2月の後半の週末に、白川郷へ行ってみました。丁度寒波が来ていて、ずーっと雪が降っていましたが、どうも寒波もそろそ
ろ終わりのようですので、タイヤも変えたことだし、休日割引を利用して、ちょっくら走りに行ってくることにしました。
本当に久しぶりの車中泊です。今後出かける機会が出来るかもしれないので、装備の確認も兼ねて、車中泊の再演習です。
出発は割引が有効に使える金曜日の午後で、日曜日帰着の予定です。その日はもう豪雪雲は去った後で、雪は降っていません。
岡崎SAの「矢場とん」で、遅い昼食にします。わらじとんかつでは多すぎですが、ロースかつ定食なら、丁度食べ頃でした。
その後は東海環状道へ入ります。ナビも何度も通っていると、いつものルートを選んでくれます。道路や景色には全く雪の気
配がないですね。今日は何故か車が全然いませんので、一車線の道路でも、後ろから催促されることがなく全然気楽でした。
東海北陸道へ入って、美並ICを通過しました。以前長良川のラフティングの撮影に来ましたが、こんなに遠かったんですね。
郡上八幡辺りから、そろそろ白いものが目に付きます。山の壁面や、道路の端に雪を見るようになりました。しかし路面は濡れ
てもいないし、雪が降る気配は全くありません。そして雪が多くなった頃、本日の宿泊地のひるがの高原SAに到着しました。
駐車面には殆ど雪は無く、所々に除雪された雪がうず高く積み上げられていました。先日までに降った大雪の除雪分でしょう。
時刻は午後6時、コンビニの奥の駐車場に場所を確保します。ここなら邪魔にならないし、トイレにも行くにも楽な場所です。
まず泊設備の設置です。窓の目隠しは慣れたものです。フロントの目隠しはというと、押さえるバルンが見渡りません。仕方な
しに地元の小冊子を丸めてつっかえ棒にして、剥がれないように押さえました。このあたりの臨機応変の知恵は、大丈夫です。
さて寝床には、今回電気毛布が入っています。期待のポータブル電源に繋いで入電しますと、温かいんですねえこれが。久しぶ
りの狭い寝袋に、ダウンを着てモコモコの姿で寝ましたが、これも2年ぶりでしたねえ。深夜に起きた時に、外はー8℃でした。
翌日は高山まで行ってICを降りたら、目的地のオートバックスまで走ります。そこで雪用のワイパーを購入しました。そして
高速に戻らず、国道472号で飛騨古川経由して360号線で、白川郷に入ろうとナビをセットしました。この道なら、まだ道
に雪があるだろうと思ったのですが、現実は残っているどころか除雪出来ずに、途中で完全通行止めで引き返す事になりました。
ナビに通行止めが出なかったので気付かなかったのですが、天生峠の道なんだから通れないのは知っていたのに、大失敗でした。
そこそこ雪のある道を走った後で、高速道路まで戻り、白川郷へ着いた時には大分時間が過ぎていました。やはりこの地域にも
雪はありません。しかし道路の両端には2m以上の雪の壁が盛り上がっています。これでは左右が見えなくて、とても怖いです。
期待していた白川郷の湯は、観光客が少なくて休業中でした。これだけが楽しみでやって来たのに、ほんとにがっかりしました。
さて今日の泊は道の駅白川郷ですが、ここのメインの駐車場も、また下の駐車場も完全に除雪されて、雪はありませんでした。
それでも泊の設備をだして、飲み始める事には雪が降りだして、路面を白く塗っていきます。今夜はあまり冷えない夜でした。
翌朝は、厚い曇りの空でした。もう雪は、だいぶ前からやんでいたようで、車の上にもほとんど積もっていませんでした。パン
で朝食を済ませたら、城山の展望台へ行ってみます。此処の景色はいつ見てもいいですねえ。お土産店は、お客さんが少なくて
食事処はやっていませんでした。そこでさるぼぼのお土産を買って、さあ帰ります。高速道路に入ったら、後は一直線でした。
さて今回はポータブル電源の初出陣でもありました。電気毛布を使ったりノートパソコンも使うことが出来ました。そして充電
やスマホコントロールなど、いろいろな使い勝手を発見しましたので、この事は次の投稿で、お知らせしたいと思っています。