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私のつれづれ草子

書き手はいささかネガティブです。
夢や希望、癒し、活力を求められる方の深入りはお薦めしません。

冷凍食品のお好み焼き

2025-03-07 | 1食べる
日清食品さんが即席麺だけでなく冷凍食品にも力を入れておられる。

「完全めし」と銘打った、冷凍食品の「ぶたいか玉お好み焼き」を食べてみた。

思いのほか美味しい。
冷凍食品にありがちな、粉っぽさは感じられない。また、小ぶりで生地は薄いけれども、昼食には十分。価格帯は少し高い設定だったが満足した。

「完全めし」と銘打ってあり、袋の裏に書かれた成分一覧にはくらくらした。

安全が担保されているかどうかは不明だが、気を配った開発がなされている事は、間違いないだろう。

何もない時、何もつくる気がしない時の為に、ストックしておくのもありかもしれぬ。

お買い得なタイミングを選んで、再度入手したい。

自分が思っていた通りに感じる

2025-03-01 | 5考える
縁の深かった祖母の終末を看取ってくれた叔母がいる。
その事を感謝していて、月に一度は食事に誘う様にしている。

自分の娘とスープの冷めない距離で一人暮らしする叔母であるが、老いて次々と兄弟姉妹を見送り、心細さを口にすることが増えた。

「だんだん手が掛かるようになって困るな…と思っているに違いないよ」とは、まだ十分自立しているが、確実に衰えていっている自分について娘が思っているであろうことを語る彼女の弁だ。

私にそれを否定してもらいたい訳で、いつも「そんなこと無いよ。まだまだ頼りにされているし、心強く思っているよ」と必ず返しておく。

しかし一方で、最期を看取ってくれた祖母について、叔母が当時負担に思っていたのを知ることになる。
立ち場が入れ替わると、過去の記憶が投影されるものだ。

人は、自分が思ってきた通りに感じるものだから。

今日、おついたち。
日付が変わった頃、妙な夢を見た。
「で、おばあちゃんは今どこにいるの」と聞く私に「もう亡くなった」と答える叔母。
事実とは異なる奇妙な状況。
私は涙ぐみ叔母を見つめ、息苦しくなって目覚めた。

何の投影かまるで解らないが、お仏壇に灯をともし、お線香をたいてみるぐらいしかできなかった。

出前一丁でお昼ごはん

2025-02-26 | 1食べる
最強寒波は過ぎ去ったものの、まだまだ寒い2月の終わり。

お昼ごはんは出前一丁で簡単にすませる。
具材は豚コマと白ネギ、どんこシイタケとブロッコリースプラウトを山盛りだ。

和風でインスタントラーメンを作ると、明治生まれの祖母が時々作ってくれたラーメンを思い出す。

使う袋麺はやはり出前一丁が多かったが、スープはセットされたものでなく、和風のかつお出汁が使われたラーメンだった。

祖母は料理にこだわりのある人ではなく、何故そうした作り方にしていたのか謎なのだが、オーソドックスな出前一丁を作りながら、不意にカツオの和風出汁が香るような気がして戸惑う。

気の強い明治女で、温かい人柄の祖母ではなかったが、食の記憶は共に生きた証であり、確かに人生を共にしてきたのだと思いしらされる瞬間である。

栃尾あげのネギ味噌サンド

2025-02-19 | 1食べる
スーパーで栃尾あげを見つけた。
分厚くたべごたえのある油あげだ。

初めて食べたのはデパ地下の特設販売。

もっと分厚い栃尾あげに、挟む物にも3種類ぐらいのバリエーションがあって、2種類ほど買い込んで食べてみた。
味噌味とキムチ味と…たっぷり量もあり、堪能した。

スーパーで見つけたものは、ひとまわり小さなおあげ。
挟み込む具材も、自分で用意しなくてはならない。

生食ピーマン用の辛み味噌と、白ネギの薄切りを挟み込み、電子レンジでチンして加熱。
その後に、オーブントースターで表面がカリカリになるまで焼いて、サンドウィッチを作る要領でカットした。

たっぷりの大根おろしと生姜おろしを用意し、出汁醤油かポン酢しょうゆでいただく。
デパ地下で購入した、セット済み栃尾あげには及ばないが、なかなかどうしておつな一品になったのだ。

ちぢみほうれん草

2025-02-16 | 1食べる
日の出が早くなり、少しずつ動き回れる時間が増えて来たような気がする。
春の気配が感じられるようになるまで、あと少しだ。

春が訪れる前の、この寒い時期にだけ楽しめる食材がある。
ちぢみほうれん草だ。
元祖の群馬県産が格別に美味しい。

スーパーで見かけると、普通のほうれん草より少々値は張るが、手にとってかごに入れずにはいられない。

今日はごま和えにして存在感のある一皿となった。

夕飯のメインは黒瀬ぶり中心の握り寿司。
生海老が一貫あって、これを食べてしまった為、エビアレルギーのある私は微妙に痒い。

今晩は抗ヒスタミン剤のお世話にならねばなるまい。

野菜不足ではないかという強迫観念があって、ピーマンのザク切りを辛み味噌で和えて添える。
また、立派なセロリが安く入手できたので、トマトとサラダにしてマヨネーズで食べる。

