「続・妖怪図巻」(湯本豪一 編著/国書刊行会)を読みました。
その中の「神農化物退治絵巻」が興味深い。神農(農業や漢方の神様)がお供を連れ、妖怪を退治するという、「桃太郎」のようなお話です。が、なぜか、お芋や栗をたくさん持っていくのです。そして、ここぞというときにみなでそれを食べ、オナラで敵をやっつけるのです。だって、「みな屁毒にあたり、ことごとくほろびうせにける」って書いてあるんですよ。「屁毒」! もう笑っちゃいますよ。オナラが武器になるとは。きっと、ものすごいのが出たんでしょうね。
その中の「神農化物退治絵巻」が興味深い。神農(農業や漢方の神様)がお供を連れ、妖怪を退治するという、「桃太郎」のようなお話です。が、なぜか、お芋や栗をたくさん持っていくのです。そして、ここぞというときにみなでそれを食べ、オナラで敵をやっつけるのです。だって、「みな屁毒にあたり、ことごとくほろびうせにける」って書いてあるんですよ。「屁毒」! もう笑っちゃいますよ。オナラが武器になるとは。きっと、ものすごいのが出たんでしょうね。
屁毒とはこれまた強烈な武器ですねー。
全員、敵にお尻を向けて発射するのでしょうか?
この前本屋さんに「怪」の新刊が出ていたので、早速手に取ってみたら、「怪」ではなくて「幽」でした。つくりは同じですが、内容は恐ろしげでしたよ。
みんなフンドシ姿で、化物に向け攻撃(放屁)をしてました。何度見ても、笑ってしまいます。
先日、レジで私の前に並んでいたおばあさんがオナラをし(2回も!)、おばあさんだから仕方ないなと思いつつも、屁毒にやられ、後でオエッとなりました。無念。