『ソウルボート航海記』 by 遊田玉彦(ゆうでん・たまひこ)

私たちは、どこから来てどこへゆくのか?    ゆうでん流ブログ・マガジン(エッセイ・旅行記・小説etc)

だっからよー

2012年01月01日 05時57分31秒 | 航海日誌
人類に、ヒロシマ・ナガサキに原爆が落とされて、いくら平和利用などと詭弁を吐こうが、原発はだめだと最初から云っているでしょうが、そんな単純な話がどうしてわからないのだろう?

人々がああだ、こうだ、といっているのはぜんぶ屁理屈の羅列なんだよー。

元旦、朝まで生テレビ・フクシマ原発討論を観ていて、ホントー。そう感じる。

原発、終わり。世界の原発思考を収束させるだけだ。

触ったらいけないオモチャがあるんです。

それは人類の進歩じゃない。

やることは、意識の進化だよ。


初夢

2012年01月01日 00時00分03秒 | 航海日誌
初夢といえば、一富士・二鷹・三茄子と、昔からいわれておりますな。

一番、富士山は、不死山が転化したとも。別名で蓬莱山。秦の始皇帝が不老不死の仙薬を求めた山ですな。どどいつに、富士の高嶺の白雪は甲斐で見るより駿河いい、なんてのもありまして。ま、これは別の話でございます。

二番の鷹はと申しますと、日本では鷲より上とされて、源氏の頃より鷹狩りもおこなわれ、武家のシンボルともなる猛禽類。

では、三番茄子は? 米沢9代藩主・上杉鷹山公の格言、成せばなる成さねばならぬの、なす、ですな。紫も高貴色でして。京茄子なんぞ、お高いもんです。

とにかくも、富士、鷹、茄子のどれかかが初夢に出たら、こりゃ目出度いこととなるわけでして。

さてさて、谷中長屋で、晦日から大酒を飲んだ虎公と熊公が、赤ら顔で話しております。

「オイ熊、おめえはどんな初夢みたんだ?」
「おれかい、茄子つかんだ鷹が富士山まで飛んでって」
「三つそろいか! そりゃまた豪勢な。富くじでも当たったか!」
「もう、ぱあーっと富士が見えて、お宝がざっくざっく」
「お宝! 先きゃ、どうなったんでい」
「鷹は、このおれなんだが」
「ほう、面白え、熊が鷹か」
「こうして羽ひろげて、ぱった、ぱった、富士へ飛んでって」
「飛んでってか」
「飛んでって、目が覚めたら雪隠に、顔突っ込んでた」
「そりゃ、情けねえ」
「雪隠の絵が富士でよ、握った茄子はおれのマツタケだった」
「そりゃ、お宝、マツタケ無駄だあ」

              (お後がよろしいようで)

さあて、初夢ってえもんは、元旦の朝にみたもんじゃなくて、翌二日の夜の夢をいうんですな。

みなさんは、どんな初夢をごらんになられることでしょうか?