晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

準備作業開始

2012-03-11 07:49:48 | 八曽モミの木キャンプ場
朝6時まで降っていた雨もなんとか止んでくれ
新役員揃っての仕事始めです

3月17日のキャンプ場の開場に向けてこの日にやることは
①通路や休憩場所や宿泊施設付近に山のように散らばった落葉の片付け
②凍結予防のため止めてあった水道ポンプの始動と通水
③日除けシートの骨組みに使う竹材の伐採と新旧の更新 です

私は竹の伐採と骨組みの更新作業にあたりました
伐採地はキャンプ場から更に4kmぐらい奥地にあって
岐阜県にはあと1kmという山中です

細すぎても太すぎても用をなさない
適度な竹を探し7mぐらいに切り揃えます
長さと強度そしてしなやかさを持つのが竹です

しかしここからが大変
川を渡っての竹林ですが車道は10m以上は上段なので
生竹25本余りを車まで出すのがきつい作業です

3人でやってきたが一人は40歳代の若い新役員で
今までは駐車場の管理ぐらいしか経験していなくて
何から何までやらなくてはならない役員の
大変さに目を白黒するほど

雨上がりの竹を運ぶので服もズボンも
どこかに落ちたかの汚れた様相となって
60代の私も息は切れるし流石疲れました

何とか一日かけて予定の作業は終えることができましたが
場内の川原の復旧作業は月末なので
当面は走りながら整備を進めていくこととなります


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カット種薯

2012-03-10 06:56:33 | じねんじょ
5月の連休あたりに定植しようとすると
そろそろ準備しなくてはいけないのがジネンジョ

天気のいい日に作業することが必須で
今回は成イモのカットをしての種薯づくりです
他にムカゴから育てた1本薯もあります



成長の目安を種薯の10倍として
50~60gにカットします
薯はできるだけ何世代も作ってきたのでなく
原種に近いイモの方が病気が出にくいとされている



カットしたら殺菌消毒です
私はベンレートTの200倍液を10分間浸水でおこないます
褐色腐敗病と青かび病に効果があるとされます



消毒が終わったらカットした切り口に防腐剤を塗布します
今回は残っていたジャガイモに使った草木灰でしたが
消石灰を水で溶かして塗ってもいいです

最後は天日でしっかりと乾かすこと
生渇きでは折角つくったのに腐っては元も子もない
購入すれば1個300円はします

とりあえず200個作成しましたが
次は芽だしをするための工程に入ります
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息がきれる

2012-03-09 08:00:28 | 野菜・果樹づくり
晴が続かない3月は栽培者泣かせです

ジャガイモの種イモを裁断したりして準備しているので
畑がOKを出してくれれば早速作業開始です



私は掘り割りでつくる畝が多い
昨シーズン使用した畑を遅くとも2~3週間前までに
苦土石灰を入れて耕して酸性土壌を中和しておきます

畝をつくるラインに20cmくらいの溝を掘って
ジャガイモなら30cmおきに種イモを置き
各中間に元肥をまきます

今回の肥料は
発酵鶏糞、有機ペレット、過燐酸石灰です
イモに肥料が触ると腐る恐れがあるので要注意です

後は土を被せるだけで収穫までに土寄せがあるので
自然と畝になっていきます

この畝の利点は思いたったら直ぐに作業ができること
元肥の全面散布方式だと肥料が土になじむまで
少なくとも1週間はかかるので天気によっては
作業のタイミングを逃してしまいます

一番辛かったのは身体が思うように動かないこと
楽していた冬のつけは肥満と息切れです

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使い易さとは

2012-03-08 07:33:39 | 八曽モミの木キャンプ場
キャンプ場の受付と売店を兼ねる管理舎は
お客さんとの最前線です

言うまでもなくマンパワーであるおもてなしの心が第一ですが
設備面での工夫も大切な側面です

何年も同じスタイルできたが一度問題点を洗い出してみました
①特に重量のあるコンロや鉄板・金網のレンタル品が奥やその途中にあって
出し入れが不便だし足元が危険な状況である
②食品と非食品が混在露出の陳列販売のため一見不衛生であり
夜間にネズミにお菓子の袋を破られたこともある
③業務上の来客者との打ち合わせや出勤者の休憩・食事の場所がなく
一般のお客さんと混然とした場所で過ごさなければならない
④多くの宿直者が使用している所が板場なので
わざわざマットレス持参で宿直をしている人もある
⑤流し台が老朽化し下の物入れも使えない

限られたスペースでの改善は至難のわざと思えますが
出勤者とお客さんの合理的な動線を基本にレイアウトを考え
それに必要な備品の購入も含めて動き出しました

高額な備品は余力がなくて買えないので
リサイクルショップや傷ありのB級家具店で
徐々に揃えて設置してきました

現在までに②③④の課題をほぼ解消し
①は入口付近に専用棚の作製を計画し
⑤は安価な流し台を物色中です

部分オープンは来週の17日からですが
本格的には4月からとなるので
それまでに完了する予定です


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定植準備

2012-03-07 07:40:21 | 野菜・果樹づくり
一気に春の暖かさが到来です
となるとせかされるのは野菜の植え付け



まずはジャガイモ
最近は定番のイモばかりで
今年はダンシャク、メークイーン、キタアカリ、アンデスレッド
の四品種10kgを定植します

大きい種イモは50gくらいにカットし
草木灰を切り口に塗ります
定植は晴れが続いて畑が安定してからです

ジャガイモほど種芋の管理が厳しいのはありません
植物防疫法なる法律で指定品種に指定され
防疫検査が義務づけられています

これは種芋に病害虫がつくと収穫が大きく減るためで
連作障害とは別次元の話です

植物防疫所による検査は
①植え付け前の圃場
②栽培期間中
③収穫後の種芋 の3回
1000株のうち2株以上ウイルス病があったりすると
不合格となり販売できません

国の種苗管理センターで生産された「原原種」を委託された農家で
一作増殖し、ここで生産された「原種」が採種圃場で一作増殖され、
種芋として出荷されます。

この後、登録を受けた集荷販売業者(JA、種苗メーカー、種苗店、
ホームセンターなど)が買い取って一般の栽培生産者に販売します
(以上、現代農業2月号より抜粋)

種芋くらい自分でとって増殖すればと思いますが
影響の大きさを考えたらやむなしで、
かつ安心して育てられるので納得せざるを得ないところか・・
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