毎日暑いので、寒い時の話をひとつ
冬の夜は空気が澄んでいるので、星の撮影には最適です。特に、人のいない光のない場所ならより好条件です。
しかし夜間は物騒なので、何とか車内から星を撮る方法は無いだろうかと考えました。
カメラをセットするのは助手席側。木製ベッドを設置して、その上に小型の三脚を置いてカメラを窓から突き出すようにセットすれば、
何とかいけるのではないかという事で製作に入りました。
窓ガラスは下げて、代わりに厚手の透明ビニールで窓を塞ぐことにします。まず窓の形に切ってから上部に針金ハンガーの骨を入
れて、サンバイザーの止め具にフックで引っ掛けます。そして前後と下側の端を両面テープで固定すれば、ビニール窓の出来上がり。
後はカメラのレンズを出す部分を丸く切り抜けば、そこから星空が撮影できるはずです。
ビニール窓が完成したので使用実験です。12月でしたが、富士山スカイラインの西臼塚駐車場へ行って撮影に挑戦してみました。
ガラスを下げてビニール窓を取り付けて、カメラをセットして・・・・ そこまでは良かったのですが・・・・
撮影を始めるとすぐに、寒い!寒い!、とにかく寒い。まるで外にいるんじゃないかと思うくらい冷えてきました。
よく見るとビニール窓は隙間だらけだし、レンズ用の穴にも隙間があります。厚着をしても全然間に合いません。
暖めたいけどエンジンを掛けるとカメラがぶれてしまいますし、車が揺れるので撮り始めたら全く動くことが出来ません。
これは耐えられない、どうしようもないということで、結局このアイディアは使い物にならず・・・・・ ボツとなりましたとさ。
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