新潟記念2

勝ったマーティンボロは加害馬で、2着のクランモンタナ、

3着ラストインパクト、4着トーセンジャガーはいずれも

マーティンボロより外にいたため被害を受けずに上位入線できた。

5着のアロマカフェ以下のニューダイナスティ、メイショウナルト、

アドマイヤタイシはそれぞれ不利を受けてレースになってない。

次走不利がなければ、どれくらい巻き返してこれるかが

検討材料になるだろうが、早い話がこの新潟記念は参考外ということに

なるだろう。4着したからといってトーセンジャガーが続けて

好走できるかは疑問だ。

それにしても1番人気馬が勝てないとされていた新潟記念で

マーティンボロが馬群をカットしながら勝ったのは、皮肉なことだ。

斜行したとはいえマーティンボロの強さが際立って

見えたのは間違いのないところだ。

これで、騎乗していたローウィラーは23日間の騎乗停止と

いうことになったが、一部で言われているように

短期免許が切れるので、このまま帰国するらしい。

ルールが変わってから外国人騎手のラフプレーが目立つ気がする。

実際はそうでもないかもしれないが、ラフプレーによって

落馬負傷あるいは死亡事故になると、ルールの是非を問われる

ことになるだろうが、それでも現行ルールを守っていくだけの

説得力あるルール説明の必要を感じる。大事故があってから

あわててルールを変更することなどないように。

今回の例でいえば、被害馬がたとえ被害がなくとも勝ち馬に先着できなかった

というのが結論なのだろうが、それは着差や脚勢からいっているのか

それを説明しろというのは、実際難しいことだとは思うが

事例、前例になっていくのは当たり前のことなのでそのあたり

競馬ファンにもルールを理解してもらうためにも、もう少し

具体的な説明があってもいいじゃないかというのが

新潟記念の審議にならないレースのボクの感想だ。

どうなんでしょうか。審議にする、しないの判断基準は

あるんでしょうか。それは瞬時に判断しうることなのか

はなはだ疑問に感じる。だって難しいでしょう。

ゴールインと同時に審議ランプの点灯か否かを判断するのは、

人間業じゃないよ。神の領域だよ(笑)