私のつれづれ草子

書き手はいささかネガティブです。
夢や希望、癒し、活力を求められる方の深入りはお薦めしません。

出向いた時点で思うつぼ

2022-08-05 | 5考える
ここ数年でスーパーマーケットに対する認識を新たにした。
アプリケーションソフトをスマホに入れ込み、広告を丹念にチェックする。
クーポンを一覧し、お買い得商品をピックアップしておく。
ポイント加算を気にしつつ、本当にそれがお買い得なのか冷静に勘定する。

特売品は心に留めておくが、それを目的にスーパーマーケットに出向いても、特売品だけでお買い物は終了しない。
スーパーマーケットに一歩足を踏み入れた時点で、もう策にはまっているのだ。

食品メーカーが販売に力を入れる商品は、どのスーパーマーケットでも、時を前後して特売商品として上がるようになっている。
スーパーAで買い逃しても、スーパーBの特売に近々上がってくる可能性は高いので、がっかりする事はない。

また、スーパーマーケットの客寄せ商品ばかりを扱う業者というのが存在する。
大抵、平台と呼ばれる一押しコーナーに展開される商品であり、百貨店では見かけないが、スーパーマーケットでは系列に関わらず、不定期に並べられる商品。
流通をスーパーマーケットに絞って営業している業者だ。
それらの商品の賞味期限をチェックすると、店舗の商品管理が適切か否かが見て取れる。
賞味期限切れ間近で、必ず大量にプライスダウンされる店舗は、担当者のチェックが緩いという証明に他ならない。

スーパーマーケット毎に、得意分野はある。
格段に値引き率が大きい分野、常にお買い得になっている商品。
それらを把握し、スーパーマーケットの戦略を認識しつつ買い物するべきだ。
計略通りに買わされないよう、お買い物を楽しむのは、ある種スーパーマーケットとの知恵比べかもしれない。

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