六法は何を使用するか

2015-02-14 22:22:20 | 司法試験関連

今度シリーズ3代目をリリースする「マーキング講義シリーズ」では、判例六法を使っていますが、別になんでも構いません。単に私が使い慣れているからという理由です。むしろ判例が挟まっていると引きにくく邪魔だという人は、判例なし六法でも構いません。

会社法の場合、今回は改正があるので、改正部分がわかるやつの方が学習の便宜になります。また、引用条文の読み替えがなされているやつ(商事法務版とか)は、読むときに便利は便利ですが、かなり大分になります。実際問題、全部が全部、読み替え内容を確認しなければいけないわけではないので、好みの問題でしょうか。過去問題の出題情報付きがいいという人は、辰巳などの短答向けインプット教材を使う感じでしょうか。ただ、過去問題の復習の際に、毎度条文に印をつけていけば済む話ではあります(何年に出たとかいうのはあまり意味はないです。出たかどうかがわかればいいので)。

下4法については、予備受験組は従来通りの対策が必要となります。本試験受験組は、「条文検索能力」を上げることが目的となり、細かい知識を「暗記する」必要はありません。まさか「やんなくていい」なんて思っている人はいないと思いますが。何はともあれ、試験に応じて、対策が異なるので注意しましょう。

論文対策用にはなるべく司法試験六法を使うようにしましょう。特に答案を書くときは。

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