マクロス外伝大本営 新統合軍極東太平洋軍管区司令部

マクロスやロボット大好きなブログです。二次創作などを主にやります。

公式ではなく非公式です。

ミラージュの祖父母参り

2019-04-30 23:35:53 | マクロス短編
【西暦2068年超長距離移民船団マクロス7】

第2次ウィンダミア独立戦争が終わった翌年・・・・・
超長距離移民船団マクロス7にて・・・・・・

ミラージュ「久しぶりに会えるなおじい様、おばあ様。」
ケイオス・デルタ小隊ミラージュ・ファリーナ・ジーナス中尉

ケイオス・デルタ小隊のミラージュ・ファリーナ・ジーナスはマクロス7船団を訪れていた。
第2次ウィンダミア独立戦争関連の後処理にひと段落がつき、久しぶりに祖父母に会いたくなった。
マクロス7船団を訪れる前に父方の祖父母の家に訪れており・・・・
祖父母は孫の顔が見れて喜んでいる・・・・・

シフォン「あっ姉さん。」
新統合宇宙軍シフォン・ジーナス准尉

ミラージュ「シフォン・・・・・・」

途中の道で新統合軍人の妹シフォン・ジーナスがいた。
シフォンはミラージュが新統合軍をやめたり、うじうじしてた事から・・・・
好かれていないかつ、嫌っている。

そんなシフォンがここにいる・・・・

まさか・・・・
おじい様とおばあ様の所へ・・・・・

ミラージュ「まさかシフォン、おじい様やおばあ様の所へ?」

シフォン「そうよ、何か問題でも?」

ミラージュ「いや・・・・」

シフォン「まさか姉さんもおじい様とおばあ様の所へ?」

ミラージュ「うん・・・・・・・」

やはりそうだった・・・・・

シフォンも同じように祖父母の家に向かっている・・・・・・

ミラージュからすればなんか気まずいと感じてしまう・・・・・
こんな時もう一人の妹ミストラルがいれば、なんとかなるが・・・・
シフォンだけじゃ・・・・・・・・

重苦しい雰囲気の中、ミラージュはシフォンと一緒に祖父母の家に向かう。

ピンポーン

ミラージュ「ミラージュです、お久しぶりです。」

『ミラージュ?よく来たわね、いらっしゃい。』

しばらくして祖父母の家に到着した。

これでなんとか重苦しい雰囲気から解放される・・・・
ミラージュはそう重い安堵した。
しばらく待っていると家の門が開いた。

ハヤメ「お待ちしておりました、駐在武官のハヤメ・インメルマン少尉です。」
新統合軍ハヤメ・インメルマン少尉

ミラージュ「!?ハヤテ・・・・ハヤテ・・・なのか!?」

ハヤメ「はい?」

ミラージュ「なんでここにいるんですか!?」

ハヤメ「え・・・え・・・え!?」

するとハヤテに瓜二つの女性兵士が出てきた。
彼女はハヤメ・インメルマン・・・・・ハヤテと関係ありそうな名前だが・・・・
ミラージュはハヤメをハヤテと勘違いした。

今のミラージュの反応にハヤメは困惑し・・・・
シフォンは軽蔑するかのような目で見る・・・

ミラージュ「ってなんでスカート履いているんですか・・・それに胸も・・・・ハヤテ・・・・いつからそんな趣味に・・・・・」

ハヤメ「違います・・・・兄貴ではありません。」

ミラージュ「兄貴?」

ハヤメ「兄貴の双子の妹です、違いますって私は女です。」

勘違いするミラージュにハヤメは自分はハヤテの双子の妹で、女だと伝える。
