男性陣が茂人の家でもあるスーパー銭湯にいろんな意味で行こうとしている中・・・・・・・
女子シャワー室前ではある程度の女性士官達が集まっていた。
ラウラなどの一部パイロット陣や艦橋クルーの一部が来ており、仕事終わりのシャワーを浴びようとしていた。
だが・・・・・・・・・・
ラウラ「シャワーが使えない?」
チェミン「ハッそうであります。」
ARMD-213アルタミラ.電測員.ユン・チェミン.伍長
やはりシャワーが壊れていた。
最初に入ったのはチェミンであり、シャワーを使ったが出てきたのは冷たい水。
その結果、チェミンはすぐさまシャワー室から出て体を拭いて後から来た面々に故障していると伝えた。
女性陣達はシャワーが使えない事にショックを受ける。
女性は清潔が命、清潔に出来ないのは死活問題である。
清潔に出来ないと女性陣は地獄のような日々を送らないといけないのである。
ラウラ「シャワーが使えないのはきついわね。」
ロザ「ゼントラーディ軍にも一応シャワーありましたし、シャワーが使えないのは
ラウラ「だよね~」
ラウラなどのゼントラーディ女子(メルトラン)も同じような気持ちであった。
ゼントラーディ人は戦争しか知らない戦闘種族であれどシャワーをする文化はある。
シャワーが出来ないと言うのは地球人と同様に不愉快に感じてしまう。
シャワーが使えないと知ってかなり焦っており、このまま寝たらどうしようかと思った。
エラ「チェミン、調べるから手伝ってくれない?」
SVF-64アンサーズ.イ・エラ少尉
チェミン「了解です。」
パイロットでありながら機械いじりでもあったエラがチェミンと共に原因解析に入る。
一体何が原因なのか知る必要がある、現在職務中の整備班の女性陣を呼ぶ暇がない。
男性整備班は既に仕事を終わっているが、正直男性に整備させるのは生理的に嫌・・・・・
だから自分達でやるしかない。
なのでここは女性陣の中で機械に精通している面々に調査させるしかない。
エラとチェミンはシャワー室の中枢機械を見る・・・
他の女性陣は心配そうな顔をしながら様子をうかがう。
結構いろんな箇所を見た結果・・・・・・・・
相沢美弥「チェミン、これはいつ直りそう?」
チェミン「私の予測では・・・・・・1日だと思います。」
エラ「私も言うけど、整備班でもこれじゃ1日かかるわよ。これは酷い故障でシステムが暴走・・・・・・一度解体し点検する必要がある。」
マリー「1日!?」
ARMD-213観測員マリー・アンダーソン曹長
結果としてまる1日かかると判明する。
男性陣も同じだが酷い故障でシャワー室のシステムが暴走、一度解体し全体的に点検する必要がある。
まさに最悪な一言でいい程の結果・・・・・・・・・皆は落胆してしまう。
フランソワ「1日だと汗だくで仕事に支障がでるわ・・・・・・・・。」
ARMD-213観測員フランソワ・ベルリオーズ准尉
カゴメ「はぁ汗だくで仕事したのに・・・・・」
相沢美弥「やれやれ.....そうだクラビウス基地でシャワー浴びたらどうかな?」
エミリー「嫌ですよ、混雑しますし。」
クラビウス基地のシャワーを浴びたらどうだと言う美弥の意見・・・・・
賛同する女性兵もいるが・・・・・・大部分はクラビウス基地のシャワーを嫌がる。
やはり理由は混雑するから・・・・・・・・
なんたって宇宙軍の要衝であり戦前から変化のない惑星。
宇宙軍増強もあり、新統合軍全軍の2割程の兵力がいる程であり、ゼントラーディ系の兵士もかなり多い。
人の多さが故に混雑し、行きたくないと思う。
更にこの時期は月面クラビウス基地に在籍する機動艦隊がかなりいる・・・・・・・・
この時期は混雑な上に更に混雑する・・・・・・・・・
ラウラ「混雑か........ん?」
一同はシャワーが直らない上に混雑する基地のシャワー室を使う事に失望とこの世の終わりかと言う程落ち込む。
そんな中で・・・・・・・・・・・
吉野大樹「よっラウラ.........」
ラウラ「ラック!?」
