マクロス外伝大本営 新統合軍極東太平洋軍管区司令部

マクロスやロボット大好きなブログです。二次創作などを主にやります。

公式ではなく非公式です。

ありがとう 2018年

2018-12-31 23:53:02 | 日記
今日は年末年始ですね。

今年はいろいろ大変でした。
なんせ二回も二回も転職活動してしまいました。

いい事はなしなしで本当に大変な一年だなと思いましたね。

大変な事が沢山あり、本当に苦労しました。

来年こそはいい年に、いい事がたくさん。

そのためには今の職業を精一杯頑張っていきたいと思います。

読者やTwitterのフォロワーさんも支えてください。

未熟者ですが、どうか来年も長田義家をよろしくお願いします。

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ボドル基幹艦隊決戦後の九州熊本の話

2018-12-31 23:41:14 | マクロス短編
西暦2010年2月11日

ゼントラーディ軍第118基幹艦隊(ボドル基幹艦隊)が地球周辺に展開した。
目的は・・・・・・・地球人類の絶滅である。

数百万いるゼントラーディ軍艦艇は地球に向けて砲撃。

地球の9割がこの攻撃により損失。
一時的とは言え、地球は死の星に変わり果てた。

無論、この攻撃で地球人類はただでは済まされず。
9割近くの人間が死に絶えてしまう結果になった。

ただ・・・・・

【2月11日.日本列島.九州.熊本.ボドル基幹艦隊決戦から2時間後】

ゼントラーディ軍の砲撃により壊滅した熊本。
加藤清正が築城した熊本城は無惨に破壊されてしまい。

熊本の街はこの世から消滅したかのように破壊され尽くしてしまった。

宮本幸雄「こいつは酷いな。地上から出てくれば・・・・・・」
地球統合陸軍.極東・太平洋方面軍所属.宮本幸雄.大尉

鍋島計胤「空襲よりもひでぇ、クレーターが出来てやがる。」
地球統合陸軍.極東・太平洋方面軍所属.相馬計胤.大尉

悲惨な状態になった熊本の街に防護服を身につけた兵士が街の中を歩いていた。
彼らは極東・太平洋方面軍所属の兵士であり・・・・

ゼントラーディ軍ボドル基幹艦隊砲撃時に地下の統合軍基地におり。
戦災から逃れていた。

アレン「全く酷いな、民間人の避難誘導してなかったら死んでいたぜ。」
警察官.アレン・クーパー巡査長

宮本幸雄「確かにな、多少なりとも救えたのなら幸いさ。」

助かったのは兵士だけではなく、警察官などの人々もおり。
決して多い数ではないが、地下に数多くの民間人も避難している。

しかし、砲撃直前にも避難誘導していた兵士や警官もおり。

避難していた民間人と共に殉職していた。

「宮本大尉、上からの命令で鍋島隊.ハミル隊と共に他のエリアの地区のシェルターの探索が指示されました。」

宮本幸雄「分かった、動ける人間を集め鍋島隊とハミル隊と共に生存者探索に向かう。」

宮本幸雄大尉率いる第19支援歩兵中隊も同様であり。
宮本や鍋島と言った指揮官は、避難民を地下トンネルに誘導して難を逃れたが・・・
トンネルを入り口付近にいた部下や他の隊は爆風で吹き飛ばされ。

戦死、運良くて負傷と言う被害を受けている。

先頭にいたとは言え、部下が死傷してしまう事に関してはかなり負い目を感じており。
もうこれ以上、部下を失いたくないと考えていた。

その後

一旦地下に戻り73式大型トラックに乗り込み、かつての地図を便りに生存者救出に向かった。
途中、鍋島隊とハミル隊はシェルターを発見し救助活動に入ったため・・・

残りのシェルター探索の車列は宮本隊のみになった。

キィィィィィン

「おや?あの可変戦闘機と通常戦闘機何処の部隊だ?」

宮本幸雄「さぁな。」

腕を組ながらトラックに乗る宮本達の上にVF-1AとF-2改による編隊が通りすぎる。
何処か飛行隊を有する部隊が飛んできたのだろう。

宮本はそう思いながら目を瞑る。

ガンッ

宮本幸雄「おわっ!?なんだ?」

「隊長、あれを?」

宮本幸雄「何?・・・・・なっ・・・・だいだらぼっち!?」

破壊された建物と高速道路の残骸付近に夜営する巨人がいた。
彼らはボドル基幹艦隊決戦時に地球に流れついた残留ゼントラーディ兵である。

偶然にもこの熊本の街に流れついており、次の作戦行動を行うため待機していたのであった。

「隊長・・・・・シェルターは・・・・」

宮本幸雄「車両隠せ、そして下車。死にたくなかったらな。」

「はい。」

宮本隊長「アクトン軍曹・アレジ軍曹・塩谷軍曹・エイトケン軍曹・宗軍曹は警戒待機。」

『ハッ』

シェルターはゼントラーディ人達がたむろしている一歩手前にあり。
下手すれば見つかってしまう場所にあった。

遮蔽物は積み重なった残骸と僅かながらに残った建物の廃墟のみ。

まずは乗っていた車両をある程度の位置に隠し。
乗っていた宮本隊は降車し・・・・・

宮本幸雄「各員、行くぞ!」

はいっ!!

シェルターに向けて低姿勢で走る。
なるべく出来る限り見つからないようにし、ゆっくりでいいから生存者を救出。
自分たちのいた基地へ帰還する。

とは言え、相手は見たことのない巨人(ゼントラーディ)うまくやれるか。

桐野奈美「隊長、シェルターの入り口発見。瓦礫で多少埋まってますがなんとかなります。」
宮本隊.桐野奈美.軍曹

宮本幸雄「いいか、避難民が生きていたら低姿勢に移動できるようにサポートしろ!」

桐野奈美「はい。」

宮本幸雄「田島軍曹・深見軍曹も手伝え!」

シェルターに到達し、避難民が上手く脱出できるような環境作り・・・・
宮本は一人シェルターに向かった。

宮本幸雄「こちらは地球統合軍第19支援歩兵中隊隊長、宮本だ!誰かいるか!」

シェルターの入り口付近に立つと・・・・・
ドアをドンドン叩きながら生存者がいないか確認する。

何か反応はないのか?

