恐ろしい話２

用事で、普段使わない駅で降りたときのこと。

列車がホームに停車し、ドアが開いた瞬間。目の前に同じ制服の小学生たちが、びっちり並んでいます。でも、降りる人（私）がいるのだから、「モーゼの十戒」の海のように中央を空けてくれるのかと思いきや、どんどん乗り込もうとします。思わず、

「降りる人が先でしょうが！」

と言ってしまった。でも、敵も然るもの。多勢に無勢だから、全然動じないね。あー、でも、この「同じ見た目の子供たちが、気に入らない大人を無視する」的な感覚、何かで見たなーと思ってたら、思い出しました。

それは、「光る眼」という映画。（私の好きなジョン・カーペンター監督、クリストファー・リーブ主演）

思い出した途端、イライラと怒っていた気持ちが、急になんだか恐ろしい気持ちになりました。

今日の一言

選挙が近くないと、「黒い物」を「黒い」と認めないのだなぁ。（選挙区を引き継いでも、相続税はかからないのだなぁｂｙるば）

黒ぼんぼん

一度空港で見かけてから、ずーっと気になっていた「黒ぼんぼん」。ようやく食することができました。

写真：これが「黒ぼんぼん」だ！

名前の通り、黒いです。クリームも黒いので、一口食べたところ、断面も真っ黒です。そして、ゴマのものすごい風味です。「植物炭末色素（竹炭）」というのが入ってるそうなので、黒さもヒトシオですね。

「ぼんぼん」の「ぼん」はフランス語の「bon（おいしい、よい）」と「bonbon（菓子）」をかけているとのことですが、bonbonは菓子というよりキャンディーでは？と、ちょっと心配になってしまいます。おいしいですけどね。

今日の風景

まだセミ（ツクツクホーシとか）は鳴いていますが、トンボも飛んでいます。あー、でも、いつもより数が少ないのが気になります。

写真：何トンボだろう？　ピントの限界です

これから段々涼しくなっていくのでしょうか？

今日の一言

よそのトイレ（デパートとかファミレス）だと、ウォシュレットとかついてて、水の流し方がわからず、暫しボーゼンとすることがある。（ロートルだからね…ｂｙるば）

久々の再会

買出しに隣街まで出かけ、やはり疲れ気分だったので裏道を歩いていると、どこからかモーターの回るような、或いは赤ちゃんのタンが絡んだみたいな「グルグル」いう音が聞こえてきます。住宅街なのに？

果たして、そこにいたのは、何とあの「インネン」でした。私にクシャミのしぶきを浴びせ、目が合ったその時から「因縁」になったあのネコです。

大きく口を開け、怒ってるような変な声で鳴いています。「どうした？」とか「お腹すいてるのか？」などいろいろ声をかけているうちに落ち着いてきたのか、段々小さな声で「にゃ」と答えるようになりました。

ちょっと痩せたかな？　毛も荒れてるみたいだし。「因縁」とはいえ、心配です。でもうちで飼えないしな…。「元気でね」と言うのが精一杯でしたよ。

恐ろしい話

なんだか疲れた気分だったので、なるべく人だの車だのが通らない細い道を選んで歩いておりました。ネコに会えるかもしれないし。

丁度角を曲がろうとしたとき、人気もないのに、「パシッ、パシッ」と音がするのです。何だろうとあたりを見回し、愕然としました。

毛虫が落ちてくる音だよー。

そばの桜（？）の木から落ちてくるようです。先に落ちていたらしい毛虫が、何匹も道路の上にいます。ひぇー。

頭を何度も掃い、鞄の中に入ってないかもチェックしました。それにしても、毛虫ってこの時期落ちてくるものですか？　何かの本で、ヒルが下を歩いている人めがけて、枝からダイブしてくるって話は聞いたことあるけど…。あ、ヒルが落ちてくるほうが怖いか。

朝顔９

我が家の朝顔は赤白のマーブルですが、よそのお宅で色違いを見つけました。

写真：青白マーブルでーす

こういう配色もあるんだなぁ。涼しげでいいですね。

朝顔８

朝顔の花の色、赤白マーブルと真っ白のと、もう２種類しか咲かないのかなぁと思っていたところに、秋の新色が。

写真：遅れてきたルーキー

紫の朝顔は、何だか古風な感じです。美人画の浮世絵の隅に、描かれていそうな感じです。

セミよ…

ある朝、玄関の戸を開けたら、足元にセミが転がっていた。

「ひぇ～」

もう少しで踏むとこだったよ。ひっくり返ってるけど、まだ生きてるんだろうか？　傘の先で端のほうに寄せてみると、まだ手（前足？）がかすかにぐるぐる動く。

最後の最後に「ばばばば」と動くこともあるから用心して、踏まないようなとこに移動させた。

それから数日。私が移動させた場所に、セミはずっといる。厚紙ですくってみたが、もう動かなかった。よく見ると、セミはつぶらな目をしているね。こんなところ（コンクリの上）にいつまでもいたくないだろうなと思い、近くの植込みの土の上に置いてきた。セミはものすごく軽かった。セミよ、さらば。また来年。