ハヤメから女だと伝えられたミラージュは驚くのあまり後ろへ下がる。

すると・・・・シフォンがハヤメの前へ立ち・・・・

シフォン「少尉殿、お勤めご苦労様です。」

ハヤメ「はい・・・では案内しますのでついて来てください。」

シフォン「ふふん、軍隊の礼儀を忘れたのかしら・・・ね・え・さ・ん」

ミラージュ「うっ・・・」

敬礼し挨拶をする・・・・

さっきの事で混乱していたハヤメだが、ベレー帽をただし敬礼し・・・
ついて来るように言う・・・・・・

ミラージュもハヤメの後をついて行くが・・・
さっきの失態のせいか、シフォンに馬鹿にされてしまい・・・・
ものすごく恥ずかしく感じてしまった。

ミリア「よく来たわね歓迎するわ。」
予備役ミリア・ファリーナ・ジーナス大佐

マックス「二人の顔が見れてうれしいよ。」
予備役マクシミリアン・ジーナス中将

ミラージュ「はい、これワルキューレのサインです。」

マックス「ありがとう。」

シフォン「これは蜂蜜です、どうぞ。」

ミリア「ご丁寧にありがとう。」

家に入るとマックスとミリアが出迎えてくれた。
ミラージュとシフォンはそれぞれお土産を二人に渡す。

渡されたお土産を見てマックスとミリアは喜び、ミラージュとシフォンをリビングに誘った。

二人は誘いに乗りリビングのソファーへ座り、ハヤメが持ってきたお菓子をつまむ。

ミリア「ミストラルはいないの?」

シフォン「ミストラル姉さんは今軍務に就いてます、終われば後日来るかと・・・・」

ミリア「残念ね・・・・3人揃えば完璧なのに・・・・」

ミリアはミラージュとシフォンの二人にもう一人の妹ミストラルの事を確認する。
シフォンが先に口を開き、ミストラルが今軍務のため来られない事を報告した。

事実、警務官であるミストラルは軍内の不祥事の対処に追われており・・・・
忙しくて何処にも行けないような状態であった。
この報告を聞いたミリアは納得するも、3人いた方が納得すると・・・
少し残念そうな表情を浮かべた。

マックス「二人とも仕事の方は大丈夫かい?」

ミラージュ「第2次ウィンダミア独立戦争に関連の事は落ち着きました、今は平和で退屈するくらいです。」

ハヤメ「兄貴は元気かしら?」

ミラージュ「ハヤテは元気ですよ、元気すぎて困ってます。後輩なのに・・・」

ハヤメ「昔から兄貴はあんな性格なんですよ。」

会話の方は結構和やかに進む。
ミラージュが仕事の調子をマックスとミリアに報告すると・・・・・
ハヤメが兄ハヤテ関連で絡んでくる・・・・

ミラージュは気さくにハヤテの様子を伝えると・・・
ハヤメは表情を明るくしながら返答する。

マックス「シフォンの方は?」

シフォン「微妙ですね、反統合勢力やはぐれゼントランとの攻防で同僚が死にまくってます。いつ自分がどうなるか正直・・・・」

ミリア「そんな事言わないの・・・・私たちの孫娘だし、それにミランダの娘じゃないしっかりなさい。」

シフォン「はい。」

シフォンの方は暗い・・・・・・
なんせ勤務地は最前線であり、反統合勢力などの武装組織と連日のように戦っている。
常に戦場に立てば何人かが戦場で倒れていくような所であり・・・・
さっきまで会話していた仲間が死ぬような環境である・・・

