「皿回しの理論」実戦

2016-12-26 20:37:41 | 司法試験関連

コメント欄のご質問へのお答えです。初学者段階では、ある程度特定の科目に集中せざるを得ないので、まずは初めて勉強する科目に集中ですべきです。ただ、順番にそれをやると半年以上勉強しない科目が出てきてしまうので、さすがにそれは避けるべきですが。

ある程度学習が進んでからの「皿回しの理論」の実践方法ですが、1日の勉強の中でメインの科目とサブの科目を住み分けるのが良いと思います。皿回しの理論のコツは、完全に忘れきる前に脳に刺激を与えることにあるので、短時間でも効果はあります。ポイントはサブ科目は覚えたことの確認作業として行う点です。問題集をがっつり解いたり、判例を読み込んだりという重い勉強はしないということです。テキストにざっと目を通す、論文解答例を読む、などの軽めの確認作業をざっと行う感じです。

1週間の予定も公法系の日、民事系の日、刑事系の日と言うように分けるのも一つの手です(系統の中でメインとサブを分けたりします)。

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1 Comments

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本当にありがとうございます! (受験生)
2016-12-28 07:48:26
吉野先生、大変参考になるご意見ありがとうございます。
私も講師を目指して受験生をやっているなので、先生の言葉は心に刺さります。
先生と同じ教壇に立てるよう努力していきますので、今後ともよろしくお願いします。
講座の受講も検討します。
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