そんな中で男性陣の大樹がラウラ達の前に出てくる。
突然やってきた大樹に女性陣達はなんとも言えない表情で見てくる。
それもそのはず、まさか女性シャワー室に来たのはいろんな意味で嫌なあれかもしれない・・・・・・と・・・・・・
美弥は大樹に向かっていく・・・・・・・
相沢美弥「オイコラ、女風呂の前で何をしている助平男。」
吉野大樹「助平男!?誤解だ!!違うって、実は話があるんだ風呂に関しての話。」
相沢美弥「風呂に関しての......」
劉夢華「話?」
吉野大樹「とっておきの話なんだ・・・・とくに隊長の・・・・・」
助平男と大樹を罵声し大樹はそれに怒りながら誤解だと言った直後に風呂に関しての話がある特に隊長のと・・・・・・言った。
女性陣達は大樹からの突然の風呂に関する話で固まる。
まさかのまさかなのだが・・・・・・・・男性陣も・・・・・・・・・
ロザ「その前にだけど男性陣もシャワー・・・・・・・」
吉野大樹「あぁ壊れた、俺が一番風呂に行こうとしたら千葉のおっさんたちが話していた。」
風呂が壊れた・・・・・・・・・・・
男性陣も同じ・・・・・・ラウラ達はアルタミラのシャワー設備の貧弱性を心の中で嘆く。
するとバルキリーパイロットの一人アリサ・バレンタイン准尉が大樹に近づく・・・・・
アリサ「吉野大尉、一体風呂に関して何を言うつもりなんですか?」
SVF-64アンサーズ.アリサ・バレンタイン准尉
吉野大樹「実はだな・・・・・隊長が家の実家の風呂に行こうとしているんだ!!」
アリア「風呂?」
相沢美弥「隊長の実家の風呂って・・・・・・・」
吉野大樹「そう実家の風呂はスーパー銭湯らしい、普通金はかかるが・・・・・・隊長は家の人間なので無料らしいぜ!後奥さん見に行くのも・・・・・・」
近づいた理由は大樹の風呂の話。
大樹は風呂に関する話は大樹の話だと言う・・・・・・・
一同は多少戸惑ったが、ある程度納得する・・・・・・
特に・・・・・・・・
劉夢華「そう言えば隊長はゼントラーディの奥さんがいると言っていたわね、それ本当かしら?」
カゴメ「本当です、名前は・・・・日本名になりましたが結婚前はデワントン・フィアロ、ゼントラーディ軍第118基幹艦隊ラプラミズ直衛艦隊所属であのミリア・ファリーナ・ジーナス中尉の副官を務めており新統合軍には予備役大尉として勤めています。」
相沢美弥「あっ思い出した、少佐あの時綺麗なゼントラーディ人女性といたけどあの人なんだ!!」
茂人の奥さん・・・・デワントン・フィアロ。
今は桐原安奈と名乗っている。
すっかり存在を忘れられていたようで、彼女本人が聞いたらどう思うのか・・・・・
かなり知っているラウラとロザは苦笑いする。
デワントンは勝気な性格はベーシックだが、かなり繊細でよく涙を浮かべる事もある。
結構な確立で泣きながら起こるだろうなと思った。
なんたってあのミリアの副官だからね・・・・・・・・・
一連の事を聞いた女性陣の面々・・・・・・・・・無料で風呂に入れると・・・・
そうと聞いた女性陣の動きは早い。
カゴメ「それより張り紙しといて!!まだ仕事している女性兵は大勢いるわ。後でシャワーに浴びにくるだろうし!!」
ヨン曹長「了解。」
ARMD-213アルタミラ応急工作班.ヨン・テヒ曹長
すぐさま情報を聞いたアルタミラの女性陣はすぐさまシャワー室に張り紙を張る。
まだシフトによって勤務しているアルタミラの女性兵士はまだまだいる。
この艦は女性の割合は10分の4と半分近くいる。
この場にいるのはまだ1割程度であり、残りの3割は仕事中である・・・・・
残りの面々には可愛そうだが、茂人の風呂は内緒にしとく・・・・・・・・・
なぜならそこも混雑になるから・・・・・・・・
一同はすぐさま茂人の姿を探す。
桐原少佐「うっなんか物凄い寒気がするな・・・・・・・・・見つからないうちに家に帰らんとな・・・・・娘達やデワに会いたいし・・・・・」
そんな事も知らない茂人は家に帰ろうと目論む・・・・・・
だけど、それがすぐバレるとは知らずに・・・・・・