ざっくらばんなタイトルですね。何のコレクションかわからないですね。
詳しくは→
http://www.geidai.ac.jp/museum/exhibit/2010/collection2010sp/collection2010sp_ja.htm
朝倉文夫の作品と、芸大コレクションの展示です。「つるされた猫」(朝倉文夫)」と「鮭」(高橋由一)見たさに行きました。
あまりに会場に人が少ないので、のんびり人物の像など見てしまい、「いかんいかん。猫を見に来たんだった」と思い直しました。
朝倉氏は、「猫百態展」をやろうとするほど猫好きだったらしく、その一角すべてが猫の作品だらけです。「仔猫の群」の仔猫は、頭が大きくてかわいいなあ。骨が浮き出ているのがわかる、「愛猫病めり」もぐっときます。
さて、「つるされた猫」。猫がちょっと「ぐえっ」となっているのか、口が少しあいているのが、すごくらしいなぁと思う。でも、皆さんは無闇に猫を吊るしてはいけませんよ。
「芸大コレクション」に展示されていた、大島如雲氏の「鯉波置物」という作品が素晴らしかった。鯉はあまり好きじゃないけれど、これはいいなぁ。あと、谷中安規氏の「ぞう」と「牛と馬と子供」の版画。子供がものすごく楽しそうでいい。どちらも初めて作品を見る人たちだ。
ストラップまで買った「鮭」。本物の絵と初対面。ストラップの鮭部分より、身が太いような気がする。よく見ると、取れた鱗があちこちについているのさえ描かれている。いいもの見たなぁ。気が済みました。