カッパのパントリー

キュウリばかり食べないようにします。
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第七回パントリー賞

2012-01-13 15:42:39 | 最近のわたくし
世の中に様々な賞がありますが、これほど何の役にも立たない賞もないだろうとも思いますが、発表します。去年はなかなか物事に集中できず、読んだ本は22冊、見た映画は37本でした。

去年の本部門

・猫と妻と暮らす(小路幸也 著/徳間書店)

これは去年ブログで書いたので感想は省きますが、しみじみといい作品です。

・不死細胞ヒーラ ヘンリエッタ・ラックスの永遠なる人生(レベッカ・スクルート 著/講談社)

死なない細胞の発見によって、ワクチン開発や医学には大いに役に立ったのですが、持ち主の黒人女性とその家族には何の恩恵もありませんでした。

・三時のわたし(麻生ハルミン 著/本の雑誌社)

毎日午後三時に何をしていたかを書き綴った日記です。午後三時に限定という設定がおもしろいです。

去年の映画部門

・グラン・トリノ
・ミックマック

この2本はブログに感想等書きましたので、省きます(無精者)。

・瞳の奥の秘密

主人公(ベンハミン)の長年のイレーネへの想いと、不条理にも殺人犯を刑に処せない事件の二つのストーリーで進みます。中年の恋愛より、最後に明かされる、奥さんを殺された男性がとった行動のその後が知りたい。彼は人生の最後まで、それを続けるのだろうか? それが安息なのだろうか?

・ナイスタイトル賞

この世の涯てまで、よろしく(フレドゥン・キアンプール 著/東京創元社)

原題は「NACHLEBEN」で、「故人が記憶の中で生き続けること」という意味らしいです。幽霊が出てくるストーリーなので、「この世の涯て」とはよく言ったものだと思います。かっこいいタイトル考えたなぁ。
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