人を殺すのに躊躇うミラージュと比べ躊躇しないシフォン・・・・

しかし

仲間が死ぬような光景はかなり痛く・・・・
いつか自分も戦場で死ぬのではないかと思う程であった。

そんなシフォンにミリアは励ましの言葉を送る・・・・・

少し会話した後

ミラージュ「そう言えばなぜインメルマン少尉が我が家に来たのですか?インメルマン少尉は吉野中将のご息女で、その妻である・・・」

ミリア「ラウラでしょ、つまり私をライバル視しているラウラがなぜ孫娘を我がジーナス家に来たのか?簡単よ、仕事よ。」

ハヤメ「はい・・・おばあちゃんは反対してましたが、私はミリアさんが好きなので・・・」

ミラージュ「なるほど・・・」

シフォン「おばあ様と吉野さんはライバル関係と聞いていたから無理やりかと思っていた。」

ハヤメ「よく言われます。」

ハヤメが何故、マックスとミリアの家に来たのかを聞いた。
なんせハヤメの祖母はラウラ・ベルタリアであるため・・・・
配属する時にいろいろと問題があったはず・・・・

その心配もあったが、ハヤメがミリアの事が好きなため・・・
強引に二人のもとへ来たとの事・・・・・

シフォン的には上が嫌がらせで無理矢理かと思ってたらしく・・・
ハヤメはシフォンの言葉をよく言われると肯定した。

マックス「ミラージュもハヤメ君の兄ハヤテ君と上手く相棒の関係でいるだね?」

ミラージュ「はいなんとか、恋の関係は負けてますので悪しからず。」

ミリア「分かっているわよ、噂話によればパイロットとしての腕もあがっているそうね、まるで私達を思い出すわ。ねぇマックス。」

マックス「確かに報告によれば、連携も中々だからね。以前のミラージュとは大違いだよ。」

ミラージュ「なんかそう言われると照れますね。」

シフォン「・・・・・」

話はミラージュの腕前に関する方向へ進んだ。

ミラージュがハヤメの兄ハヤテ・インメルマンとの連携で腕をあげたと。
マックスとミリアは結構ミラージュを褒め称え、ミラージュは照れてしまう。
一方のシフォンはぎょっとする・・・・

まさか腕をあげるなんて・・・・・

シフォン「姉さん、おめでとうございます。」

ミラージュ「あ・・・・ありがとうシフォン。」

とりあえずかのようにシフォンはミラージュにお祝いの言葉を述べた。
まさかのお祝いの言葉にミラージュは戸惑いながらも喜んだ。

自分を毛嫌いしているシフォンが喜ぶなんて・・・・

ミラージュはそう思っていると・・・・
シフォンは・・・・・

シフォン「うじうじしていた姉さんが成長するのは、少し見直したかな。」

ミラージュ「はははそう言う所ですか・・・・」

シフォン「あの頃とは大違いね、流石私のお姉さん。」

妹の癖に上から目線な態度は置いて置いて・・・・・・
ミストラルなしで関係の改善は出来そうだなとミラージュは思う。

シフォンがミラージュを嫌ってたのは軍人としての節度がない。
人を殺す事ができなくて軍から抜けた事などと・・・・
シフォンから恨まれ、それ以来気まずい関係になったが・・・・

ようやく姉妹としての仲を取り戻す事が出来る・・・・

そう確信できるようになった。

ハヤメ「いいですね姉妹は・・・」

シフォン「えっ」

ミラージュ「えぇぇぇ」

ハヤメ「私もアヤメ姉貴やハヤテ兄貴といい関係になりたいわ。」

そう思っていると突然のハヤメの来襲にミラージュとシフォンは驚く・・・・・

ハヤメもアヤメ・インメルマンやハヤテ・インメルマンと言う兄弟がおり・・・
それぞれ遠い場所で働いてる・・・・・

今のミラージュとシフォンのやり取りを見ていいなぁと思ったようだ。

マックス「まぁ今日は泊まって帰りなさい、今回は二人のために特別な料理があるんだ。」

ミリア「そうそう食べられるようなものじゃないから、しっかり姉妹仲良く楽しみなさいよ。」

ミラージュ「お言葉に甘えておばあさま おじいさまいただきます。」

シフォン「私も姉と同じく。」

マックス「うん・・・ハヤメも食べなさい」

ハヤメ「いただきます。」

もうそろそろ夕飯になる。

マックスとミリアは二人のために特別な料理を用意しているようで・・・
お手伝いさんに料理を次々に持ってこさせる。

料理はイギリスの伝統ある料理ばかりで・・・
お酒の種類も豊富であり、かなり豪勢である。
ミラージュとシフォン、そしてハヤメも料理を食べながらいろいろと語りあった。

