短答突破者数の上位は以下のとおり。
予備 376人 95.2%
中央 341人 69.2%
早稲田 341人 74.5%
慶應 280人 73.9%
東大 222人 71%
京大 163人 68.2%
%は「対受験予定者数」です。こんな感じですね。
既に前年に短答式試験をクリアーしている予備組とロー組を単純比較する意味がまるで分かりませんが、まぁ、一応。
なんか東大・京大の調子が悪いような感じもしますが気のせいですかね。ちなみに昨年は京大は76.5%、東大は69.1%でした。未修者が国立の場合私立より多いことがあるので、ここも単純比較しても仕方がありませんけど。
個人的には、既修・未修で分けて数字を出して欲しいものです。法科大学院の教育力が真に問われるのは、対未修者教育の成果だからです。法務省もポンコツ文科省に気を遣わざるを得ないんでしょうが、ここは開示して欲しいところ。
しかしBIG5でも、受験した人のうち60人程度、受験予定者数比では80人~150人程度が各校短答で敗退しています。特に中央は短答落ちが多いので、ローとしてももう少し考えてあげないとダメなんではないかなと。
各校、短答敗退組の多くは未修者のような気がします。だとすれば、やはり入門講義受講の有無は、後々効いてくるということですね。「網羅性」は本当に重要です。