宮本は敵に襲われる可能性を頭に入れながら、何かの反応に期待する。

栗原健夫「あんた、地球統合軍の軍人か?」
地球統合軍警務官.栗原健夫.少尉

宮本幸雄「あぁそうだ、あんたは?」

栗原健夫「俺は極東・太平洋方面軍警務隊九州第2区所属の栗原だ!」

宮本の反応に答えたのは、髭の生やしたMPの腕章をつけた兵士だった。
名前は栗原健夫.少尉、30代前半の同年代の男だ。

彼の後ろには部下らしき男女の警務官と、陸軍兵士が数名いる。

栗原健夫「今はどうなっている?」

宮本幸雄「外は地獄だ、何か異様な雰囲気になっている。危険だから、ここを出ないか?」

栗原健夫「地獄だと?」

宮本幸雄「それに見知らぬ巨人がいる・・・・」

外の状況を知らない栗原から状況を求められ、宮本は返答する。
宮本の言葉を聞いた栗原は、冷静さを保っており。

話を最後まで聞いた。

栗原健夫「分かった、その基地とやらへ行こう。」

宮本幸雄「外の空気が異様なので布を口に被せて、トラックまで向かってくれ。」

栗原健夫「了解した、ここには民間人が多い。先に行かせてやってくれ。」

話を聞き終えた栗原は宮本に民間人を先に行かせるように言う・・

民間人を救うことは最優先だと分かっている宮本は了承し、民間人を先に外に出す。
それを確認した後に、宮本は栗原らと部下と共に外に出てトラックに向かう。

トラックまで向かう道中はとてつもない危険であり。
いつゼントラーディ人が振り返り襲撃してくるのか分からない。
例え乗っても無事に基地までたどり着くか・・・・・・

桐野奈美「隊長?」

宮本幸雄「あぁすまんな、少し不安でね・・・・とにかく行くぞ。」

桐野奈美「はい。」

宮本は不安になりながら、トラックまで中腰で進む。
なんとかトラックまでたどりつき、避難民と残存兵の怪我人を乗せる。
全員収容したら基地までトラックで進む。

栗原健夫「大尉、あんたで最後だな。」

宮本幸雄「あぁ後は基地に戻るだけだ。」

相手はバレてない、いける・・・・宮本は思った。
巨人たちことゼントラーディ人達は今の宮本達の様子に気がついてない。

このまま上手くいけば助かる・・・・・・・

宮本は希望を胸に、トラックを動かそうとする。

しかし

ズゴォン

宮本幸雄「なんだ?」

突然、ゼントラーディ軍部隊が攻撃を受けた。
一体何が起きた、何処からの攻撃だ!

宮本は周りを見渡すと・・・・

宮本幸雄「おわっ!?」

クァドラン・ローとヌー・ジャデル・ガーが、残留ゼントラーディ部隊を攻撃していた。
一体何処から飛んできた物なのか、統合軍のマークはない・・

ただ分かるのはIFFの反応が友軍であると言う事であり・・・・
連中が奴らと同じマークを持っていると言う事だ。

同士討ち・・・・・

もしくはこちら側についたのか?

桐野奈美「どうします?」

宮本幸雄「決まっている、そのまま出せ!巻き込まれるぞ!」

宮本はゼントラーディ人同士の戦闘に巻き込まれないために、そのまま出すように命令を出す。

命令が出され、宮本隊のトラックの車列は基地の方へ向けて移動した。
幸いにもゼントラーディ人達は宮本達に気がついてない。

栗原の部下の一人.富田幸弘.軍曹が、トラックの間から撮影。
クァドラン・ローの暴れっぷりを出来る限り撮影し。
後に退役し映画脚本家になると、リメンバーラヴを男と女で戦う設定にした。

その時のヒントがこの時の戦闘であったのは言うまでもない。

鍋島計胤「よぉ宮本戻ったか。」

宮本幸雄「鍋島、貴様生きてたのか?」

鍋島計胤「まぁな、他の隊も無事だ。」

宮本は無事に基地にたどり着いた。
様々な障害物と、道中シェルターから出てきた民間人や残存兵を拾っており。
数十人の生存者を救うことができた。

鍋島などの面々も生きており、特に鍋島はやりきったのか煙草を吸っている。

宮本幸雄「全方位のシェルター回ったか?」

鍋島計胤「各隊や他の決死救助隊も調査した、ダメなのもあったが大体生きていた。ただ・・・・」

宮本幸雄「ただ?なんだ?」

鍋島計胤「避難民の数が少ない、もっと入るはずだが・・・・・」

宮本幸雄「やっぱりな、俺も違和感を感じていたんだ。鍋・・・・原因は分かるのか?何故避難民の数が少ないのか?」

鍋島計胤「俺の予測では異星人艦隊が攻めてくると信じない人が多いと思っている、日本人は危機的な事に関しては軽視する傾向がある。二つ目は、避難シェルターの距離が遠い事だな。」

宮本も鍋島と同じように煙草を吸いながら意見交換する。
最初は二人だけだが、他の隊や警察や消防などの救助隊の参加指揮官も加わる。

どれも言う事は避難民が少ないなどであった。

更には巨人達の事に関しても・・・
巨人に関しては様々な意見が出たが、どれも自分達がどうしようも出来ない案件であり。
もう触れない事で一致した。

そして

3日後。

宮本幸雄「友軍と連絡ついたんですか?」

一条幸隆「あぁ現在SDF-1マクロスを初めて、各方面軍司令部と戦災を逃れたエルメンドルフ基地.ミッドウェー基地.硫黄島基地.南鳥島基地.父島基地.南極大陸など、各地の基地とコンタクトを取れた。」
熊本基地.司令官代理.一条幸隆.中佐

鍋島計胤「おぉ。」

一条幸隆「我が基地はここを維持し、東京の極東・太平洋方面軍司令部と同様に機能している佐世保基地の指揮の元現状を維持しろとの事だ。あと更にだが、共有情報によると・・・・・」

熊本基地は世界各地に残存している地球統合軍残存部隊と連絡がついた。
各地で共有された情報によると、敵はゼントラーディ軍。

ボドル基幹艦隊決戦後、地球へ落着した残留軍であり。
現在交戦中、各地の統合軍は戦闘状態に入っていると・・・・
更に友軍のゼントラーディ部隊もいるとの事。

そして敵と遭遇した場合は応戦しろと・・・・・

「ゼントラーディ軍だって?」

「巨人と戦闘状態って戦える状況じゃないぜ、外は地獄なのに。」

それを聞いた将校達はざわざわする。
戦闘状態・・・・・戦える状況じゃないと・・・・・・

熊本基地は地下施設は生き残ったが・・・・・
戦力の大半を失った・・・・・
今の戦力は・・・・・

◆熊本基地にいる戦力
人員
・陸軍兵士.230名
・海軍兵士.12名
・空軍兵士.7名
・海兵隊員.28名
・警官.56名
武装
・デストロイド・シャイアン.2機
・90式戦車.3両
・73式大型トラック.20両
・9mm拳銃
・M9
・9.65mm拳銃
・64式小銃
・89式小銃
・M16
・M4カービン

まともに戦える状態ではない。
日本人の兵士を初めて、アメリカ人.イギリス人.インド人.ドイツ人などの兵士がいて・・・・
まだ統合して間もないからか、価値観が纏まらず荒れるが・・・・

