マクロス外伝大本営 新統合軍極東太平洋軍管区司令部

マクロスやロボット大好きなブログです。二次創作などを主にやります。最近の政治的問題や最近の出来事も更新します。

復活の戦闘のプロ

2016-10-31 22:42:12 | スパロボ
スーパーロボット大戦Vで伝説の男
戦闘のプロ.剣鉄也
が復活します。

なんと嬉しい事なのだろうか、最近出番が対してなかった鉄也さんがスパロボに戻ってきました。

戦闘のプロよこの時を待っていました・・・・・・・・・・


でここで訂正なんですが、昨日のうますぎWAVEなんですが。
実は明日でした、同じミスをして申し訳ございません。

では改めて明日うますぎWAVEを聞きましょう。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第36話 ハンター小隊VSハウンド小隊

2016-10-31 22:31:56 | マクロス外伝蒼い髪のメルトラン
【西暦2021年3月20日、アームド級空母アルタミラ】

月面クラビウス基地防宙圏を離脱し・・・・
オーベルト級改宇宙駆逐艦セレウコスとベルグラーノに護衛され・・・
惑星エデンに向かっている空母アルタミラは2個小隊の発艦準備に入っていた。

目的は茂人発案の模擬戦であり・・・・・
ラウラの歓迎パーティーとして実施しようとしていた。

ジェイル「卒業し配属して早々演習か・・・・・早くないか?」

桐原少佐「早くありませんよ、むしろご褒美で・・・・」

ジェイル「ご褒美ねぇ。」

アルタミラの艦長のジェイルは葉巻を咥えながら・・・・・
ラウラが卒業と配属して早々模擬戦について疑念を抱いていた。

茂人はラウラが配属したら歓迎パーティーすると聞いていたが・・・・
まさか模擬戦すると思ってもいなかった・・・・・
卒業し配属して早々、模擬戦とは早すぎる・・・・・・

ジェイルは茂人に模擬戦について問いかけると・・・
反って来た答えはご褒美だと・・・・

何がご褒美だ・・・・・・

相沢美弥「ハウンド小隊、逐次発艦。ハンター小隊はハウンド小隊全機発艦から10分後に発艦してください。」

吉野大樹『ハンターリーダー了解!』

本多義輝『ハウンドリーダー了解!』

大樹率いるハンター小隊は・・・・・・・・
義輝率いるハウンド小隊が発進して10分後に出撃を予定していた。

スーパーパックを装着したハウンド小隊全機発艦する中・・・・
ハンター小隊のVFー1Pフレイヤバルキリーにスーパーパックが装着され・・・
ハウンド小隊が出撃を終え10分後に1番機の大樹と2番機の神楽が・・・・
アルタミラのエレベーターでカタパルトまで上昇し発艦体制に入った。

吉野大樹『ハンターリーダー、出る!』

神楽少尉『ハンターツー出るぞ!』

大樹と神楽は同時に発艦した。

二人が発艦した後、ラウラもエレベーターでカタパルトで発艦準備に入っていたが
ラウラの隣にレドームがついたVFー1も発艦しようとしていた。

自分達以外にも模擬戦に参加する人がいるのか?ラウラはそう考えていると・・・

カゴメ『発艦どうぞ!』

ラウラ「ハンター3、行きます!」

考える暇もなく、大樹達に追いつくべく発艦した。

レドームのついたVFー1もラウラの後ろをついていく形で発艦・・・・
大樹達と合流目指している最中、後方のレドーム機について考えた。

あのレドーム機はEWACを搭載した可変早期警戒管制機で・・・
VFー1Gやファニーチャイニーズの発展型かつ・・・・
早期警戒機キャッツアイの後継機のVEー1エリントシーカー。

ラウラ「今回の任務は護衛の任務なのかな・・・・電子戦機でもあるしいや早期警戒任務か」

今回エリントシーカーが投入されたのは早期警戒任務であり・・・

ハウンド小隊が敵役として襲撃してくるので・・・・
早期警戒任務に従事するエリントシーカーを防衛しつつ・・・
襲撃してきたハウンド小隊の殲滅または撃退するのが今回の模擬戦の任務・・・・

ラウラは今回の任務内容を考察しながら大樹と合流した。

その直後・・・・・

吉野大樹『よし揃ったな!今回の任務は早期警戒パトロール機の護衛である。今回の任務を妨害する反統合軍の敵可変戦闘機から早期警戒機を防衛し、敵の撃退または殲滅し艦隊へ帰還するのが任務である!』

神楽少尉「了解!」

ラウラ「了解いたしました!(やはり私の想像した通りなのか・・・・)」

大樹から今回の模擬戦の内容が早期警戒機パトロール護衛任務と伝えられた。

予測していた通り今回の模擬戦の内容は護衛任務・・・・・・
ハウンド小隊は敵可変戦闘機部隊として戦う相手・・・・
単に小隊同士で戦うのではなく、護衛対象を抱えて・・・・

ーいや、今後実任務で似たような事例がある・・・・覚えなきゃ・・・・

ラウラは心して模擬戦をやり遂げようと思った。

一方、大樹と神楽はハウンド小隊との模擬戦は初めてであり・・
これを機会に実力を知ろうと意気込んでいた。

ゼノビア「エリア1から2機接近!」
観測員.ゼノビア・ケーン伍長

カゴメ『ハンター小隊、ドック1を防衛せよ!オールウェポンズフリー』

吉野大樹「ハンターリーダー了解!全機、敵機を迎撃しろ!」

『了解!!』

エリントシーカーのレーダーに敵2機の反応が映った。

報告を受けたカゴメはハンター小隊に武器使用を許可。
ハンター小隊は大樹を先頭にエリントシーカーを周囲を囲んだ。

ただハウンド小隊の半数の行方が不明なので・・・・・
何か策を講じた

エラ「さて、新人はどう動くかな?」

クリス「新人?例のゼントランですか?」
新統合軍.クリス・マクドナルド准尉

エラ「そうよ、話じゃラプラミズ艦隊の元エースであり直近では海兵隊員やってたそうで・・・・」

接敵を目指すエラはラウラの動きに注目していた。

ラウラはゼントラーディ軍時代はラプラミズ艦隊に・・・・・
つい最近は海兵隊員のエースとして活躍しており・・・・
そのエースが配属されてきた。

ハウンド小隊の副小隊長であるエラは・・・・・・
ラウラの実力を確認しなければと責任感に燃えていた・・・・

エラ「我々の小隊としての役割をベルタリア准尉に教えなきゃね!クリス、分かってるわね?」

クリス「うっす、分かってまさ!」

エラ「では突撃!(実力は全力で戦えば確認できるか)」

今回の模擬戦における自身の役割を全うする事が優先事項しつつ
ラウラの実力は戦いながら確認しようと考えた。

もっともどれだけ実力の差があるのか気になるし・・・・・

エラはクリスを引き連れ、ラウラらハンター小隊に攻撃をしかけた。

ラウラ「2機であんな素人みたいな突撃をしてくるの!?舐めてやがって・・・」

突撃を仕掛けてくるエラの姿を見たラウラは驚き・・・・・
舐めているのかと怒った。

まるで素人みたいな突撃だったので、ラウラからしたら舐めているとしか・・・

ラウラは得意のバトロイド形態に変形し、エラの真上に展開。
上からガンポッドによる掃射を加えようとした。

エラ「甘い!」

ラウラ「消えた!いや背後!」

エラ「腕がよくても頭は使わないと!」

掃射を加えようとした直後、エラが一瞬で消えた。

突然の出来事にラウラは慌ててしまうが・・・・
レーダーを見ると背後機影が背後にいる事を確認し・・・
エラのいる背後に向けて機種を動かした。

背後にいるエラはラウラとの距離が一定数離れており・・・
ガンポッドで掃射しながら突撃し、反撃しようとすると・・・・
今度は急降下し、再びラウラの背後に展開しガンポッドを掃射・・
反撃しようとしても・・・・・
またパターンを変えて繰り返さ、ラウラを翻弄した。

ラウラ「くそ、素早い腕はいいけど遊ばれてる!」

エラ「ふふふ、私を捉える事ができるのかしらね?」

ラウラ「ハウンドリーダー、応援を・・・・」

吉野大樹『こっちも翻弄されてる!応援しようにも行けない!』

ラウラ「くぅ・・・・・・」

エラを撃墜すべく大樹に応援を頼もうとしたラウラだったが・・・・
大樹の方もクリスに翻弄され動けないでいた。

神楽はエリントシーカーを護衛しているので動けず・・・
ラウラは中々命中しないエラの撃墜が困難になった。
そればかりか、ラウラの災難は続く・・・・

ゼノビア『エリア3よりエレメント編隊確認!』

ラウラ「エリア3から反応?、2機・・・・あっ」

本多義輝「よし仕留めるぞ!ハウンド4」

アリサ「了解」
新統合軍アリサ・バレンタイン准尉

ラウラ「しまった!4機いるのを忘れていた!」

義輝率いるもう一つの隊が、ラウラより離れた位置から出現した。

エラとクリスと戦ってる宙域よりかなり離れた位置からであり・・・
ハウンド小隊の本隊は真っ直ぐ神楽が守るエリントシーカーに向かっていた。

ラウラ「くそ!させる・・・・ちぃ!」

エラ「そう簡単に行かせるわけに行かないんだよね!私達の役割思い知れ!」

ラウラ「くっ」

迎撃に向かおうとしてもエラがガンポッドによる掃射し・・・・
怯んだラウラにミサイル攻撃を仕掛けた。

ミサイルを迎撃するラウラであったが、エラの姿を見失い・・・
レーダーを見ると背後至近距離まで接近しており・・・・・
振り向くと、バトロイド形態のエラのバルキリーが銃口を向けていた。

ラウラ「わ...私を舐めるな!」

エラ「何!」

危機感を感じたラウラはエラにタックルするかのように急接近し・・・
エラが驚き怯むのを確認すると、急バックしてガンポッドの銃口を向けた。

ラウラが向けた銃口は急接近し怯み隙が生まれたエラを捉え・・・・
怯んだ状態から回復する前にガンポッドを発砲・・・・・
銃弾の雨はエラに降り注いだ・・・・・・・

降り注いだ銃弾の雨はエラに命中し・・・・
機体はペイント弾の色が付着した。

エラ「油断した、私はここまでか・・・・・流石、ゼントラーディのエースか・・・」

機体に付着したペイント弾により撃墜判定が出たエラは残念そうに呟いた。

ラウラのバルキリーはエラの撃墜を確認してすぐファイター形態に変形し・・・・・
急いでエリントシーカー援護に向かっていった。

一瞬の隙を突いて自身を撃墜したラウラ・・・・・
ゼントラーディ軍のエースの実力なのか・・・・・・・
エラはヘルメットを取り、笑顔を浮かべラウラの実力に触れ満足した。

