RURUのひとりごっち

「博多にわか」な「独り言」と「ごちそうさま」を鍋に放り込んでなんだか煮てみたら・・・ひとりごっちが生まれました。

眠りを洗い流す出雲の神は今、我が家に

2007-07-07 00:04:52 | ほんまかいな

(牽牛星と織姫星今年はかささぎの橋を


6日の昨夕は大雨でした
傘差して歩いていたのに
ほぼずぶぬれ状態です
帰宅後、洗面所風呂場へ直行です
今夜七夕は晴れてほしいな~
だって牽牛と織姫が会えません
七夕に降る雨は「涙の雨」って言う
一年に一回しか会えない夫婦
雨が降るとその一回もおじゃんになるのです
ふ~ん
結構新鮮で、いいかも・・・・。

昨日は米びつに米がなかった、
何故なら
頂だきもののビール券で
前に米が買えたことがあったのを思い出し
自転車男が自分用焼酎を買いに行くというので
ついでに
これで米を買って来て!とビール券を渡したが
ビール券にもいろいろあるらしく
この券ではビールしか買えませんと云われて
焼酎を優先で買った自転車男は
お米を買うお金が足らなかったと、
買わずに戻ってきた
ふーむ、ビールしか買えないのかあ、
自転車男はしてやったりなのね、
これでビールが買えるしね

それを忘れていて今日は米がない
明日買うとして
とりあえず
はんげ(半夏生)用、買い置き半生うどんだ
明治三十七年創業 石丸製麺 讃岐醤油うどん、
うどんの旨味が際立つ、ぶっかけ醤油付(鎌田醤油寛政元年創業)
と書いてある、スーパーダイエーで買いました
それをハンゲうどんとして食べることにした。

うどんは7分ゆで、ざるにあげて水でしめて、
どんぶりに盛り、わかめ、みょうがの千切り、しその葉、
甘く煮たおあげをきざみ、大根卸しと生姜をすってのせ、
梅干し一個をおまけでのせ、ぶっかけ醤油をかけてたべた。
うまい!うまいがな
やっぱり夏は、つるつるうどんにかぎる。
かぎる。かぎる。

半夏(ハンゲ)タコ焼きうどんにしても良かったが、
タコ焼きはちゃんと焼くのは大変難しいし
タコ焼き器を出すのもめんどうだし、
冷凍の加ト吉タコ焼きが冷凍庫にあったが、
加ト吉だけにタコのかわりにクラゲがもし入ってたら
ハンゲ用にならぬからやめたよ、別々に今度食べよう
そうそう冷凍ハンバーグ冷凍コロッケの肉にまぜるなら、
馬じゃなくエゾ鹿の肉をまぜてくれと
北海道ミートホース社に言いたかったのよ、
えっホープだって?
ホースのほうがしっくりするのに、
しかし馬と鹿はまぜるな危険、バカになっちゃあいけねえよ
あんさん、寅さんかい!
豚をまぜるならミートポーク社でいけばいい、
社名をつける時は将来の為よく考えよう。

まあしかし民間の隠蔽は、マスコミはこれでもかとながしてくれるが、
公僕の隠蔽や不祥事は、なんだかいつも尻すぼみで終わるのは何故なんだ、
市民暴動が起きないのが不思議なくらいのいいかげんな政府なのにさ。
まあ暴動のかわりに選挙でって、市民は思ってる?
でもいつもふたを開けたら、なんだよって結果だったりする、
この一票が生かされる日はくるのだろうか・・・。

今年の七夕は
07年7月7日で777となななんと七並びで
なんか縁起もよい、景気も良くなってよね
この日は結婚式とか入籍とかが多いって、離婚は少ないかも?

るるが幼稚園時代のこと
七夕まつりに織り姫をやらせてもらった
母が縫ってくれた衣装を着て、牽牛役の子と並んでいる写真は
もうセピア色だが、織り姫ってがらじゃないやろ
と今更ながら思うが
園児達からブーイングはなかったかどうか、おぼえちゃいない、
他の女の子の母親達は、なんであの子が織り姫なの?
って、ささやきはあったかもしれない
そんなことはまあいいか

七夕の晩に晴れて
牽牛星・彦星(わし座のアルタイル)が、明るく輝くなら
その年は豊作である、秋の実りに期待しよう
織姫星(こと座のベガ)がより明るければ
その他もろもろ女の手仕事が繁盛するという
てるてる坊主をつくって
みなさん 晴れ祈願をしましょう

小泉八雲の本に
七夕にまつわる出雲の風習が書いてあって
7月7日の夜の寅の刻には
誰もが起きていて、すずり洗いと筆洗いをして
家の庭で芋の葉においた露(天の川のしづくと呼ぶ)
をあつめて、庭の竹笹に飾る短冊に歌を書く時
このしづくで墨を磨ったという
七夕祭りには友達の間で互いに硯を贈る
新しい硯で磨った墨で歌を書く習わしがあった
それと「むねながし」の風習
10月20日のブログにも書いたけど
「眠りを洗い流す」儀式
読んでない人のために書くと
夜明け前に若い衆が「ねむ」の葉と豆の葉の束を
携えて近くの川へ出かけ その葉の束をてんでに投げ入れ
短い詩句を唱える―――

ねむは ながれよ
まめのは は とまれ

そのこころは
「眠気よ 流れ去れ
元気の葉よ とどまれ」
と いうことらしい

これを唱え終わると若い衆は
みな一斉に川に飛び込んで、水を浴びて
来るべき年に向けて怠け心をすっかり洗い流して
元気一杯骨身を惜しまぬぞという覚悟を示す

そうか
これだったか
うちの娘っこが川に飛び込んだのは
きっと出雲の神様がやらせたに違いない

るるは妙に納得した次第である



かすみ たつ
あまのかわら に 
きみ まつ と
いかよう ほど に
ものすそ ぬれぬ

ひこぼし と
たなばたつめ と
こよひ あふ
あまのかわ と に
なみ たつな ゆめ

(萬葉集 訳文篇)
「小泉八雲 天の川縁起より」




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