この時は珍しく意見は一致する。

「レフテナント・カーネル・イチジョーの考えは?」

一条幸隆「我々にはまともな戦力はない、敵に襲われたら一溜りもない。」

「なっ・・・・・・・」

海兵隊の代表の少佐は一条中佐に意見を求めるが・・・・
帰ってきた答えはまともに戦えないと・・・・

この場はざわつく。

一条幸隆「ともかく、各員は地下の栽培施設と・・・空気浄化システム.水浄化システムの維持に専念するように解散。」

ざわつく中で、一条中佐は基地内で機能している各システムを維持するように言って解散。
将校達は納得言わない顔でこの場を去った。

鍋島計胤「あほ中佐、考えはないのかよ。打開策。」

宮本幸雄「ないだろう、あれでは・・・この状況でどうする事も出来ない。俺も中佐の立場ならあぁ言うさ。」

鍋島計胤「だけどよ。」

宮本も不満に思ってたが、正直・・・・・もうどうする事は出来ないと知っていた。
もう既に今のこの状態、いやマクロスが落下した時から・・・

いつかはあぁなると・・・・・

その後、宮本は基地を維持しながらなんとか終戦まで生き残った。
新統合軍に引き続き参加し、陸軍大佐に昇進し退役。

この時の地上戦における、いつ襲われるかの緊張感に関する話は後に本として出し。

ベストセラーになる。
この本の中身に関しては、皆様の想像にお任せします。

時は遡り・・・・

【佐世保基地地下.潜水艦施設】
地上との出入り口を解放し、九州で唯一まともな基地.佐世保。
統合戦争時に建築され、地上はやられても核兵器や隕石でも耐えれる程の強度がある。
その地下施設の潜水艦ドックは自衛隊やアメリカ軍から引き継いだ潜水艦や・・・

最新鋭の潜水艦が待機している。

「バージニア、テキサス、ハワイ出港します。」
「目標、五島列島。攻撃目標ゼントラーディ残留部隊の集結ポイント。」

その中からバージニア級原子力潜水艦3隻が出港する。
目標は五島列島のゼントラーディ残留部隊の集結ポイント。

九州に展開する統合軍部隊を援護するのが、目的だ・・・・

「上手くいきますか?司令?」

「上手くいってもらわねば困る、戦後の我々の利権としてな。」

「はぁ。」

だが

司令官的には何か別の考えがあるようである。
その内容とは・・・・・・・・・・・

「ここで我々が成果あげなければ、宇宙軍の連中が調子に乗る。それだけは・・・・」

宇宙軍に対して・・・・
今成果あげないと戦後復興に最優先に回されるのは宇宙軍である。

今回の大戦でわかった事は主役が宇宙。
海兵隊はまだしも、陸海空の三軍は明らかに冷遇される。
宇宙軍嫌いの佐世保潜水艦隊の司令官はそれが気に入らない。

そうならないように、潜水艦隊を利用し海軍が役に立つ事を証明したいと考えていた。

潜水艦隊は佐世保基地を出港、艦隊司令は艦隊に希望を託すかのようにニヤけ・・・
パイプ煙草を吸いながら艦隊の姿を見続ける。

【主人公】

宮本幸雄
【所属】
地球統合陸軍
新統合陸軍
【階級】
大尉
【性別】
男性
【種族】
地球人
【生年】
1977年
【出身】
日本国千葉県松戸市
【解説】
地球統合軍極東・太平洋方面軍九州.熊本地下広域基地所属
(地上は旧.陸上自衛隊熊本駐屯地から引き継いでいる。)
マクロス落下前は陸上自衛隊に所属する自衛官である。
統合戦争に従軍し、日本国として最後の極秘作戦に従事し成功させている。

既婚者であり、家族は月面に移住している。(単身赴任)
戦後も生きているが、その詳細は後の物語で語られる。

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再会の地球

2018-12-30 17:54:38 | マクロス短編
-ねぇお母さん
-なぁにランシェ。
-私は姉や妹に負けたくない、どうしたらいいのかな?
-難しいわね、でも好きな分野を特化し努力したらいいんじゃない。
-そっか~

ねぇお母さん・・・
私・・・私がもし志半ばで死んだら・・・・

待って・・・ランシェ!!

「おわっなんだ!?」

地球.北米.シアトルタウンの街の何処かの住宅。
緑髪の一見、まだ二十代に見える女性は涙を流しランシェと叫びながら起きた。

その叫び声にとなりにいた髭を生やした老人が起きる。

「んんなんでもない。いつもの夢よ。」

「そうか、いい加減・・・・トラウマから脱却しろよ。おやすみ。」

「おやすみ。あなた・・・・」

いつもの夢・・・それは悲しみがこもった悪夢であった。
受け入れたくない、悲しみと絶望・・・

緑髪の女性は、ゼントラーディ人らしい少し尖った耳を触り就寝した。

【西暦2065年.地球.北米.シアトルタウン】
戦争から半世紀経過し、ある程度の住民を取り戻したシアトルタウン。
近年はお酒の町となっており、数多くのバーが連なっていた。

そんなとあるバー

「よぉ姉ちゃん、一人かい?」

「まぁねぇ。」

一人の髪型が緑のショートで、胸が大きく・・・
ブーツを履き、ミニのタイトスカートが似合う女性がちゃらそうな男に絡まれる。

その女性は酒を飲んで酔いつぶれており・・・・
意識不明に近いような状態になっており、言葉がべろんべろんである。
絡んできた男性は女性が酔っている事をいいことに太ももを触ろうとしていた。

バシッ

「ぎゃぁぁ。」

「私が酔い潰れて、太もも触ろうなんて百年早い!」

「ぎゃぁ。」

触ろうとした寸前、女性は絡んできた男性にアッパーを喰らわせ・・・
後ろに倒れそうになった所を、足で支えてキックした。

男性はそのまま落ちて地面に落ちた・・・・

「痛て~・・・・おわっ・・・・」

「触るなら、正攻法で責めればいいのに・・・・馬鹿な人ね・・・・」

地面に落ちた男性を見下ろすように、スタイルのいい若い女は語りかける。
胸も大きい、正面でもミニのタイトスカートと黒タイツ姿が魅力的・・・

だけど、特徴的な癖っけ・・・何処か見たことがある・・・

男性は必死に思い出した結果・・・・・

「まさか・・・・あんた・・・超時空シンデレラ・・・ランカ・リー」

ランカ「懐かしい呼び名ありがとう。今はバトル・シンデレラ・ランカよ!」
女優.ランカ・リー

今自分を見下ろしている女性が、バジュラ戦役で活躍した歌姫・・・
超時空シンデレラ、ランカ・リーだと気がついた。

あの頃とは別人のように・・・・違っていた。

西暦2059年・・・・・・
超長距離移民船団マクロス25(フロンティア船団正式名称)は・・・・
シェリル・ノームのコンサート当日にバジュラと言われる生命体と交戦状態に入った。

数ヵ月に及ぶ戦いは、バジュラとの和解とバジュラ本星への入植。
そして・・・・裏で糸を引いていたギャラクシー船団を逆賊とする事で終わった。
その後、ランカはシェリルとコンビを組んで歌手活動したり・・・・

または別の惑星に赴いてコンサートを開いたりと積極的に活動してたが・・・

シェリルは想い人早乙女アルトと共にマクロス・オリンピア船団に移動。

ランカは一人ぼっちになったばかりか、恋の勝負に負けてしまった・・・
そして2063年・・・・・

オズマ「待ってくれランカぁぁぁぁぁぁ」

ランカ「お兄ちゃん、じゃあね♪結婚しているのに、シスコンはダサいよ♪」

オズマ「ぐはぁぁぁぁ(精神的ダメージ、オズマは軽い鬱病になった)」

恋の勝負に負けたとは言え、まだ歌や女優業がある・・・・
そんなわけで、ランカは自分自身のスキルアップのため地球へ向かった。

道中で自身の修行を兼ねた仕事をやりながら、収入を得て翌年・・・地球に到着。

映画会社に入社し、脇役ながらも修行で学んだ事を生かし大ブレイク。
今年になってから映画スニーキング・ミッションのヒロイン・・・
女性兵士マレーネ・フィッシャーを熱演し、更に反響。

