RURUのひとりごっち

「博多にわか」な「独り言」と「ごちそうさま」を鍋に放り込んでなんだか煮てみたら・・・ひとりごっちが生まれました。

木曜日の落雷に7回撃たれて恋に死ぬ人

2009-05-10 00:30:19 | ほんまかいな

(川の流れを遡るタイムマシンに乗って)

用事で外にでる
ついでに近所をさるく
近所からはみ出して
どんどお~ん
お家が
遠~く なる~
遠~く なる~

これはもう
帰りたくない症候群

はたまた
帰宅恐怖症である
とにかく
いつ迄も街を彷徨っていたい
どこか
ココデないどこか

行きたい
知~らな~い ま~ちに

えいろくすけを歌い

しかし
結局日が暮れてくると
家路をとぼとぼ歩く
足取り重く
なかなか進まぬ我が家への道
季節のせいもあるが
それ以外のせいもある
我が家にないものを求めて
彷徨っているのかも知れズ
我が家にないもの?
ないものだらけだ!

一番はなんだ?
言葉・ぬくもり・笑い・安心・希望
そんなもん
落ちちゃいないが
外の世界は一見のどかに見えて
実は危険を孕む
それでも家に帰りたくない
いやそれだからこそ
帰れない


(ご来光には毎日会えるから)

蒸発願望のメーターが振り切れぬよう
パブロフ犬を背中におんぶおばけで
歩く
我が家へ一歩
取りあえず一歩
立ち止まって
また一歩
重い魂ひきずって
ワン!
と啼いて見る
無意志な帰巣本能に頼るんだ
重い魂?


(縫い目のある花にだって逢える)


そうだや~!
話はいつものごとく変わるが
この前
『魂の重さは何グラム?』(レン・フィッシャー著)
って本寝読んだらば
マクドゥーガル博士の実験のことやら
なんやら載ってたの

まああれよ あれのこと
ショーン・ペンと
るるの大好きなベニチオ・デルトロの
映画『21グラム』で使われた
魂の重さはこの人の実験の話らしい
それに
ガリレオの話
ダンテの『地獄篇(神曲)』に描写された
地獄の正確な
大きさと位置の計算を依頼された

もちろん
真剣に取り組み
そして地球が宇宙の中心にあり
ダンテの地獄の七つの層は
すべて地下にあり
表面の一部がその蓋になっている
と仮定し
数学的議論によると
地獄は
アイスクリームコーン
のような形をしているに違いないこと

その頂点は地球の中心にあって
基底部の丸みをもった境界は
エルサレムを通っていること
を図で示した話があった
彼の計算によると
地獄を覆う丸屋根は
5000キロメートルの巨大さで
厚さ600キロメートル以下
自重で潰れるはずなのだが
潰れないと論じた


(開きっぱなしはきついかも)

けれど
後でやっぱり
潰れると悟り
公的には過ちを認めないままも
物体の力学的強さが
大きさによってどう変わるかを
終生ほとんど極秘で研究しつづけた
らしい
この主題は今では「スケーリング理論」と
呼ばれていると書かれておった

ふ~ん
失敗から得るものは多々あるね
それに
なにごとも大きくなりすぎると
自らの重みで崩壊するんだよ
ってことなんだな

大企業とかもね
大きくなりすぎると・・・。

ちいさなとこからコツコツ
しとこう?
ちいさなところで・・・コツコツ
だったな



(橋の下にはフットワークの軽い住人が住む)


自重が軽いっていうことは結構
大事
フットワーク軽く動きも機敏に
さるく知らない街を
彷徨って
雨に打たれ
雷に打たれたように
なにかに惹かれたい
なにかに落ちていきたい

あなたは稲妻のように
私の身体を突き抜けた
You're Rollin' Thunder

サンダーといえば
木曜日Thursdayのことだ

古代ノールウェー文化では
稲妻は神トール(Thor)の武器だったらしい
だから木曜日Thursdayは
稲光あるいは雷の日となったのだけど
木曜日に雷が多いわけじゃないってある
そりゃそうだ
日曜が晴ればかりって訳もない
火曜日が火の車ってこともない
月曜日は月見で一杯さ
前に
何かの映画で
雷に撃たれ続ける男の話が出てきたのだけど
なんと
このネタもこの本に載ってたんだ

40年間に7回も稲妻に撃たれても
生き続けた公園警備隊員
ロイ・C・サリヴァン氏の話
七回!だって!

70歳代まで生きて
しかも不幸な恋愛の結果
自殺によって人生の幕を自ら閉じた
すごい!よね
なにがすごいか?
って
雷に7回撃たれたら
かなりの活力を充電した
って思えるじゃないの
そうに違いない!
だからこそ死ぬまで色恋沙汰なんだ
潤いのある人生だったんだ
と思うね
勝手に


(雷様と阿修羅って似てないか?~これは人だけど)


不幸な恋愛というけど
死ぬまで恋愛出来たんだから
ベリィグッドな人生
電気に撃たれたように
君にフォーリンラブ
とかいうけど
恋はするもんじゃなく
落ちるもの
という表現は
落雷から来たんじゃないのか
どうかな
違う?
ま、いいか

映画のネタの話で
もうひとつ載ってたのは
フランケンシュタインが高圧電気を脳に送られ
モンスターとして生き返るシーン
実際に今から200年程前
ロンドンの王立外科カレッジに集まる公衆の前で
演じられたというからね
イタリアの科学者ジョバンニさんが
伯父さんだったガルヴァーニ氏の有名な実験で得た
ガルヴァーニ効果
(切り離されたカエルの脚に電気を通し宙を蹴らせる実験結果を云う)
を手伝っていた甥っ子
叔父さんの死後
人間の死体を使って世界中でショウをしたんだって
実際死刑囚の死体は電気を通すと
脚は蹴りあげ、目は見開き、握り拳はおどかすように
宙に突き上げられて
見ていた女性は気を失ったっていうから
そうとうなグロテスクショウだけど
時代が時代だから
まあそんなこともあるってさ
ある時
グラスゴーの実験では
電流を通された死体が
人差し指を真っ直ぐに突き出し
見物客を順繰りに指差すように見えたから
観衆は取り乱してばらばらに散ったという
そんな話もあった


(今日の空は雲船)

電気が人間にそして物体にあたえるものは
数限りなくあり
今では
電気に電流、電波、電磁波に
あらゆるエれキテルに取り巻かれて
人間達は生きている



(エレキテルな日曜日の証明)


どどまること なく
人間は科学研究実験を邁進しつづけている
太陽さえ作りだそうって勢いだからね

参照これ参照

そして
電気アンドロイド人間もいずれ生み出されて
アンドロイドと生身の人間の愛の子?
いや混血も出来る
ん?
血は通うのか?
電流と血流の融合は!
なんか刺激的な新人類の誕生ナンジャ
なかろうか
無駄な戦争も恋愛に変える新人類達
雷のパワーじゃ
「落ちるとこまで落ちたら、いいんじゃない?」
雷様はそう言うね
きっと

未来に乾杯!



(ウルトラサンダー!いやサイダーで新人類度を上げろ!)





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