3C三昧

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ワゴンRで車中泊、アイデアがいっぱいのブログ

厳冬期の車中泊の、寝袋メーキング。

2014年02月10日 | 車中泊

秋冬シリーズの番外編です。寝袋の事を忘れていました。

この冬も車中泊を楽しんでいますが、特に車内が冷える軽自動車で寒くなく寝る為には、寝袋の性能はとても重要です。過去の記事
でフリースシーツや毛布を組み合わせていることを書きましたが、ずれがひどくて長い連泊が出来ませんでした。今季やっと安定し
てきましたので、氷点下にも耐える厳冬用の「寝袋メーキング」をご紹介します。なお就寝時には、ダウンジャケットを着用してい
ます。また通常の寝袋は向かって左側から入るのですが、私は右の運転席側から入るので寝袋をひっくり返してセットしています。

①まず、一番外側の3シーズン用の寝袋を広げます。(ジッパーが右になるように、掛け敷き布団を逆で使用しています)
②敷布団の上にダウンの冬用寝袋を広げます。この寝袋は両開きなのでそのままです。③その上にフリースのシーツを置きます。
④そして、冬用の寝袋の掛け布団を乗せてジッパーを閉じます。⑤その上に3シーズン用の寝袋の中敷ライナーを乗せます。
⑥その上に70X140㎝のひざ掛け毛布(茶)を、下方に敷きます。下で折り返すと暖かそうですが、足元に違和感ができます。

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⑦その上の方にもう一枚ひざ掛け毛布(青)を置きますが、この時襟元より顔の方に長めに出るようにして折り返しておきます。
 この部分で、寒いときに顔を覆うようにすれば、冷気が直接顔に当たるのを防いだり、肩口に詰めることで暖かく寝られます。
⑧これらの毛布と中敷ライナーを、事務用の大きなクリップで4ヶ所留めます。これにより、起床後にずれを戻すことが出来ます
⑨最後に一番外側の寝袋の掛け布団を乗せますが、この時掛け布団と中敷ライナーを、二箇所の紐でそれぞれ縛っておきます。
 この紐は、毛布のずれ防止には必須なので、洋服の欠継ぎ修理屋さんにお願いして、足元の両端に縫い付けてもらいました。
⑩そしてジッパーを閉めれば、5層になった寝袋の出来上がりです。現状では、この組み合わせを冬の標準仕様にしています。
 なお、この状態で重量を測ったところ6.6kgありましたので、毛布などを入れると結構重くなるんですねえ。

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ここで使用した3シーズン用の寝袋は 2010年にゼビオで購入したWALLRICH WR-9222 5℃対応で、総重量2.9kgのものです。
そろそろ痛んできたので、3年ぶりにロゴスのエルゴドライシュラフ2℃対応の寝袋を購入しました。展示品の半額販売でした。
この寝袋は総重量1.35kgで、薄くて軽くて快適そうに見えましたが、実際に泊で使ってみると、2℃対応なのに何故か寒いのです。
マイナス気温で寝ていて、身体の上側が冷えてくるのを感じます。今までと条件が一緒なので、保温能力が低いのでしょうか。

結論として、どんな高性能な中綿を使っていても、量が少なければ保温力が弱いということがわかりました。つまり綿の量の多さ
とか重量が重いほうが暖かいという、単純な常識を知りました。やっぱり冬に使う寝袋は、何よりも暖かさが最優先です。

コメント
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