超時空シンデレラから、激しいアクションをこなすバトルシンデレラと言う異名を持つになった。

映画から人々から得たイメージは、普段はクールでかっこいいがたまに見せる可愛さが魅力的だと定着している。

が・・・・・

エルザ「ランカさん、お酒何杯飲んでいるんですか?もう止めてください、明日は休みとは言え健康に害します。」
新統合軍から派遣された護衛.エルザ・スレフマン少尉

ランカ「いいじゃない、エルザちゃん。これが楽しみだから・・・」

エルザ「超時空シンデレラの頃を知っている頃のファンが泣きますよ、って寝ないでください。」

酒が好きであり、酒豪。
バーに来ては飲んで食べて寝て、護衛のエルザも頭を痛める光景は・・・
今となっては日常茶飯事であった・・・

そして翌日・・・・

ランカ「ん~よく寝た~」

エルザ「ランカさん、もう少しはお酒控えめに。」

ランカ「分かっているわよ、今夜はヨーグルトのお酒は飲みたいわ。」

エルザ「あっ・・・はい(懲りない人)」

近くの格安ビジネスホテルからランカとエルザが出てくる。
ランカは気分爽快な顔であるが、エルザは若干疲れている表情を浮かべていた。

酒を控えるようにと言っているが・・・・

エルザはどうだめだこりゃと呆れながら、北米の寒空を歩く。
しばらくして・・・・一人の緑の髪をした女性とすれ違う・・・・
普通に通りすぎたが、緑の髪の女性が振り返った。

ランメル「あなたがランシェの娘、ランカ?」

ランカ「そうですけど・・・・あなたは?」

ランメル「ごめんなさい、私はランメル・ターリーよ。あなたが孫のランカだと思って。」

ランカ「えっ私ですか?確かに私がランカですけど。」

緑色の髪をした女性はメルトラン、それに何処かランカに似ている。
それにランシェの名前を知っているのはこの人は何者だろうか?

ランカは目を細くし、ランメルと名乗る女性を見る。
ランメルと名乗る女性はふっと笑い、ランカとエルザに衝撃的な事を言った。

ランメル「あなたのおばあちゃんよ。」
ランカの祖母.ランメル・ターリー

ランカ「お.おばあちゃん。」

エルザ「まさか・・・」

ランメル「ランカは覚えてないけど、小さい頃一度会っているのよ。」

自分がランカの祖母・・・・

この言葉は、ランカとエルザにナイフで心臓を刺さるぐらいの衝撃を受け。
ランカはあまりの衝撃に手の震えが収まらなくなる。

目の前にいる女性が自分の祖母・・・・

今まで自分の祖母とは会った事がない。
今の衝撃はだんだんと、震えから何かの感動を覚え・・・・

ランカ「おばあちゃん。」

ランメル「はははは、小さい頃のランメルとそっくりだよ。」

思わずランカはランメルに泣きながら抱きつく。
幼い頃に母ランシェを失い、オズマに育てられた・・・・

だけど・・・・何処かランカは母親を求めていた・・・・・

実の家族の存在を知ったバジュラ戦役の後も、その傾向が強くなった。
ランメルも遠い地に行ったランカがこうして会える事に嬉しさで涙を浮かべている。

感動の抱擁・・・・エルザも貰い泣きするが・・・・

ランメル「所であそこの女の子誰?」

ランカ「あっ・・・・・」

エルザ「どうも新統合宇宙軍地球本国統合運用軍.北米地区第4統合飛行隊少尉のエルザ・スレフマンです。」

ランメル「軍人ね・・・・・」

どうやらランメルからすれば、エルザの存在はなかった事扱いにされていた。
ランカ思わず、苦笑。

その後三人はファーストフード店に入った。

ランメル「ランカの映画見たわよ、中々の戦闘シーンね。」

ランカ「そんな・・・恥ずかしいですよ。」

ランメル「恥ずかしいがらなくていいのよ♪後、エルザちゃんはジーナス家の人なの。」

エルザ「私は特に気にしてませんけど。」

ファーストフード店でハンバーガーとグリーンサラダを食べながら談笑。
ランカもあんまりエルザが話そうとしない出自が聞けて笑顔を浮かべて・・・
ランメルがゼントラーディ軍時代や第1次星間大戦の思い出話を語り、盛り上がり・・・

