銀塩カメラに嵌る前はデジイチのキャノン50Dで撮影をしてましたが、これには17-200mmのズームレンズが付いていました。レンズはこれ一つで、どんな被写体も全てカバーしちゃいます。デジイチでは焦点距離を意識せずファインダーの中に適当な大きさになるようにズームを動かしていました。ところが銀塩カメラになると単焦点で画角の違いを身をもって体験する所が面白いのです。上の画像を見てみてください。上はオリンパスペンFT(ハーフ)の同シリーズ最広の角20mm(35mm換算の28mm)で撮影した拙宅です。下はペンタックスSPに自分が所有する最広角レンズ24mmで撮影したものです。天気は違いますがほぼ同じ場所(庭の角)からの撮影で28mmと24mmの違いが微妙に見えてくると思います。
そして今度はペンタックスSVで実家前の小路を28mmの広角レンズ(上)と105mmの望遠レンズ(下)を用いて撮影してみました。こうやって比較すると画角の違いは歴然で、近いものは大きく遠いものはより小さく描写される広角レンズの威力を堪能できます。もちろん、望遠では遠景をみ引き寄せディティールまでわかりますね。TPOに応じてレンズを選ぶ銀塩の面倒臭さこそこういった古いカメラの醍醐味かもしれませんね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます