地元商店街

日本に限らずアメリカでも古い町の商店街の振興に頭を悩めています。近くに大きなショッピングモールやアウトレットモールが出来ると人はみんな新しい大きなモールに行って買い物をするようになり、古くからある商店街はだんだん廃れてくるのです。先週近くに町（サークルビル）のメインストリートにある古い家具店が放火にあい、その家具店そしてストリート全体の新興に陰をさしています。1880年代の古い建物が軒を連ねた古きアメリカのダウンタウンメインストリートの一角が消失したのですが、歴史的に価値のある建物が集まっている地区です。その古き状態での復旧をさせるとなれば、新しい建築よりも破格の費用がかかり、かと言ってそんな場所に現代の建物が建つとなれば地域全体の景観からは似つかわしくなく、いづれで復旧させても昨今の地元離れから、来る人そのものが減っていて、復旧に値する売り上げが望めないとすれば、難しい決断を、被害にあった商店のみならず、迫られています。まだ再興の時期も場所も何も決まらない状態です。