デジカメの進化は素晴らしく,こんなに便利なモノはないですよね。以前は,高級精密機械として日本の経済的成長の旗頭だったとも言えるアナログカメラ。今となってはほとんどかえり見られることはないですよね。昔は高嶺の花であったアナログカメラは今やゴミ同然の扱いを受けているのがちょっと淋しい気もしますね。撮影には,少しですがシャッタースピード,絞り,露出などと言った知識が必要かもしれませんが、撮影の時に全く出来上がりを確認出来ない妙な緊張感が生まれるのも個人的には決してきらいではないのです。何より光学機器としてつくられた金属製の質感は、デジモノとは一線を画した美しさがありますよね。
この写真、雨上がりに長男の通学に使っている自転車のハンドルと籠を撮影したモノです。撮影はペンタックスのSLと言う銀塩一眼レフです。レンズは標準レンズの55mm, filmはコダックの400TXというモノクロフィルムです。妙にシャープで豊かな階調表現が出来ており,ハンドルと籠の金属の質感が伝わって来る気がします。雨上がりの水滴の映り方や,ここではないけれども太陽光があたった時の影の美しさはデジモノとは一味違う気がしないでもありません。いや,単に写真が出来るややめんどうくさいプロセスを楽しんでいるfだけかもしれないですが・・・。
この秋,またアナログカメラに嵌ってみるかなぁ・・・。
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