晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

定植準備

2012-03-07 07:40:21 | 野菜・果樹づくり
一気に春の暖かさが到来です
となるとせかされるのは野菜の植え付け



まずはジャガイモ
最近は定番のイモばかりで
今年はダンシャク、メークイーン、キタアカリ、アンデスレッド
の四品種10kgを定植します

大きい種イモは50gくらいにカットし
草木灰を切り口に塗ります
定植は晴れが続いて畑が安定してからです

ジャガイモほど種芋の管理が厳しいのはありません
植物防疫法なる法律で指定品種に指定され
防疫検査が義務づけられています

これは種芋に病害虫がつくと収穫が大きく減るためで
連作障害とは別次元の話です

植物防疫所による検査は
①植え付け前の圃場
②栽培期間中
③収穫後の種芋 の3回
1000株のうち2株以上ウイルス病があったりすると
不合格となり販売できません

国の種苗管理センターで生産された「原原種」を委託された農家で
一作増殖し、ここで生産された「原種」が採種圃場で一作増殖され、
種芋として出荷されます。

この後、登録を受けた集荷販売業者(JA、種苗メーカー、種苗店、
ホームセンターなど)が買い取って一般の栽培生産者に販売します
(以上、現代農業2月号より抜粋)

種芋くらい自分でとって増殖すればと思いますが
影響の大きさを考えたらやむなしで、
かつ安心して育てられるので納得せざるを得ないところか・・
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