神楽少尉「余裕がねぇ!」

本多義輝「流石だねぇ神楽くん、俺とハウンド4相手に奮戦するとは」

神楽少尉「これでも幾度も修羅場潜り抜けていますんでね!」

本多義輝「なるほどねぇ、その口いつまで続くか試してみようか?神楽くん」

その頃、神楽はエリントシーカーの防衛の為奮戦していた。

エリントシーカー撃墜を目指す義輝とアリサの攻撃相手に奮戦する神楽だが・・・
エース二人を相手に戦うのはかなり部が悪い・・・・

レーダーにラウラがエラを降し援軍として向かって来ているが・・・
それまでに自身を抜かしエリントシーカーに直接攻撃されたら・・・
防衛対象が撃墜されてしまう可能性が高まってしまう・・・・

神楽はそうならないようにラウラが到着するまでの間・・・
義輝とアリサ相手に戦い耐えようとするが・・・・

アリサ「よし抜けたぞ!」

神楽少尉「くそ!やられたか!」

一瞬の隙を突いてアリサが防衛ラインを突破した。

神楽は防衛ラインを突破したアリサを追撃しようとしたが・・・・
義輝からの猛攻に妨害され思うようにいかない・・・・

頼みのラウラが到着するまで後1分45秒かかってしまう・・・

それまでに持ち堪えなければ・・・・
そう考えていたが・・・・

アリサ「動きが鈍いエリントシーカーは止まっている的に等しいんだよ!」

神楽少尉「しまった!抜かれてしまったか!このままでは間に合わない!」

必死に耐えてた防衛網が突破された。

防衛網を突破したアリサはエリントシーカーへと向かって行き・・・
撃墜するため、ロックオンしミサイル発射態勢に入った。

神楽は義輝を振り切ってアリサを迎撃しようとするも・・・・
実力は義輝の方が上だったが為に・・・・・
逆に撃墜されてしまうリスクがあるため出来ない・・・・

ラウラ「ヤバい・・・・間に合えぇぇぇ!」

現場に到着したラウラであったが・・・・・

既にアリサがエリントシーカーに攻撃を仕掛けようとする所であり・・・
距離的にも迎撃に間に合うかどうかの瀬戸際であった。

操縦桿を強く握ったラウラはアリサを迎撃する為・・・・
猛スピードでエリントシーカー救援に向かうが・・・・・・
今いる距離から間に合うかどうか分からない・・・・
むしろ間に合わない可能性が高い・・・・・

ラウラは必死の形相で自身の愛機を動かし・・・・・
アリサを撃墜しようとした・・・・

ゼノビア「敵機接近!!」

「来たか・・・・」

エリントシーカーは接近してくるアリサ機に備え退避行動を開始した。

早期警戒機は特に武装らしい武装は搭載しておらず・・・・
敵への対処は待避行動しか出来る事がない。

アリサは待避するエリントシーカーに迫り・・・・
ペイント弾を装填したガンポッドで襲撃し・・・・・
一気に勝負をつけようとしたが・・・・

アリサ「外した!?」

「さて俺の逃げ足についてこれるか?」

誰しも避けられそうにない攻撃を回避した。

アリサからの攻撃を避けたエリントシーカーのパイロットは・・・
不敵な笑みを浮かべ、呆気に取られるアリサを挑発した。

今のエリントシーカーの回避を目撃をしたラウラは・・・・
驚いた反面エリントシーカーのパイロットを見て・・・・
長年の戦場の勘からある事を察した。

奴はエースだ

と・・・・・

とんでもないエースパイロットだと・・・・
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジャコランタンの悲劇

2016-10-31 21:26:15 | マクロス短編
            西暦2011年10月31日
第1次星間大戦が終わって2年目のハロウィン、去年のハロウィンは大戦で亡くなった人々の冥福を祈る事もあって自粛された。
戦争の傷跡は世界各地で残り、ゼントラーディ軍ボドル基幹艦隊から生き残った人々はたくましく生きていた。

そして2011年に入ると自粛していたイベントも再会され、初の星間混成児であるコミリア・マリア・ファリーナ・ジーナスも生まれ新たな時代の幕開けが予感されていた。

ただ.ゼントラーディ人の暴動が相次ぎ、新たな戦乱の時代の幕開けも予感される事になる。
そんな時代の中の片隅の中でのハロウィンに関する話である。

         【西暦2011年10月31日マクロスシティ】
この日のハロウィンは雪が降っていた、アラスカにあるマクロスシティはものすごく寒い。
多くの兵士達が休憩室の前にある電子ストーブの前で集まるほどである。
基地の周りを警備している兵士は全身をコートで多い、アサルトライフルを携帯しながら警備している。
長時間的にも生死の問題になるため交代制である。

桐原中尉「今日のフライトは中止か・・・・・・」
新統合軍第2戦闘航空団SVF-88隊員.桐原茂人中尉

残念そうに語る桐原中尉。
第1次星間大戦を生き抜いたエースパイロットの一人である。

デワントン「別にいいじゃないの、寒いし。このような寒さは製造(誕生)されて以降味わった事はないわ~」
新統合軍第2戦闘航空団SVF-88隊員.デワントン・フィアロ少尉

と寒がりながら震えるゼントラーディ人女性(メルトラン)のデワントン・フィアロ。
2人が所属する第2防空航空基地や第1防空航空基地では吹雪のため、飛行禁止命令が出ている。
今日はマクシミリアン・ジーナス中尉とミリア・ファリーナ・ジーナス少尉らラブバードと演習の予定である。
だが、先ほどの飛行禁止命令により実現できていない・・・・・・・・
二人は残念がっていた、二人は他の隊員と共に多少寒い部屋で暇なデスクの仕事をしていた。

マックス「中尉ちょっといいですか?」
新統合軍ラブバード隊.マクシミリアン・ジーナス.中尉

今日演習する予定であったマックスだ。
マックスとミリアの夫婦は一応、この基地に用があるので駐留していた。
愛娘であるコミリアは非番である万年中尉と自称するエマ・グレンジャーに預けられている。

桐原中尉「マックス何のようだ?」

桐原はマックスに返事する。
桐原の手はカチカチと資料造りに励んでいる。
彼はバルキリーマニアではあるが、デスクの仕事をきちんとこなす。

マックス「仕事終わりに今日のハロウィンパーティーに参加しませんか?」

桐原中尉「ハロウィン?」

桐原はすっかり今日ハロウィンの存在を忘れていた。
今日は寒いし行きたくないや、デワと二人でいればいい。
そう考えていた桐原だが・・・・・・・

デワントン「ぜひ行きます、ジーナス中尉。」

目をキラキラさせながら、マックスの方を見る。
デワントンにとって人生最初のハロウィンである。
というよりゼントラーディ人全体では人生初めてのハロウィンである。

デワントン「茂人行こ行こ。」

まるで子供のようにはしゃぐデワントン。
当然である人生の初めての経験であるから。

ミリア「はしゃいでいるなデワントン。」

デワントン「ミリア1級空士長。」

デワントンの元上官ミリア・ファリーナ・ジーナス。
マクシミリアン・ジーナスの妻で、初の星間混成児コミリアの母である。
ゼントラーディ軍時代はエースのミリアと言われるエースであり、その名声を欲しいままにしていた。
マクシミリアン・ジーナスの敗北後、プライド故にマイクローンスパイとなりSDF-1マクロスに潜入する。
その際に輸送したのがデワントン本人であり、この時全方位バリアーに巻き込まれかけたが桐原に助けられるのである。

ミリア「このパーティは必ず参加だ、デワントンもマイクローンとしての文化を学ばせないといけないからな。」

絶対に参加。
このパターンか・・・・・・
ミリアは部下思いであり、部下が幸せに生活しているか態々手紙を出すほどである。
近くで済んでいるデワントンとはよく交流がある。

桐原中尉「・・・・・・」

デワントンはハロウィンパーティが楽しみなようであり。
楽しみのあまり、資料造りをするのをやめて幸せそうな顔でポカーンとしている。

桐原中尉「まぁいいか、デワも楽しめる事だし。」

桐原はデワと共にハロウィンパーティに行く事を決める。
正装に着替えた桐原とデワントンはマクシミリアン・ジーナスの官舎へ行く。
桐原の家のサイズとはほとんど変わらないが、かなりの人数の人たちが集まっている。
その中で桐原が一番注目したのは・・・・・・・・・

桐原中尉「なんだこのお化けカボチャ!?」

桐原は目の前にあるジャコランタンの姿を見て驚く。
人の頭を被せられる程の大きさのカボチャ、そして何か意図的に大きな穴が空いている。

           誰が製作したんだ?

