高いクッション性と履き心地でもうその地位は不動となったニューバランスですが、自分が初めて購入したのはおそらく80年代半ばだったと記憶している。型番は失念してしまいましたが、ネイビーとバーガンディのメッシュのランニングシューズでした。当時はどんな型番が日本で入手可能だったのか、全く記憶に残っていませんが、おそらく"Made In USA"以外は存在しなかったのではと思います。その後徐々に生産は人件費の安い第3国に移り、アメリカ製は限られた型番になっていきました。576、996、1300などは超有名ですよね。マテリアルもスムースレザーやナイロンメッシュ、スエードと復刻を繰り返しているのはご存知の通りです。1300ではソールの加水分解も経験したし、コードバン/オールレザーの576はソールと皮部分の接着が外れお払い箱になりました。そして現在、靴箱の中にはネイビーオールレザーとグレーメッシュの996の2足と前述のCC2足の計4足が収納されています。996の2足は加水分解をまぬがれ、今や朝のランニング&ウォーキングには欠かせないし、ランドナーでサイクリングするときにも活躍してくれています。細身のナイロンのCCはグリーンと復刻のブルーは夏の定番です。まだ購入はなんとか可能でしょうが、いずれも廃版となっているのではと思います
冬場はもっぱらブーツのことが多いのでランニング、サイクリング以外のときにはニューバランスを履くことは少ないですよね。暖かくなればいいかもと考え今回生涯8足目のニューバランスということで1400をゲットしました。色はある意味意表をつくベージュです。おそらく2012年秋のカラーリングと思いますが、雑誌にちょっと紹介されたりしたので御覧になった方もいるのではと推測いたします。1000シリーズというフラッグシップらしい細かな作りのよさはさすが”Made in USA"です。 有名な1300から改良を加えられた銘品でEnCapを駆使した高いクッション性は健在です。スエード素材でサイドの”N"まで同色で仕上げられ落ち着きのあるたたずまいが気に入っています。もう少し、あたたかくなったらロールアップした細身のジーンズにあわせて履いてやろうなんて妄想を巡らしています。結構クールかもです。