阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
1942年生まれが江戸川区から。

長野県茅野市玉川穴山 「コミン家」オープン 長野日報     八ヶ岳の麓の 旧諏訪郡玉川村穴山は阿智胡地亭の遺伝子の50%がここから来たルーツの地の一つ

2020年02月28日 | 諏訪便り

2020年2月25日 6時00分   茅野市玉川穴山に「コミン家」をオープンした左から鈴木一司さん、ウナさん夫妻

民泊ONEBRIDGE(名古屋市)を主宰するイラストレーターの鈴木一司さん(58)、英会話講師のウナさん(49)夫妻が、

茅野市玉川穴山の御柱街道沿いにコミュニケーション・ミーティングハウス「コミン家」をオープンした。

地域住民をはじめ世界各地の人々が集い、楽しく学び交流する拠点「楽交(がっこう)づくり」を目指している。

3月中旬には農家民宿の営業を始める予定だ。


穴山歴史研究会の伊藤博夫代表によると、同所には明治大正期に栄えた旅館「油屋」があり、蚕種の買い付け人などでにぎわった。

戦中は小学校教諭や郵便局員の下宿屋、戦後は魚屋を営んだが、昭和50年代に空き家になり、親族が管理していたという。
コミン家は不動産会社がリノベーションした木造2階建ての古民家を借りて22日にオープンした。

手斧の跡が残る窓枠やあめ色の帯戸(板戸)など江戸時代や明治時代の家具や建材をふんだんに使い、

1階に掘りごたつの談話室やトイレ、風呂、2階に御柱を正面から見物できる畳の客室、一度に20~30人が利用できる大広間を設けた。
鈴木さんは名古屋市出身。37歳の時、仏教画を学ぶために来日した韓国系カナダ人のウナさんと出会い、

結婚。民泊は名古屋市の実家に続いて2棟目で、昨年夏に中学1年の長男(13)を含む家族3人で茅野市に移住し、同年11月ごろ穴山の古民家に出合い「ここならやりたいことが具体化できる」と確信した。
コミン家では、ウナさんの英会話教室や世界のお茶が楽しめるほか、展示会やコンサート、イベントの空間として開放する。

農家民宿は主に外国人旅行者を呼び込む考えだ。英会話サークル(1回1000~3000円)のメンバーも募集している。
鈴木さんは「諏訪は人と空気、水の純度が高い。今後はもっと外国人旅行者が増える」と語り、

「学年、年齢、職業、国籍に関係なく集まり、勉強や仕事、交流する場を作っていきたい。コミン家を地域の財産として活用していただき

山全体が盛り上がれば」と話している。


施設は火曜定休で営業時間は午前10時~午後6時。カフェは1日1人500円(飲み物・菓子付き)から、

イベント利用は1日5000円、宿泊料は1泊5000円からで調整している。
い合わせは、コミン家(携帯080・7997・7297、Eメールone‐bridge@hotmail.com)へ。


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