一部引用・・・
オリンピックを何としても開催したい森喜朗会長(当時)の発言には、違和感を感じることが度々ありました。
確かに中止ともなれば経済的な影響も大きいのでしょうが、世論とのズレが拡大する中で開催を強行することの意味、意義がどのようなものなのか自分には理解できずに現在に至ります。
たまたま先日亡くなった半藤一利さんの著書、昭和史 (戦前)「ノモンハン事件から学ぶもの」には、バブル崩壊後、不良債権処理の遅れは「起きると困ることは起きないことにする」という意識が官民双方にあった結果と経済企画庁の「経済の回顧と課題」にあったと紹介されています。
半藤一利さんはノモンハン事件について、「日本人の幻想、独善、泥縄的な発想」という指摘をしていますが、このコロナ禍における一連のオリンピック開催強行言説についても、泥縄的はちょっと違うかもしれませんが、「起きると困ることは起きないことにする」幻想、独善を感じる人は私だけではないように思うのですが...どんなもんでしょうね。
全文「ノモンハン事件」「不良債権処理」「オリンピック開催」に通ずる、「起きると困ることは起きないことにする」日本特有の幻想、独善 #BLOGOS https://t.co/MDXT9eLxh6
— achikochitei (@achikochitei1) February 15, 2021
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