『ソウルボート航海記』 by 遊田玉彦(ゆうでん・たまひこ)

私たちは、どこから来てどこへゆくのか?    ゆうでん流ブログ・マガジン(エッセイ・旅行記・小説etc)

馬鹿論

2011年07月04日 23時46分45秒 | 航海日誌
いちばん、嫌われる表現をしましょう。

みんな馬鹿ですね?

しかし、実は馬鹿にはいろいろの種類があるのです。一様ではない。

大事なのは、自分がどの部類の馬鹿かを知ることです。なぜなら人というのは基本的に馬鹿なのですから。だから学ぶ。何にかに学んで、ますますいろいろの馬鹿になる。人に学んではいけません。自然か、せめては自分に学ぶしかありませんから。

勝間女史のように、「原発事故で死亡者がいますか?」といった発言をしゃあしゃあとテレビでしゃべっているのを聞いて、インテリジェンスを感じている視聴者の馬鹿さ加減と、ご本人の馬鹿さは、同じではない。お金が介在しているからです。騙されちゃいけない。馬鹿にもほどがあるという話で。

人に学んでますます馬鹿になっている。馬鹿の相乗効果ですね。

ですから、自分がどの馬鹿かを知ることが、ほんものの馬鹿になって幸せになるということです。ほんものの馬鹿は滅多にお会いできませんが、たまに、近いような方はいらっしゃるかな。わたしは今までに数人出会ったことがありまして、尊敬しております。でも、滅多にはいませんよ。ほとんど賢い人ばかりでね。