デワントンは好奇の目でジャコランタンを眺める。
ちなみにこのカボチャはASS-1のOTMの力で進化したカボチャである。
まだ名前は付けられていない。

カボチャを眺めていると一人の若い士官が近づいてくる。
新統合軍の制帽を被りながら見た目も若い、凛々しい青年士官である。

滝田中尉「よぉ桐原先輩にデワントン少尉。」
新統合軍SVF-13ブランジャーズ.滝田英史.中尉

桐原中尉「滝田じゃないか、お前も来ていたのか?」

戦場のギャンブラー.滝田英史.
まるでギャンブラーのように、自身も死ぬ可能性が高まる可能性と引き換えに多大な戦果を得たパイロットである。

デワントン「中尉も呼ばれたんですか?」

滝田中尉「もちろん、まぁジョニーカールも来ているんだけどな。」

どうやらこのハロウィンパーティに誘われたのはSDF-1マクロスの面々やマクロスシティに所在のミリアの部下やマックスの縁戚などである。
ジョニー・ギルバートやカール・レーガーなどの大戦の英雄も当然その場にいる。

桐原中尉「そう言えば早瀬少佐と一条大尉の姿がいないな?」

デワントン「確かにいないわね。」

肝心の早瀬未沙と一条輝がいない。
二人は当然二人も来ると思っていた。

滝田中尉「早瀬少佐と一条大尉ならばマクロスシティのレストランに食事に行っていますよ。」

当の二人は夜景の綺麗なレストランで食事をしていた。
なのでマックス主催のハロウィンパーティには来ていない。
まぁあの二人なら分かる、桐原は納得した。

そしてハロウィンパーティが始まる。
近所の子供たちがいろんな妖怪のコスプレをしながらお菓子ももらいにいく。
桐原とデワントンは持参してきたカボチャ飴を子供たちに渡す。

そして、女性士官たちが作った料理を囲み酒を飲んだり食べたりと楽しくやっていた。
しかし、まさかあの事件が起こるとは思いもよらなかった。

キム「そりゅあ~
新統合軍キム・キャビロフ中尉
                   カポッ

酔ったキムが桐原の頭にジャコランタンを被せる。
桐原は何するんじゃ!と怒鳴った、キムはふらふらしながら何処かへ行く。
まぁ悪ふざけ程度だとこの時は思った。

桐原中尉「あの野郎~」

デワントン「でもその格好の茂人かわいいわよ。」

桐原中尉「そうかな?」

デワントンの言葉に桐原は照れる。
そしてジャコランランを頭から取り外そうと持ち上げるが・・・・・・

桐原中尉「抜けない・・・・・」

デワントン「えっ・・・・・・・」

滝田中尉「まじっすか!?マックス手伝え!」

マックス「分かりました。」

マックスと滝田は桐原の頭からジャコランタンを取り外そうとするが・・・・
取り外せない、むしろ桐原が痛い痛いと悲鳴をあげる。
一同はとんでもない事態に発展した事を理解する。

カール「ぬぎぃぃぃぃ抜けん、俺のパワーでも無理だぜ。」
新統合軍カール・レーガー大尉

桐原中尉「痛いって、やめろ力任せにやるな!もう二度とやるな。」

デワントン「どうするのよこれ・・・」

アメリカ空軍出身のカール・レーガーでも抜けない。
力任せにやろうとしても、桐原は悲鳴を上げるばかり。
デワントンも抜けないジャコランタンについて悩む。

エマ「キム!」
新統合軍オペレーター.エマ・グレンジャー大尉

エマはキムを睨む。

キム「まさか、抜けないとは思ってもいなくて・・・・」

キムは酔いが覚める。
思いも寄らない事態に顔色を悪くする。

キム「ねぇマックス何か手はない?」

マックス「う~ん。」

キムはマックスに桐原からジャコランタンを外すための考えをマックスに求めるが。
流石に天才マックスでもお預けである。
するとぽかーんと見ていたミリアのある一言が悲劇を生む事になる。

ミリア「破壊したらどうだ?」

マックス「それだ!」

桐原中尉「えぇぇぇ!?」

ジャコランタンを破壊する事である。
このカボチャは通常のジャコランタンに使うカボチャより耐久性は低い。
棒で叩けば割れる事が可能である。

桐原中尉「冗談じゃない、完全に割れて棒が俺の頭に命中したらどうすんだよ?」

ミリア「大丈夫だ、私の副官のオット(夫)になる男だ。もし簡単にくたばるようでは私の副官にはふさわしくない。」

桐原中尉「そんな問題じゃねぇ。」

桐原は突っ込む。
するとミリアが近くにあった棒を取る。
なぜかおいてあったスイカ割り用の棒である。

桐原中尉「やめろ!エースのミリアが棒で叩いたら死ぬって!」

シャミー「中尉覚悟を決めないとまずいですよ。」
新統合軍シャミー・ミリオム中尉

ミリアはいつでも戦闘態勢を取ろうとする。
もしミリアが加減を忘れてストレートに割ったら桐原の頭ごと割れて死ぬ至る可能性が高い。

桐原中尉「だから棒ではなくゆっくり外せば・・・それよりミリアはやめろ!!」

ミリア「私では不満なのか?」

桐原中尉「マックス、お前も説得してくれ!」

マックス「いや僕はミリアが楽しければ・・・・・・

この色メガネが・・・・・・
桐原はマックスのミリアのバカップル系夫婦に呆れる。
なんとしてもこの危機的状況から脱しないといけない。
その時であった・・・・

デワントン「代わりましょうか?ミリア1級空士長。」

ミリア「お前がやるのか?」

デワントンはミリアから棒を受け取る。
すると表情が一瞬で変わった。
その目はいつもの優しいデワントンではなく、目標を狙う戦士の目に代わる。
ゼントラーディの闘争本能が完全に殺る気の顔だ・・・・

桐原中尉「やめろデワ、そんな某で叩かなくてもゆっくり取り外せば・・・・・」

桐原は必死にデワントンを止めようする。
しかし・・・・デワントンは既に桐原の声が届かず棒を持ち上げ・・・・・・・・
そのまま・・・・・・

デワントン「えい!!」

桐原中尉「デワ寄せぇぇぇぇぇぇぇ」

振り落とした・・・・・・・・

            ヒュッ パコーン
                 コン~☆
            ぐぁぁぁぁぁぁぁぁ

デワントンが振り上げたスイカ割り用の某は思いっきり、ジャコランタンに命中した。
その結果ジャコランタンは割れたが、桐原の頭まで命中したためバタと桐原はそのまま地面に倒れ気絶した。
頭にはデカイたんこぶができる。
デワントンは桐原を必死に介抱するが、桐原は気絶から回復しない。
いたずらをしたキム.シャミーは自らの過ちに気がつき、町崎にやればよかったと反省した。
その様子を見ていたエマは呆れ、ヴァネッサは他人のふりをする。
ミリアはデワントンがジャコランランの破壊に感動し自らもやろうとするがマックスと滝田に止められる。

今年のハロウィンは桐原の災難な結果で幕を閉じた。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋のスパロボチャンネル第弍弾

2016-10-31 16:41:19 | スパロボ
本日、「スーパーロボット大戦」シリーズ25周年記念生配信番組
「秋の生スパロボチャンネル」第弐弾
が放送されます。
スパロボシリーズ最新作「スーパーロボット大戦V」の新PV公開や最新情報発表.
スマートフォンアプリ「スーパーロボット大戦X-Ω」の新情報公開コーナー、
バンダイ コレクターズ事業部のゲストを招いての関連ホビー紹介コーナーなどなど、情報盛りだくさんです。
2016年10月31日(月) 21:00~22:00(予定)
YouTubeLIVEで放送。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ぐぐぐ元に戻ったぞ。

2016-10-30 20:50:53 | 日記
毎日二次創作を頑張っている自分。
Gジェネレーション・ジェネシスにハマり過ぎて廃人ゲーマーになる可能性のある自。
そしていよいよブログの閲覧数も1万人突破になるこのブログ。

最近二次創作の下書きも減り元に戻りました。
ていうか初期は下書きはしなかったんですけど。
しかし帰って消費しにくくなりました、だって編集するのに頭を抱えて進まないから。
そんなわけで新規の二次創作を即日に造らないといけないのである。

ちなみに完成期限は今日中であり、2500文字以上である。
結構二次創作は大変だけど作品の保管やどれぐらいの人が見てくれるのか楽しみな活動です。

自分もどんどん二次創作活動を頑張りますよ。
かつての師匠のように・・・・・
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第4話 出会い

2016-10-30 19:57:55 | マクロス外伝ミラージュ戦記
           ブロォォォォォォン
惑星スウェート.ケイオス基地と新統合軍基地の隣の湖に着水するコラール・シー。
艦長のバルゼー大佐以下の士官はボートで生存者のテントがある陸地まで向かう。
当然、上空には襲撃されないように艦載機のVF-31Aカイロスが上空を警戒する。
ボートは陸地につき、ケイオスの生き残りの職員が出迎える。
バルゼー艦長は敬礼し、状況を確認する。

ミラージュ「うっ・・・・・ん・・・・」

メリル「隊長、お目覚めですか?2回も気絶したんですよ。」

ミラージュ「2回気絶か・・・・・私は何をしているんだ・・・まったく・・・」

メリル「無理がたたったんでしょう、もう少しすれば自力で歩けるほど回復しますよ。」

ミラージュは2度目の気絶から回復する。
メリルとカークの献身的な看病によりミラージュは順調に体を動かせるほどにまで回復する。
ゼントラーディ人の血を引いているため常人より怪我の回復は早い。

ミラージュ「なぁメリル。」

メリル「なんでしょうか?隊長?」

ミラージュ「あのVF-31は何処の所属?」

ミラージュは部下のメリルに質問をする。
気絶しながらもあのVF-31カイロスの新統合軍の標記と地球本国を示す標記。

地球の何処の部隊なのか気になっていた。
本来辺境に無関心な地球本国軍がなぜこの紛争地にいるのかミラージュには理解ができない。
理解できるとなれば、ここに何か特別な任務を与えられているのか?
彼がここで活動するに当たっては特別な任務があるそうじゃないと説明がつかない。
ミラージュの問いに対しメリルは・・・・

メリル「第29試験隊だそうです。」

第29試験隊
噂には聞いているが最新鋭機の試験を行う通称モルモット隊の一つである。
ミラージュは新統合軍時代にVF-ⅩⅩゼントラーディアン・バルキリーらしき物が開発されていると当時の上官から聞いていた。

ミラージュ「第29試験隊ならば分かるが・・・・・・本国はここを最新鋭機のテスト上に選んだのか・・・・・・」

ミラージュは第29試験隊の目的を察する。
惑星スウェートでの紛争を利用し最新鋭機のデータを得る。
いやらしいやり方だとミラージュは思った。

その頃・・・・・

           【ウラガ級空母コラール・シー】
バルゼー艦長はフォールド通信を行い、地球のマクロスシティ.新統合軍参謀本部に通信を入れていた。
現地到着の連絡兼現地で投下された戦略反応弾の報告である。

エクセグラン「戦略反応弾を惑星スウェートに投下したか・・・・・・」
新統合軍参謀本部参謀.エクセグラン・ジリ大佐

バルゼー「現地部隊はそう証言しています。」

エクセグラン「ぬぅ戦略反応弾の出所を調べないといけんな、反統合系のゲリラが作成できるのは99%無いに等しいのだがな・・・・・・」

エクセグランは戦略反応弾の投下の件による出所問題に関して難しい顔をする。
反応弾は銀河条約でも使える兵器ではあるが、中央政府の命令なしでは使用は不可能である。
それに横流しするのは極刑、惑星ゾラで反応弾の横流しがあり関与した高級高官は軍法会議で銃殺刑にされている。

エクセグラン「とにかく、反応弾の流出の件は調査しておく。下手すれば12年前のウィンダミア独立戦争のような事になる君もくれぐれここの反統合系組織には警戒してくれ。インメルマン大尉、例の資料を・・・・」