翌日

ミラージュとシフォンは帰還する事になった。
二人はジーナス家を後にし戻るべき場所へ向かう。

シフォン「ミラージュ姉さんここでお別れです。」

ミラージュ「そうですね、じゃあシフォン。」

シフォン「さよなら姉さん。」

二人はそれぞれの場所へ帰った。

それぞれ気まずい雰囲気を出しながら。
ミラージュはとぼとぼと今回も改善は難しいなぁと悟った。
その時・・・・・

シフォン「体に気を付けてよ、姉さん。敵に負けるより先に病気で倒れるの許さないから」

ミラージュ「シフォン・・・・」

振り返りながら体を心配してくれた。

ミラージュは思わず涙を流しそうになりながら感動し・・・震えた。
ありがとうシフォン・・・・
シフォンも体に気をつけて・・・・・

ミラージュはシフォンの言葉に感謝し惑星ラグナへ帰ったのだった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

飯テロ

2019-04-29 02:12:00 | 外出の記録



















コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

艦マニア 安野希世乃

2019-04-29 02:00:24 | 外出の記録



横須賀の艦マニアにて安野希世乃さんのサインが展示されてます。
ぜひ横須賀の艦マニアにご来店してください
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

猿島

2019-04-29 01:52:35 | 外出の記録








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

戦艦三笠2

2019-04-29 01:47:07 | 外出の記録






















コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

戦艦三笠1

2019-04-28 22:00:01 | 外出の記録













コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

軍港めぐりの泉谷さん

2019-04-28 21:50:19 | 外出の記録




(写真はご本人の掲載許可あります)

軍港めぐりの案内人の泉谷さんです。
台本もなく観客をあきさせないような話しぶりは見事でした。
いつかまたよろしくお願いします
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

軍港めぐり5

2019-04-28 21:43:25 | 外出の記録























コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

軍港めぐり4

2019-04-28 21:21:20 | 外出の記録























コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

軍港めぐり4

2019-04-28 21:21:20 | 外出の記録























コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

軍港めぐり3

2019-04-28 20:58:19 | 外出の記録





















コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

軍港めぐり2

2019-04-28 20:49:54 | 外出の記録

































コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

軍港めぐり1

2019-04-28 20:36:05 | 外出の記録




























コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マックスとミリアの怪しい行動を追え!

