複勝コロがしはまたも失敗しました。敗因は道悪です。狙ったロードトゥフェイムは道悪巧者じゃなかったのか。巧者です。その意味では阪神大賞典のアリストテレスも道悪は前走で勝っているので大丈夫と見られて1.3倍に支持されて、よもやの7着。敗因は、断言はできないが道悪も一因だと思う。
なぜ不良馬場を好走した馬が、重馬場を苦にして負けるのか。そこですね。競馬の難しいところは。スプリングSで1番人気に支持されたボーデンは未勝利勝ちのタイムがあまりに優秀なので、既に重賞で2着と能力を示していたヴィクティファルスなどを押さえての1番人気。レース前に指摘したようにボーデンの勝ちタイムは良馬場でのものだ。それでも3着に来たのは能力の高さだろう。
勝ったヴィクティファルスは共同通信杯2着の馬だ。ふつうなら1番人気になってもいいのが3番人気と低評価だった。このあたりの人気に対する考え方は面白い。
皐月賞を占うには、ヴィクティファルスの好走で共同通信杯の勝馬エフフォーリアが見直されるというか能力の裏付けになるだろう。指数派からは共同通信杯のレベルに疑問が投げかけられていた。こうなれば指数を補正するのだろうか。いや、道悪だったから?
対戦比較で見れば皐月賞の輪郭がはっきり見えてきた。というのは錯覚だろうか。