、石垣、宮古で米軍や自衛隊の基地建設を強権的に進めてきた。辞める前にすべての基地建設を止めろ。

 午前10時3分頃、豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見た。埋め立て工事はもちろん行われていないが、中に置かれていたダンプカーも見えず、すべて外に出たようだ。

 K2護岸の所にミキサー車や圧送ポンプ車が来ていて、生コンの打設が行われていた。K4護岸では根固め用袋材をクレーンで移動する作業が行われていた。オイルフェンスはK4護岸の内側に片付けられている。

 松田ぬ浜からもK2護岸の工事を見たが、すでに完成したL字型擁壁の間に擁壁をつなぐ工事が進められている。

 午前10時32分頃、瀬嵩の海岸や森の上から大浦湾の様子を見た。作業和船が数隻出て台風対策を進めており、すでに航路付近やK9護岸そばの岩場付近のオイルフェンスやフロートが撤去されていた。

 また、汚濁防止膜も撤去されたり、沈められていて、大浦湾が広々として気持ちいい。

 バージ船には航路付近や瀬嵩側に設置されていた汚濁防止膜が載せられていた。前回の台風で破損した緑の航路標識の上部分が載っているのも確認できる。

 オイルフェンスや汚濁防止膜の撤去を見ると、今回の台風はかなり強いと予測しているようだ。来週は旧盆だが、台風の中でのウンケーとなりそうだ。

 うやぱーぷーじーぬん、きーちきてぃ、けーてぃちーみそーりよー。

 


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