2019-04-28 06:41:42 | マクロス短編



星村絵里(左)と星村和也(右)夫婦
夫婦仲は結構よかった

作画シグ(@sigranka)さん

【西暦2012年4月27日地球.マクロスシティー】

第1次マクロスシティー攻防戦の爪跡から復興が進み・・・
人々の笑顔が取り戻した頃・・・・・・

とあるカフェにて・・・・

星村絵里「ほえ!?ミリア1級空士長の動きが怪しい!?」
新統合宇宙軍星村絵里少尉

エリアーノ「しっ声が大きい」
新統合宇宙軍エリアーノ・ミフェス少尉

星村絵里「ごめん・・・・・」

メフィア「それだけではないわ、ミリア1級空士長のつがいマクシミリアン・ジーナス中尉も・・・」
新統合陸軍メフィア・メルダーン少尉

夫星村和也と地球に来ていた絵里(モーア・カリダム)は・・・・・
再会した戦友からマックスとミリアが怪しい行動していると聞いて驚いた。

久しぶり月面から地球にやって来たら・・・・・
まさかかつての上官ミリアが怪しい行動している・・・・・
ミリアにそこまで興味ない絵里は思わず食いついてしまう。

メフィア「信じ固いけど、事実なのよね。」

星村絵里「事実なのよねと言うけど、どんな事起きているのよ?」

メフィア「偶然非番で街を歩いていたら変装していたミリア1級空士長とマクシミリアン・ジーナスを見たのよ。」

エリアーノ「隠し事をするような性格ではないミリア1級空士長がこそこそやるのは、なんかおかしいと思ってつけたけど撒かれたわ。」

星村絵里「ほぉぉう」

あのミリアが夫マックスと一緒に変装しながら街を歩いている。

ますます興味の出そうな事案。
変装するような性格じゃなそうなミリアが変装している。
何かが面白い事が起きそうな予感がする。

絵里は二人の話を聞いてますますニヤニヤする。

エリアーノ「何ニヤニヤしているの?」

星村絵里「えっ・・・まぁ・・・・あのミリア1級空士長が変装するから爆笑して・・・何か面白い事起きそうで・・・」

メフィア「確かに起きそうだけど・・・・・モーアは何か良からぬ事を望んでなぁい?」

星村絵里「もっちのろん、大スクープだから・・・各地のミリア隊の面々で笑い合うネタになりそうだからね。」

各地に散らばったミリア隊の面々に対する重大なスクープ・・・・・
自分が楽しむのもそうだが、他の面々にも教えたら更に面白い事になりそう・・・・

それにゼントラーディ軍うるさくお説教した復讐も兼ねて・・・・

絵里はくすくすと笑うと・・・・・・

メフィア「エリアーノ・・・モーア良からぬ事考えているよね。」

エリアーノ「前よりまともになったと思ったけど・・・・」

メフィア「根はモーア・・・そのまんまだな。」

メフィアはジト目で絵里が良からぬ事を考えていると察し・・・・
エリアーノは冷静にかつての絵里と最近の絵里・・・
そして今の絵里を比較し今がどんな状態なのか察する・・・・

最終的に内心はいつもの絵里であったと結論付けた。

翌日・・・・・

マックス「誰もいないね。」
新統合宇宙軍マクシミリアン・ジーナス中尉

ミリア「あぁコミリアは預けているが大丈夫か?そろそろバレないか?」
新統合宇宙軍ミリア・ファリーナ・ジーナス少尉

マックス「大丈夫だよ、信頼できる筋に預けているから・・・・」

ミリア「そうか・・・・」

マックスとミリアは変装しながら歩いている。
ひげ面でメガネのないスキンヘッドのかつらうぃ被るマックス
口紅はなく黒髪のかつらを被るミリア。

二人は地味な格好をしながらこそこそ歩いていた。

星村絵里「ほぉ噂は本当だったのね。」

メフィア「言ったでしょ、変な格好でしょ。」

星村絵里「変な格好すぎて引くわ。」

その後ろを絵里やメフィア、そしてエリアーノがついて来た。

変装について悪ふざけを考えていた絵里はぎょっと引いてしまっており・・・・
センスの無さに本当にかつての上官ミリアなのかと思ってしまった。
あまりにも変装に着ている服がダサくて・・・・・

そんな絵里の顔を見てエリアーノが声を出さないで笑っている・・・・

メフィア「二人とも、正常に戻って・・・今回は二人が何をしているのか探るのよ。何かしているから・・・その正体を探るのよ」

星村絵里「エスケスタ(OK)」

エリアーノ「ばれないかしら?」

メフィア「ミリア1級空士長とジーナス中尉は戦い以外抜けているから大丈夫、行くよ!」

とは言え、そんな事をしている場合じゃないので・・・・
絵里はメフィアの指示に従い動く・・・・

陸軍に入って結構ハキハキと指揮できるようになったな~

指示を出しているメフィアを見て絵里はそう思った。
ゼントラーディ軍時代はそんな事をするようなタイプじゃなかったのに・・・・・・・

それからメフィアが指示を出しながら追ってから数分後・・・・

星村絵里「へぇ飲食街か・・・・」

メフィア「この辺りは復興に伴いできた居酒屋ワールド、地球の各国のスタイルの居酒屋が乱雑しているそうよ。」

エリアーノ「そんな所にミリア1級空士長が・・・・」

メフィア「でも入るならこそこそしなくても・・・・謎が深まるわ」

ミリアとマックスは居酒屋の多い飲食店に入る。

ここで一体何が行われているのか・・・・・
なぜこんな所をこそこそする必要があるのか?

