私のつれづれ草子

書き手はいささかネガティブです。
夢や希望、癒し、活力を求められる方の深入りはお薦めしません。

山椒の実の佃煮

2024-06-26 | 1食べる
先日下処理しておいた「さんしょうの実」を、冷凍庫から50グラム取り出し、佃煮づくりにトライした。

醤油漬けというシンプルなものもあったが、炊きたてご飯にのせて食べてみたかったので、まずは佃煮に。

辛みの和らげ方、煮汁の塩梅など、様々な情報の中から試しやすそうな方法をチョイスした。

しかしながら、難しかった。

辛みは、下処理に3時間余りを要したので、その間に大分和らいでいるものと期待していたが、なんのなんの。

煮汁も甘いものを選んだが、山椒の実の辛みを打ち消す事が出来るものではなかった。

出来上がった山椒の実の佃煮は、見た目は山のキャビアのような仕上がりであったけれども、口に含むや辛さと痺れが襲いかかる。
実に刺激的なものとなっていた。

あと120グラムほど冷凍庫にあるけれども、いかがしたものか。

頭を悩ませる事になった。
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さんしょうの実

2024-06-25 | 1食べる
日々買い物をするスーパーで、「さんしょうの実」が並べられているのを見つけた。
小さなパックに青々とした実が詰め込まれている。

どう調理するのが良いのか。
佃煮かなぁ…と思いを巡らすが、どうもピンと来ない。
買い物に行く度、「さんしょうの実」の並べられた棚をチラ見するが、一向に売れた様子がない。

そうこうする内、パックには半額シールが貼られた。
小粒でもピリリと辛い実は、若干色づいている。
それを見て、とうとうたまらず2パックを購入。下処理を始めた。

若干色づいているにもかかわらず、「さんしょうの実」は小枝と強固に繋がっていて、簡単に実だけを取り外す事は出来ない。
200グラムほどの2パックの下処理に、3時間余りを要した。

間違いなく和製スパイスだ。
芳しい香りが部屋にみちみちて、作業する手と顔は、メンソールでも塗ったようにすーっとした冷えが感じられる。

30秒ほど塩を加えた熱湯で軽く湯がき、とりあえず下処理だけを完了した。
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霜降り平茸とにら玉

2024-06-23 | 1食べる
霜降り平茸は数年前から市場に出始めた工場生産のキノコだが、今やすっかり定番商品となって、しばしば特売品に名を連ねるようになった。

初めて購入し、バターとお醤油で炒めて食べた時には、その旨さに衝撃を受けたが、大量に出回るようになって、私の舌が慣れてしまったのか、あまり感動しなくなった。

休日のお昼ごはん。炊きたてご飯に合わせるおかずとして、冷蔵庫の残り物で作った一品。

やっぱり、別々に調理して二品にするべきだったか…。
いい感じのハーモニーは、残念ながら生まれなかった。
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塩らっきょう

2024-06-18 | 1食べる
友人宅で収穫されたらっきょうをいただいた。

梅雨前のこの季節、毎年らっきょうを漬けるのが恒例となっているが、作業が楽なのでもっぱら洗いらっきょうを購入し、らっきょう酢に漬けて完了する。

友人のらっきょうは、畑で収穫し、ざっと洗っただけの小ぶりなもの。
無農薬で、収穫から間もない新鮮ならっきょうだ。

茎と根をキッチンばさみでカットし、桶の中で転がすように洗う。
泥と薄皮がどんどん剥がれ、ますます小さくなるが、プリプリした姿は新鮮そのもの。
手間がかかるが、出所のはっきりとしたらっきょうは、何より安心だ。

「塩らっきょうにすると、パリパリ歯ごたえがあって、いくらでも食べられるらしいよ」という言葉に引きつけられ、7~8パーセントの塩漬けにしてみた。

昔はレシピ確認するのに、メモ書きしたり、書籍を購入したりする必要があったが、当節はネット検索によりいくらでもその方法を知ることが出来る。
有り難い時代になったものだ。

数日で塩らっきょうは食べることが出来るようになる。
減塩生活が長い身にとっては、いささかしょっぱいと感じる味わいだったが、確かにパリパリ食感が楽しい。

ついつい食べ過ぎてしまうが、しょっぱい割に血圧はさほど高くならない。
1キロほどあったのに、あれよあれよと減っているような気がする。

塩抜きして、らっきょう酢よりもっと甘い甘酢につけたり、味噌漬けにする事も考えるが、その内になくなってしまいそうな予感。

唯一難があるとすれば、らっきょうの匂いに引きつけられて、小バエが沢山集まってくることか。
これには閉口している。
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タマゴサンド

2024-06-16 | 1食べる
目下、人生の喜びは食べること。
用意した食事を「見て」「嗅いで」「味わって」ゆっくりと食べるならば、食の満足度は格段に上昇するのだろうが、ガツガツ慌てた食べ方になりがちなのを反省する。

ドラマ「深夜食堂」を見ていて、合間合間に使われるタマゴサンドのカットが目に焼き付いて、随分久しぶりでサンドウィッチを作る。

一時は高騰し、なかなか手が出せなかった玉子だが、最近ようやく特売商品として復活。お買い得の玉子を手にすることが出来るようになった。

さりながら当方おひとりさまであるから、さほど消費は進まない。
賞味期限を気にしながら、在庫がたっぷりなのを確認すると、ゆで玉子を用意してタマゴサンドを作成する。

休みの朝、ブランチ用にのんびりとサンドウィッチを作る。
バターを軟らかくして、辛子と練り合わせるのは気が急くのでパス。
マヨネーズにチューブの練り辛子を混ぜて食パンに塗る。
玉子は粗く刻み、マヨネーズと合わせて挟み込む。
野菜不足を危ぶむ脅迫観念から、薄くスライスしたキュウリも併せて挟む。
使い切りのサンドウィッチ用食パンだが、すべてタマゴサンドにしてしまうのは芸がない。
今朝は半分をチーズサンドにした。