アヤメ「ハッ」
新統合軍参謀本部アヤメ・インメルマン大尉

一人の蒼い髪をした女性士官がエクセグランに資料を渡す。
バルゼーはインメルマンと言う名字に注目する。
インメルマンというとウィンダミア独立戦争時、ウィンダミアに次元兵器を投入した人物であるライト・インメルマン少佐が思い浮かぶ。

バルゼー「ジリ参謀、そのインメルマン大尉はライト・インメルマンの?」

バルゼーはエクセグラン参謀に質問した。
エクセグランは黙って縦に首を振る。

ケイオスと新統合軍の残存部隊はウラガ級へ収容した。
サイズ的にも人数的にも余裕があるため残存したVF-171やVF-25そしてケイオスのVF-31はコラール・シーに収容された。
当然ミラージュ達のセンチネル小隊も同様である。

■ウラガ級コラール・シー搭載数
YVF-2バルキリーⅡ:10機
VF-XXゼントラーディアン・バルキリー:20機
VF-31カイロス(新統合軍):20機
VF-25メサイア:8機
VF-171ナイトメアプラス16機
VF-31カイロス(ケイオス):10機
VF-31Cジークフリード:1機

ミラージュ「これが地球本国のVF-31Aカイロス・・・」

自力で歩けるよるにまで回復したミラージュはウラガ級の甲板に出てVF-31Aカイロスを見ていた。
シャークマウスのノーズアートがなされ、まるで第2次世界大戦中に米海軍が使用していた戦闘機のカラーリングなされている。
ミラージュは心の中で美しいと呟く。

「見学かい?」

VF-31カイロスを見ていたミラージュの後ろから若い男性の声が聞こえる。
グレーの髪をした若い男。
よく見ると新統合軍のエースで地球の蒼き鷹と言われたクラウゼン・プラート大尉であった。

ミラージュ「はい・・・・」

クラウゼン「君はケイオスの制服を着ているけど?官姓名は?」

ミラージュ「私はケイオス.スウェート支部第4戦闘航空団センチネル小隊隊長ミラージュ・ファリーナ・ジーナス大尉です。」

ミラージュはクラウゼンに自己紹介をする。
地球のエースであるクラウゼン・プラート大尉の前では流石に気の強いミラージュでも恐縮する。
するとクラウゼンは恐縮しているミラージュにある質問をする?

クラウゼン「もしかしてアテナ・マリア・ハリアス少佐の従姉妹か?」

ミラージュ「はいそうですが。」

ミラージュは従姉妹であるアテナと従姉妹関係である事を肯定する。
アテナ・マリア・シーン
コミリア・マリア・ファリーナ・ジーナスとロット・シーンの長女であり、新統合軍の軍人である。
VF-19エクスカリバーを駆って、反統合系組織やはぐれゼントラーディ相手に多大な戦果をあげた軍人である。
バジュラ本星の戦闘に母や叔母従姉妹そして祖父母と共に参戦している。
結婚したくさんの子宝に恵まれている、そして現在はアグレッサーの指揮官として活躍している。

クラウゼンと一体どんな関係があるのか?
ミラージュはそう思っていた。

クラウゼン「ハリアス少佐は自分の教官でしたのでつい・・・・」

ミラージュ「アテナが教官なんですか?」

クラウゼン「はいそうです。マリア教官にはお世話になりました。」

クラウゼンは照れ臭そうに言う。
案外反統合系組織にも恐れられているクラウゼン・プラート大尉もハヤテみたいに抜けているところがあるな。
ミラージュは遠い地にいるハヤテを思い出す。

クラウゼン「申し遅れました第29試験隊隊長、クラウゼン・プラート大尉です。以後よろしくお願いします。」

ミラージュ「こちらこそ。」

クラウゼンとミラージュは握手する。
まるでハヤテと握手しているみたいだ。
ミラージュは遠い地にいるハヤテやフレイアそしてラグナの皆を思い出す。

クラウゼン「ジーナス大尉、少し内部のハンガーへ行きませんか?」

ミラージュ「へっ!?」

ミラージュは突然ハンガーへ行きませんかという言葉に驚く。
会って直ぐデートとか早すぎる、純粋なミラージュはそう考えてしまう。
顔も悪くないしそれに他の女性に睨まれるし・・・・
ミラージュは5年前に目覚めた乙女心でいろいろ考えてしまう・・・・・・

ミラージュ「よろしければ・・・・・」

ミラージュは恥ずかしながら言う。
クラウゼンはでは行きましょうと言いミラージュをハンガーまで連れてい。

                   【格納庫】
ミラージュ「これは・・・・・・」

クラウゼン「この機体はYVF-2バルキリーⅡ、新たな可変機時代を造る機体だよ。」

ミラージュが目の前で目にした物は最新型のYVF-2バルキリーⅡ・・・・・・
地球本国が開発した最新鋭機である。
その懐かしさもあるが、最新の技術が導入されたYVF-2バルキリーⅡにミラージュは虜になる。

ミラージュ「綺麗・・・・・」

ミラージュは綺麗といい、周りの物が何も見えなくなった。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

明日もうますぎWAVEが放送されるぜ。

2016-10-30 13:09:03 | 日記
さて今週もうますぎWAVEの時間がやってきました。
それに10月最後のうますぎWAVEです。
なんかあっという間に1か月が終わりましたね。

時間が最近結構早くなってきましたよ、もう1年終わりそうだし。
なんだが自分、すぐにおっさんになりそうで怖いです。
と言ってその現状から逃げる事はできないんですけどね。

今月は三笠宮様の薨去や平さんや肝付さんが亡くなり、今年はいろいろありました。
というのはまだ早い話です。
その話は年末にしましょう。

そんな辛い話は置いておいてうますぎWAVE今週も聴こう。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

紛争地で使われた兵器

2016-10-30 13:04:50 | オリジナルメカニック
クリヴィエートカ
【由来】車海老(ロシア語)
【機種】デストロイド
【所属】反統合同盟
【開発】ドルニエ
【製造】ドルニエ
【解説】
ドルニエ社が開発した反統合同盟のデストロイド。
太平洋上で主に運用されていた。
バトロイドのような腕を持っており、まるで半漁人のような脚部を持っている。
地球統合軍はモビーデックという名称をつけられるほど恐れられた。

ヌージャデル・ゲルフ
【機種】バトル・ロイド
【開発】反統合系組織独自開発
【製造】反統合系組織独自製造
【所属】反統合系組織
【解説】
ヌージャデル・ガーをベースにし地球人でも搭乗を前提としたバトル・ロイド。
白兵戦に特化した兵器であり、バトロイド形態のバルキリーからしたら脅威の兵器である。
信頼性が高く西暦2070年代でも運用されている。

Sv-51改
【機種】可変戦闘機
【開発】スホーイ.イスラエル航空工廠.ドルニエ
【製造】反統合系組織
【所属】反統合系組織
【開発】
Sv-51に反応エンジンを搭載した改良型。
武装面と性能では統合戦争時代とは変わらない。
Sv-51やSv-53.Sv-54と並んで各地の非地球人プロトカルチャー国家に輸出され、紛争地域で愛用される。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第3話 YVF-2バルキリーⅡ

2016-10-29 23:15:17 | マクロス外伝ミラージュ戦記
戦略反応弾の攻撃により惑星スウェートのケイオス支部は壊滅していた。
出港準備中であったマクロスゼウスは反応弾の影響で撃沈。
新統合軍とケイオスは90%の戦力を損失してしまった。
センチネル小隊の安否は今だに不明だ・・・・・・・

      【惑星スウェート・・・新統合軍ウラガ級コラール・シー】

バルゼー「なんだあのキノコ雲は?」
新統合軍ウラガ級コラール・シー艦長バルゼー・ローレン大佐

惑星スウェートへ大気圏降下を果たしたウラガ級コラール・シー艦長.バルゼー・ローレン大佐は目の前の光景に驚愕する。
そうこのキノコ雲の正体はケイオス.スウェート支部に落ちた戦略反応弾の投下の後である。

バルゼー「前方のキノコ雲の観測のためアスタロス小隊.サンダーホーク小隊を発進させる。格納庫に伝達。」

バルゼー艦長はVF-31Aカイロスで編成されたアスタロス小隊.サンダーホーク小隊を観測のために出撃命令を出す。
バルゼー艦長の命令でキノコ雲の正体を確認するために離艦したアスタロス小隊とサンダーホーク小隊はダイヤモンドフォーメーションで飛行する。
そして部隊はキノコ雲を観測地点に到達する。

「こちらアスタロスリーダーからコラール・シーへ、観測報告。戦略反応弾を投下した模様!繰り返し報告します、戦略反応弾を観測した模様。」

              【ケイオス.スウェート支部跡地】
ミラージュ「うぅぅぅ・・・・」

メリル「隊長、動いては駄目です。頭から出血しています。」

ミラージュは目を覚ます、動こうとしたが部下のメリルが静止する。
頭を触るが出血していたようだ、自分の愛機VF-31Cは見るからに一部損傷している。
正直あの爆発の後何も覚えていない。
戦略反応兵器を搭載したアンノン(ネオ・フェイオスバルキリー)を止めようと追っていたその事だけは覚えている。

ミラージュ「メリル、ここは何処なんだ?」

メリル「新統合軍の救援キャンプです、と言っても小規模ですが・・・・・」

ミラージュは今いる場所は新統合軍の救難キャンプだと言う事が分かった。
自分の周りを見るに重軽傷を負った患者が多い、体の一部が切断されている者もいる。

ミラージュ「ほかの皆は・・・・・」

メリル「ハリーとラージャは戦略反応弾の爆発に巻き込まれて戦死、カークは配給をもらいに行っています。」

ミラージュ「そうか・・・・・・」

センチネル小隊のハリーとラージャは戦略反応弾の爆発に巻き込まれ戦死。
自分の小隊で生き残ったのは私とメリルとカークのみである。
わずかな時間で自分の部下を2名死なせるとは・・・・アラド隊長、私は指揮官失格でしょうか?
ミラージュは心の中で思う。

「おい!友軍機だ!」

アサルトライフルを携帯していた新統合軍の兵士が空を指差す。
ミラージュは起き上がる。
静止するメリルを振り払って空を見上げる。

ミラージュ「VF-31Aカイロス・・・・・」

ミラージュは形状を一瞬で判断する。
他の支部が我がスウェート支部の異常をかけつけてきたのか?
いや、ケイオスのマークじゃないあれは新統合軍のマーク。
このマークは・・・・・・・

(新統合軍VF-31Aの右翼に描かれがれた地球本国軍マーク)

地球本国艦隊のマークだ。
地球の本国艦隊がなぜここに・・・・・・
なにか特別な任務があるのか?

