リズム感

音楽家のリズム感がいいのは当たり前かもしれませんが、本当に驚異です。フェードアウトした後の一瞬に大きな音で立ち上がり次の楽章が始まる。コンマ？秒の世界ですが、それが寸分狂わずに演奏されるのです。もう一つの驚異は、指揮者のリズム感です、指揮者の場合はタクトの動きが各パートの演奏者に伝わるまでのラグタイムが発生するので、タクトは実際の演奏より少し早めに振られているのですね。実際聞いている演奏のこれまた、コンマ？秒か先を見越してタクトを振っているのです。ゆったりと流れる曲もそれなりに難しいのでしょうが、これがかなり早い曲となると大変だと思います。それぞれ、指揮者も、演奏家も一芸に秀でた人達の集団だから出来る事でしょう。