怖い国だ。
王朝なのか、兄弟は、骨肉の争い。
最後は、殺害。
「韓国メディアは、北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長の兄、キム・ジョンナム(金正男)氏が、マレーシアで何者かに殺害されたもようだと伝えました。マレーシアの警察は、北朝鮮の男性が死亡したと発表し、韓国政府もこの男性がキム・ジョンナム氏かどうか確認を進めています。
韓国の複数のメディアは14日夜、北朝鮮のキム・ジョンウン朝鮮労働党委員長の兄、キム・ジョンナム氏が13日、マレーシアの空港で何者かに殺害されたもようだと伝えました。
これに関して、マレーシアの警察は14日夜遅く、クアラルンプール国際空港で13日、北朝鮮国籍の46歳の男性が体調不良を訴えて病院へ搬送される途中で死亡したと発表しました。
男性が持っていた書類にはキム・チョルという名前が記され、生年月日は1970年6月10日、ピョンヤン生まれだと記載されているということで、警察は死因を調べています。
キム・チョルという名前は、キム・ジョンナム氏が過去、たびたび仮の名前として使っていたと、メディアで報じられていました。
韓国政府では、パク・クネ(朴槿恵)大統領の職務を代行しているファン・ギョアン(黄教安)首相が、こうした報道について外務省から報告を受けたということで、現在、外交ルートを通じて、死亡した男性がキム・ジョンナム氏かどうか確認を進めています。
キム・ジョンナム氏は6年前に死去したキム・ジョンイル(金正日)総書記の長男で、キム・ジョンウン委員長とは母親の異なる兄になります。
外国語が堪能なことで知られ、以前から中国やマカオ、シンガポールなどで暮らし、キム・ジョンウン委員長の体制になってからは北朝鮮にほとんど戻らず、権力の中枢からは外れていたとみられています。
しかし、韓国メディアは、キム・ジョンナム氏が今回殺害されたのが事実なら、「北朝鮮の工作員による犯行とみられる」と繰り返し伝えていて、国民の間で強い関心を集めています。
空港のサービスカウンターに助け求める
クアラルンプール国際空港の職員によりますと、キム・チョルを名乗る男性は、格安航空会社専用の第2ターミナルにある出発ロビーで体調不良を訴え、サービスカウンターに助けを求めたということです。当時は月曜日の朝9時ごろで、多くの旅行客やビジネスマンたちが行き来する時間帯でした。
空港の男性職員は13日の朝、北朝鮮国籍の男性が助けを求めたことを認めましたが、それ以上についてはコメントできないと話していました。
専門家 権力構造への影響は限定的
北朝鮮情勢に詳しい関西学院大学の平岩俊司教授は「ジョンナム氏は一時、キム・ジョンイル総書記の後継者として取り沙汰されたこともあったが、弟のジョンウン氏が選ばれたため、現在の北朝鮮の政権に対する影響力はほとんどなく、仮に殺害されたのがジョンナム氏だったとしても、北朝鮮の権力構造への影響は限定的だと考えられる」と話しました。
また、「ジョンナム氏は中国との結びつきが強いとされてきたが、具体的な関係は明らかになっておらず、中朝関係への大きな影響は考えにくい。まずは、今回のマレーシアへの渡航目的や、キム・ジョンウン政権との今の関係などを分析する必要がある」と話しました。
これまでの活動や発言は
キム・ジョンナム氏は、北朝鮮のキム・ジョンイル総書記と、2番目の夫人であるソン・ヘリム氏との間に生まれた長男で、キム・ジョンウン朝鮮労働党委員長の母親が異なる兄です。
年齢は40代半ばで、1980年代にはモスクワやジュネーブのインターナショナルスクールに留学したといわれ、キム・ジョンイル総書記の後継者として有力な候補と、一時見られていました。
中国の北京や、マカオ、シンガポールなどで生活しながら、北京の空港などで外国メディアの記者からの問いかけに応じることもありました。
2009年には、北京の空港で記者団から父親のキム・ジョンイル総書記の後継問題について問われると「それは誰も断言できない。父だけが決められることだ」と答えていました。
2011年のキム・ジョンイル総書記の告別式にはその姿が確認されず、後継体制づくりで波風が立たないよう、告別式に出席しなかったという見方が出ていました。
一方で、最近は、外国メディアの取材に応じることもなくなり、東南アジアなどで目撃情報が伝えられるだけでした。
過去には東京ディスニーランド行きで身柄拘束も
キム・ジョンナム氏は、偽造パスポートで日本に入国しようとして空港で身柄を拘束され、日本政府から国外退去処分を受けたことがあります。
ジョンナム氏は、2001年5月、女性2人と男の子1人と一緒に、シンガポールから成田空港に到着した際、ドミニカ共和国の偽造パスポートを持っていたことから、日本の当局に身柄を拘束されました。
調べに対し、ジョンナム氏は来日の目的について、観光のためで、東京ディズニーランドに行く予定だったなどと話しました。
ジョンナム氏は、これ以前にも、数回にわたって日本に入国していたとみられることが、公安当局の調べで分かっていて、日本の文化などに関心を持っていたとみられています。」
日本の戦国時代でも、少ない。
鎌倉時代か、それか、一族の血か。
考えると、社会主義は、みなこうかもしれない。
天下とったものが、生き残ることが、王朝の最後かもしれない。
