67camper's Blog

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サラ・ヴォーンのボーカル

2006-04-02 07:36:06 | jazz & vocal
Sarah Vaughan In The Land of Hi-Fi/Sarah Vaughan
(EmArcy MG-36058)

 サラのヴォーカルはいつ聴いても気持ちが良い。声の伸び、艶やかさ、声量、声域の広さどれをとっても白人美人ヴォーカルでは味わえないジャズ・ヴォーカ ル本来の良さがある。これを如実に証明したのが、同じエマーシーのブラウニーとの共演盤である事は誰もが認めるところです。後期のパブロのクリアな録音の アルバムももちろん円熟したテクニックが聴けていいが、初期のサラは声が若くて清々しいですよね。また伴奏陣のすばらしさも古い録音ならではです。前述の ブラウニーとの共演盤以外あまり注目されてないかもしれませんが、エマーシー、マーキュリーの他のアルバムやコロンビア盤でも初期の若々しいヴォーカルが 楽しめます。
 この盤はErnie Wilkinsのオケがバックですが、キャノンボールのアルトとブラウニー盤とおなじくジミー・ジョーンズのピアノ、ジョー・ベンジャミンのベース、ロ イ・ヘインズのドラムがフィーチャーされています。特に、この頃のキャノンボールのサウンドは太くクリアで絶好調さを物語っていますね。裏面解説には "THE FLORIDA FLASH"と紹介されています。
 ジャケはミントコンディションで盤はややノイズが多いですが、溝ありのエマーシーです。オリジナル????。わかりましぇーん。