Down Home/Zoot Sims
(Bethlehem SOPO 273-BH jp.reissue)
レスター・ヤング系テナーのサックスプレイヤーは白人優位(そんな気がしてるだけか?)にたくさんいますが、most favotiteというとやはりZOOTです。リリース枚数も単独もの,アルコーンとのバトルもの、パブロ時代の後期のものまでたくさんありますのでベストを選ぶのは困難ですが,個人的にはベツレヘムのダウンホームをあげたいですね。アーゴのカルテットも有名ですが、サイドメンの好演,グリーン系のジャケ写が何とも格好良く,他の追従を許さないですよね。本日はこのダウンホームです。
今更メンバー紹介もないですが、Zoot Sims(ts), Dave MaKenna(p), George Tucker(b), Danny Richmond(ds)という何ともシブ好みのメンバーも見逃せません。ズートのワンホーンで彼のサックスを聴くには最良の編成ですし,快調なピアノソロ,コンピングを連発するマッケンナがいいですね。自分にマッケンナを認識させてくれた一枚です。新潟ジャズフラッシュでマスターがかけてくれて,すぐに買いに行った思い出の一枚です。もうかれこれ30年以上、自分の手許にあるあわけです。やはりA面が好きですね。A-1"Jive At Five", A-3"Avalon", A-4"I Cried For You"と佳曲ぞろいで楽しめますね。B面最後の自作ブルースも捨て難い。
所有盤はソニーが出した国内盤再発です。ご存知のようにオリジナルは諭吉数枚って感じて手がでませんものね。個人的に思い入れの強い一枚で,聴いてるとジャズフラッシュの通いつめた学生時代がフラッシュバックしますね。