王朝なのか、兄弟は、骨肉の争い。
最後は、殺害。
「韓国メディアは、北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長の兄、キム・ジョンナム(金正男)氏が、マレーシアで何者かに殺害されたもようだと伝えました。マレーシアの警察は、北朝鮮の男性が死亡したと発表し、韓国政府もこの男性がキム・ジョンナム氏かどうか確認を進めています。
韓国の複数のメディアは14日夜、北朝鮮のキム・ジョンウン朝鮮労働党委員長の兄、キム・ジョンナム氏が13日、マレーシアの空港で何者かに殺害されたもようだと伝えました。
これに関して、マレーシアの警察は14日夜遅く、クアラルンプール国際空港で13日、北朝鮮国籍の46歳の男性が体調不良を訴えて病院へ搬送される途中で死亡したと発表しました。
男性が持っていた書類にはキム・チョルという名前が記され、生年月日は1970年6月10日、ピョンヤン生まれだと記載されているということで、警察は死因を調べています。
キム・チョルという名前は、キム・ジョンナム氏が過去、たびたび仮の名前として使っていたと、メディアで報じられていました。
韓国政府では、パク・クネ(朴槿恵)大統領の職務を代行しているファン・ギョアン(黄教安)首相が、こうした報道について外務省から報告を受けたということで、現在、外交ルートを通じて、死亡した男性がキム・ジョンナム氏かどうか確認を進めています。
キム・ジョンナム氏は6年前に死去したキム・ジョンイル(金正日)総書記の長男で、キム・ジョンウン委員長とは母親の異なる兄になります。
外国語が堪能なことで知られ、以前から中国やマカオ、シンガポールなどで暮らし、キム・ジョンウン委員長の体制になってからは北朝鮮にほとんど戻らず、権力の中枢からは外れていたとみられています。
しかし、韓国メディアは、キム・ジョンナム氏が今回殺害されたのが事実なら、「北朝鮮の工作員による犯行とみられる」と繰り返し伝えていて、国民の間で強い関心を集めています。
空港のサービスカウンターに助け求める
クアラルンプール国際空港の職員によりますと、キム・チョルを名乗る男性は、格安航空会社専用の第2ターミナルにある出発ロビーで体調不良を訴え、サービスカウンターに助けを求めたということです。当時は月曜日の朝9時ごろで、多くの旅行客やビジネスマンたちが行き来する時間帯でした。
空港の男性職員は13日の朝、北朝鮮国籍の男性が助けを求めたことを認めましたが、それ以上についてはコメントできないと話していました。
専門家 権力構造への影響は限定的
北朝鮮情勢に詳しい関西学院大学の平岩俊司教授は「ジョンナム氏は一時、キム・ジョンイル総書記の後継者として取り沙汰されたこともあったが、弟のジョンウン氏が選ばれたため、現在の北朝鮮の政権に対する影響力はほとんどなく、仮に殺害されたのがジョンナム氏だったとしても、北朝鮮の権力構造への影響は限定的だと考えられる」と話しました。
また、「ジョンナム氏は中国との結びつきが強いとされてきたが、具体的な関係は明らかになっておらず、中朝関係への大きな影響は考えにくい。まずは、今回のマレーシアへの渡航目的や、キム・ジョンウン政権との今の関係などを分析する必要がある」と話しました。
これまでの活動や発言は
キム・ジョンナム氏は、北朝鮮のキム・ジョンイル総書記と、2番目の夫人であるソン・ヘリム氏との間に生まれた長男で、キム・ジョンウン朝鮮労働党委員長の母親が異なる兄です。
年齢は40代半ばで、1980年代にはモスクワやジュネーブのインターナショナルスクールに留学したといわれ、キム・ジョンイル総書記の後継者として有力な候補と、一時見られていました。
中国の北京や、マカオ、シンガポールなどで生活しながら、北京の空港などで外国メディアの記者からの問いかけに応じることもありました。
2009年には、北京の空港で記者団から父親のキム・ジョンイル総書記の後継問題について問われると「それは誰も断言できない。父だけが決められることだ」と答えていました。
2011年のキム・ジョンイル総書記の告別式にはその姿が確認されず、後継体制づくりで波風が立たないよう、告別式に出席しなかったという見方が出ていました。
一方で、最近は、外国メディアの取材に応じることもなくなり、東南アジアなどで目撃情報が伝えられるだけでした。
過去には東京ディスニーランド行きで身柄拘束も
キム・ジョンナム氏は、偽造パスポートで日本に入国しようとして空港で身柄を拘束され、日本政府から国外退去処分を受けたことがあります。
ジョンナム氏は、2001年5月、女性2人と男の子1人と一緒に、シンガポールから成田空港に到着した際、ドミニカ共和国の偽造パスポートを持っていたことから、日本の当局に身柄を拘束されました。
調べに対し、ジョンナム氏は来日の目的について、観光のためで、東京ディズニーランドに行く予定だったなどと話しました。
ジョンナム氏は、これ以前にも、数回にわたって日本に入国していたとみられることが、公安当局の調べで分かっていて、日本の文化などに関心を持っていたとみられています。」
日本の戦国時代でも、少ない。
鎌倉時代か、それか、一族の血か。
考えると、社会主義は、みなこうかもしれない。
天下とったものが、生き残ることが、王朝の最後かもしれない。