晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

冬の風情

2017-01-16 06:54:27 | 長寿クラブ
新しい年が明けてもう半月です。
初雪が野山をうっすらと銀世界に染めました。
こちらは思った以上に降らなくて助かりました。

昨日は長寿クラブの新年会で5分の道のりを、
慎重な足取りで会場の地区センターへ向かいました。
橋の歩道に足跡はありません。
私が一番だったのかな。


入鹿池は時折吹雪いてかすんでいます。
寒いです。
でも子供の頃池岸に氷が張っていたことを思えば、
今は暖かいということか。


遥か向こうの池上に点が見えるなと、
望遠で写してみると釣り舟です。
寒くても吹雪いてもワカサギ釣り師は根性ありますね。


50名で歓談した新年会は元気で年を越せた者が生存を確認する日でもあります。
今年一年頑張って生き抜くことを誓った集いでした。



< 銀世界釣りも集いも楽しきや >
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どんど焼き

2017-01-15 06:53:38 | 地域の文化や出来事
心配した雪は一進一退の様相で今朝も早朝から降っていましたが、
大雪にまでいっておらずひとまずホッです。

昨日は珍しく雪の中でのどんど焼きかと思っていましたが、
すっかり融けて4時から始めることができました。

地方によっては櫓を組むほどのスケールの大きいところがありますが、
こちらのどんど焼きは至ってシンプルです。
マキに火を点け門松やお守りを焼きます。


先ずお神酒を一口いただいて身を清めます。


お正月にかけて里帰りしていた神々が天に帰っていきます。
科学では説明できないことと分かっていても、
庶民が精いっぱい願う平安への思いだからこそ何百年と続いています。


火が熾って来たら餅を数切れ焼きます。
一年間の無病息災を祈願して家族で食べました。
孫たちがいれば10個も焼いたと思うけど、
彼らが住んでいる所では何事もなく過ぎていることでしょう。


これで正月行事は終わりました。


< どんど焼き天へと煙立ち願かける >
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降り始めました

2017-01-14 07:22:17 | 季節のたより
何日も前から土曜日は降るよと言い聞かされてきました。
朝刊が配達された4時半に外へ出たら、
まだ何の兆候もありませんでした。

が、さあ起きようと6時過ぎに窓の外をみたら降っています。
街路灯の光に映るのは大粒の雪です。


夜が明け庭先を見たらもう5cm近くの積雪です。
当市にも大雪警報が発令されました。
昼過ぎにかけて15cmの積雪が予想されるので警戒してくださいとのことです。


今日は土曜日で仕事の人は少ないかもしれないけど、
センター試験を受けねばならぬ学生さんやどうしても外出せねばならない人たちが、
安全に移動できますよう願っています。


< 雪ぼたん野山を清め春を待つ >
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進むも退くも厳しは農業

2017-01-13 06:59:04 | 野菜・果樹づくり
外出の予定もなく調べ物や書類の整理で終わった一日でした。
歩数計は1000歩すら届かず。

並行して行っていたのが昨秋でキリをつけた米作りの後始末です。
専用の農具としてコンバイン、コンバインカー、田植機、バインダーが不要となり、
その行き先を考えてやることです。

使い込んではいるがまだ使用できるので、
近所に声をかけたが今さら新たにやる人もなく、
ならば粗大ごみで出すより活用できるところはないかと、
ネットの農機具買取サイトを使ってみることにしました。


オペレーターに機種名等を伝えたりメールで送信すると、
その日のうちに概略査定をして電話で返答が来ます。

しかし何社に問い合わせても1円すら値がつきません。
あと1社返事待ちですが期待薄です。
要するに型式が古いので需要がないということなのでしょう。
一番の大物であるコンバインは5年ほど前に中古で購入しました。
40万円以上したんじゃないかな。
固定資産の償却も終わっていません。
せめて数万円くらいは値がつくと思っていました。


生産の収入に見合う以上に高額な投資を余儀なくされて、
やむなく退くにしても現実はここまで厳しいのが農業です。

米づくりからは撤退するものの畑は引き続いてやるので、
トラクターや耕運機は健在です。
大地とはもうしばらく付き合っていきます。


< 農厳し進むも退くも春いつ来る >
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やっと塒へ

2017-01-12 06:43:08 | 季節のたより
北日本の大雪にはお見舞い申し上げます。
こちらも週末あたりが初雪どころかドカ雪の予報が出ており、
雪に慣れていない地方がゆえ大混乱が予想されます。

物置の軒先に薄い米袋1枚をかけられただけで、
寒さに凍えていただろうサツマイモをやっと家の中へ入れてあげました。



大きくて丈夫な段ボール箱にもみ殻を敷き、
中ぐらいの玉を選んで新聞紙で包み込んだのを入れます。
1段目が埋まったらもみ殻を上にかけます。


2段目も同じように詰め、
その上へももみ殻を詰め込みました。
1箱で20個以上いれたので、
これは重いです。


重いのは縁側の日当たりのよい所に置きました。
もう一箱つくった軽めの箱は居間の本棚の上に鎮座させることに。
さて春までどれだけ生き延びてくれるでしょうか。


「ねぐら」と入力したら塒とでました。
寝倉と出るかなと思っていました。
漢字の成り立ちを調べると、
鳥が土塀に巣をつくって時を過ごしたところから来ているようです。
「とや」とも読めるそうだがパソコンでは変換できませんでした。

今回は言葉の使い方として正しくないにしても、
一つ賢くなった思いですね。

< 芋も鳥も寒さこらえば塒へ > 
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