ミラージュはそう考えようしている矢先・・・・・・

                 バタッ

メリル「ミラージュ隊長!!誰か!!」

ミラージュは倒れる。
原因は、無茶しすぎである。
気絶したミラージュは担架で病室まで運ばれる。

           【新統合軍ウラガ級コラール・シー格納庫】
クラウゼン「・・・・・・・こいつもいよいよ飛ぶのか・・・・」
新統合軍第29試験隊隊長.クラウゼン・プラート大尉

第29試験隊の隊長.クラウゼン・プラート大尉は最新鋭機YVF-2バルキリーⅡの機首を触りながら思う。

地球では型式番号を逆行した可変戦闘機が投入された。
幻のVF-Ⅹ-2を現代技術とゼントラーディの技術で甦らせる計画プランⅩが発動。
10年に及ぶ研究の末、プロトタイプであるVF-XXゼントラーディアン・バルキリーが完成。
そのデータを基に2072年YVF-2バルキリーⅡが完成した。
ロールアウトの前に1個部隊.先行量産型10機を辺境地域で運用する29個の部隊が結成された。
その一つがクラウゼン率いる第29試験隊である。
先行量産型YVF-2を実戦で運用しどれほどの成果を出すのかをデータに残す。
いわば・・・・・・・・・・

            モルモット部隊

である。
その試験先に決められたのが紛争が続くこの惑星スウェートである。
そして彼らの母艦がウラガ級コラール・シーである。
艦長を務めるのがバルゼー・ローレン大佐である。

クラウゼン「YVF-2・・・・・いよいよ長年の成果を披露できる、いままでよく我慢したな・・・・・」

クラウゼンはYVF-2の機首を再び触る。
この機体こそが新たな時代を作る。
3年間、開発を見続けていたクラウゼンはそう自覚していた。

クラウゼン「こいつこそ新しい可変戦闘機の礎となる。」

クラウゼンのYVF-2バルキリーⅡへの期待と愛情を表した言葉である。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マクロス外伝ミラージュ戦記登場人物と登場兵器

2016-10-29 20:05:45 | マクロス外伝ミラージュ戦記
ミラージュ・ファリーナ・ジーナス
【年齢】23歳
【髪型】ショート
【階級】大尉
【所属】ケイオス惑星スウェート支部.センチネル小隊
【性別】女性
【解説】
マクロス⊿のヒロインだった女性、かつてはケイオス.ラグナ支部⊿小隊の隊員。
第2次ウィンダミア独立戦争を生き抜き階級も大尉に昇進していた。
現在は惑星スウェート支部のセンチネル小隊の隊長として指揮している。
5年前と随分成長している。
本人としてはラグナに戻りたいという。

クラウゼン・プラート
【年齢】24歳
【階級】大尉
【所属】新統合軍第29試験隊
【性別】男性
【解説】
新統合軍第29試験隊隊長。
かつては反統合系勢力から地球本国の蒼き鷹を恐れられたパイロット。
純粋な地球人のエースパイロットである。
愛機はYVF-2バルキリーⅡ試作1号機

■第29試験隊

アルバート・ジーナ
【年齢】22歳
【階級】少尉
【所属】新統合軍第29試験隊
【性別】男性
【解説】
新統合軍第29試験隊の隊員。
辺境地域に派遣された中でも若いが真面目な隊員。
縁戚にはマクシミリアン・ジーナスがおり、ミラージュと遠い親戚関係である。
愛機はYVF-2バルキリーⅡ試作2号機

ミュレース・スカーレット
【年齢】20歳
【階級】少尉
【所属】新統合軍第29試験隊
【性別】女性
【解説】
新統合軍第29試験隊の女性隊員で、地球人とゼントラーディ人のハーフ。
勝気な性格であり、メルトランでバルキリー乗りだった母譲りだという。
穏やかで知的な性格ではあるが、バルキリーに乗ると人が変わるかのように戦闘的になる。
愛機はYVF-2バルキリーⅡ試作3号機。

ランスロー・クーロバット
【年齢】22歳
【階級】少尉
【所属】新統合軍第29試験隊
【性別】男性
【解説】
新統合軍第29試験隊の隊員。
軍楽隊から採用されたという奇妙な経歴がある。
趣味はロックグループ.サンダーチェカーの音楽を聴く事。
愛機はYVF-2バルキリーⅡ試作4号機

バレット・ビーダーシュタット
【年齢】24歳
【階級】少尉
【所属】新統合軍第29試験隊
【性別】男性
【解説】
第29試験隊の副官を務める男性。
隊長のクラウゼン・プラートとは士官学校の同期であり友人。
護るべき物を戦う武人。
愛機はYVF-2バルキリーⅡ試作5号機

霧生綾
【年齢】20歳
【階級】少尉
【所属】新統合軍第29試験隊
【性別】女性
【解説】
霧生隼人とミスティー・クラウスの5女。
両親の天才的な腕を引き継いでいるエースパイロットである。
新統合軍の正義を信じている。
愛機はYVF-2バルキリーⅡ試作6号機

バルゼー・ローレン
【年齢】37歳
【階級】大佐
【所属】新統合軍予備艦隊所属ウラガ級コラール・シー艦長
【性別】男性
【解説】
ウラガ級コラール・シー艦長。
傷だらけな顔をしており、激戦区を生き抜いてきた面をする。
超時空要塞マクロスⅡのバルゼー艦長と同一人物。

■新統合軍

エクセグラン・ジリ
【年齢】34歳
【階級】大佐
【所属】新統合軍参謀本部
【性別】男性
【解説】
新統合軍参謀本部の将校。
地球から第29試験隊に指示を出す連絡役である。
真面目で出世街道では順調である有能な士官。
しかし、統合軍の腐敗に心を痛めている。

アヤメ・インメルマン
【年齢】23歳
【階級】大尉
【所属】新統合軍参謀本部
【性別】女性
【解説】
新統合軍参謀本部エクセグラン・ジリの秘書。
ハヤテ・インメルマンの姉である。
新統合軍内部では父のウィンダミア独立戦争の件で冷遇されているが。
エクセグランに拾われ恩義を感じている。

■惑星スウェート駐留軍
ジェシカ・ランド-ル
【年齢】23歳
【階級】大尉
【所属】新統合陸軍
【性別】女性
【解説】
新統合陸軍第9警備隊分隊長。
現場主義者の女性であり責任感が強い。
日本文化に通じる事があり、嫌な相手が来ると塩を撒く。
部隊の上級士官が戦死した際、指揮官の代理として全体を纏める。

ユウキ・マドリアン
【年齢】22歳
【階級】中尉
【所属】新統合陸軍
【性別】女性
【解説】
新統合陸軍第9警備分隊副官。
日系の血を引く女性。
クールな性格でありジェシカを補佐する。

■センチネル小隊

カーク・アサイ
【年齢】19歳
【階級】少尉
【所属】ケイオス.センチネル小隊
【性別】男性
【解説】
ケイオス.スウェート支部センチネル小隊男性パイロット。
性格は生意気であり、ミラージュは出会ったばかりのハヤテを思い出す程。
パイロットの腕前はかなり優れている。
愛機はVF-31Bカイロス

メリル・ジフォン
【年齢】19歳
【階級】少尉
【所属】ケイオス.スウェート支部センチネル小隊
【性別】女性
【解説】
ケイオス.スウェート支部センチネル小隊女性パイロット。
スウェート支部が壊滅した際.部隊の半数失われた際.墜落するミラージュを回収する。
祖母はゼントラーディ軍ボドル基幹艦隊ケンセラー直衛艦隊の兵士で、ミラージュの祖父母と対峙した事がある。
愛機はVF-31Aカイロス

■反統合系勢力

ジャル・クラヴシェラ
【年齢】27歳
【階級】不明
【所属】反統合系組織グレムリン
【性別】男性
【解説】
カムジン・クラヴシェラと同じ遺伝子を持つゼントラーディ人。
ネオ・フェイオスバルキリーのパイロット。
スウェート支部を壊滅させた張本人である。

ゼーガン・シュタイン
【年齢】22歳
【階級】不明
【所属】反統合系組織グレムリン
【性別】男性
【解説】
反統合系組織に所属する若き青年兵士。
新統合政府から独立を目指す志を持って戦っている。
愛機はSv-129ドラケンⅡ

オーヴェル・ブレイズ
【年齢】27歳
【階級】不明
【所属】反統合系組織グレムリン
【性別】反統合系組織グレムリン。
反統合系グレムリンのメンバー。
破壊工作のエキスパート。

ジュリア・ラーダン
【年齢】20歳
【階級】不明
【所属】反統合系組織グレムリン
【性別】女性
【解説】
反統合系組織に所属する若き女性兵士。
破壊工作活動を行うエージェントである。

