2021年11月8日 6時00分 来春の諏訪大社御柱祭に向け、神宮寺保存会が受け継ぐ奉納騎馬行列の「芸傘」の練習に取り組むメンバー
来春の諏訪大社式年造営御柱大祭(御柱祭)に向け、諏訪大社上社本宮地元の諏訪市中洲神宮寺の保存会が受け継ぎ、毎回の上社里曳きで御柱を先導する奉納騎馬行列で
、男たちが華麗な技を見せる「芸傘」と小学生が役を務める「草履取り」の練習が7日、本格的に始まった。神宮寺公民館にメンバーが集まり、立派な奉納をしたいと稽古に取り組んだ。
「色傘」「御箱」「長柄槍」などが続く行列の中で、技や所作の習得に稽古の積み重ねが必要とされる芸傘と草履取りの練習がいち早くスタート。メンバーは芸傘が20~60代の24人で
、このうちの6人が初めて参加する。草履取りは小学3~5年生の23人。芸傘と草履取りはペアを組んで芸を披露する。
芸傘は掛け声とともに傘を回したり高く投げ上げて受け止めたり、手のひらなどに傘を立ててバランスを取ったりする。メンバーは経験者の指導員から教わりながら技の上達を目指す。
浜昭弘さん(60)は草履取りに参加する娘との思い出になればと芸傘は初参加で、「自宅でも練習を積みたい」と意気込みを示した。
練習は年内は週1回のペースで、年明けから週4回ほどに増やし、全体練習も開始する予定。上社山出し後はほぼ毎日となる。新型コロナウイルス感染防止対策を講じながらの練習で、
奉納騎馬行列神宮寺保存会の五味寛雄会長(53)は「日常の体調管理をしっかりやってもらい、立派な奉納をしたい。みんなの思い出に残る騎馬行列になれば」と話した。
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