最近はマイクロフォーサーズのカメラが主流ですよね。ズームレンズで倍率を変えながら撮るのが今は当たり前なのでしょうけど、銀塩で揃えたアナログ単焦点レンズをマイクロフォーサーズで使用するとまたこれが面白いのです。自分のマイクロフォーサーズは初代デジペン、EP-1なのですが、前回のハーフ一眼のペンFマウントレンズに続き,今回ペンタックスのタクマーレンズをマウントするアダプターを購入してみました。画像はSuper-Takumar 1:3.5/24mmを搭載したEP1です。ちょっと前が重い感じかなぁ・・・。
拡大するとコネクト部分はこんな感じです。銀塩カメラはペンとペンタックスに決めていたので,両者の交換レンズはそこそこ所有しています。元々の焦点距離が約2倍になるフォーサーズの特性を知っていれば,おのずとどんな焦点距離が適当かを決定することができます。失敗すれば消去すればいいデジカメの特性をいかしていろんな焦点距離を試すすことが出来るのは本当にいいですね。
絞り優先のマニュアルフォーカスしか使えませんがそこはデジカメ!拡大したライブビューでのフォーカシングも慣れると問題ないですし,何と言ってもメーター不要の正確露出が素晴らしいですね。上の2枚の作例ですが暗い屋内でも楽々撮影出来ます。タクマーをレンズをマウントするこのアダプターは純正ではありませんし安価ですし,使いがっても申し分ありません。アナログレンズの写りをいろいろ楽しむのも面白いですよね。M42レンズとマイクロフォーサーズをお持ちの方はぜひ試されてはと思います。
CCDが小さいためにレンズの一番美味しいところを使うことになるのも画質を高めることになります。
実際、フルサイズのデジ一眼のオートフォーカスよりも昔の優れものレンズの描写が勝っていると感じます。
色乗り、シャープネス、ダイナミックレンジどれを取っても現在の高いズーム・レンズより単焦点レンズの方が魅力的です。
貴ブログのような美しい写真が撮れればいいのですが・・・。ただ,単焦点の力を借りると,初心者の自分にももう少しマシな写真が撮れるような気がします。
オールドレンズ使用には,絶対必要なアダプター,結構役に立ちますね。