                登場兵器
■新統合軍一般部隊
VF-171ナイトメアプラス
新統合軍の辺境地域における主力戦闘機。
VF-25に代わり2線へ追いやられているがいまだに現役。
VF-25メサイア
新統合軍の辺境地域における主力戦闘機。
VF-171ナイトメアプラスに代わる主力機として配備が進んでいる。
AIF-7S
新統合軍の主力無人戦闘機。
新統合宇宙軍中心に運用されている。
シャイアンⅡ
新統合陸軍が運用しているデストロイド、基地防衛に使用されており。
治安部隊か警備部隊にしか運用されていない。
ウラガ級空母
大気圏や洋上と宇宙で運用が可能な空母。
ノーザンプトン級フリゲート
新統合軍の主力となすフリゲート艦。
グァンダモ級空母
ARMD級の発展型空母。
ステルスクルーザー巡洋艦
小規模艦隊の旗艦となす巡洋艦
■第29試験隊
YVF-2バルキリーⅡ
地球中枢で優先的に配備しようと開発された最新鋭機。
第29試験隊には10機が配備されている。
後のVF-2バルキリーⅡとして採用される。
ゼントラーディの技術が導入されている。
VF-XXゼントラーディアン・バルキリー
2068年に実戦配備されたゼントラーディ系の関節部分を導入したバルキリー。
変形はしないため、実際にはバトルロイドに近い。
ウラガ級空母コラール・シー
ウラガ級空母の一つ。
一般的なウラガ級とは違い、対空防御が強化されており。
宇宙航空巡洋艦と呼べるような能力が備わっている。
VF-31Aカイロス地球本国艦隊仕様
地球本国に配備されているVF-31Aカイロス。
シャークマウスのノーズアートがされている。
■ケイオス
VF-31Cジークフリード
ミラージュ・ファリーナ・ジーナス大尉の愛機。
第2次ウィンダミア戦争時からのミラージュの相棒である。
VF-31カイロス
ケイオスに配備されているVF。
A.Bの2機ずつがセンチネル小隊に配備されている。
センチネル小隊以外の部隊に配備されており、ケイオス全体の主力機。
■反統合勢力
ネオ・フェイオスバルキリー
VF-25を奪取してそれを元に開発された可変戦闘機。
フェイオスバルキリーとほぼ同じ姿をしているが、機動性は格段に向上している。
ゼントラーディのパイロットじゃないと運用できない。
残忍な攻撃性があるためかなり新統合軍兵士に恐れられている。
Sv-129ドラケンⅡ
かつて反統合系組織のためにゼネラル・ギャラクシーの一部の勢力が開発した可変戦闘機。
ドラケンⅢの開発ベースになっている。
ウィンダミア王国が採用した可変戦闘機でもある。
今回でるのは地球人仕様である。
ヌージャデル・ゲルフ
ヌージャデル・ガーをベースにして開発された兵器。
地球人が乗れるようにコックピットが設けられている。
ゲルバール級宇宙駆逐航空艦
反統合系勢力が運用する主力艦。
シェルバン共和国が退役した艦であるが、反統合系感情を持つシェルバン共和国が反統合系勢力へ受け流しした。

その他歴代のメカもいろいろ登場。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

VF-Ⅹ-7ゴーストバルキリー 北海道試験テスト場記録

2016-10-29 15:45:01 | マクロス短編
アドバンスド・バルキリー計画。
それは新統合軍が可変戦闘機の可能性を夢見て発動された計画である。
その数多くの可変戦闘機達は歴史の陰に隠れる結果になったが、後の可変戦闘機開発に影響を残した。
本記事は旧日本国の北海道札幌と呼ばれた街で起きた事を記す。         

               【地球.旧札幌市街地】
第1次星間大戦でゼントラーディ軍の砲撃で壊滅した札幌市、戦後もあまり重要なエリアではなく千歳市を新札幌町と改名し放置された街。
この街は反統合ゲリラの根城になり、新統合軍と激しい戦闘を行っていた。

           ズドドドドドドドドド

「て.敵襲!反統合同盟の残党だ!」
「総員下車、輸送車を守れ!!」

反統合同盟の残党は旧札幌市街地の新統合軍物資輸送経路を定時襲撃している。
新統合軍の兵士は輸送車を守るように銃撃戦開始する。
相手は可変戦闘機はもちろんだが、デストロイド・オクトスのようなデストロイドはない。
新統合軍は歩兵で相手するだけでも十分であった。

しかし・・・・・・・・・・・・

「隊長あれを見てください!」

「なっ・・・・・・・・・」

               ガシン

デストロイド・トマホークの改造機。
反統合同盟の残党はこのような兵器を持っていたのか?
それに1機ではない、数は4機。

「デストロイド相手に勝てるわけがない、輸送車を移動。安全地帯まで退避、新札幌基地に応援を頼め!」

「ハッ」

「総員乗車!」

兵士たちは応戦しながら輸送車に乗る。
負傷した兵士はいた者の戦死者はゼロだった。
急いで廃墟にトラックをひそめる。

                【新札幌基地滑走路】
           ヒィィィィィィィィン

新統合軍はアドバンスド・バルキリーの作品の一つ、VF-X-7ゴーストバルキリーの試験飛行を行おうとしていた。
この試験飛行にはアラスカの首都.マクロスシティから新統合軍の幹部や極東軍管区の幹部、各軍需産業の関係者や政治家まで集まっていた。

「タイプ・ゴースト・テスト01.ウィンドウワンセブン.ゼロ.アット.スリークリアフォードテイクオフ」

                  ザッ

「サッポロ・タワー・クリアフォードテイクオフ」

            ゴォォォォォォォォォォン

VF-Ⅹ-7ゴーストバルキリーは北の空目がけて飛行する。
その姿を見た閲覧者達は歓喜の声をあげる。
VF-Ⅹ-7ゴーストバルキリーは先に離陸していたVF-1Aバルキリー2機を通り過ごして前へ出る。

「こちらタイプ・ゴースト・テスト01、編隊行動を取る。」

通り過ごしたVF-1Aバルキリー2機のスピードの合わせ、遅れてきた2機と合流し臨時の1個小隊を形成する。

離陸して数分後

タワーから輸送部隊が旧札幌市で反統合同盟の残党の襲撃を受けたという報告が入る。
砲撃で廃棄された状態のいいデストロイド・モンスターを運用しているとの事である。
護衛のVF-1A2機で制圧しようと言う開発者のウィリアム・ルーズベルト氏。
しかし軍上層部はVF-Ⅹ-7の実戦テストというのに題して急遽戦場へ出す事を無理やり決めた。

                ズドーン
「くっ敵の攻勢が強まっています、長い時間持ちません。」

「援軍はまだか・・・・・・」

新統合軍輸送部隊は護衛の装甲車が踏ん張っていたが、トマホークに破壊され唯一の抵抗手段がアサルトライフルと対戦車ロケットランチャーのみである。
このまま踏ん張っていて援軍が来なかったら護衛部隊の兵士と積み荷ともども全滅する。

「よし積み荷を壊すな!小さい働き蟻共を踏み潰せ!」

反統合同盟残党の兵士は新統合軍の援軍が来る前に勝利できる事を確信し攻撃を続ける。

「ぐあっ・・・・・・」

「曹長!」

「駄目です、喉をやられ即死です。」

「くそ援軍はまだなのか・・・・・」

どんどん護衛部隊の兵士も死んでいく。
このまま全滅を覚悟したその時。

           ズダダダダダダーン

「ぎゃぁぁぁぁ」

デストロイド・トマホークのコックピットを正確に射撃しパイロットをミンチにする。
その光景を目にした新統合軍の護衛の兵士たちが何が起きたのか把握できなかった。
空を見上げると最新型と思わしきVFが上空に浮遊していた。

この最新型と思わしきVFこそがVF-Ⅹ-7ゴーストバルキリーである。
反統合同盟残党兵は仲間が撃ち殺されるとVFーⅩ-7に向けて一斉攻撃をする。
しかし、戦闘機に戦車が挑むような感じでありデストロイドの攻撃をいとも簡単に回避する。
そしてデストロイドに急接近しガンポッドでデストロイドを撃破していく。

「来るな化け物め!」

反統合同盟残党兵は次々に仲間を無残な姿へ変えていくVF-Ⅹ-7に攻撃を続ける。
しかし攻撃はどうやっても当たらない。

              ズダダダダダダ

「ぐぎゃぁぁぁぁぁぁぁ」

超至近距離射撃でデストロイド・トマホークの機能は停止する。
主を失ったデストロイド・トマホークは動かなくなりばたりと倒れる。
その様子を見ていた反統合同盟残党の兵士はその場で武器を捨て武装解除する。

「あれが新型機の威力なのか?」

圧倒的強さを誇るVF-Ⅹー7ゴーストバルキリーに対し護衛隊指揮官は言う。
その後VF-Ⅹ-7ゴーストはVF-7ゴーストレギオスと言う名で正式採用された。
エース専用機としてその名声を銀河に広めた。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジーナス一門の日常 お久しぶりです、大人になったミレーヌです。

2016-10-29 11:47:14 | マクロスキャラクターブログ
                出演者
ミレーヌ・フレア・ジーナス
どうも皆様久しぶりです、Fire.Bomberの元メンバーで作詞作曲家のミレーヌ・フレア・ジーナスです。
皆様は相変わらず元気でしょうか?私も36歳になりましたが、まだ若いので元気にやっています。

ミラージュ・ファリーナ・ジーナス
フレアおばさまが初登場です、もう36歳の大人になりました。
もう母親であり作詞作曲家になっていて名声を高めているようです。
相変わらず元気そうで安心しました。

                  本編
ミレーヌ「どうも皆様お久しぶりです、元Fire.Bomberのメンバー.ミレーヌ・フレア・ジーナスです。」

ミラージュ「結構大人びた声をして当時のファンはびっくりでしょうね。」

ミレーヌ「もう私は36歳の大人ですしいつまでもキーキーうるさい我儘娘でいるつもりはありません。まぁこの年齢になるまで姉さんたちも子供をたくさん造り姪や甥ができました。」

ミラージュ「その一人が私ですね。」

ミレーヌ「そうよ、ていうかマリア姉さんなんて既に孫持ち。どんどんジーナス家はねずみ方式で増えていくわね。」

ミラージュ「あのフレアおば・・・・・・」

                  ギリロッ

ミラージュ「ひっフレアお姉さま。」

ミレーヌ「なぁにミラージュ?」

ミラージュ「ミレーヌお姉さま宛てに質問が届いています。」

ミレーヌ「まぁ嬉しいでは質問に答えましょう。」

Qミレーヌは結婚しているのですか?