少し濃い目にドリップしたコーヒーを添えて、既に夏のような暑さの6月16日、ゆっくりと父の日の朝食を楽しんだ。
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今日は誰とも会わなかった

2024-03-17 | 1食べる
日曜日、はっきりしないお天気だ。
今日は誰とも会わなかった。
夕方になると目がかすむ。
ドライアイの目薬では改善しない。
老いだなぁとしみじみ思う。

夕御飯は煮豆にしようと買ったまま、結局煮ることは叶わなかった黒豆で炊いたおこわ。
鹿児島かぼちゃと春菊のお味噌汁。
そして、レモン風味クリームソースをかけたチキンステーキでありました。
ごちそうさまでした。
さて、お風呂でさっぱり、気分を切り替えましょう。
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専業主婦は3割を割り込む

2023-07-29 | 5考える
とうとう専業主婦の割合は3割をきったそうな。
婚姻関係の3割は破綻し、ステップファミリーも増加の一途とか。

世の中変わったなぁ…と思う。

私の生まれ育った時代の世相とは様変わり。
女達よ、家に縛られず、どんどん社会に出て、居場所をしっかり確保して、逞しく生き抜け…ということだ。

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寒い日

2022-12-18 | 1食べる
寒い日が続く。
じっと家に引きこもり、活動を開始しようとしていた事を忘れたように過ごしている。

今年は柚子ジャムを作るのに失敗した。
レシピが残っていなかった事もあるが、昨年大量にあった蜂蜜がなく、甘みを砂糖や氷砂糖にしたのが少なからず影響した気がする。

そんなこんなで柚子ジャムづくりに苦心していた時、ちょうどNHKテレビで尼寺の尼僧さん達が柚子ピールを作っている番組を目撃する。
触発されて柚子ピール作りにトライした。

初夏、梅干用に百均で干し野菜用の吊るしかごを買ったのが功を奏した。
柚子の皮を甘く煮て、寒風吹きすさぶバルコニーでそれを干し、最後にグラニュー糖でお化粧する。
柚子の苦みが好きなので、あく抜きの茹でこぼしは1回だけ。
苦みの感じられる香り豊かな柚子ピールが出来上がった。

冷たい空気に気管支がびっくりして軽い咳が出る度、柚子ピールをつまみ食いしている。
あっという間になくなりそうだ。

来年も柚子を送ってもらえたら、必ず作成しようと決心する。
レシピをメモしておく事を忘れぬようにしないと!
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デジタル化の凄まじい世であるけれども

2022-12-07 | 1食べる
DX推進のスピードが凄まじい。

どうせもう管理社会から逃れようもないのだからとマイナンバーカードを作り、マイナポイントという飴を頂戴する。
財布から現金を探し出す決済がまどろっこしく、スマホを取り出して「ピッ」してもらうことが増えた。

お気に入りのスイーツ店の喫茶部で「支払いはカード決済等に限ります」と知らされうろたえたのは昨年の事だが、「当店は現金決済のみです」と貼り紙してあった安売りスーパーでも、先月とうとう某QRコード決済が開始されていた。

税法もどんどんデジタル化が進められ、もう、流れには逆らえない。

今年も、友人が無農薬の柚子を沢山送ってくれた。
昨年、とても美味しいジャムが出来たので、今年もジャムを作ろうと張り切ってみたが、どのレシピ通りに作ったのか分からなくなってしまった。
スマホで検索をかけると、柚子ジャムの作り方情報が溢れ出てくる。
去年はどうやったのやら、とんと正解にたどり着けない。

あれやこれやを参考にしながら、頭の中でハイブリット状態にして、訳の分からぬ配合でジャムを作る事になってしまった。
大切にしたい情報は、手書きでメモに起こし、保管しておくことが必要なようだ。
アナログ処理も侮ってはならない。
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井之頭氏か伊澤氏か

2022-11-20 | 2見る・読む・聴く
テレ東さんは、食に関するドラマを制作するのがお上手だ。
さきがけは「孤独のグルメ」だろうか。

何年か前、年末の夜にBS特番で一気見して、孤独な私のお気に入りドラマとなった。
気が付けは長寿ドラマとなっている。

今年「晩酌の流儀」というドラマを発見する。
主人公は「孤独のグルメ」と対照的。
性別、酒を許容するか否か、扱うのはインポート雑貨か不動産か、出張営業か店舗営業か、家メシか外食か。
合わせ鏡の様で対照的な設定となっている。

出先でお食事処を探す井之頭氏よりも、家で晩酌の為の料理を手作りする美幸氏の方に親近感を覚える。
街の飲食店紹介よりも、主人公の生活に重きを置いているから。

料理指導は行きつけのスーパー「ツルマート」の店員役を演じているロバート馬場さんがしておられるようだ。

コロナ禍で生活スタイルの一変した世の中には「晩酌の流儀」がよりフィットするかもしれない。

私は晩酌しないが、家で晩飯づくりに注ぎ込むエネルギーと一途さには、圧倒的に好感が持てる。
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