旧司法試験択一問題の扱い

2009-09-27 18:50:46 | 司法試験関連
結局1週間体調がくずついておりました。悪化はしないんですが、ある日は喉が炎症し、ある日は鼻声で、またある日は再度喉が炎症とかハッキリしませんのです。

風邪薬を1日4,5回飲むという荒業で抑え込んでおります。日曜はノンビリ家にいました。すっかり秋の装いになってきちゃって。・。・。・神無月接近です。

旧司法試験の択一過去問題ですが、来年受験用にやるにはやや重いような気がします。大変勉強になりますし力も付きます。しかしあれは1問辺り3分30秒かけてよい前提で作問されています。2分15秒を想定している新司法試験の択一とはそもそもの前提が全く異なります。従って問題の質・量共に「ずれ」があるのは間違いありません。

あのボリュームだと数をこなすのも相当大変です。その辺を考慮した方がいいと思います。刑法に至っては悪戯にパズル問題恐怖症になるだけの可能性もありますし、不要な事務処理能力レベルをつけようと勘違いしてしまう可能性もあります。時間不足を考えると実際には解いている暇がない、ということになりそうです。1,2年生であれば時間をかけて、憲法・民法・刑法の力をつける素材としてやるのはありだと思います。

また旧司法試験の択一は年度というか時代によって出題傾向・難易度が全然違いますから(別の試験かと思うほど違う)その点も気をつける必要があります。
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