昨日オバマ大統領がコロンバスにやって来ました。今朝の新聞の車欄では大統領専用車のキャデラックの記事が載っていました。大統領が変わると車も新車に替わるようです。オバマ大統領は、すべてニューの2009年キャデラックプレジデントリムジーンです。歴代の大統領、クーリッジ、ルーズベルト、トルーマン、アイゼンハウアー、ケネディー、ジョンソン、レーガン、クリントン、ブッシュ(親子)と、このブランドが大統領専用車として愛用されています。すべて新車でうれしいことですと、キャデラックの担当者は語っています。勿論この車は特別仕様車で、屋根も通常の物よりは高くして乗り降りを楽にしています。俗にタンクよりも頑丈だといわれており、車のドアの厚さ8インチで、飛行機のボーイング757と同じくらいの厚さですから、相当な武器での襲撃にも耐えうるといわれています。また、車内も外界から遮断されていて、化学兵器からの攻撃にも耐えうるようです。最新の技術を駆使した動くオフィス、シェルターのようです。
今日はオハイオ州の州都コロンバスにオバマ大統領がやってくるとの事で昨日からテレビで報じていました。目的は、コロンバスの警察学校の卒業式に来て、経済刺激策の効果を演じたのです。なにしろ今回の学校卒業生は刺激策があったればこそ可能となった警察官だそうで、一時は卒業前でレイオフの話まであったのです。ですから、あの刺激策の効用がここかしこで少しづつ確実に出ていると演説をしました。今後2年間で350万人の雇用を創出し、4月からの給与では減税がされるとも言っていました。式典には、地元から出ている国会議員や市長、州知事も出席しました。まだ、たったひと月ですから、これからです。