深まる謎・・・・・

星村絵里「そんな事ならそのまま突貫あるのみ。」

メフィア「待ってモーア、冷静に判断しないと・・・・」

星村絵里「突貫あるのみ!!」

メフィア「ちょっ・・・モーア・・・モーア」

エリアーノ「止めても無駄よ、昔からあんな性格だし。」

メフィア「うっ・・・・あぁ・・・もうどうしてこうなるのかしらね。」

深まる謎に対し絵里は突貫しそのままついて行ってしまう。

メフィアは止めようとするも、エリアーノから無駄だと言われ・・・・
頭をくしゃくしゃにしながらメフィアは嘆く・・・・・・

性格が変わったとは言え、昔からこうであり・・・・
絵里が暴走しメフィアが嘆き、エリアーノは流れに乗るか悟るか・・・・
のような感じであった。

星村絵里「ビンゴ、この店とこの店の間の路地に入ったぞ・・・・ふふふふ」

絵里はミリアとマックスを追跡し核心たる場所に到着し・・・
不気味な笑みと声をあげてしまう・・・・

変装してまで入り込むような場所・・・
一体どんな楽しい事が待ち受けているのか・・・・・
わくわくしてしょうがない・・・

メフィア「あっここにいた、勝手に行動しないでよ。ってここは・・・・」

エリアーノ「まさか・・・・」

星村絵里「ここが例の場所に繋がる一本道・・・・ここに秘密があるんじゃない。」

メフィア「ここが・・・・」

後からメフィアとエリアーノがやってきた。
メフィアは絵里が勝手に行動した事にご立腹であったが・・・・

今いる場所を見て絵里への怒りを一瞬にして忘れた。

店との間の一本道・・・・
その先には大きな店のようなものが・・・・・・

星村絵里「さてこの先がミリア1級空士長がいるけど、何があると思う?」

メフィア「それは・・・・」

エリアーノ「怪しい物・・・反統合勢力との密会とか?いろいろ?」

星村絵里「エリアーノちゃん攻めるねぇ・・・」

メフィア「えぇそれは困る。」

突入する前に絵里たちはミリア達が一体何をしているのかを創造する。
メフィアは困惑しながら考えていると、エリアーノがいろいろ物騒な事を言う。
反統合勢力との密会その後言った麻薬取引・・・・