ミレーヌ「結婚しています、一時的に芸能活動を引退した事がありました。」

ミラージュ「その事実を知った時私も正直驚きました。」

ミレーヌ「ブログでついうっかり吐いてしまって週刊誌に載せられかなり非難殺到したわ、別にいいじゃないの!!人が結婚しても?私も人間なのよ。」

ミラージュ「ははははははは、アルテミスは元気ですか?」

ミレーヌ「あぁ元気よ、バンドグループ.サンダーチェカーのメインボーカルとして活躍しているわ。」


(アルテミスの容姿はミレーヌの準備稿時代のイラストそのままです。)

ミラージュ「サンダーチェカー!?セールマス星系で現在人気を集めているあのバンドですか?」

ミレーヌ「そうよアルテミスはサンダーチェカーのメイ・アーロンと言う芸名を使って活動中よ!」

ミラージュ「あのメイ・アーロンがアルテミスだったんですか?なんか似ているなと思ったらアルテミス本人だったとは・・・・・サンダーチェカーの熱い歌声は好きでした。」

ミレーヌ「ふふふそう言ってくれると嬉しいわ。」

ミラージュ「でも気になるのが結婚相手なんですが誰なんですか?ガムリン木崎.大佐(2067年当時)ですか?」

ミレーヌ「違うわね、それは私のトップシークレットよ。私のファンが激怒するかも知れないから。」

ミラージュ「そうでしたね(笑)

Q熱気バサラについて

ミレーヌ「バサラか・・・・あいつ今頃何をしているんだろう?」

ミラージュ「現在消息不明なんですか?」

ミレーヌ「そうよ、7年前は会えたんだけどまた消えてね。ついには音楽定時版には死亡説が出ているのよ。ヤになっちゃうわね。」

ミラージュ「でも何処がで歌っていると思いますよ。」

ミレーヌ「そうだといいんだけど、歌いすぎて野垂れ死にしてないといいんだけど。あれでも規則正しくない生活はしているし。」

ミラージュ「たはははははは。」

ミレーヌ「でも私はバサラは今も生きて何処かの銀河か何処かの戦場で歌っていると思うわね。でも損害賠償とか払うのを逃れるために逃亡しているオチはありそうだけど。」

ミラージュ「いいますねフレアお姉さま。」
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ラウラの結婚ってなんじゃらほい。

2016-10-29 10:49:55 | マクロス短編
ラウラがSVF-64アンサーズに配属される前日。
月面クラビウスシティにて桐原の奥さんであり、ラウラの旧知の仲であるデワントンから酒の席を誘われた。
娘であるシホ(桐原志保)とミヨ(桐原美代)を茂人に任せ女だけの二人きりの飲み会であった。

と言いたいところであったが・・・・・・・

星村絵里「やっほ~い!!」

月面アポロ基地から星村絵里(旧名モーア・カリダム)がやってきた。
デワントンの誘いであり、子供たちは当然旦那である和也に預けてきたらしい。
会ってそうそうラウラと絵里は睨みあいをするが。

デワントン「やめなさい二人とも・・・・」

            ぺシッ ぺシッ

デワントンは二人をビンタして二人の睨みあいを止める。
二人はデワントンのビンタにより大人しくなるが、若干睨む。
その様子を見たデワントンは飽きれた顔をする。

             【居酒屋YAS0】
3人は街の中心街にある居酒屋YAS0へ訪れる。
今回の宴会の会場である。
ここは近距離移民船団や超長距離移民船団が発見したいろんな惑星の食材を取り扱う居酒屋である。
フライングアップルで造ったシードルが一番の人気である。

             かんぱーい

3人は惑星エデン産のエデンブドウで造ったワインで乾杯をする。
さっきまで睨みあっていたラウラと絵里は仲良く食事をしながら談笑をする。
デワントンは普段から仲良くすればいいのにと思った。

星村絵里「デワントン1級空士長、シホちゃんやミヨちゃんは元気ですか?」

デワントン「元気よもう小学生ぐらいだし、そっちもそうでしょ?」

星村絵里「そうです。」

絵里とデワントンは二人とも母親である。
既に子供は2人以上いるほどである。
2人は両方日系人であり、正月は和服に着替えると言うのが恒例行事である。

ラウラ「・・・・・・・」

その二人の主婦話を退屈そうに見るラウラ。
このメンバーの仲ではまだ独身である。
まだ23歳なので結婚できるチャンスはあるが、2人は10代で結婚しているため若干プレッシャーがある。
その退屈そうにジト目で見るラウラに対し絵里が・・・・・

星村絵里「ラウラってさ・・・・・・・・・いつ結婚するの?

ラウラ「ブフッえっ結婚!?」

ストレートにラウラに結婚の話をする。
ラウラにはプレッシャーという名の攻撃の直撃を受ける。
一番気にしていた事である。

ラウラ「私はまだ結婚しませんよ!!」

ラウラはガァッーとなって言う。
その反応を見た絵里は更に追い打ちをかける発言をする。

星村絵里「そう言っていると一生結婚できないんだよねぇ~」

ラウラ「がっ・・・・・・・」

絵里は地球人慣れして10年もあってかラウラにグサッとダメージを与えるような発言をする。
焼き鳥を食べながら勝ち誇った顔をする。
その一方でもくもくと静かに刺身を食べるデワントン。
しかし、これで負けるラウラではない。

ラウラ「結婚します5年以内に!!」

と5年以内に結婚すると宣言するラウラ。
その発言を聞いた絵里とデワントンは拍子抜けする。
今は2021年であり今年から5年後の2026年までには結婚しないといけない。
拍子抜けした絵里が正気に戻り大笑いする。

星村絵里「5年以内とは結構大口を叩いたわね、いやぁむきになって言うとは・・・・」

そんな絵里の態度に対しラウラは「ぶん殴ったろうか~」と思う。

デワントン「でもラウラはスタイルもいいし顔もいい努力家だから、きっといい男性が見つかると思うわよ。」

とフォローする。
デワントンは第1次星間大戦以前は副官という立場にいたため場を悪化させないような発言をする。
ラウラもデワントンの発言にはありがたい。

星村絵里「だけど結婚した後もそうなんだけど、生活はどうなのよ?結婚したら文化をして子供を産まれて子育てとか掃除洗濯料理とかいろいろあるよ。・・・・最初は失敗ばかりで~」

デワントン「あぁ~その存在を忘れていたわね~」

ラウラ「それ全部やるんですか?」

星村絵里「それは勿論でしょ。」

ラウラは子育ては勿論掃除洗濯料理はできない。
ゼントラーディ人で構成された海兵隊を10年間勤務してきたラウラにとっては未知の領域である。
まったく知らない。
ラウラは顔をテーブルにべトーとつけて落ち込む。

デワントン「家事関連は私が教えるわ、だからそんなに落ち込まないで~」

ラウラ「配属先によっては・・・・」

デワントン「あっ・・・・・・」

星村絵里「ビール1杯と手羽先3人前お願いします!」

デワントンはラウラが家事ができるようにフォローをする。
しかし、ラウラは配属先によっては月面から離れる事がある。
月面在住のデワントンがラウラに家事を教える事ができない。
デワントンはラウラに何かスイッチ入ってないか心配する。
その心配が的中し・・・・・・・・

              ゴクゴクゴク

星村絵里「やめろ一気飲みは急性アルコール中毒になるからやめろ!」

ラウラが急にコップに入っていたシードルを一気飲みをする。
飲み終えたラウラの目つきがおかしい。
絵里とデワントンは思わず嫌な予感がする。

ラウラ「畜生!やけ食いだ!!結婚なんてなんじゃらほい!!」

ラウラは完全に酒がまわっていた事もあり嫌な事を忘れる一心で料理を注文しまくる。
どうせ大量に食べても太らない、大丈夫だという一心でラウラは食べ続ける。
絵里も言いすぎたと反省し、ちびちび食べることになってしまう。

デワントン「(道は険しくても、頑張るのよラウラ。)」

デワントンは副官らしく、ラウラが無事に結婚する事を祈る。
ラウラが食べ過ぎたせいで、3人の財布の風通しがよくなる。

星村絵里「危うくアポロまでの帰りの便のお金がなくなりかけた・・・・もうラウラを挑発するのはやめよう・・・・・」

絵里はアポロ基地にある自宅までの道中、きっちり今日の事を反省した。
ラウラはすっかり酔い潰れてしまい、デワントンは自宅まで連れていく。
桐原は酔いつぶれたラウラを見て呆れるのである。

後にハヤテ・インメルマンの祖母になるラウラ・ベルタリア。
これからどうやって結婚に至ったのかは後の別の話である。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第35話 配属して早々

2016-10-28 22:12:13 | マクロス外伝蒼い髪のメルトラン
【西暦2021年3月20日、機種転換センター】

この日、機種転換センターで卒業式が執り行われた。

ラウラが可変戦闘機パイロットを志望し、マイクローン化して・・
機種転換センターに入学してから2ヶ月あまり、短くも長かった。
この日を持って訓練生の身分を卒業し、可変戦闘機パイロットの仲間入りとなる。

ようやくラウラの夢が実現した。

メリル「離れ離れだけど、今後また会えたらお酒一緒にどうですか?」

ラウラ「勿論、いい酒飲みましょう」

卒業式を終えるとラウラとメリルは別れの握手をした。

ラウラは空母アルタミラ所属のアンサーズ中隊に配属・・・
メリルはコペルニクス基地に所在する第12試験飛行団に配属と・・・
それぞれ違う場所で勤務する事になる。

2ヶ月と短い期間だったが、ライバルとして切磋琢磨し・・・
同期として仲良く楽しく生活出来てきた。

二人にとっては一生残る大切な思い出となった。

ラウラ「!?ベサーズ准尉・・・・・」

ロザ「ベルタリア准尉、お迎えに参りました。」

ラウラ「こんなに早くですか?」

ロザ「はい、とりあえず私が運転する車に乗ってください。」

ラウラ「分かったわ。」

官舎に向け帰宅しようとすると、駐車場にロザがいた。

まだまだクラビウス基地の官舎でゆっくり過ごせると思っていたが・・・
案外早くお迎えがやってくるとは・・・・・・
ラウラはちょっとがっかりしたが、どの道向かう道と腹を括り・・・
ロザが運転するジープに乗り込んだ。

