法務省は27日、東京拘置所内の死刑の刑場を報道機関に公開した。写真を見る限り,予想外に室内が開放感がある感じがした。もっと狭くて暗い感じかなと予想していた。イメージとしては壁等の色も黒っぽいのかなと思っていたのだが,寧ろどこかのホテルの部屋みたいである。
「執行室」は本当に広いですね。部屋の中央部に台があるのかと思いきや,踏み板があって下の部屋に落ちる仕組みになっていたんですね。やや広すぎて落ち着かない感じがしますが,「前室」で死刑囚に目隠しがされるので本人にとっては関係ないのかもしれません。ボタンを押す部屋も鰻の寝床みたいで,執行官は立ちながら押すんですね。
妙に明るい色合いが逆に無機質に感じられて,何か考えさせられます。死亡を確認する部屋や,踏み板は開かれない状態でのみの公開でしたが,十分インパクトがあります。
死刑執行を生公開するアメリカと比べると随分差がありますが,法務省も色々情報公開し始めましたね。重要なのは,これからどう議論していくのかということでしょう。
前から不思議なのは,「冤罪の危険性」を死刑廃止の理由にする場合,現行犯逮捕の場合はどうなんだろかということ。例えば秋葉原の事件なんて,冤罪の危険性なんてまるでないわけで,この場合は死刑廃止のロジックが成り立たない。もちろん,廃止論の理由はこれだけではないのですが,廃止論であれ,存続論であれ,十分説得的なロジックを展開して欲しいと思います。極刑の判断を迫られる裁判員の立場も考えないといけません。
しかし朝から見る写真ではなかった(苦笑)。
「執行室」は本当に広いですね。部屋の中央部に台があるのかと思いきや,踏み板があって下の部屋に落ちる仕組みになっていたんですね。やや広すぎて落ち着かない感じがしますが,「前室」で死刑囚に目隠しがされるので本人にとっては関係ないのかもしれません。ボタンを押す部屋も鰻の寝床みたいで,執行官は立ちながら押すんですね。
妙に明るい色合いが逆に無機質に感じられて,何か考えさせられます。死亡を確認する部屋や,踏み板は開かれない状態でのみの公開でしたが,十分インパクトがあります。
死刑執行を生公開するアメリカと比べると随分差がありますが,法務省も色々情報公開し始めましたね。重要なのは,これからどう議論していくのかということでしょう。
前から不思議なのは,「冤罪の危険性」を死刑廃止の理由にする場合,現行犯逮捕の場合はどうなんだろかということ。例えば秋葉原の事件なんて,冤罪の危険性なんてまるでないわけで,この場合は死刑廃止のロジックが成り立たない。もちろん,廃止論の理由はこれだけではないのですが,廃止論であれ,存続論であれ,十分説得的なロジックを展開して欲しいと思います。極刑の判断を迫られる裁判員の立場も考えないといけません。
しかし朝から見る写真ではなかった(苦笑)。