それを聞いたメフィアは顔面蒼白になり、絵里はそれを見て楽しむ。

星村絵里「では突入、お邪魔します。」

メフィア「あっ馬鹿」

エリアーノ「いきなりはないんじゃない?」

それから間もなく絵里がいきなりミリアとマックスがいると思われる店にいきなり突入する。
いきなりの突入にメフィアとエリアーノはあっとなって驚く・・・・

何も警戒心もなく突入する絵里に怒りの声をあげる・・・・

そんな声もある中で絵里の顔が何も動かなくなったブリキ人形のような顔をしていた。

ミリア「お前たち・・・・・」

星村絵里「これは・・・・・・」

滝田英史「マックス・・・・カード切れよ。」
新統合宇宙軍滝田英史.中尉

マックス「う~ん。」

星村絵里「ギャンブル場・・・・」

なんとミリア達がいたのはカードゲーム式の賭博場。
ミリアはマックスの後ろに立ち・・・・・
マックスと対戦相手の滝田英史と言うエースパイロットの試合を見ていた。

ギャンブル場・・・・・ギャンブルに興味を持たなかったミリア1級空士長がギャンブル・・・

星村絵里「エースのミリアが落ちたな!!もうかつての上官といいませんよ、ミリア1級空士・・・・」

ミリア「勘違いしていると思うが、マックスは滝田に連敗しているから勝てるように応援しているだけだぞ。」

メフィア「そうですか・・・・・」

星村絵里「酷い全部言ってないのに・・・・」

絵里は勝手にミリアがギャンブルにハマッたのか勘違いしたが・・・・・
ミリアはただ応援しているだけ・・・・

メフィアとエリアーノも少し勘違いしており、声小さく納得する声を出す・・・・

マックス「滝田中尉・・・・それは・・・・」

滝田英史「スリー・オブ・ア・カインド、この勝負俺の勝ちだな。」

マックス「もう1回・・・」

滝田英史「おいおい給料無くなっちまうぜ!!」

そうした中でマックスが英史に負けてしまう。
負けてしまった事によりマックスのお金が英史の懐に入ってしまった。

一同はマックスが負けた姿を見て驚く・・・・・

ミリア「マックス負けたな・・・情けない。」

マックス「ぐっ・・・・」

ミリアはマックスが負けて毒を吐いた。

それによりマックスは精神的なダメージを負ってしまう。
それを見た絵里たちはなんとも言えないような表情を浮かべる・・・・

メフィア「そう言えば、ミリア1級空士長・・・・なんで変な変装をしたんですか?」

ミリア「完璧な変装をか?」

メフィア「完璧じゃないです、変です・・・・なぜです?」

ミリア「お前たちや他の隊出身者に見られるわけにはいかないからな、後マックスのイメージもあるし。」

メフィア「なるほど・・・・・でもらしくないですよ、やめてください。ダサいですし。」

ミリア「そんな事を言わないでも・・・・・・・」

ミリアとマックスが変装していたのは二人が賭博している事を周りに知られたくないため・・・
その為、変装し賭博場へ行ってマックスは英史と戦っていた。

だが・・・・・

変装は完全にばればれであるかつダサい・・・・
その事実をメフィアが伝えるとミリアがショックを受け、かなり暗い表情を浮かべた。

滝田英史「そこのお姉ちゃんもやるかい?やりたそうに見ているけど・・・」

星村絵里「やるやる、ぜひやらせてください。」

ミリア「ほぅ見ものだな、マックスでも勝てないギャンブルの天才に挑むか・・・・」

星村絵里「まぁ言われたらやるしかないよね、お願いします。」

そうしていると英史が絵里に勝負しないかと言ってきた。

絵里はポーカーをやった事がないので興味津々にその誘いに乗る。
負けたらお金は減るが、勝てばお金が増える・・・・
稼ぎ時だ・・・・・・

ウキウキしながら席に座る・・・・・

その時・・・・・・

星村絵里「あっ・・・・今日、和也と一緒に参謀本部に行かないといけない日だった・・・・時間は・・・・げっ・・・後30分・・・・遅刻しちゃう・・・・」

ミリア「あいつ・・・・そんな大事な事があるのにこんなくだらない事をしてたのか?」

マックス「騒がしい娘だね・・・・・」

絵里は大事な用を思い出し、その場から出ていく・・・・
その情けない慌てようにミリアを始め多くの面々があきれ顔で見る・・・・

同じようにあきれ顔で絵里を見ていたメフィアとエリアーノに・・・・

ミリア「あの馬鹿と同じようにタイムスケジュールを見ないでくだらない事をするなよ。」

メフィア「エスケスタ」

エリアーノ「エスケスタ、以後気をつけます。ミリア1級空士長・・・・」

ミリア「よし帰れ!!」

絵里と同じような事をしないようにと警告し・・・・
帰らせた・・・・・・・

後日・・・・・・・

メフィア「ミリア1級空士長・・・・また変装している・・・・」

ミリアはたまに変装する趣味に目覚めたらしく・・・・・・・・・
コミリアを抱えながらカフェでいる所をメフィアに目撃されたと言う。

この時メフィアは、コミリアを誘拐している怪しい人に見えるからやめてと思った。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エリック・フォールガード

2019-04-28 01:04:56 | マクロスエースパイロット図鑑
【所属】
新統合宇宙軍
【階級】
大尉
【生年月日】
2027年
【種族】
地球人
【性別】
男性
【愛機】
VF-19Aエクスカリバー
VF-19A3マニューバエクスカリバー
【解説】
地球本国軍試験第3飛行小隊に所属する男性パイロット。
VF-19Aエクスカリバーの飛行隊に所属しており・・・・
ブラットスリングと言う異名を持つエースパイロットであった。

エクスカリバーの能力向上の為、EXギアとYF-29の余剰パーツで強化した。
近代化改修機VF-19A3マニューバエクスカリバーのテストパイロットになる。
優秀なパイロットである為か、開発が順調に進み正式化も間違いないと言われたが・・・

事故を起こしパイロット生命を絶たれたのと・・・・
マニューバエクスカリバーの安定性が保証されないためか開発中止に追い込まれた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする