Dr.K

2009-06-02 01:52:01 | 司法試験関連
何故かなくならない三振制度。なんでやねん。

気がつけば、遂にというか予想通り、2回試験にも受験三回制限がかかりました。連続3回しか受けられない、という制度らしいです。

2回試験の不合格者を、修習所はこれまで以上に「出しやすく」なったわけです。無制限で受験できる状態で、ばさばさ落としたらすぐパンクしてしまいます。しかし3アウト制限をかければある程度多めに落とせる事になります。12月の結果次第で修習所の狙いが見えてきますね。

どうでもいいですが、合格者数削減の話がピタッと止まっています。昨年は年明け早々、延々とこの話題で受験生を揺さぶり続けていましたが、今年はほぼ皆無。寧ろ、法科大学院の定員削減の話ばかりになっていやがります。なんで?結局合格者数はどうなるの?2500以上受からせるの?それとも2000程度に抑えるの?ちゃんと議論しろやと言いたい。こっそり気がついたら2000人合格でしたとかやめて欲しい。

私が昨秋に指摘したように、新旧合わせると毎年合格者総数は減り続けていて新旧60期が最大規模だったという国家的欺瞞。いい加減にしてくださいな、もぅ。

ローの定員を4000人強程度にして、適性試験受験者数が1万人切ったら、ロー入学自体倍率2倍程度になり、1学年4000人規模で新司法試験の合格者数が2000人強なら、「司法試験狙い」は相当賢い選択だと俺は思うけど、どうでしょう。
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