地上波放送削減の衝撃

2010-10-27 17:59:34 | 雑感
新司法試験の試験委員が発表されました。初見の感想。

「検事多いっ!!!!!」

刑事系的なノリが続くのでしょうか。・。・。・みんな頑張ろうね。


日本シリーズ,やはり地上波の放送が減りました。対戦カードによっては地上波放送自体なくなるのではないか,と言われていたのですが,案の定,第1戦,2戦,5戦の地上波放送は無くなりました。第3戦も順延の場合はスライド放送はしないとのことなので地上波での放送がなくなります。

中日ファンの方には申し訳ないですが,巨人か阪神が出てくれば話は別だったと思われます。中日の進出が決まった時「うわっ!」と思ったのですが案の定でした。中京地区では圧倒的な人気がありますが,全国放送だとやはり厳しいと言うことなのでしょう。中日で厳しいのですから,今後,巨人か阪神が進出しない限り,このようなことは常態化しそうです。1試合あたり1億円弱の放送権料を下げない限り,日本シリーズを地上波で見られない,という事に成りかねないでしょう。

これだけ個人の趣味嗜好が多様化すると,全国的な支持を受けることは至難の業。逆にメガヒットの法則自体は生きているので一度火が点けば,中々「消えない」と言う意味で息は長くなってきています。ちょっと不思議な傾向ではありますが,今の日本はこんな感じになっています。

アメリカの10年後を追っかけていると言うのは良く分かります。アメリカのTV業界の視聴率低下傾向は顕著で,年間で平均視聴率が10%を超える番組は10本前後しかありませんし,20%なんてここ数年出ていません。またスポーツイベントも,スーパーボウルは別として,優勝決定戦に出てくるチーム次第で視聴率が上下するようになっています。人気チームや巨大都市のチームが出てこないと全国放送レベルでは厳しいのです。ですから今年のワールドシリーズは,相当な激戦・死闘が続かないと,かなりしょぼい数字がでる可能性が高いです。テキサスとサンフランシスコでは地味すぎると言うわけです。サンフランシスコなんて大都会のイメージがありますが,ニューヨークやシカゴ,ロスアンゼルス,ボストンのチームじゃないと厳しいのが実情で,特に西海岸対決になったのが痛いです。東部の人間にとっては,もはや「どうでもいいゲーム」になってしまうからです。そしてメディア・スケールが大きいフランチャイズは東部に集中しています。ヤンキース(メディア・スケール全米1位),フィリーズ(同5位)が両方敗退すると予想した人は少ないと思うので,FOXはかなり頭が痛いでしょうね。
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