再建への最短距離

2016-06-02 21:53:26 | 司法試験関連

5月18日のエントリーで、合格率67%であれば4623名、と書いたところ、4621名でしたね。ドンピシャ予想(笑)

冗談はさておき。ちょいと傷口に塩をガシガシ塗りこむようなことを書きます。

短答で終わってしまった人。「今まで一体何をしてきたのか」と言われてもやむを得ないです。短答基準点は、受験生の3分の2がクリアーする基準に過ぎません。この基準は、平均点より20点ほど低いのです。また、7科目から3科目に負担が減り、問題も単純な知識問題です。センスやら得手不得手など問題になりません。点が取れなかった理由、すなわち努力不足を素直に認めなければいけません。これが「再建」への始めの第一歩です。

土台がいびつであれば、建物は完成前に崩れてしまいます。小手先の手段では何ともなりません。崩れてはもり直し、また崩れてはの繰り返しです。この場合、建物を完成させたければ方法はただひとつ。0から建て直すことです。結局はこれが一番の近道になります。

本試験を受けるということは、3年から4年は法律の勉強をしていることになります。この事実が、再建への足かせになっている、というのがこれまで多くの不合格者と話をしてきた私の率直な意見です。金輪際「今更基礎からなんてできるか」という、安っぽいプライドは捨てましょう。0からやり直す覚悟。これが合格に必要不可欠な条件だと確信しています。

非常に辛いとは思いますが、このまま惨敗し続ける訳にはいきません。基礎力に問題がある以上、基礎からやり直すのは当たり前のことです。

 

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