晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

環境影響調査

2017-05-12 06:28:24 | 地域の文化や出来事
5月になって初夏の花たちが彩りを華っています。


自然と心も華やぎますね。


10年後の開通を目指してリニア新幹線の工事が始まっています。
犬山市は通過地域でなく、
掘削土砂の搬出ルートでもないので、
影響は無いように思われています。

ただ全く関係が無いかと言えば、
そうではありません。
唯一路線に一番近い地区として、
その影響があるか調査をせねばならないことがあり、
町内をあずかる者として事業者と対応しています。



地下を掘れば水脈にぶつかり、
水の流れが変わります。
南アルプスのトンネルが最たるもので、
地元ではかなり危惧されていると報道されています。

こちらでは路線と数キロ離れており、
間には山や峠があるので問題ないと思われるが、
川の流れや井戸水に影響が出ないか、
JR東海が調査に入っています。

もう一つリニアに送電するために、
中部電力が鉄塔を建て送電線を架線します。
市内を通過する訳でないが市境を通るため、
現在は鳥獣の猛禽類などの生態調査を地区内でしています。

この調査でトラブルが発生しました。
定点ポイントで長時間観察しているため、
春の農繁期と重なり通行できないと苦情が入りました。

中電の対応は素早かったです。
その日のうちに説明に来て、
かつ当事者にも謝罪対応してくれました。
そして田植えが済むまで、
そのポイントでの観察を中止することにしました。

どの世界でもミスはあるものですが、
如何に迅速に理解が得られるような行動がとれるかですね。

あれやこれやとアンテナを張り巡らせながらの日々です。

< リニア乗る思い裏腹まず無理か >
コメント (2)
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