男子厨房に入る ー 独り言

近頃のシニアは元気がいいのです。まだまだ体力のある間はと動き回っていろいろと感じた事を書き綴っています。

社会は常に変化している

2004-04-26 | Weblog
社会が変化しているということに異論を唱える人はまずいないでしょう。今日という日は昨日と同じではなく、又明日は今日と同じ日でないことは当り前のことでしょう。そうして自分の周りが変化をし続けていてその変化に合わせて生きて行く事が、大切ではないでしょうか。こんな当たり前の事がいざ実行となると大変に難しいのが世の常です。何が難しいって、それは自分の頭の中をを切替える事でしょう。
”男子厨房に入らず”なんて、子供の頃によくおふくろから言われたものです。ですから男の私としては、生まれてこのかた、台所に立った事なんか殆ど有りませんでした。せいぜいインスタント物くらいしか、作れなかったのです。そんな私を料理作りに思い立たせたのはある出来事があったからです。
その一つは、息子の食事についての言動です。学生時代に料理屋でアルバイトをしていたので、たまに家に帰ってきた折に”俺が賄いの料理を作ってやる”と言って台所に立って料理をしたり、味についてなんのかんのと批評するのです。私なんか母親から、”黙って出されたものを食べなさい”で育てられたものですから、息子の言動から、”これは私の教育がだめだったのか!”とショックを受けました。それでも、まあ、彼は自炊をしていて、自分で料理が出来るのだから、まあ仕方ないか、と自分自身を納得させました。
に出来て自分が出来ないというのは、癪です。”男子厨房に入らず”なんて威張っていても、一人で生活するようになれば、自炊は当り前。自分に当てはめてみれば、いま人生の第3コーナーにかかっており、”独居老人”なんてシナリオがない訳では無し、料理が出来るか出来ないかは、自分が自立出来るか出来ないかのキーポイントと思われたのです。これが、料理を習おうと思いっ立った、一つの理由でした。理由はあと二つあるのですが、それは又おいおいご紹介致します。

厨房
コメント (1)
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