新鮮食材たっぷりの晩御飯。
お腹いっぱいになりました。

初午の五色いなり

2025-02-11 | 1食べる
今日の建国記念日は初午の日。
稲荷神社に祭神が降り立った日だそうで、趣向を凝らしたいなり寿司が並んでいるのを見つけた。

五色いなりなるものを買い求め、お昼ごはんにした。

きめ細やかな普通のおあげに梅かつおのおあげ、黒糖おあげに柚子おあげ、そして青じそおあげ。
彩り豊かなおいなりさんを一つずつ口にすると、それぞれに味わいが異なり、楽しむことができた。

しかし、やはり普通が一番だと思った次第。
オーソドックスないなり寿司が、一番美味しい。
それは私に限らず、お稲荷さんのお好みでもありましょう。

寒い日曜のサンドウィッチブランチ

2025-02-09 | 1食べる
寒い。
家の中にいても、眠っていても寒い。

一昨日は降りしきる雪のなか友人を送り届け、シャーベット状の雪が積もった、大橋を運転することになった。久々の恐怖に震えた。

縮こまった身体では、行動範囲も狭くなる。

日曜日の朝は、長く眠り続け、サンドウィッチを作ってブランチにした。

温かいスープでも作れば良かった。
サンドウィッチは冷たいが、しっかり食べた。

昨夜から気になっていた喉の痛みも収まったようだ。
ガソリンを給油しなくてはならないが、日のあるうちに、早めに出掛けよう。


ごぼう天うどん

2025-02-01 | 1食べる
世の中は今月二日の節分に向け、恵方巻だの節分そばだの賑やかである。

お祭り好きの日本人。
イベントがあれば、それをテーマにした売場づくりがなされて、定番のあれやこれやが姿を消してしまう。

日常を忘れて、一緒に祭りを楽しめば良いのだろうが、いつもの定番商品を求めて諦める事が最近は増えたように思う。

春をそろそろ迎える境目だというのに、今日は寒かった。
へそまがりの私は、そばではなくうどんが食べたくなる。

仕出しやさんが営むお弁当やさんで、お気に入りのごぼう天を買い求め、温かいごぼう天うどんのお昼ご飯になった。

鶏ごぼうネギまみれ

2025-01-20 | 1食べる
ごぼうが好物だ。

ごぼうのてんぷら。
きんぴらごぼう。
すき焼きにも豚汁にも、ごぼうがあるのと無いのとでは風味に格段の違いが生じる。

今日は鶏のせせり肉とごぼうを炒め、鶏ごぼうの晩御飯になった。

お好み焼きに使おうと用意していた、刻み青ねぎが、今日までの消費期限だったので、全てをフライパンに投じて、ネギまみれに仕上げた。

ごぼうは根っこであって、およそ食べ物には見えないだろうが、食物繊維が豊富で、ポリフェノールも沢山含有している。

戦時中、日本で捕虜となった外国人は「根っこまで食べさせられた」と劣悪な待遇のひとつとして訴えたそうだが、現在、我が国に溢れるインバウンドの訪日客の方々は、ごぼうという食材について理解してくれているのだろうか。

あく抜きしすぎると風味を失う。
ほどほどの下処理で味わいたい。

柿の葉寿司

2025-01-13 | 1食べる
連休中日、ぼんやりスーパーのチラシを眺めていて、全国各地のお弁当特集に目が止まる。
寒いし、料理するモチベーションは低い。

奈良の柿の葉寿司を食べたい気分になった。

米も買っておきたくて、夕暮れのスーパーに出かける。
当日、新潟の米や玉子の特売をしているスーパーもあったのだが、ぐずぐずしいて、もう特売品は間違いなく売り切れている頃合いだった。そこで、徒歩で荷物を抱えて帰ることが可能なスーパーを目指した。

米は高い。
棚に米袋は並んでいるものの、米が店頭から消えた昨年の価格から安くなる気配はない。

2キロの米袋をカートに放り込んだが、知り合いの店員さんが「明日からまた値上げされるよ」と言うので、5キロの米袋と入れ替えた。

米はまだ炊かない。
晩御飯は柿の葉寿司なのだ。
しかし、手元に米在庫のゆとりがないと、落ち着かないのだから仕方がない。

柿の葉寿司は、鯵、鯛、鯖、鮭、海老がそれぞれ載せられ、柿の葉でくるんである。
四角い寿司が全部で10個。
ペロリと食べる自分が恐ろしい。

食欲という煩悩からは逃れられない。