ランカやエルザも今まで生きてきて楽しかった思い出を話し合い。
終始笑顔、三人は今の出来事をエンジョイ。

ファーストフード店から出ると、1日だけランメルの家に泊めてもらう事が決まり。
三人は家に向かう。

家に入るとすぐに・・・・

ランカ「久しぶり、お母さん。」

ランカは母ランシェの遺影を触った。
昔は全然記憶はなかったが、実の家族を知って以降・・・

母ランシェに対し特別な感情を抱いていた。

ランメル「あの娘は、長女じゃないから。姉達や妹に負けたくない言っていろいろ努力したな~」

ランカ「えっ?」

ランメル「バジュラ戦役の時より、輝いているのはテレビや映画で知っている。その裏でランカは努力したんでしょ。」

ランカ「う.うん。」

ランメル「あははははは、そんなに緊張しなくていいのよ。本当にあの娘に似たわね、ランカ・・・将来はいいお嫁さんになりそうね。」

ランカ「ちょっと・・・・恥ずかしい

ランメルはランカが今は亡きランシェに似ていると言う。
ランシェに似て真面目と言う意味なため、ランカの顔はゆでダコのように赤くなった。

いいお嫁さん・・・・・・それを言われると・・・・・・

照れるランカであるが・・・・

ランメル「生娘じゃあるまいし、そのような照れ方ではいい女になれないわ。もう少し色気のある照れ方しなさい。」

ランカ「はい!」

その手に関してランメルは厳しいのか、もっと色気のある照れ方をしろと・・・
やっぱりかなわないな~

同じ年代の容姿だけど、人生経験の多さは違う。

ランカは今まで会った事のない祖母を尊敬した。

翌日・・・・・・

ランカは仕事のため、映画撮影地であるサンディエゴに向かう予定であった。
役柄は新統合海軍の女性将校・・・・・

それなりに遠い地であったので、ランメルに車で送ってもらう事になった。

ランメルの家から出て北米きっての海軍の街サンディエゴにたどり着く。

エルザ「すいません、ランメルさん送ってもらって。」

ランメル「いいのよ、可愛い孫とそのボディーガードを送るのは今の私の義務だから。」

本来はエルザが運転する予定だったが・・・・・・
私が運転したいとランメルが運転、エルザはランメルに申し訳ない気持ちになった。

ランカもサングラスをかけ、祖母ランメルに別れの挨拶をしようと近づく。
祖母の前に立つと・・・・・

ランメル「ねぇランカ、行く前に一つ聞いて欲しい事あるの。」

ランカ「一つ?」

ランメルがランカの前に腕を組ながら立っていた。
ランカは不思議そうに見ると、ランメルはある一言を放った。

ランメル「ゼントラーディ人の戦士としての誇りを胸に生きなさい、恋も仕事も厳しい事が起きても敗けはしないと。」

ランカ「おばあちゃん・・・・・」

ランメル「短い間だったけど、ありがとう。私の誇りの孫・・・・いや同胞よ・・・」

ランカ「同胞。」

ランメル「また会いにいらっしゃい、今度は従姉妹にも会えるわ。」

別れの挨拶・・・・・・
ランカにゼントラーディ戦士の誇りを持って、何事も負けない覚悟を持て。
一瞬とは言え目の前に映ったランメルの顔は優しい祖母ではなく・・・

残忍で冷酷なゼントラーディ人の戦士の顔であった。

エルザは驚くも、ランカは驚きはしない。
なんと言うか、心に来る。

ランカ「安心して、おばあちゃん。ゼントラーディ人の魂、しっかり受け継いで頑張るから。」

ランメル「よし!頑張ってね、ランシェも喜ぶわ。合言葉は・・・・」

ランカ「サ・エスケスタ(了解)っでしょ!」

ランメル「そうサ・エスケスタよ!じゃあね、ランカ。そしてエルザ。」

ランカ「こちらこそ元気で・・・・」

ランカはゼントラーディ語を話し、敬礼しながらその場を後にする。
エルザもランカの後を追いかけ、撮影地のサンディエゴ基地に入った。

その様子を見守ったランメルは敬礼し、ランカ達の姿が見えなくなるとジープに乗り家に帰っていった。

ランシェ・・・安心して・・・・ランカは今もこうして元気に過ごしている
ランカがいつか命尽きるまで、最後まで見守り、守ってください
また、いつか・・・・また・・・会おう・・・・愛しき・・・・娘よ・・・

【イメージキャスト】
◆ランカ・リー
=中島愛

◆エルザ・スレフマン
=西田望見

◆ランメル・ターリー(ファルカ)
=瀬戸麻沙美

◆絡んできた男
=杉田智知

【新規キャラクター】


エルザ・スレフマン
【階級】
少尉
【所属】
新統合宇宙軍地球本国統合運用軍.北米地区第4統合飛行隊
【性別】
女性
【種族】
地球人とゼントラーディ人のクォーター
【生年】
2047年
【解説】
新統合軍地球本国軍に勤務する女性士官。
生真面目だが、愛嬌のあり独自の戦い方を考えるなど勉強熱心な性格。
実はマクシミリアン・ジーナスとミリア・ファリーナ・ジーナスの孫であり・・・
エルザはミューズ・ジーナスの5姉弟の末っ子として姉エカテリーナ・スレフマンと共に双子で生まれている。

新統合軍のノンキャリアであるが、数々の戦闘の経験や資格を持っており。
その功績が認められ少尉に任官している。

コールサインは、カコミスル。

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ランケース・ケラール

2018-12-26 23:34:21 | ゼントラーディ系図鑑


【性別】
女性
【種族】
ゼントラーディ人
【生年】
1997年
【所属】
新統合軍
【階級】
少尉
【解説】
新統合軍開発飛行団に所属するメルトラン。
最新型のVFのロールアウト前の試乗を主にしている。
性格は真面目で一点ばりである。

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第239話 ラウラ・ベルタリアとフェアリ・ラカジーラ

2018-12-25 00:12:24 | マクロス外伝蒼い髪のメルトラン(再編成中)
ラウラ達が惑星マリトラーンたどり着いてから翌日。
護衛対象の各党議員候補達がやってきた。

すぐさま、迎え入れるべくアンサーズ隊員などの面々は整列し待機した。

やってきた、多種多様な政党の候補者が見えるが・・・
政治の事が何も分からないラウラとロザは珍紛漢だった。
二人からすれば議員候補と言えどもインパクトが低い、これが上に立つ人間とは信じられない。

フェアリ「あれは・・・・」

「ラカジーラ議員候補、あれは地球本国から派遣されたアンサーズ中隊です。」

フェアリ「聞かない部隊ね。」

「ラカジーラ議員候補・・・・あれは月面の予備艦隊所属のアグレッサー部隊で、まぁなんでも屋部隊です。」

フェアリ「何でも屋ねぇ。」

護衛部隊と謁見するため、部屋に入ったフェアリはアンサーズに関心を持つ。
ベレー帽を被っており、他の護衛部隊とは異色な雰囲気がある。
マリトラーンに向かう直前、服装が一新され。
ベレー帽、全員一同駐留軍のスカイブルーの軍服に統一された。

着用は派遣先の任務地マリトラーン特別の場合のみ着用。
と言う代物

何故かであるが、女性兵士のスカートの長さが少し短くなる。

劉夢華「カゴメ、美弥、あれどう思う?」

相沢美弥「あれは流石にない、派遣先だけの正装とは言え。」

カゴメ「スカートの長さ、少し短すぎるわね。」

通常の制服を着用しているアルタミラの女性からの評価は低い。
タイトスカートとは言え、短いが故になんかいやらしいと感じていたようだ。

本当に女性用のアンサーズの制服のスカートを短くしたデザイナーのセンス悪。
評価が低いだけでなく、デザイナーに対する不満を持っている。
もし自分達が着るようであればかなり羞恥心を持ちながら勤務しないといけないわけで。

地獄。

プライベートで着用するのはまだしも、勤務中にこれは流石に無理。

星村絵里「あちゃ~、ラウラ達の新着制服にはいい印象はないみたいね。あの娘達。」

ミリア「しかたあるまい、これも地球人の文化だからな。」

星村絵里「文化ね、私達の制服のスカートも短いけど。」

ミリア「見えんからいいだろう、後・・・・・気にしたら負けな。」

3人の姿を見ていたミリアと絵里の二人は同情し、自身のスカートを振り替える。

ラウラ達と似たような短さのタイトスカートであり。
スカートの中にはタイツを履いている。
恥ずかしい気持ちは分かるが、この案件は気にしたら負け。

二人からすれば、どうでもいい事だった。

桐原少佐「吉野大尉、今の心境はどうだ?」

吉野大樹「少し緊張してます、候補とは言え議員連中の前だと緊張します。」

桐原少佐「あ~やっぱり。」

アンサーズの隊長茂人と副隊長大樹は声が聞こえないように今の心境を語る。
地方自治政府の議員候補とは言え、その惑星の行政に携わるかもしれない人間であり。

テロリストから守りきらないといけない最重要護衛対象。

特に大樹は、政治事が嫌いであり。
早くこの現場が終わらないかなと思っていた。

吉野大樹「蒼い髪のメルトラン?」

つまらないと思いながらも、大樹はある事に注目する。
蒼い髪のメルトラン・・・・・フェアリだ。

話には聞いてたが、メルトランの議員候補は蒼い髪の持ち主とは。
まるでラウラと似ている・・・・・
が・・・・・何処か違う雰囲気が出てる。

大樹はずっとフェアリの方を見ながら、その背中を見ていた。

ラウラ「えっフェアリ・チェリアス!?」

ロザ「あの・・・・・」

二人はフェアリの姿を見て驚いていた。

普段は弱気で戦闘力はないが、戦闘時に人格の豹変するエース。
そんなエースが議員候補として目の前にいる。
驚いているのは、ミリア達や絵里や部下のゼントラーディ系の面々も驚いている。

フェアリ「どうも~(ラプラミズ艦隊のエース勢揃いね、なんかの縁ね。)」

フェアリは驚くラウラ達を見ても驚いてなかった。
何故ならラプラミズ艦隊とはボドル基幹艦隊決戦時には争い、よく知っている。
そして大戦末期でも、共闘し共に戦争を生き抜いている。

大戦後、しばらくしてゼブラと結婚し。
いろんな事を経て、今に至る。

-まさか、再びラプラミズ艦隊の兵士が護衛ねぇ。

フェアリは、少し笑顔になりながら前へ進む。

ロザ「ラウラ・・・・・・・」

ラウラ「フェアリ・チェリアス後で話する必要あるようねぇ。」

同じ青い髪を持つメルトラン、フェアリ。
最初は驚いた表情を見せたラウラであるが・・・・
突然変異体のエースパイロットであるフェアリが何故議員に立候補したのか気になった。

そしてすべての行事を終え、小休憩時間

ラウラ「あっ・・・・・」

フェアリ「考える事は同じですね、ベルタリア准尉殿。」

ラウラ「フェアリ・チェリアス・・・・」

フェアリ「よして、今はフェアリ・ラカジーラよ。」

出向こうとしようとしたラウラの前にフェアリがやってきた。

ラウラに驚かれるが・・・・それは・・・考えている事はフェアリも同じであり
青い髪のメルトランであるラウラに興味を持っており、どんな人物なのか見極めようとしていた。
もう1つ目的はあるようだが、それは後に判明する。

ラウラ「自由共和党の議員候補様が、何故私ごとき准尉に何のようですか?」

フェアリ「もぅ、同じゼントラーディ人同士仲良く喋ろうとしただけなのにぃ。」

ラウラ「はぁ。」

同じメルトランとは言え・・・・・議員候補であり。
ラウラの口調は若干固めであるが、フェアリは固い感じの雰囲気のラウラに驚き。

もう少し柔らかく、同胞らしく喋ろうとラウラに提案する。

提案するフェアリに戸惑うも・・・・
かつては戦闘に否定し戦闘に立てば性格が好戦的に豹変するエースの変わりように。
驚くどころか、むしろ呆れるかのような表情を浮かべた。

フェアリ「確か、あなたはキヨラ・テキーヴァの部下で・・・今年マイクローン化したメルトランでしょ。」

ラウラ「知っているの?」

フェアリ「まぁねぇ、警備部隊のデータベースは一応見れるのよ。」

ラウラ「はぁ」

フェアリ「そこのロザは・・・・・」

ロザ「はぃ!?私まで?」

ゼントラーディ軍時代は名前を知っている程度で会った事のないフェアリだが。
何故か自分がマイクローン化した経緯や今に至る部分まで知っている。

議員候補ともあり、ゼントラーディ軍時代は指揮官で固いイメージがあったが・・・

結構馴れ馴れしい感じの印象が強い。
会ってまもないのに、まるで仲の良い戦友かのように馴れ馴れしい。
その後もゼントラーディ軍時代の話で盛り上がり、ラウラ達は押され気味だが・・・

フェアリ「少佐、デワントンは幸せにしてますか!」

桐原少佐「当然だろ、出来た妻だ・・・・最高だ!」

ラウラ「・・・・・・」

偶然通りかかった茂人も加わり話はヒートアップ。
茂人とフェアリは戦後、お互い結婚した時に会っており。
日本の東京シティーで飲み合った事がある。

自分の部隊長のまさかの交流関係にラウラとロザは押され気味である。

ミリア「ラカジーラ議員候補、どうも。」

フェアリ「エースのミリアねぇ、ここで会えるとは以外だわ。」

ミリア「私も人格変異のフェアリと会えるのは嬉しいわ、でも昔とは大違いね。」

フェアリ「平時は出来損ないと言うイメージを脱却したいからね、イメチェンしたの。」

話の中にミリアは加わる。
ミリアに対し常にいいイメージがないラウラは不機嫌な顔をする。
不機嫌な顔をするが、横に絵里が来ると表情を落ち着かせる。

フェアリ「それにしても特殊部隊のミリアと後はモーアは何故ここにいるのかしら?」

ミリア「私とこの馬鹿は・・・・」

星村絵里「なんだと!?」

ラウラ「ぷふふふふふ」

ミリア「あなたの選挙区の護衛に来たのよ。」

フェアリ「護衛にねぇ、なるほど。どおりで、北部の選挙区にティモシーがいると思ったら。」

ミリア「ティモシーも?」

話の中で護衛に関する話があるが、北部の選挙区の護衛にティモシーがいるらしい。
ティモシーとはティモシー・ダルダントンの事である。
現在は惑星エデン防衛軍の部隊長として活躍しており・・・・・・・

地球本国総司令部直々のご指名により、部隊を率いてマリトラーンに来ていた。

ラウラ「ティモシーってオールキル・ウィザードで有名なティモシーですか?」

ミリア「そのオールキル・ウィザードよ、ラウラ知らないの?」

ラウラ「知ってますよ、ただ聞いただけです。」

ティモシーはブリタイ艦隊きってのエースパイロット。
知らない者はいない程の有名人であり、茂人とは何度も戦っている。
オールキル・ウィザードの異名の通り容赦ない戦いぶりからの異名で。
敵は勿論、味方からも恐れられる程の技量を持っている。

ミリア「でもマリトラーンってそれほど、治安が悪いっけ?」

フェアリ「マリトラーン共和国内部の反統合分子マリトラーン解放軍が統合自治内でテロ行為してね。強硬派が統合軍の隙をついて、制圧行動。困ったもんだわ。」

ラウラ「戦闘になるの?」

フェアリ「絶対にあるとは言わないけど、たぶんね。」

アンサーズやミリア達、そしてティモシーがいると言う事は何か悪いことがある。
事実・・・マリトラーンの統合自治圏で、マリトラーン解放軍のテロ活動が起きている。

フェアリもそれを把握しており、少し焦りの表情を見せている。

ラウラやロザは一般隊員なので、何が起きるのかは察してないが。
茂人.ミリア.絵里はフェアリの言葉から、大体察している。

何も理解してなかったが
マリトラーンに行く前に与野党の候補と支持者を狙ったテロを思い出した。
もしかしたら、そのテロ行為が自分達の目の前で起きるかもしれない。
思い出したラウラは考えるかのように、口を押さえる。

そんな事をしている時・・・・・・

『緊急連絡、北部地区の各地でマリトラーン解放軍の攻撃あり。当基地は中央軍司令部の命令により、第二級警戒令を発動』

ラウラ「北部って」

ミリア「ティモシーがいる地区よ!」

北部地区でマリトラーン解放軍によるゲリラ攻撃が発生。
北部のみならず、南部.東部.西部.中枢部に潜んでいる解放軍が決起する可能性があり。

基地にいる兵士も慌てながら、配置につく。

桐原少佐「ラカジーラ議員候補、急いでシェルターに。」

フェアリ「分かりました、桐原少佐も気をつけて。」

フェアリは議員候補かつゼントラーディ人とは言え非戦闘員。
武器を持たない人間は戦場においては圧倒的弱者。

桐原少佐やロザの誘導の元シェルターに向かった。

その後、警戒警報は解除。
北部では多数の民間人や軍人が死傷する被害を出し、戦闘は収集した。
今日は選挙活動する予定だったが、安全面のため中止になってしまった。

その日の夜。

吉野大樹「ラウラ、どうした?パソコンを持って。」

ラウラ「いろいろと調べたい事があってね。」

ラウラがパソコンを持ちながら、カフェで調べ事をする。
偶然、一人でコーヒーを飲んでいた大樹がいたが・・・・・

それを気にせずパソコンを開く。

ラウラ「あった本日の戦闘の記録」

そこにあった、北部地区の戦闘の記録。
パソコンの中にある北部地区の戦闘の記録のファイルを開き。
一対、今回のマリトラーンの選挙を狙うマリトラーン解放軍について調べた。

戦闘の資料、首謀者いろいろ探す。

ラウラ「見つからないわね、ブラックボックス化している。」

吉野大樹「そんなもんだろ。」

いろいろと探すが何も見つからない。
どれもブラックボックス化している。
なんせ、マリトラーン解放軍は首謀者の情報はないから。

そんな事を知らないラウラ。
調べているうちにあるものを見つける。

ラウラ「これだ!」

偶然、ラウラが見つけた物とは戦闘映像。
この中に何かヒントがあるのかも知れない。

好奇心に駆られたラウラはその戦闘記録データを開いた。

ラウラ「これは・・・・」

映像ファイルを開いたラウラは驚く。
その中に意外な人物が映っていた。

その人物は・・・・・・

ティモシー

だった。
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第238話 惑星マリトラーン

2018-12-11 00:09:11 | マクロス外伝蒼い髪のメルトラン(再編成中)
ラウラ達を乗せたARMD級アルタミラと護衛艦隊は惑星マリトラーンに到着した。
アルタミラ艦隊を出迎えるように、マリトラーン自治軍の宇宙艦隊が出迎え・・・
誘導されるように、衛星軌道上に展開している宇宙ステーション基地に入港した。

そして、休む暇もなく・・・・
マリトラーン入りするアンサーズ全隊員とカールなどの一部の早期警戒部隊・・・
ダンシング・スカルから派遣されたミリアらの面々と、シーアンタレスから派遣された絵里の面々は・・・

大気圏突入ポイントに向かい、そのまま大気圏突入する。
無論であるが、夢華.美弥.カゴメの三人もシャトルに乗り、惑星マリトラーンに降下した。

【惑星マリトラーン.リックベルリン基地】

アンサーズらアルタミラから降下した部隊は、マリトラーン自治軍の基地であり・・・・
自治首都カリマッタ.スワート湾に面するリックベルリン基地に降下した。

リックベルリン基地の周辺には
現地軍の統合軍部隊.マリトラーン自治軍の兵士達が出迎えてくれた。
そして基地側が用意した官舎の自室に入り、制服に着替える。
着替え終わって、ラウラは大樹と合流し基地を探索する・・・・

ラウラ「結構綺麗な惑星ですね、幻想的な風景です。」

吉野大樹「まぁな、貴重な鉱物を始め豊かな自然に囲まれている・・・それにここの料理は美味いそうだ。」

ラウラ「なるほどね、こんなきれいな惑星が危険地帯だなんて信じられないわね。」

吉野大樹「見た目はそうだろうが、実際は泥臭い戦場さ・・・・見た目だけ判断していたら馬鹿を見る事になるぞ。」

惑星マリトラーンは、空の色は青色ではないが・・・・
誰もがうっとりするような、エメラルド色をした綺麗な空をしている。

ここが紛争地域で危ない惑星に見えない・・ラウラはそう思うが・・・・

大樹からそれは見た目だけであり、実際は泥臭い戦場だと言われる。
どんな幻想的な風景を見せる場所でも、実際どんなに黒い存在が暗躍しているか分からない・・・
何度もそのような経験をしている大樹からすればそれが当たり前だった。

星村絵里「ミリアはどう思う?」

ミリア「案外・・・油断していたら背後から、何かに襲われる雰囲気は出ているわね。」

星村絵里「やっぱりそう思うんですね、流石・・元エースのミリア。」

ミリア「モーア・・・流石な事は当然で、今も私はエースのミリアよ。」

この綺麗な風景においても、ミリアと絵里は警戒しているようである。

特殊部隊に勤務しているから分かる事だが・・・・
案外、平和そうな所こそ危険だと言う事が回りの風景を見ただけで分かる。

常に特殊な戦場に立っており。
不自然な異常事態に向き合っており、何が起きるかの発生時点は分かる。
異常事態が起きる原因を見つけ、対象する事により。

ミリアと絵里は今のマリトラーン情勢を察し。
今回の任務がただ事では済まない事を感じている。

ラウラ「ミリア?」

ミリア「お前は能天気でいいな、これから危険な任務に就くと言うのに・・・」

ラウラ「何よ、私が何かを感じてないと言いたいわけ?」

ミリア「そうだ。」

少し能天気のような発言をしたラウラにミリアが突っかかる。
ラウラも今のミリアの発言にムッとする。

能天気・・・・自分が・・・・・・

今のミリアの発言はラウラを怒らすには不十分とは言え、導火線に火をつける。

星村絵里「ミリア、言葉悪いわよ。」

ミリア「そうだったわね。」

吉野大樹「落ち着け、喧嘩をしにここに来たんじゃないぞ。」

ラウラ「分かったわよ。」

喧嘩になりそうだったので、大樹と絵里は二人の間に入り仲裁をする。
二人の仲裁と喧嘩の序盤であったため、二人は納得し喧嘩の炎はボヤで終わった。

とは言え、ラウラの不機嫌さは改善されてないが・・・・・・

桐原少佐「各員ブリーフィングを行うぞ。」

『ハッ』

茂人の号令でそのままブリーフィングに突入する。
消化不良満載であり、納得のいかないまま。

そんな状態で話を進めていきながら、ラウラは静かにブリーフィングの話を聞く。

ラウラ「やっと終わった、明日 例の議員候補に会うのか。」

ブリーフィングは無事に終了、話し合いの結果明日例の議員候補に会う事になった。
一体どんな人なのだろうか・・・・・・

イライラしている中でも、ラウラは明日会う議員候補が気になってしょうがない。

カゴメ「ラウラ。」

ラウラ「カゴメ、夢華、それに美弥まで」

相沢美弥「これから飲みに行くけど行く?」

ラウラ「行くよ、行く行く。」

ブリーフィングが終わってもイライラしているラウラを見たのか。
オペレーター三人娘は飲みに行かないかと行ってくる。

それに対してのラウラの反応は・・・・・

イライラして飲んでストレス発散したいとラウラは思っていたのか誘いに乗った。
まさに僥倖、丁度いい時に飲みに誘われたと。

今日はもうやることはないのでお酒飲んで月面からの旅の疲れを癒そう。
ラウラはそう思った。

!!乾杯!!

ロザ「まさか、あたしまで誘ってもらえるなんて。」

カゴメ「エラやアリサ、エミリーも誘いたかったけどフットサルやりたいから今いるメンバーだけど。」

ラウラ「これでいいんじゃない、飲めればいいし。」

劉夢華「あ~ん、ラウラは食べ物や飲むことばっかり~」

ラウラ「地球の食べ物は美味しいからいいでしょ、別に」

アルタミラ女性オペレーター主催の宴が始まった。
エミリー.エラ.アリサはフットサルのため不在でこの場にいないが。

これから予定のないロザをあっさり、宴に誘い乗りこの場にいる。

ラウラ「ロザもお疲れね。」

ロザ「疲れるわよ、ミリア隊の親玉と強さだけは次席がいるから。」

ラウラ「ははは考えることは同じか。」

ロザもストレス発散するかのように、ミリアと絵里に対する愚痴を言う。
同じメルトランからか、ミリア達に対する不満や緊張さによりイライラしてたようだ。

そのイライラからか、ロザはジョッキを手に取りおもいっきり酒を飲む。

相当ストレスが溜まっていたのか、飲む量が多い。
下手したら、二日酔いになるケースだ。

劉夢華「はいここまで、明日仕事できなくなったら駄目でしょ。」

ロザ「そんな。」

劉夢華「明日は基地司令官を迎えた会合とあるし、地方とは言え議員候補よ。粗相があっては、今後の出世に関わるわ。」

ロザ「それはそうだけど。」

相沢美弥「よぉは一時の酒一升に呑まれ後悔するべからずだよ。」

ロザ「分かったわ。」

結局、明日はいろいろとやらないといけない事もあるため。
ロザの飲酒は夢華や美弥により、止められる。

二日酔いして失敗するのを防ぐためだ。

ラウラ「私もお酒は程々にしよう。」

二人に酒を止められたロザの姿を見てラウラは酒は程々にしとく事を決める。
酒は強い方であるが・・・・・・・・
もしもの場合二日酔いになって出世に関わるようになったらまずい。

ラウラは飲みたい気持ちを我慢し、ソフトドリンクに切り替えた。

星村絵里「私まで変装させるなんて、何考えているの・・・・・・ミリア?」

ミリア「飲みながら監視よ、分かるでしょ」

星村絵里「監視ね。」

ラウラ達の様子をミリアは絵里と共に変装し監視していた。
特殊な経歴で特殊部隊扱いされるようになったイレギュラー。
元ラプラミズ艦隊キヨラ隊のラウラ・ベルタリア・・・・・・

二人は楽しく仲間と食べながら飲んでいるラウラを姿を見て
帰りたくなったとミリアは思った。

ミリア「何よ」

星村絵里「帰りたいと思いませんでしたか?」

ミリア「まさか、飲みたいし食べたいし帰らないわ。」

星村絵里「ふ~ん」

絵里は仲間と楽しく飲んでいる姿を見て帰りたくなったミリアを茶化す。
長い間、部隊員として同じ戦場で戦ってきた戦友であり。
ミリアの表情から、ラウラを羨ましくなり帰りたくなったと見抜いた。
見抜かれて動揺するかと思ったが、別に気にする様子もなくミリアは食事を続ける。

ミリア「モーア、私はラウラには恨まれるだろう。」

星村絵里「えっいきなりどうしたんですか?」

ラウラを監視しながら食事をしていたミリアだが、真剣な顔をして恨まれるだろうと告白する、
その告白に絵里は何を言えばいいのか分からないほど戸惑う。

恨まれる、一体何故・・・・・・

ミリアの語った言葉の意味に戸惑う絵里。
その意味をミリアは言葉にする。

ミリア「あいつが死なないようにするためよ!」

星村絵里「あいつってラウラの事ですか?」

ミリア「そうよ、ラウラ以外誰いるの?」

星村絵里「それはそうですね、はい。」

その言葉の意味
ラウラを死なないようにするため・・・・・・
ミリアの言葉を聞いた絵里は驚いた。

何故そこまでラウラに力をいれようとするのか気になる。

星村絵里「でもそんな事をしなくても、それは出来るはずです。」

ミリア「ラウラはあのキヨラの忠実な部下だ、忠誠心が強い上私への拒絶は強い。素直にやっても言うことは聞かないだろつ。」

星村絵里「ですが・・・・・・・」

ミリアの言う事に絵里は否定するが・・・、ミリアは正確に反論する。

ライバル部隊であったキヨラ隊の兵士で、キヨラに対する忠誠心の強く。
ミリアと激しくぶつかっていたラウラに、優しすぎる対応したら逆に反発する。

まったく逆効果な結果になり、ラウラは無惨な死に方になるだろう。
同じライバルとして見ていられないような、無惨な死に方に・・・・
そんな感じのラウラを接するには・・・・・

わざとラウラから憎まれ、嫉妬心を強め。
更に強いパイロットに覚醒させる必要がある。

ミリア「お前も変わったな、こんな事を言えるなんてな。」

星村絵里「変わりました、いろいろあれば人は変われます。」

ミリア「そんな変われる人ならば、馬鹿なお前まで変えたんだからあいつを変えるしかない。」

星村絵里「馬鹿は余計です。」

かつては戦闘馬鹿であった絵里こと、モーア・カリダム。
今ではたまに馬鹿な面は出るが、知性的な指揮官として活躍している。

こんな戦闘馬鹿の絵里が変わるのだから、ラウラも確実に変わる。
ミリアはそう確信していた。

その代償に自分へのラウラからの印象に大きな負の影響を与える。
だけど、ラウラからの自分自身への印象を悪くする。
これも仕方のない事、いつか会えないかつてのライバルで戦友キヨラに顔向け出来ない。

ミリア「・・・・・」

ラウラ「ロザ、しっかり任務果たせるかな?」

ロザ「果たせますよ、しっかりとやれますから」

ミリア「ラウラ・ベルタリアか・・・・」

ライバルのキヨラの部下ラウラ
キヨラから特別に可愛がられたわけじゃないが、立派に戦士の証はある。

信頼されてたのも事実だし、通信に割り込んでは悪口。

決していい奴ではないが、悪い奴ではない。
立派なゼントラーディの戦士であり、新統合軍のエースだ・・・・
強さは限界を越える、生きている限り・・・地球の戦術を知りながら。

ラウラ「明日は議員さん候補に会うんだね。」

ロザ「地方の代議士らしいからね、楽しみだな。」

ラウラ「一人メルトランがいるから誇らしいよ。」

明日の予定にラウラ達は興奮していた。
議員候補に会う予定であり、その一人のメルトランの自由共和党議員候補は特に楽しみ。

同胞が地方とは言え議員候補になるのは誇らしい。

是非とも会って心より応援したいと思った。

劉夢華「でも軍人は投票出来ないから気を付けてね。」

カゴメ「軍の決めごとによれば、選挙に立候補する特定の議員に投票できなくなっているの、気をつけてね。」

ラウラ「は~い」

決めごともあってか、ラウラは自由共和党の議員候補のメルトランに投票出来ない。
そればかりか、月面に住居があるので民間人であっても投票できない。

ラウラは不満げな表情を浮かべながらも受け入れた。

これも民主主義の国新統合政府の正規軍である統合軍の決まりだからしょうがない。
ラウラの方はまだまだ勉強不足であるので、上記な顔をしていた。

当分は続きそうで、ラウラ達の宴とミリア達の監視は続く
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メタルギアサヴァイブ

2018-12-09 22:37:16 | 日記
メタルギアサヴァイブ買いました。
クソゲーと言われてますが、結構頭を使うゲームなので面白いです。

是非皆さんもやろう。


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