書き分けの目安

2013-11-15 19:23:33 | 司法試験関連

結論としては争いなく認められるような論点部分・要件論は,規範を同時にねじ込んでしまい簡潔に書けばOkです。「規範→生の事実→評価」という書き分けをしないで一気に書き切るわけです(Xの玄関部分への立ち入りは,住居権者Yの意思に反する態様で立ち入りと評価できるので住居侵入罪が成立するなど)。

他方で,「どうなんだろう?どちらの結論もありうるなぁ」,と悩んだ時は,悩んでいる段階で,「そのような結論が当たり前」というわけではないことを意味するので,一応説明するようにしましょう。

 

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする