67camper's Blog

管理人67camperの空冷VW、北米輸入住宅、キャンプ、ジャズ、自転車、アコギ、カメラ、アメカジに関するログです。

ペンタックスSVの実力は・・・?

2009-11-18 01:08:00 | フォトライフ
 以前にアップしましたオヤジから譲ってもらったペンタックスSVはシャッター、ミラー、モルトプレーンの修理が必要でオーバーホールに約5万の費用がかかると言われていました。しかしペンタックスSVをオヤジのように使ってみたいという強いデザイアが取り払えず、同じ機種を探していたら、結構リーズナブルな値段で手にれることができました。ボディのみを入手し譲って貰ったカビや曇りでお世辞にもきれいとは言えない標準レンズ(Super Takumar 55mm F1.8)で試写してみました。







 露出計はなかなか手に入らず、ISO400のカラーネガを装填してフィルム箱の1/500secの表を頼りに完全ヤマ勘マニュアル撮影をしてみました。かなり曇ったレンズなのに予想外の良い出来上がりにびっくりです。きれいなボケと発色の良さ、そしてソフトな印象はこの時代の銀塩ならではだと思います。ますます嵌りそうです。ペンタックス、なかなかいい描写をしますねぇ~~~。50年近く前のカメラとは思えない実力ですよね。

classic VW sunday 1st

2009-11-16 03:34:59 | Volkswagen
 いくつものイベントが中止になる不景気なこの時代に、新しいVWイベントが名乗りを上げました。(以前に前身となるイベントがあったらしく復活と言った方が良いかも知れません。)西日本では春の"BUG IN MIKI"で聖地化しつつつある兵庫県三木市のグリーンピア三木でこのイベントが行われました。主催者は関西のVW愛好家の皆さんです。天気は晴れましたが、おりからの寒波の襲来で結構寒かったです。インフルエンザの猛威で最後まで行けるかどうか?でしたが、発熱しなかった次男坊のDR.Kとの参加です。



 kubottchiさんからちらっと話があったのですが、このイベントがいつあるのかも全く知らない状態で、10月末に四万十のVW乗りKAZUさんから紹介があってエントリーしました。例によってS市のコンビニで4:30に待ち合わせです。(KAZUさんはここまで1時間弱、何時に起床されたのか・・・。ご苦労さんです。)



 南国SAで久留米から高知赴任になって知り合いになった57オーバルのやまけんさんが合流。3台で岡山吉備SAを目指します。北四国に出るとものすごい強風です。瀬戸大橋は9m/sの風速で50km制限です。キャンパーで富山に行った時の悪夢を思い出します。バイアスでフラフラは間違いないですが、タイプ1なら楽勝ですね。吉備SAで愛媛チーム、香川チームと合流し全9台で会場までツーリングです。山陽道の走行車線を独占の四国VW軍団です。こんな台数での長いロングツーリングは初めてでした。先頭だったのが、ちょっと残念。



 会場には100台以上、エントリー外のメイン会場外のVWを入れると200台以上の大盛況のイベントです。さすが聖地「三木」ですね。久々の中央のイベントでいろんなお友達と久々の再会です。主催者のCMC会長Kさん、副会長の福井のKさん、広島のOさん、滋賀のNさん、大阪のSさん、姫路のMAXXさんなどなど、みんな元気ですね。懐かしい顔、久々の中央のイベントは良いですね。





 今回は赤いVWの紹介です。上が滋賀のNさんのルビーレッドの66セダン。自分のシーブルーとは比べ物にならないオリジナルパーツが載った車両です。オーバル、スプリットも良いですが乗り易いビンテージの66、67はある意味完成型ですよね。下は、不慮の事故以来、長期レストアを終えボディカラーを変えてデビューしたMAXXさんの58カルマンです。なおるものだねぇ。本当にひどい事故だったのに!これで1台生き残った訳です。2台とも赤系ながら、くどさのない主張が好感度ナンバー1.2ですね。



 13:00からクイズがあり、一緒に参加したDR.Kは最後のじゃんけん手前の7人まで(セミファイナルって感じでしょうか)勝ち残っていました。67camper, KAZUさん、やまけんさん、皆一回戦敗退でした。DR.K、惜しかったなぁ。まあ、商品のマフラー貰って帰って来ても、ママに「へんてこりんな曲がった雨ドイだね。」って言われかねないし、負けてよかった。十分アピールできたよ!一方、カフェオーレ(管理人の69コンバチ)は「ベストレイトバグ賞」をいただきました。選出してくれた審査員の方、ありがとうございます。

 帰りは強風が恐くて、明石大橋まわりで帰りました。淡路島も吹いてましたねぇ~。風も問題でしたが、ETCが調子が悪く、高松道~徳島道の下道でついに電源が入らなくなり1000円高速の恩恵を受けられなかったのが唯一の汚点です。ETCはフラットパワーさんに入院となりました。いろいろありましたが、この時期のイベントは西日本では貴重ですし、来年も開催していただければと思いますね。

モノクロの力強さは圧倒的だ!

2009-11-15 02:22:10 | フォトライフ
 デジカメが便利であることは100も承知です。セピア色もモノクロも画像のレタッチで簡単に作り出せるパソコンの威力ってスゴいですね。この現代の暗室があるにも拘らず嵌ってしまった銀塩カメラ、もっぱらハーフサイズのオリンパスを日々持ち歩き撮影するのが楽しくてたまりません。カラーネガではもっぱら箱に書いてある絞りとシャッタースピードを組み合わせて適正露出を得るのに精一杯で、まだまだ構図を楽しむとこまで行ってない初心者のトライ&エラー、現像から帰ってくるプリントを見るのは結構ドキドキします。このスリルはデジカメでは味わえないんですよね。
 さて、ちょっと古いカメラを使いだすとモノクロ写真にも挑戦したくなるのは皆同じでしょうか?ペンFTにモノクロフィルムのAcros100(上画像)を入れて撮影してみました。

 

 

 モノクロの濃淡のみによる世界は妙に力強く引かれるものが有りますね。光と影の美しさをこんなに素直に良いと思ったことはありませんでした。モノクロの魅力は流石です。露出がシビアで白がとんだり、黒につぶれたりでまだまだですが4枚をアップしてみます。現像が思ったより高価なので頻繁にトライできません。特にハーフの方は気をつけましょう。24枚取りで50枚ほど現像すると大事ですよ!やっぱりカラーネガのものかなぁ・・・。

kubottchiさん、ありがとう!!!(ペコリ)

2009-11-14 13:43:10 | Weblog
 いつも東京遠征でお世話になるkubottchiさんから、うちの長男のTへということで古着(といってもNEAR MINT)が届きました。

 Tはインフルエンザで寝込んでいましたが、今日には復活です。お礼をかねてブログアップしようということで、荷物到着以来愛用しているリーバイスのコーデュロイジーンズとLLBeanのスウェットパーカを着てもらい撮影しました。kubottchiさん、ありがとうございます。

 kubotttchiさんはご存知のとおりのモノマガジンな方です。若いのに本当にいろんなものをお持ちですね。サイズ的にきつくなったのか譲っていただき、うちの長男が引き継ぎました。他にもいただいたのですが、これが一番Tらしいと思いアップです。彼のブログを見ると本当にいろんな物が出て来ます。最近は洗濯物の柔軟剤までアップしておられました。こういうものにまで強烈な拘りがある方です。モノマガジン好きにはなかなか読み応えがありますよ!興味があればリンクからどうぞ!!!

またしてもこいつが立ちはだかった!

2009-11-13 22:55:01 | Volkswagen
 15日は兵庫県三木市で「classic VW sunday」が開催されますね。エントリーはしているのですが、長男がインフルエンザにかかってしまいました。家の中にはウィルスが蔓延しています。木曜夜に熱発。40度近い。病院でインフルエンザ抗体を調べるとA型が陽性!今の時期なら間違いなく新型インフルエンザです。タミフルを処方されました。ところが小児はタミフルを使うと異常行動の可能性があるとのことで、管理人が監視(自分はたまたま先にワクチンを接種してもらった)することになり、長男は自分の部屋に隔離です。

 イベント参加予定の自分と次男坊Dr.Kが発熱しなければイベント参加を強行する予定です。一番危ないのが自分であることもわかっています。ワクチン接種をやっておきながら、ここ3年でインフルエンザA型に2回罹患しています。かかると半端じゃなくってしんどいですから何とか避けたいものですね。

 日曜は早朝出発ですから、何とかここまでもってもらえればと考えています。考えてみると今年はことごとくインフルエンザにやられています。5月のバグイン三木、8月の沖縄、今回の三木とことごとく新型インフルエンザが立ちはだかって来ます。どうして計画を立てるとこうなるのか・・・?。今週予定していた津野町カワウソ公園のギターキャンプも激しい雷雨のために中止となりました。何とか日曜日は晴天のもと、イベントに行ければいいのですが・・・。

久々のVWイベント、また雨か~・・・

2009-11-12 07:11:10 | Volkswagen
 11月最大のヤマ場がやって来た。この週末はいそがしい。金曜夜は恒例のギターキャンプ、そして、日曜日は久々のVWイベントです。場所は兵庫県三木市のグリーンピアです。雨天決行って書いてありますが、本当に雨天となりそうでちょっと気分がめいってます。キャンプも雨模様、強風も予想されるため「修行キャンプ」となりそうです。フライヤーが結構ビジーでこのサイズでは見難いので要項を下に記載しておきます。

***classic VW sunday***
日時:2009年11月15日 9:00-4:00 ゲートオープン6:30AM
会場:グリーンピア三木 第2駐車場
参加料:¥500/1名 *高校生以下無料、駐車料金別途¥500/1台
連絡先:090-5065-9644(山上さん)

 高知からはいつもblogに訪問していただいている四万十のKAZUさんとやまけんさんと一緒にツーリングして行く予定です。KAZUさんが、吉備SAで他の四国勢と合流するように段取りしてくれているようです。贅沢は言いませんので、何とか晴れて欲しいものです。

ブルーノートを代表するジャケ名盤の一つだけど・・・

2009-11-11 21:27:42 | jazz & vocal

"it's time!"/Jackie McLean
(Blue Note 84179, jp.reissue)


 ブルーノートのカバーの素晴らしさは敢えて言うまでもないことですが、プレイヤーのモノトーンの写真の絶妙な配置とともに、ロゴを絶妙に操ったカバーが多いのも特徴だとおもいます。本日アップの"it's time!"も、そんな一枚と言ってもいいのではないでしょうか。ビックリマークを全面にこれでもかと言わんばかりに配したデザインはオーバーシーズの”C”の繰り返しと共通するところがありますが、"!"だけにインパクトは強力ですよね。

 60年代の新主流派を相手にフリーキーなトーンを交えて吹奏するマクリーンはハッキリ言ってあんまり得意じゃないですよね。ワンステップビヨンド、レットフリーダムリングと名盤と言われるアルバムも聴いては見ても、50年代のマクリーンの演奏(泣きのマクリーン)を知ってれば、素直にヨシヨシと言える方はそんなに多くないのではと推測します。本アルバムのメンバーはCharles Tolliver(tp), Jackie McLean(as), Herbie Hancock(p), Cecil McBee(b), Roy Haynes(ds)のご重奏団です。ハービーの参加が注目されますが、マクリーンとの共演はこれぐらいでしょうか?ロイのどんなスタイルにもアダプトするドラミングは見事ですよね。個人的にはマクリーンよトリバーが好きなんですよ。以前にアップした"Destination Out!"でも彼の好演が聴けますよね。トリバーは全6曲中3曲を提供し、自身も切れのあるラッパを聴かせてくれます。B-1の"Revillot"は名前の逆綴りです。昔もありましたね。エアジンとか・・・。マクリーン聴くよりトリバー注目の一枚でしょうね。

 所有盤は東芝再発盤です。この辺りもオリジナルは高価で手がでませんよね。マクリーンのこういう演奏好きですか???

アイビーリーグとどういう関係が・・・

2009-11-10 23:54:14 | jazz & vocal
To The Ivy League From Nat Adderley/Nat Adderley
(EmArcy MG36100, Mercury reissue)


 ナットとキャノンボールの兄弟ではマイルスのバンドでも活躍した兄貴のキャノンボールの知名度が圧倒的ですが、弟のトランペット/コルネット奏者のナットもなかなかに実力を秘めたプレイヤーですね。本日アップのナットのエマーシー盤は視覚的に有名な一枚、個人的にはナットの赤いセーターの吹奏姿が脳裏に焼き付いて離れない一枚でもあります。拙ブログをご覧の方なら、管理人がかつて強烈なアイビーファンであったことはご存知かもしれないですが、本アルバムの「ナットからアイビリーグへ」と言う意味不明なタイトルも印象に残るに足る理由なのです。それにしてもアイビーリーグとナットとの関連は何処にあるのでしょうか?ご存知の方がいらっしゃればご教示願いたいものですね。

 個人的にはナットのプレイで印象に残っているのは"Kelly Blue"の端正なプレイと”MercyX3"のドファンキーなプレイですが、ここでの演奏はキャノンボールバンドの前身とも言えるメンバーでのセッションですが、往年のクインテットのような派手さには欠けることは否めません。ナットのプレイはマイルスやブラウニーを意識したプレイです。他のメンバーはCannonball Adderley(as), Junior Mance(p), Sam Jones(b), Al Mckibbon(b), Charles Wright(ds)でアレンジがErnie Wilkinsとなっています。アレンジャーを置いたがために、小さくまとまってしまった印象に思えるのは自分だけでしょうか?共演では、いつもながら楽器を鳴らしきるキャノンボールのプレイがやはり注目です。特にホーギー・カーマイケルのバラード"Nearness Of You"でのプレイは圧巻ですね。

 原盤はエマーシーですが、所有盤はMercuryの再発赤ラベルです。それにしてもカバーのインパクトが強いアルバムですね。

メロディック・グリフィンを代表する一枚

2009-11-09 21:01:56 | jazz & vocal
The Kelly Dancers/Johnny Griffin
(Riverside 9420, jp.reissue)


 アノ小柄な体躯から繰り出されるブローで有名なジョニー・グリフィンは我が国でも人気の高いサックス奏者であろうと思います。そういうグリフィンは有名なエディ・ロックジョー・デイビスのバトルで聞くことができますが、グリフィンの真の実力を示したアルバムはやはりテナー+ピアノトリオのいわゆるワンホーンカルテット盤であろうと思います。BNの"The Congregation", Black Lionの"The Man I Love"と並び3大ワンホーンアルバムに入れていいのが本日アップのRiverside盤ダと思います。この盤は、この3枚のうちでも特にメロディックなチューンが選曲されており、それもトラディショナルなフォークソングが取り上げられており、グリフィンの中でも一押しに選ぶリスナーが結構居る名盤ですよね。

 前述の3大ワンホーン盤は、いずれもピアノに名手が起用されており3人の素晴らしいサポートが聞ける点がこういったカルテットの価値を高めていると言えるのではないでしょうか。言うまでもないですがBNがクラーク、BLがドリュー、そして本アルバムがバリー・ハリスです。ベースはロン・カーター、ドラムがモンクコンボで名をはせたベン・ライリーというカルテットです。A-1の"The Kelly Dancers"、A-2の"Black Is The Color", A-4の"The Londonderry Air"を含むA面が人気が高いですよね。B面にもブラックライオン盤でも取り上げられた"Hush-A-Bye"が収録されており歌心に満ちたクネクネのグリフィン節を聞かせてくれます。激しいブローイングという意味では物足りなさを感じるリスナーもおられるでしょうが、ここではじっくりと歌い上げるグリフィンに耳を傾けていただきたいものですね。

 所有盤はリバーサイドとジャズランドの名盤が1500円で再発されたときに購入したものです。大学時代、SJ誌の発売広告に心踊らせ、実際手に入れて大満足した思い出の一枚です。なつかしい新潟の生活が思い出される一枚ですね。

SO WHAT!(だからどうだって?!)

2009-11-08 00:44:08 | Volkswagen
 職場の周りの交差点は信号がないのですが至る所に一旦停止の『止まれ』標識があるのです。いつもこの辺りで一時停止違反の摘発を紺色の制服/帽子に身を包んだ人たちがパンダ色に塗装した車でやってます。

 今日も仕事で66bugを駆って出勤です。時間はAM10:00。いつものようにパンダ色の車が止まっていました。こっちは先に気付いて、ぴったりと一時停止。交差点を過ぎたところで、『その車止まりなさい!』とマイクの甲高い声です。職場の2F、3Fから同僚が覗いています。止まろうとすると、『もう少し前に行きなさい。』と言います。紺色制服の若いクルーが降りて来て、『シートベルトの取り締まりをやってます。』と。とっさに『SO WHAT(それがどうした。)』と言ってやりました。

『この車は昭和41年式でシートベルトもヘッドレストもないのです。シートベルトの法律は確か69年からですよね。』と言ってやると、若い紺色クルーはパンダ色の車に乗った上司とヒソヒソ話をしています。それから戻ってきて『失礼しました。』だとさ。ちっちゃな声で『勉強しとけよ!』と言ってやりました。

 こんな横柄な態度はあまりとったことがないのですが、この若いクルーとは因縁があって、約半年前に69カブリオレでシートベルトの取り締まりに引っ掛かったのです。こいつです。このときに事務的に『罰金はありません。減点はありますが・・・。この紙切れは破り捨ててもかまいません。』とのたまった奴です。向こうは覚えてないでしょうが、こっちは忘れもしないですよ!。ゴールド免許剥奪の一瞬だったのですから・・・。

 66bugに乗って9年目。付いていないシートベルト(画像残照)はしたことがありません。この瞬間をこころ待ちにしていたのです。遂にその瞬間が・・・。それもリベンジという最高の形で巡って来たのです。

 久々にすっきりした気分で職場の門をくぐり抜けたのは言うまでもありません。