ロザ「案外早くお迎えに来たと思ったでしょ?」

ラウラ「えっなんで分かったの?」

ロザ「顔に書いてあります。まぁ早く慣れてもらわないと。」

ジープに乗っている最中、ラウラはロザと会話していた。

主な会話の内容は何故こんなに早く迎えに来たのかと・・・
ラウラは心の中で思ってた事だが、ロザにあっさり見破られ・・・
思わずラウラは赤面してしまった。

早めに迎えに行った理由はラウラに部隊の雰囲気に慣れてもらう為である。

部隊の雰囲気に慣れてもらい、大樹の小隊隊員として勤務してもらい・・・
間もなく開始される惑星エデンにおける仮想敵任務に従事してもらう狙いがあった。

2人が乗るジープは軍港の駐車場に到着した。

吉野大樹「ベサーズ准尉ご苦労だった。ベルタリア准尉もな。」

ロザ「ハッ」

ラウラ「大樹、私の事は呼び捨て・・・」

吉野大樹「おっホン、ベルタリア准尉・・・・今は勤務中だ!立場を弁える事。」

ラウラ「あっはい、吉野大尉。」

軍港の中で待ち受けていたのは制帽を被った大樹だった。

いつもの雰囲気とは違い真面目で、一切のおふざけも許さないような雰囲気であり・・
ラウラが呼び捨てで話しかけたら即座に厳しく注意してきた。

ーこれが大樹の現場の雰囲気か・・・・・

現場の大樹の姿を見たラウラは自身の機の緩めを自覚した。

吉野大樹「艦内の説明は以上だ。」

ラウラ「了解です。」

その後は大樹から説明をきっちり聞いていた。

自室の事だったり、艦内の事だったりと・・・・
特に変わった事案はなかった・・・・・

が・・・・・

吉野大樹「以上だ・・・・・後、いきなりで悪いが・・・・第2小隊との模擬戦に参加してもらう。」

ラウラ「えっ・・・・・」

吉野大樹「偶然スケジュールが重なってたようだ、指定された部屋に荷物置いたらパイロットスーツに着替えるように・・・・」

ラウラ「・・・・・了解しました。」

この後すぐアンサーズ中隊第2小隊と演習するように言われた。

たまたまスケジュールが重なっていたらしく大樹はうっかりしてたと惚けていたが
今日演習するとは思ってもいなかったラウラからすれば迷惑な話だ。

来て早々いきなり模擬戦とは・・・・・

ロザ「まぁ頑張ってください。」

ラウラ「来て早々、だなんて・・・・・」

吉野大樹「私語を慎め!」

ロザ「は・・・」

ラウラ「す・・・・すいません。」

ロザ「大尉、更衣室まで案内してきます」

吉野大樹「うむ、頼むぞ」

気乗りしない模擬戦・・・・・

来て早々模擬戦なんてやりたくはない。
最初は模擬戦なんかよりも、部隊のその他の業務を覚えたい

と思ってても軍人である以上、どの道やるしかないが・・・・

ラウラはロザの案内の元パイロットスーツに着替えるため・・
空母アルタミラに乗艦し艦内の更衣室に向かった。

ロザ「あっエ・・・・少尉殿、お疲れ様です。」

エラ「お疲れ様、ロザちゃん・・・・彼女が・・・・」

ロザ「ラウラ・ベルタリア准尉、今日から入る新人です。」

ラウラ「ラウラ・ベルタリア准尉です、よろしくお願いいたします。」

エラ「ハウンド小隊の副隊長のイ・エラです、階級とかはいいからエラって呼んでね。」

更衣室には模擬戦に備えエラが着替えていた折・・・
ラウラは失礼がないようにロザに促され挨拶した。

第一印象的にはゼントラーディ人にいないようなおっとりとした感じであり・・
階級は少尉で上官であり、模擬戦の対戦相手のハウンド小隊の副隊長。
見た感じ、戦闘に向いているようなタイプには見えない・・・

とは言え表で発言したら大樹に怒られそう・・・
そうこう考えていると・・・・

ロザ「ラウラ、弱そうと思ったでしょ?」

ラウラ「そ・・・そんなことは・・・」

エラ「慣れてますのでお気になさらず」

ロザにエラが弱いと思ってる事を指摘された。

指摘されるとすぐにラウラは慌てて否定したが・・・
エラは笑顔で慣れていると特に気にする事はなく・・・
そのままパイロットスーツのチャックを締めた。

気にしてないと言われたラウラはホッとしたが・・・
他の人だったらかなり怒られそうなので気をつけようと思った。

ロザ「あれ?アリサは?」

エラ「アリサならとっくにハンガーに行ったわよ。」

ラウラ「アリサ?」

エラ「アリサ・バレンタイン准尉、私の部下よ。今はいないから、後でで」

ラウラ「了解です(へ〜どんな人なんだろう。)」

この場にはいなかったが、エラが副隊長を務めるハウンド小隊には・・
アリサ・バレンタイン准尉と言う女性隊員がいた。
たまたま更衣室におらず、ハンガーにいるためラウラはどんな人物か想像した。

また、見た目だけで判断したらロザに感づかれ指摘されたり・・・
大樹に見つかったら怒られるだけだから、止めておこう。

と思ったラウラはエラと別れ・・・・・
ロザに自身のパイロットスーツの説明を受けた後、着替え始め・・・
着替え終わると更衣室を出た。

カゴメ「ラウラ!」

ラウラ「ん?カゴメ!?カゴメじゃない!」

カゴメ「ようやく、アルタミラに来たわね。またよろしくね。」

ラウラ「うん、こちらこそ!」

更衣室を出たらカゴメと再会した。

ラウラが機種転換センターを卒業する前に離れて以来であり・・・
二人は懐かしさのあまり、手を取り合ってわいわいした。

これから一緒に勤務できる・・・ラウラは一種の幸福を感じた。

相沢美弥「少尉、彼女は?」
新統合軍相沢美弥.中尉

カゴメ「紹介します、ラウラ・ベルタリア准尉です。」

ラウラ「本日配属になりましたラウラ・ベルタリア准尉です、よろしくお願いいたします。」

相沢美弥「管制主任の相沢美弥よ!こっちは劉夢華少尉。」

劉夢華「劉夢華です、よろしく。」
新統合軍.劉夢華少尉

ラウラはカゴメとの再会して喜ぶのも束の間。
カゴメの上官である相沢美弥と同僚である劉夢華と挨拶を交わした。

美弥は管制主任の中尉であり、カゴメや夢華の上官である。
見た目的には物静かな感じであり、クールな性格そうだが・・・
話している感じ、ハキハキと喋ってるあたり真面目で面倒見が良さそうであり
夢華はボブカットで、性格的にキツそう・・・・・

ロザ「また見た目の事を考えていたでしょ。」

ラウラ「私がどう考えようとロザは相手に伝えないで!」

ロザ「はいはい。」

またしてもロザは心の中を読み取って相手に伝えようとしており・・
ラウラはロザがカゴメ達に伝える前に止めた。

何か言われると美弥や夢華に悪い印象を持たれてしまう。
それだけはなんとかして止めなくてはならないし・・・・
口が軽いロザを抑えなければならない。

ロザを止めた結果、了承してくれたが・・・本気で止めるのか不安。

そうこうしているうちに・・・・・

吉野大樹「ラウラ!遅いぞ!」

ラウラ「あっそうだった、カゴメや中尉殿達も後ほどね。」

カゴメ「えぇ頑張ってね。」

ロザ「とりあえず最初は負けんなよ!」

大樹がやってきて遅いと怒ってきた。

他人と喋る事に夢中になっていたラウラはハッとなり・・・・
ヘルメットを持ちカゴメやロザ達と別れハンガーに向かった。

カゴメ達と別れハンガーに着くと一人の男性が立っていた。

神楽少尉「お待ちしておりました。」
新統合軍.神楽賢二郎.少尉

吉野大樹「待たせたな、紹介するよ副隊長の神楽賢二郎だ!」

神楽少尉「神楽だ!よろしく」

ラウラ「ラウラ・ベルタリアです。よろしくお願いします」

神楽賢二郎・・・・大樹の指揮するハンター小隊の副隊長であり・・・
大樹が最も信頼する同僚パイロットの一人である。

ハンター小隊は大樹が小隊長であるが・・・・・・
アンサーズ中隊第1小隊ハンター小隊は茂人直属の小隊であり
実質、大樹が副小隊であり隊員は神楽しかいない状態であった。

神楽とのやり取りの後ブリーフィングが始まった。

吉野大樹「俺が105番機、神楽は108番機搭乗だが・・・・ラウラはまだだったな愛機。」

ラウラ「はい」

吉野大樹「機体番号は110号機、覚えておくんだぞ!」

ラウラ「分かりました、覚えておきます。」

吉野大樹「前にも・・・・いや忘れてると思うが、機種はVFー5000ではなくVFー1Pフレイヤバルキリー見た目は旧式だが最新鋭機に劣らない改修がされている。相手も同じ機体だからパイロットの腕の差で決まる。心するように」

ラウラ「ハッ」

ブリーフィングが進む中でラウラの搭乗する機体の番号が伝えられた。

大樹は105号機、神楽は108号機そしてラウラの110号機であり・・・・
機種は最新鋭機であるVFー5000や後継機のVFー4ではなく・・・・
旧式のVFー1バルキリーの近代改修型のP型フレイヤバルキリーである。

フレイヤバルキリーは改修により・・・・・
VFー5000などの最新鋭機に劣らない性能を持っている。

吉野大樹「各員搭乗!母艦アルタミラが惑星エデンに向けて出港後1時間後に演習を実施する。」

大樹から搭乗命令が発令された。

母艦アルタミラが惑星エデンに向けて出港して1時間後に行われる模擬戦に備え
ラウラ達はVFー1Pフレイヤバルキリーに搭乗した。

コックピットの中に入ったラウラは模擬戦とは言え・・・・・・
これが実戦パイロットとして最初の戦いであり・・・
他の隊員とのコミュニケーションを高めるイベントを踏まえ
とてつもない緊張に押し潰されそうになった。

神楽少尉「ベルタリア准尉、緊張しているのか?」

ラウラ「いえ・・・・・別に・・・・」

神楽少尉「ゼントラーディ人と聞いたけど、地球人とかわんねぇんだな。機にすんな」

ラウラ「はぁ・・・・」

モニター越しでラウラが緊張している姿を見たのか神楽が心配してきた。

ラウラの事を気にして心配にしたのではなく・・・・
ゼントラーディ人が緊張している姿を見た事に対しての好奇心あっての事で・・・
好奇心で心配された事にラウラは落胆しため息を吐いた。

地球人とゼントラーディ人は根本的に違うのは分かっているが・・
こんな扱いされるのは・・・・・・・・

カゴメ『まもなく月面クラビウス基地防宙圏を出ます。』

吉野大樹「そろそろ模擬戦を開始する備えるぞ!桐原少佐も見ている事を気にしろよ!」

1時間が過ぎ月面クラビウス基地防宙圏を越え・・・
大樹率いるハンター小隊と本多義輝率いるハウンド小隊との模擬戦が始まる。

ラウラにとっては初めての正規隊員としての勤務であり・・・・
可変戦闘機パイロットとしての戦闘であるので緊張している。
上手くやれるのかどうか・・・・・・

戸惑っているうちにラウラ部隊員として初の戦闘の火蓋はどんどん近づいていった。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

二次創作での緊急事態

2016-10-28 21:33:19 | マクロス

実は緊急事態が発生して二次創作が描けない状態になりました。

とてもしょうもないことですが、表現に悩んで描けない状態になりました。
考えが何も浮かばないのです。
これは更新ペースが上がらない重大的な危機です。
一体どうしたらいいのだろうか・・・・・・どうしたら表現が納得行けるような出来になるのか多いに悩みます。

個人的な問題である一人言です。
はい・・・・・・・・
これじゃあ構想埋まらないよ~
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする